AIツール2026年10月更新

OpenAI Dots(ドッツ)とは?使い方・料金・対象プランと安全設定【2026年10月】

公開日: 2026/10/01
更新日: 2026/10/15
OpenAI Dots(ドッツ)とは?使い方・料金・対象プランと安全設定【2026年10月】

この記事のポイント

OpenAI Dots(ドッツ)は専用のクラウドPCで24時間動き続けるChatGPTの常時稼働エージェント。対象はPro 100(月100ドル)以上とBusiness Premium席で、Plusは対象外。10月の更新でスマホのアプリからも作れるようになりました。機能・料金・日本での提供状況・使い方・安全設定を公式ドキュメントで整理します。

OpenAIのdots(ドッツ)は、専用のクラウドコンピュータとブラウザを持ち、ユーザーのPCを閉じたあとも目標に向けて作業を続けるChatGPTの常時稼働エージェントです。 2026年9月29日(米国時間)のDevDay 2026で発表され、現時点で使えるのは Pro 100/Pro 200/Pro 500(月100〜500ドル)と Business Premium席の利用者です。Plusでは使えず、Enterpriseは管理者が有効にするまで使えません。

公式の表記は小文字の「dots」で、1体ずつは「dot」と呼びます。日本は公式の除外地域(EEA・英国・スイス)に入っていないため対象です。10月5〜9日の更新で、iOS・AndroidのChatGPTアプリからもdotを作れるようになりました。ただし順次展開のため、対象プランでも画面に出てくるまで時間がかかることがあります。

この記事でわかること

  • dotsの仕組みと、通常のChatGPT・ChatGPT Workとの違い
  • できること(クラウドPC、アプリ連携、Slack対応、定期実行、頼む前の下調べ)と、Teamsなど経路ごとの対応状況
  • 10月の更新(スマホのアプリでの作成、Codexとの連携強化)
  • 対象プランと料金、利用上限の数え方、10月30日からのPro 200の変更、日本で使えるか
  • 作成から最初の依頼までの手順
  • カスタムルール4段階の設定、止め方の注意、企業の管理者が確認する権限
  • Gemini Spark・Grok Bot・Copilot Coworkとの違い

この記事の対象読者

ChatGPTの上位プランにdotsのためだけに上げるか迷っている個人の方、Business Premium席やEnterpriseでdotsを社内に入れるか判断する管理者・情報システム部門の方に向けて書いています。公式情報は、OpenAIの公式ドキュメント(learn.chatgpt.com)と公式コミュニティの告知で2026年10月16日に確認した範囲をもとにしています。

OpenAI dotsとは

dotsを提供するOpenAIのロゴ

出典: OpenAI公式YouTubeチャンネル

dotsは、ChatGPTの中で動く「会話が終わっても止まらない」エージェント機能です。 公式ドキュメントは「ツールやプロジェクトをまたいで仕事を進め続ける常時稼働エージェント(an always-on agent that keeps work moving across your tools and projects)」と説明しています。話しかけながら作業を任せられ、結果が出たときや判断が必要なときは、dotのほうから知らせてきます。

発表では、発行を忘れていた請求書を頼まれる前に作成した例が紹介されました(ITmedia AI+の報道)。公式ドキュメントでは、調査・データ分析・文書作成・ソフトウェア開発を任せられる仕事として挙げています。

項目

内容(2026年10月16日時点)

名称

dots(ドッツ)。1体ずつは「dot」

開発元

OpenAI

発表・提供開始

2026年9月29日(DevDay 2026)。順次展開中

搭載モデル

GPT-6 Astra(公式ドキュメントに明記)

提供形態

ChatGPTの機能(モバイルアプリ・デスクトップアプリ・デスクトップのブラウザ。スマホのブラウザは非対応)

実行場所

dotごとの専用クラウドコンピュータとブラウザ(ユーザーのPCがオフラインでも作業を継続)

話しかける経路

ChatGPT、Slack(Microsoft Teamsは招待制のアルファ版)

アプリ連携

ChatGPTで有効にしているプラグイン(発表時の報道では4,000以上)

体数

現在は1アカウントにつき1体

対象プラン

Pro 100/Pro 200/Pro 500、Business Premium席、Enterprise(管理者が有効化)

API

発表なし

dotには名前・形・色・目・メガネ・アクセサリーを選べるキャラクターの見た目があり、@名前-dot の形式のハンドルが付きます。Slackでは、このハンドルでメンションして話しかけます。

搭載モデルのGPT-6 AstraについてはGPT-6 Astraとは、同じ日に発表されたほかの新機能や新プランはOpenAI DevDay 2026まとめで整理しています。AIエージェントという考え方そのものはAIエージェントとはが入口になります。

通常のChatGPT・ChatGPT Workとの違い

最大の違いは「依頼がなくても、会話が終わっても動き続ける」点です。 通常のChatGPTは質問に答えたら止まり、ChatGPT Workは任されたタスクが終わったら止まります。dotsは担当業務を持ったまま待機し、状況が変われば自分から次の手を考えてフォローします。

公式ドキュメントの使い分けは次のとおりです。

  • Chat: 答え・説明・アイデア・下書きがほしいとき
  • ChatGPT Work: 調査・分析・ファイル作成などのタスクを、今すぐか定期で任せたいとき
  • Codex: ソフトウェアの構築・デバッグ・テスト・レビュー
  • dot: 続いていく担当業務を追いかけ、状況の変化に合わせて次の手を考え、会話の合間もフォローしてほしいとき

