AIコーディング2026年5月更新

Cognition(Devin)$25B評価額・$1B調達を完全解説|ARR $492M・50%/月成長・Mercedes/Goldman Sachs採用の背景【2026年5月速報】

公開日: 2026/05/28
Cognition(Devin)$25B評価額・$1B調達を完全解説|ARR $492M・50%/月成長・Mercedes/Goldman Sachs採用の背景【2026年5月速報】

この記事のポイント

2026年5月27日、AIコーディングスタートアップCognitionが評価額$25B(約3.75兆円)・調達額$1B超のSeries Dを発表。ARR $492M・月次50%成長の実態、Mercedes-Benz・Goldman Sachs等の導入事例、競合Cursorとの比較、日本市場の動向を日本語で完全解説。

2026年5月27日、自律型AIエンジニア「Devin」を開発するCognition AIが、プレマネー評価額$25B(約3.75兆円)・調達額$1B超(約1,500億円)のSeries Dラウンドを完了したと発表しました。ARRはわずか1年で$37M→$492Mへと約13倍に急成長、エンタープライズ利用は2026年初来10倍以上という数字が、この巨額評価を支えています。

この記事では、調達の背景にある成長指標・主要顧客の導入事例・Devinの現行機能・料金・競合比較・日本市場の動向を、公式情報に基づいて整理します。「Cognitionの今の実力を把握したい」「Devinを自社導入すべきか判断したい」という方に向けた内容です。


記事のポイント(3行まとめ)

  • 評価額$25B(約3.75兆円)・調達$1B超:2026年5月27日発表のSeries D。ARR $492Mに対して評価額倍率は約53倍と、公開SaaS平均の3〜6倍水準
  • Mercedes-Benzが8ヶ月→8日間:レガシーモダナイゼーションを8分の1以下の期間で完了。Goldman Sachs・Citi・米陸軍など100社超の大手企業が採用済み
  • 日本が世界最高利用率国:Cognition AI Japan設立(2026年4月)、みずほ証券・DeNA・MUFGが国内で先行採用中

Cognition(Devin)とは何か

Devin公式サイト(Cognition AI)のUIスクリーンショット

出典: Devin 公式サイト

Cognition AI(コグニション)は、世界初の自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin(デビン)」を開発するAIスタートアップです。2023年11月設立、本社サンフランシスコ。創業者はScott Wu(CEO・前Lunchclub創業者、国際情報オリンピック金メダリスト)、Steven Hao(CTO)、Walden Yan(CPO)。

Devinが従来のAIコーディングツールと根本的に異なるのは「自律性」です。

ツール分類

代表製品

役割

コード補完型

GitHub Copilot

エディタ上でリアルタイムにコードを提案・補完(副操縦士型)

AI統合IDE型

Cursor、Windsurf

IDE内でコード提案・チャット・リファクタリング補助

完全委任型

Devin

要件を渡すと計画→実装→テスト→デプロイを自律実行(パイロット型)

Devinは自律的に動作するための専用のLinux環境・コードエディタ・ブラウザ・ターミナルを内蔵。StackOverflowで調べ、コードを書き、テストを走らせ、バグが出たら修正して再実行——これを人間の介入なしに繰り返します。Devinの「補助」ではなく「委任」という設計思想が、競合との最大の差別化点です。


2026年5月27日 Series D資金調達の概要

Cognition Series D発表ブログのキービジュアル(2026年5月27日)

出典: Cognition 公式Series Dブログ

調達サマリー

項目

内容

発表日

2026年5月27日

ラウンド

Series D(過去にSeries A〜C・D-1を実施済み)

調達額

$1B超(約1,500億円超)

プレマネー評価額

$25B(約3.75兆円)

ポストマネー評価額

$26B(約3.9兆円)

リード投資家

Lux Capital、General Catalyst、8VC

新規参加

Ribbit Capital、Atreides、Layer Global

主な既存投資家

Founders Fund、Elad Gil、Alpha Wave、Bain Capital Ventures等

⚠️「$25B評価額・$1B調達」の「B」について: 検索クエリや報道で「B評価額・B調達」と表記される「B」はBillion(10億)の略です。Series B(2024年4月に$175Mで実施済み)のラウンドではなく、今回はSeries Dでの$25B(250億ドル)評価・$1B(10億ドル)超の調達を指します。

評価額の推移(全ラウンド時系列)

時期

ラウンド

調達額

評価額

2024年3月

Series A

$21M

非公開

2024年4月

Series B

$175M

推定$2B

2025年8月

Series C

$500M

$9.8〜10B

2025年9月

Series D-1

$400M

$10.2B

2026年5月

Series D-2

$1B+

$25B(pre)/ $26B(post)

累計調達額

$2.5B+

出典: TechCrunch Series D記事Cognition公式Series Dブログ


なぜ$25B評価か:ARR $492Mと50%/月成長の実態

評価額の高さの根拠は、公式が開示した成長指標にあります。

主要KPI(公式確認済み)

指標

数値

現在のARR(年換算売上)

$492M

1年前のARR(2025年5月)

$37M

12ヶ月成長率

約13倍(1,200%)

エンタープライズ利用の月次成長率

50%(過去6ヶ月連続)

エンタープライズ利用増加率(2026年初来)

10倍以上

2026年末の目標ARR

$1B

出典: Cognition公式Series DブログTechCrunch

評価額マルチプルの考え方

$26B(ポストマネー評価)÷ $492M(ARR)= 約53倍ARR。SaaSの上場企業平均が8〜15倍ARR水準であることを踏まえると、市場はCognitionをSaaSではなく「AIプラットフォーム」として評価しています。

背景のひとつは2025年7月のWindsurf買収(約$250M)。WindsurfのARR約$82Mと350社超のエンタープライズ顧客が一括でCognitionに加わり、ARRが急増した経緯があります。現行の$492M ARRの内訳(Devin単体 vs Windsurf込み)は公式未開示ですが、Windsurf分が含まれる可能性が高