比較ポイント

通常のChatGPT(Chat)

ChatGPT Work

dots

動く単位

1回の質問

1つのタスク

継続する目標・担当業務

会話・タスクが終わったら

止まる

止まる

作業を続け、変化があればフォロー

頼む前に動く

しない

イベント起動・定期実行は可

何もしていない時間に下調べ(プロアクティブリサーチ)

実行環境

なし

クラウドブラウザなど

dot専用のクラウドPC+ブラウザ(自分のPCとの接続も任意で可)

話しかける経路

ChatGPT

ChatGPT

ChatGPT・Slack(どこからでも同じdot)

記憶

ChatGPTのメモリ

ChatGPTのメモリ

dot専用のメモ+ChatGPTのメモリ

対象プラン

Free以上

Free以上(FreeとGoはデスクトップアプリのみ)

Pro 100以上・Business Premium席など

ChatGPT Workの料金や機能の詳細はChatGPT Workとは、チームで共有するエージェントについてはChatGPTのワークスペースエージェントを参照してください。dotsは、WorkやCodexのタスクを自分で起動して使い分ける「上の層」に当たります。

2026年10月のアップデート

10月5〜9日の更新で、スマホのアプリからdotを作れるようになり、Codexとの連携も強まりました。 OpenAIの公式ドキュメント(What's new)と公式コミュニティの告知で発表された主な変更は次のとおりです。

変更点

内容

モバイルアプリで作成

iOS・AndroidのChatGPTアプリ(最新版)からdotを作れる。名前・見た目の設定とプラグインの接続もアプリで可能。ChatGPTを開いたときにdotとの会話を最初に表示する設定も選べる

Codexで作業を始める

dotがCodexで作業を始め、既存のCodexのスレッドを追いかけられる

文脈の探し方

ChatGPTの会話を横断して検索し、既存のCodexスレッドや定期実行の文脈を使う。既存スレッドを続けるか新しく始めるかの判断も改善

ChatGPT Workの定期実行

dotがWorkの定期実行(automations)を読み、編集できる

そのほか

クラウドブラウザの高速化、通知の削減、認証コードの自動入力、Outlook設定やGmailのプレビューで承認ボタンが隠れる不具合の修正など

スマホのブラウザ版ChatGPTは引き続き非対応です。また、自分のPCとの接続だけは今もデスクトップアプリからしか設定できません。スマホで作った場合も、PCを使わせたいときは後からデスクトップアプリでつなぎます。

dotsでできること

クラウド上の仮想マシンでシステム情報を表示したターミナル画面

dotsでできることは、大きく「専用のPCで動く」「アプリをまたいで作業する」「どこからでも話せる」「頼まなくても追いかける」の4つです。

専用のクラウドPCで作業する

dotはクラウド上に専用のコンピュータとブラウザを持ち、調査・ファイル作成・ソフトの実行を行います。dotのプロフィールの[Computers]から作業中の画面を見られます。見ているだけでは操作は移らず、[Take over]でマウスとキーボードを引き継ぎ、[Return control]で返します。

クラウドPCのファイル・ソフト・ブラウザのセッションは、ユーザーのPCのものとは別です。自分のPCでGmailにログインしていても、dot側のブラウザはログインしていません。クラウドPCの状態は、使っていない間も保たれます。

自分のPCとつなぐ(任意・初期状態はオフ)

ローカルのファイルを使わせたい場合は、そのPCのChatGPTデスクトップアプリでdotのプロフィールを開き、[Computers]>[Your computer]>[Allow access]を選び、確認画面でもう一度[Allow access]を押します。

  • 接続できる個人のPCは同時に1台だけ
  • dotが使っている間は、PCをオンラインにしてChatGPTアプリを開いたままにしておく必要がある
  • 「Offline」と表示されても接続が取り消されたわけではない。解除は[Revoke access]
  • この権限は、PCをCodexにつなぐ設定やWork Syncとは別物。どちらか一方を許可しただけでは、dotはPCを使えない
  • 一度つなげば、スマホからdotに話しかけたときにも有効

PCをオフラインにするとローカルの作業は止まりますが、クラウドPC側の作業は続きます。

アプリと連携する(発表時の報道では4,000以上)

Gmail、Google Drive、GitHubなどのアプリは、アカウントで有効にしているプラグインを、今の権限のまま使います。公式の例では、Gmailでメールを探す、Google Driveで文書を読み書きする、GitHubでIssueを調べてプルリクエストを準備する、といった使い方が挙がっています。

ChatGPTのアプリ権限はそのままdotにも適用されます。たとえばメールを「読む」は許可、「送る」は許可しない、という既存の設定が引き継がれます。裏を返せば、ChatGPTですでに広く許可しているアプリは、dotからも同じ範囲で使われうるということです。dotsを作る前に、ChatGPTの接続済みアプリを一度見直しておくのが安全です。

なお「4,000以上のアプリ」は発表時の報道の数字で、10月16日時点の公式ドキュメントのページには数の記載がありません。

メッセージの経路・プラグイン・自分のPCはそれぞれ別の接続で、どれか1つをつないでも、ほかの接続は許可されません。

ログインが必要なWebサイトを使う

ログインが必要なサイトでは、会話とは別の専用フォームにID・パスワード・認証コードを入力します。入力した情報は会話の外のリモートブラウザに送られます。[Take over]で自分の手でログインし、[Done]でdotに戻す方法もあります。

[Save to Passwords]でログイン情報を保存することもできますが、保存したログインで新たにサインインするときは、毎回本人の確認が入ります。チャット欄にパスワードを直接貼った場合は、この仕組みの外になります。

クラウドブラウザからのアクセスを拒むサイトや、追加認証を求めるサイトもあります。その場合は、接続した自分のPCで試すようdotに頼めます(別のローカルタスクとして動き、ログイン状態は引き継がれません)。

ChatGPT・Slack・Teamsから話しかける

経路

現時点の状況(2026年10月16日)

ChatGPTモバイルアプリ(iOS・Android)

dotの作成・メッセージ・通話ができる(最新版のアプリが必要)

ChatGPTデスクトップアプリ・デスクトップのブラウザ

作成・メッセージ・通話ができる。自分のPCとの接続はデスクトップアプリのみ

スマホのブラウザ版ChatGPT

非対応

音声通話

会話画面の電話ボタンから。通話を切っても任せた作業は続く

Slack

DMと、追加したチャンネルのスレッド内でのメンションに対応

Microsoft Teams

個人向けガイドは「メッセージできる」と記載。Enterprise向けの管理者ガイドでは招待制のアルファ版とされ、一般にはまだ使えない

テキストメッセージ

近日対応予定(Texting is coming soon)

dotからの電話

予定。現在はユーザーからの発信のみ

どの経路から話しかけても相手は同じdotで、メモは共通です。ただし会話そのものは経路ごとに分かれ、ChatGPTでの会話がすべてSlackに映るわけではありません。非公開の会話で扱った内容をほかの人に見せる前には、dotが許可を確認します。

Slackで注意したいのは次の2点です。

  • dotに作業を指示できるのはオーナーだけ。チャンネルのほかの人のメッセージでは作業は始まらない。ただしスレッド内の発言を文脈として使うことはあり、dotの投稿はその会話を見られる全員に見える
  • チャンネルに追加しただけでは見張りは始まらない。どのチャンネルで何を見張り、いつ知らせるかを指示し、定期タスクとして確認させる必要がある

タスクの並行実行・定期実行・イベント起動

dotは複数の担当業務を同時に持ち、同じ会話の中で優先順位を変えたり仕事を足したりできます。バックグラウンドでほかのエージェントを並行して動かし、結果をdotに報告させる使い方もできます。

扱えるタスクは次のとおりです。

  • 接続した自分のPCでの、新しいChatGPT Work・Codexのローカルタスク
  • 既存のローカルのCodexタスクの続き
  • 事前に作ったCodexのクラウド環境での、新しいコーディングタスク(PCはオフで可)
  • dot自身が作ったタスクのフォロー

10月の更新で、dotがCodexで作業を始めて既存のスレッドを追いかけたり、ChatGPT Workの定期実行を読んで書き換えたりできるようになりました。Codexの使い方はOpenAI Codexとはで解説しています。

動き方は3種類あります。

  1. 自分で判断して動く: 状況に応じて一時停止・再開する。毎回の定期設定は要らない
  2. 定期実行: 何を確認・更新するか、時刻とタイムゾーン、終了日、通知する変化の条件、結果の送り先を指定し、dotに確認させて確定する。[Scheduled]画面で確認できるほか、dotに一覧・変更・取り消しを頼める
  3. イベント起動: Slackのチャンネルに新しいバグ報告が来たときなど、対応サービスでの出来事をきっかけに動く

公式ドキュメントは、タスクが「完了」と表示されても目的が達成されたとは限らないと明記しています。結果は自分で確かめる前提で使いましょう。

頼む前に調べる「プロアクティブリサーチ」

dotは何もしていない時間に、読む許可のある情報を自分で調べ、非公開のメモにまとめます。このプロアクティブリサーチは読み取りだけで、メッセージ送信・アプリの変更・ブラウザやPCの操作は行いません。調べた結果を実際の操作に移すには、そのための権限と承認が別に必要です。

記憶(メモ)

dotの記憶は、会話の文脈、関連するChatGPTのメモリ、dot自身のメモ(好み・決定事項・進行中の仕事)でできています。dotのメモはChatGPTの保存メモリとは別のもので、会話の完全な記録でもありません。そのため、ChatGPTのメモリ設定を変えても、dotがすでに書いたメモが変わるとは限りません。

dotsの強みと弱み

強みは「PCを閉じても仕事が進み、スマホやSlackから同じ相手に頼める」こと、弱みは「料金が高く、記憶や実行済みの操作を細かく取り消せない」ことです。

強み

弱み・制約

専用のクラウドPCで24時間作業を続ける

Plusでは使えず、最安でもPro 100(月100ドル)

ChatGPTで使っているアプリを、今の権限設定のまま使える

現在は1アカウント1体。追加のdotは料金未発表

スマホのアプリ・デスクトップ・Slackのどこからでも同じdotに頼める

スマホのブラウザは非対応。PCとの接続はデスクトップアプリから。Teamsは招待制のアルファ版

頼む前の下調べは読み取りのみで、実行には許可が要る

記憶を項目ごとに管理する手段が限られる。アプリを切断しても取り込み済みの情報は残る

パスワード変更などは本人に戻す設計

dotを削除しても、連携先で実行済みの操作は元に戻らない

外部への送信や情報共有の前に自動レビューが入る

APIは未発表で、自社サービスに組み込めない

dotとの会話自体はChatGPTの利用上限に数えない

dotが動かすWork・Codexのタスクは上限を消費する。18歳未満は利用不可。ProはEEA・英国・スイスで使えない

公式は、dotsは間違えることがあるので重要な結果と出典は確認するよう注意書きしています。成果物は「下書き」として受け取り、確認する前提で使うのが現実的です。

対象プランと料金

dotsの対象プランを案内するChatGPT公式ドキュメントのイメージ

出典: ChatGPT公式ドキュメント(learn.chatgpt.com)

dots単体の料金はなく、対象プランに1体目が追加料金なしで含まれます。 個人ならPro 100(月100ドル)、法人ならBusiness Premium席が最も安い選択肢です。

プラン

月額(米ドル)

dots

提供地域・条件

備考

Free/Go/Plus

$0/$8/$20

×

―

対象外

Pro 100/Pro 200/Pro 500

$100/$200/$500

○(1体目は追加料金なし)

EEA・英国・スイスを除く。18歳以上

Pro 200は10月30日から利用枠が変わる(報道)

Business(Standard席)

$25/人(年払い$20)

公式記載なし

―

公式が対象としているのはPremium席のみ

Business Premium席

$125/人(年払い$100、報道ベース)

○(1体目は追加料金なし)

全世界で順次展開

国内の税別価格は月19,250円(年払いは月換算15,250円)と報じられている

Enterprise

要問い合わせ

○

全世界で順次展開

初期状態はオフ。管理者の有効化が必要(管理画面の表記は「Use dots (Beta)」)

発表時の報道ではEduとHealthcareもベータの対象とされていましたが、10月16日時点の公式ドキュメントの対象欄にはこの2つの記載がありません。該当するワークスペースでは、管理画面に項目が出るかを確認してください。

Pro 500はDevDay 2026で新設された最上位のプランで、高速応答のUltrafastはPro 500だけで使えます。dotsがUltrafastを使うかどうかは公式に記載がありません。Pro 500の中身はChatGPT Pro 500とUltrafast、プランごとの細かな違いはChatGPTの料金プランで確認できます。

利用上限の数え方

公式ドキュメントの記載は次の3点です。

  • dotとの会話は、ChatGPTの利用上限に数えない
  • dotが起動・管理するChatGPT WorkやCodexのタスクは、それぞれの上限を通常どおり消費する
  • 重い作業のための利用枠がプランに含まれ、公開後1か月は上限が拡大される(公式の表現は "extended limits for the first month after launch")

国内の一部報道では「最初の1か月は無制限」と書かれていますが、公式の表現は「上限の拡大」です。無制限とは書かれていないため、重い作業を大量に回すと上限に達することがあります。拡大期間の正確な終了日と、その後の条件は10月16日時点で発表されていません。9月29日の公開から数えると10月末前後に変わる可能性がありますが、これは編集部の推測です。

Pro 200は10月30日から利用枠が変わる

Pro 200でdotsに重い作業を任せている人は、10月30日以降に上限に達しやすくなる可能性があります。 TheNextWebの報道(2026年9月29日)によると、Pro 200は10月30日から次のように変わります。

項目

10月29日まで

10月30日から

ChatGPT Work・Codexの利用枠

Plusの20倍

Plusの10倍

GPT-6 Proのメッセージ

週200回

週100回

月額

200ドル

200ドル(据え置き)

既存の契約者には、1回限りで2,500ドル分のクレジットが付与され、年末に失効すると報じられています。dotとの会話そのものは上限に数えませんが、dotが動かすWorkやCodexのタスクはこの枠を使います。毎日Codexを大量に回す人は、Pro 500との差額と比べて判断するのがよいでしょう。なお、この変更は報道をもとにした情報で、編集部はOpenAIの料金ページ本文では確認できていません。

今後追加される料金オプション

OpenAIは、追加のdotや、dotごとの処理速度・月間の作業量を引き上げるオプションを今後提供するとしています(発表時の報道)。価格は未発表です。「1体目はプランに込み、重い作業や追加のdotは後から有料」という段階的な料金になる見込みのため、法人で予算を組む場合は拡大期間後の条件発表を待ってから本格展開するのが無難です。

日本で使えるか

日本はPro・Business Premiumともに対象です。 公式が除外しているのはProのEEA(欧州経済領域)・英国・スイスだけで、Business PremiumとEnterpriseは「全世界で順次展開(Rolling out worldwide)」とされています。

ただし、日本を名指しした公式記載はなく、展開は順次です。公式も「対象プランでも、すぐには表示されないことがある」と書いています。表示されない場合は、ChatGPTアプリを最新版に更新するか、時間をおいて chatgpt.com/dots を開き直してください。日本語での動作品質についても公式の記載はありません。国内の体験記事では日本語でやり取りできたと報告されていますが、品質の保証ではない点は押さえておきましょう。

dotsの使い方(始め方)

ノートパソコンで設定画面を操作しているイメージ

dotはスマホのChatGPTアプリか、デスクトップで chatgpt.com/dots を開くところから作れます。 手順は次のとおりです。

  1. ChatGPTモバイルアプリ(iOS・Android の最新版)、デスクトップアプリ、デスクトップのブラウザのいずれかで dots を開き、dotを作る
  2. メール・カレンダー・ファイルなど、使わせるアプリ(プラグイン)を接続する。後回しにしても可
  3. 名前・形・色・アクセサリーを設定する
  4. 自分のPCを使わせたい場合は、デスクトップアプリでdotのプロフィールから[Computers]>[Your computer]>[Allow access]を選ぶ(スマホでは設定できない)
  5. dotのプロフィールの[Add]から、Slackなどの経路を接続する
  6. 最初の会話で、自分の仕事の文脈(担当業務・優先順位・参照してほしい資料)を伝える

公式は「目標を伝える → 必要なアプリを接続する → 自分で判断してよい範囲を決める → dotが持ってきた結果を確認する」という流れで使うことを想定しています。

最初に任せるとよい仕事

公式のコツは、単発の依頼より「継続して追いかける仕事」から始めることです。あわせて、優先順位と参照元、そしてどの判断に自分の確認が必要かを最初に伝えておくと、dotが勝手に進めすぎるのを防げます。

仕事の例

dotに任せる範囲

自分が確認するところ

毎朝の受信メールとSlackの要約

読み取り・要約・優先度付け

返信が必要なものの判断

競合・業界ニュースの定点観測

定期実行で調査・メモ化

社内共有するかどうか

GitHubのIssue整理とバグ修正

Codexタスクの起動・既存スレッドの追跡・テスト

マージ

インタビューの文字起こしとSNS投稿の下書き

文字起こし・要約・下書き

投稿

請求書・見積書の作成漏れチェック

漏れの検出と下書き作成

送付

ChatGPT Workの定期実行の棚卸し

一覧化・不要なものの洗い出し・変更案

変更・停止の判断

送信・投稿・マージなど「外に出る操作」は、慣れるまでカスタムルールで「Ask before taking action(実行前に確認)」にしておくのがおすすめです。公式も、返信の下書きを頼んだことは送信の許可にはならないと説明しています。

dotsの安全設定

フェンスにかけられた南京錠(安全設定のイメージ)

dotsの安全設定の中心は「カスタムルール」で、操作ごとに「確認なしで実行」から「ユーザーに引き渡す」までの4段階を選べます。 ただしパスワードの変更のように、ユーザーが設定を変えても本人に戻される操作もあります。

安全の仕組みは5層

発表時、OpenAIはdotsの安全対策を次の5層で説明しました。

  1. GPT-6 Astra自体が危険な依頼を断るように学習されている
  2. プラグインの権限(ChatGPT・Work・Codex共通)
  3. ユーザーが設定するカスタムルール
  4. Auto-review(自動レビュー): アカウントに影響する操作や情報共有の前に、ユーザーの指示・権限・カスタムルール・組み込みの安全要件と照らし合わせ、「そのまま進める」「ユーザーの承認が必要」「ユーザー自身が行う手順を含む」のどれかに振り分ける
  5. 継続的な安全監視(懸念を検出すると作業を一時停止・停止できる)

公式ドキュメントでは、組み込みの安全対策・既存のアプリ権限・自動の承認チェックは、何も設定しなくても最初から有効になっているとしています。

カスタムルールの4段階

カスタムルールは、dotを作ったあとに、設定 > パーソナライズ >[Permissions]の下の[Custom rules]から追加します。[Add]で操作を説明し、扱いを選んで[Add rule]を押します。

画面の表記

意味

Take action without asking

確認なしで実行する

Take action when you say so

ユーザーがはっきり頼んだときだけ実行する。それ以外は実行直前に確認

Ask before taking action

実行前に毎回確認する

Hand off to you

ユーザーに操作してもらい、dotは実行しない

公式の例では、顧客へのメッセージ送信は「Ask before taking action」、共有プロジェクトのファイル削除は「Hand off to you」にしています。文章の書き方や報告の好みは会話で伝え、カスタムルールは「いつ実行してよいか」を決めるもの、というのが公式の整理です。

カスタムルールでできないこともはっきり決まっています。

  • アプリやPCへのアクセス権を新たに与えること
  • 組み込みの安全要件を上書きすること
  • 必ず入る確認(保存したログインを使うときの承認など)を外すこと

アプリの操作権限は、カスタムルールとは別に[Open Plugins]から確認します。また公式は、カスタムルールは「dotが守ろうとする指示」であり、間違えることがあるとも書いています。取り返しのつかない操作は、ルールだけに頼らず承認を挟むのが基本です。

OpenAI側で決まっている扱い

操作

dotsでの扱い

確認状況

パスワードの変更

ユーザー自身が行う(dotは実行しない)

公式ドキュメントで確認

保存したログインでの新たなサインイン

毎回本人の確認が必要。カスタムルールで外せない

公式ドキュメントで確認

送金

ユーザーに戻す

公開時のヘルプセンターの説明。10月16日時点では再確認できず

データの完全削除、出所不明のソフトのインストール、セキュリティに関わる新しい権限の付与

毎回確認が必要

同上

カードでの購入

承認が必要。内容が具体的なら事前承認も可

同上

再確認できていない項目は今後変わる可能性があります。お金や権限に関わる操作は、カスタムルールでも「Hand off to you」か「Ask before taking action」にしておくと安心です。

編集部がすすめる最初の設定

公式の推奨設定ではありませんが、使い始めの1〜2週間は次のように厳しめに設定し、dotの動きを見てから広げていく進め方が安全です。

操作の種類

最初の設定

理由

調査・要約・メモ作成

Take action without asking

外部に影響しない

下書きの作成(メール・資料・投稿)

Take action without asking

送信しなければ影響しない

メール送信・Slackのチャンネル投稿

Ask before taking action

誤送信は取り消せない

ファイルの変更・移動

Ask before taking action

共有ファイルの上書きを防ぐ

予定の登録・変更

Take action when you say so

相手のいる予定に影響する

購入・契約・社外への申し込み

Hand off to you

費用と契約責任が発生する

あわせて、ChatGPTで接続済みのアプリのうち、dotに使わせる必要がないものは外しておきましょう。dotsはChatGPTのアカウントで動くため、アカウント自体の保護も重要です。不正ログイン対策はChatGPTの高度なアカウントセキュリティやChatGPTのロックダウンモードで解説しています。

作業を止める方法と、止まらないもの

どの操作で止めるかによって、止まる範囲が違います。特に一時停止しても、任せたタスクや予約済みの定期実行は止まらない点に注意してください。

止めたいもの

操作

注意点

進行中のメインの作業

一時停止(Pause)

止まるのは今のメインの作業だけ

dotが任せたタスク

[Activity]画面から個別に停止

タスクごとに止める必要がある

定期実行

[Scheduled]画面で無効化・削除。dotに取り消しを頼むことも可

一時停止とは別に操作する

dotそのもの

dotを削除

元に戻せない。実行済みの操作も戻らない。会話・メモ・定期タスクの扱いは削除時の確認画面に表示される

止めても削除しても、すでに実行した操作は戻りません。ほかの人に届いたメッセージも取り消せません。

記憶まわりにも取り消せない部分があります。アプリを切断しても、dotがすでに取り込んだ情報は消えません。ChatGPTのメモリ設定を変えても、dotのメモが変わるとは限りません。機密情報を扱った場合や担当者が退職する場合は、保存メモリとリセットの手段をあらかじめ確認しておく必要があります。

会話データが学習に使われるか

  • ChatGPTのデータコントロールは、dotとの会話と作業にもそのまま適用される
  • プロアクティブリサーチの結果とdotの非公開メモは、モデルの学習に直接使われない。ただし、その内容が対象となる会話やタスクに入った場合は、データ設定に従う
  • Enterprise: 初期設定で学習に使われない
  • Proなどの個人プラン: 「すべての人のためにモデルを改善する」の設定によって決まる。使われたくない場合は、この設定をオフにする

企業の管理者が確認する設定

Enterpriseでは、dotsは初期状態でオフになっており、管理者が権限を有効にするまでメンバーは使えません。 公式の管理者ガイドに載っている権限は次のとおりです。

権限

内容

Use dots(画面の表記は Use dots (Beta))

メンバーがdotsを使えるか。ワークスペースの既定値かカスタムロールで付与

Add dots to Slack

dotをSlackに参加させられるか

Allow local computer access

dotがメンバーのPCを使えるか(別途、管理者のオプトインが必要)

Use custom rules for dots

メンバーがカスタムルールを追加・編集できるか

Cloud computer capabilities

クラウドブラウザの利用、クラウドのネットワークアクセス、クラウドコンピュータの利用

Use password manager

ログイン情報の保存を許可するか

設定は[Workspace settings]>[Permissions & roles]から行います。以前は「Add dots to Slack and Microsoft Teams」と案内されていましたが、現在の権限名はSlackのみで、Teamsは管理者ガイド上「招待制のアルファ版」の扱いです。

管理者が押さえておきたい点は次のとおりです。

  • 権限を付けても、Slackや各アプリ、PCとの接続は自動では行われない。Slack側はSlackワークスペースのオーナーかアプリ管理者がChatGPTアプリを入れて承認し、各メンバーがdotのプロフィールから接続する
  • クラウドポリシーで enforce_residency が有効だと、dotsのローカルPC接続は使えない
  • Enterpriseのモデル設定や既定値は、dotsには適用されない
  • dotsへのアクセスを取り消しても、アプリの接続解除やサイトからのサインアウトの代わりにはならない
  • メンバーのメッセージとdotの返信はCompliance APIで調べられ、利用状況はAnalytics APIで確認できる。記録される範囲は導入前に確かめておく

dotsで試したあと、社内の基幹システムとつないで承認・停止・再実行まで含めて業務で回したい場合は、既製のエージェントの設定だけでは足りず、その部分を自社で作り込む必要が出てきます。どこまでの開発が要るかはAIエージェントの本番導入で追加する開発範囲で整理しています。

DevDay 2026では、組織ごとの役割を持つ「Specialist dots」(Enterprise向けプレビュー)と、Microsoft Agent 365との統合予定も発表されたと報じられています。Agent 365についてはMicrosoft Agent 365とはで解説しています。

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

初回相談は無料・30分(オンライン)。要件が決まっていなくても大丈夫です。改修100万円〜・PoC300万円〜(税別)

報じられた安全評価と残るリスク

発表時の報道では、OpenAIの試験でプロンプトインジェクション攻撃は成功しなかった一方、連続して任せるタスクが増えるほど「任された範囲を超える動き」が増えたとされています。 公式ドキュメントも、dotsは間違えることがあり、重要な結果は確認するよう求めています。

GPT-6 Astraのシステムカードにあるdotsの付録として、海外メディアは次の結果を報じました。編集部ではシステムカード本文を確認できておらず、別の数字を伝える報道もあるため、目安として見てください。

試験

報じられた結果

悪意のある指示を仕込んだメール16,600通(100回の一括シミュレーション)

攻撃の成功ゼロ

100本の反復攻撃チェーン、有効な試行2,638回

攻撃の成功ゼロ

連続タスク数を5→10に増やした試験

範囲外の動きの検出率が8.6%→19.7%に増加(重大な違反やデータの持ち出しは確認されず)

いずれもOpenAIが自社で用意した攻撃パターンでの結果で、実運用で乗っ取られないことの証明ではありません。メールやWebページに仕込まれた指示でエージェントを操る手口は、ほかのエージェント製品でも問題になっています。仕組みはClaude Codeのプロンプトインジェクション対策が参考になります。OpenAIは9月29日に、メール・ファイル・コードのコメントを通じて広がる「自己複製するプロンプトインジェクション」を研究として報告しています(The Registerの報道)。訓練・評価用の環境の外での被害は確認されていないとのことですが、この報告は、メールやSlackを読ませるdotsでも外に出る操作の前に承認を挟む理由になります。

また、dotsとは別の事案として、OpenAIが社内評価で動かしていたエージェントが人の指示なしに豪政府のMedicare統計ポータルの制限を回避した件(OpenAIのエージェントによるMedicareポータル事案)や、研究モデルがサンドボックスを抜けたことを受けて最上位モデルのツール使用を伴う学習・評価を止めた件(OpenAIのサンドボックス脱出と一時停止)も公表されています。いずれもdotsで起きた事案ではありません。 10月16日時点で、dots固有の事故や障害の報道も見つかっていません。ただ、これらの事案は、自律的に長く動くエージェントには範囲外の動きをするリスクがあることを示しています。長時間タスクの安全性についてはOpenAIの長時間タスクの安全対策でも扱っています。

他社の常時稼働エージェントとの違い

dotsの特徴は、ChatGPTのアプリとSlackから同じdotに話しかけられることと、頼む前の下調べを標準で行う点です。 2026年は各社が「クラウドで動き続けるエージェント」を相次いで出しており、利用中のサービスとの相性で選ぶのが基本です。

比較ポイント

OpenAI dots

Google Gemini Spark

xAI Grok Bot

Microsoft Copilot Cowork

提供開始

2026年9月29日

2026年5月発表、日本は7〜8月から

2026年8月11日(早期ベータ)

2026年6月16日(一般提供)

実行場所

dotごとの専用クラウドPC

Google Cloudの隔離された仮想マシン

クラウドのLinux仮想マシン(アカウント内の全Botで1台を共有)

Microsoft 365内の一時的な隔離環境

主な連携先

ChatGPTのプラグイン(Gmail・Drive・GitHubなど)

Gmail・カレンダー・DriveなどGoogleサービス

ログインできるWebサービス全般(画面操作)

Outlook・Teams・Word・Excelなど

話しかける場所

ChatGPT(スマホ・PC)・Slack

Geminiアプリ

デスクトップ・モバイルアプリ

Microsoft 365 Copilot・Outlook・Teams

必要なプラン

Pro 100($100)以上、Business Premium席

Google AI Pro(月2,900円)以上

SuperGrok Heavy(約$300)など

Microsoft 365 Copilotライセンス+従量課金

日本での利用

可(除外地域外。順次展開)

可

対象プラン加入者

可

※ 他社製品の情報は、各解説記事の執筆時点で公式情報をもとに確認した内容です。

  • Googleのサービス中心で、費用を抑えたい → Gemini Spark
  • Microsoft 365中心の会社 → Copilot Cowork
  • APIのない社内システムを画面操作で動かしたい → Grok Bot
  • ChatGPT・Slack・GitHubを横断し、PCを閉じても追いかけてほしい → dots

なお、10月にはCopilotKitがdotsに似た仕組みを再現するオープンソースのテンプレート「OpenDots」(MITライセンス)を公開しています。名前は似ていますが、OpenAIの公式製品ではありません。Anthropic側のエージェントの記憶の仕組みはClaude Coworkのメモリ機能で解説しています。

dotsはこんな人におすすめ/おすすめしない人

メール・Slack・GitHubなど複数のツールにまたがる「追いかける仕事」が多い人には向いていますが、月20ドルのPlusで足りている人が乗り換えるほどの必須機能ではありません。

こんな人におすすめ

  • メール・Slack・GitHub・カレンダーをまたいだ定型の確認や追跡業務が多い人
  • PCを閉じたあとや移動中も、調査や下書きを進めておいてほしい人(スマホのアプリから指示できる)
  • すでにProを契約していて、CodexやChatGPT Workのタスクを毎日回している人
  • Slackのチームの中に、AIの担当者を置きたい小規模チーム
  • Business Premium席を検討しており、上位席の使い道を探している法人

おすすめしない人

  • ChatGPT Plusで用が足りていて、月100ドル以上を払う理由がない人
  • EEA・英国・スイス在住のProユーザー(Proでは使えない)
  • Microsoft Teamsだけで使いたい会社(Teamsは招待制のアルファ版)
  • 送金や社外への送信を、確認なしで完全に自動化したい人
  • APIで自社サービスに組み込みたい開発者(API未発表)
  • 記憶を項目ごとに管理できないと困る、機密情報の多い業務

状況

おすすめの選択

個人で、まず常時稼働エージェントを試したい

Pro 100で1体を使う

個人で、Codexも大量に使う

10月30日以降のPro 200の枠を確認し、足りなければPro 500

会社でまず数人に試させたい

Business Premium席を対象者だけに割り当てる

大企業で全社展開を検討

Enterpriseで「Use dots (Beta)」を一部のロールだけに付け、PC接続とカスタムルールはオフのまま試験導入

Plusで十分、追加費用は出せない

現時点ではChatGPT Workの定期実行・イベント起動で代用

今後の予定と、まだ決まっていないこと

dotsは公開から半月あまりで、料金・対応経路・体数がこれから変わる段階です。

項目

現時点の状況(2026年10月16日)

公開後1か月の利用上限の拡大

実施中。終了日と終了後の条件は未発表(10月末前後に変わる可能性があるというのは推測)

Pro 200の利用枠

10月30日からWork・Codexの枠がPlusの10倍に縮小(報道)

追加のdot

予定あり。価格は未発表

処理速度・作業量の拡張オプション

予定あり。価格は未発表

テキストメッセージ

近日対応予定

dotからの電話

予定あり。時期未定

Microsoft Teams

招待制のアルファ版。一般提供の時期は未発表

モバイルアプリ

10月5〜9日の更新で作成まで対応済み。スマホのブラウザは非対応

チーム用dots、Specialist dots

Enterprise向けにプレビュー・予定と報道。Microsoft Agent 365と統合予定

API

発表なし

よくある質問

dotsは無料プランやPlusでも使えますか?

使えません。対象はPro 100/Pro 200/Pro 500、Business Premium席、管理者が有効にしたEnterpriseです。Plusで常時動くタスクを試したい場合は、ChatGPT Workの定期実行やイベント起動が近い機能になります。

Business(Standard席)でも使えますか?

公式が対象として明記しているのはBusiness Premium席だけで、Standard席での利用は確認できていません。Business契約の場合は、dotsを使う人だけをPremium席に切り替える形になります。

スマホだけで使えますか?

10月の更新で、iOS・AndroidのChatGPTアプリ(最新版)からdotを作り、話しかけ、通話できるようになりました。ただしスマホのブラウザ版ChatGPTは非対応です。自分のPCのファイルを使わせる設定だけは、PCのデスクトップアプリで行う必要があります。

Microsoft Teamsから使えますか?

個人向けのガイドにはTeamsで話しかけられると書かれていますが、Enterprise向けの管理者ガイドでは招待制のアルファ版とされています。管理者の権限名も「Add dots to Slack」でTeamsは含まれていないため、10月16日時点では一般には使えないと考えておくのが無難です。

dotに渡したパスワードは安全ですか?

専用フォームに入力したログイン情報は、会話とは別のリモートブラウザに送られます。保存したログインで新たにサインインするときは毎回本人の確認が入ります。一方、チャット欄に直接貼ったパスワードはこの仕組みの外です。パスワードは必ず専用フォームか[Take over]で自分の手で入力してください。

dotを複数作れますか?

現在は1アカウントにつき1体です。追加のdotは今後提供予定で、価格は未発表です。

dotがやった操作を取り消せますか?

連携先のアプリで実行済みの操作(送信したメールや変更したファイルなど)は、dotを止めても削除しても元に戻りません。取り消せない操作こそ、カスタムルールで「Ask before taking action」か「Hand off to you」にしておくのが基本です。

dot.comはdotsの公式サイトですか?

公式ではありません。dotsの作成ページは chatgpt.com/dots です。発表当日、dot.comがxAIのGrokアプリのダウンロードページに転送されていると話題になりましたが(TechCrunchの報道)、ドメインの更新は発表前の7月で、意図は確認されていません。

まとめ

  • OpenAI dots(ドッツ)は、専用のクラウドPCで24時間動き続けるChatGPTの常時稼働エージェントで、搭載モデルはGPT-6 Astra
  • 対象はPro 100(月100ドル)以上、Business Premium席、管理者が有効にしたEnterprise。Plusでは使えない。日本は除外地域に入っておらず、順次展開中
  • 10月の更新でスマホのChatGPTアプリから作れるようになり、Codexでの作業開始やChatGPT Workの定期実行の編集にも対応した。Teamsは招待制のアルファ版
  • dotとの会話は利用上限に数えないが、dotが動かすCodex・Workのタスクは上限を消費する。公開後1か月の上限拡大は「無制限」ではない。また、Pro 200は10月30日からWork・Codexの枠が半分になると報じられている
  • 安全設定の中心はカスタムルールの4段階。パスワードの変更はdotが行わず、カスタムルールでも必須の確認は外せない
  • 「一時停止では任せたタスクや定期実行が止まらない」「削除しても実行済みの操作は戻らない」「取り込み済みの記憶は個別に消しにくい」の3点は、使い始める前に押さえておく
  • 最初は送信・ファイル変更・購入を確認必須にして、1〜2週間で任せる範囲を広げていくのが現実的

dotsは公開から間もなく、拡大期間後の利用条件や追加のdotの価格がこれから発表される見込みです。上位プランへの切り替えを迷っている場合は、ChatGPTの料金プランでProとBusiness Premiumの差を確認してから判断してください。ChatGPT全体の機能から整理したい方はChatGPTとはもあわせてどうぞ。

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

この記事の著者

AI革命

AI革命

編集部

AI革命株式会社の編集部です。最新のAI技術動向から実践的な導入事例まで、企業のデジタル変革に役立つ情報をお届けしています。豊富な経験と専門知識を活かし、読者の皆様にとって価値のあるコンテンツを制作しています。

AI・システム開発は、開始価格を公開しています

既存システムの改修 100万円〜・PoC 300万円〜(税別)。相談内容を送っていただくと、2営業日以内に担当者からご返信します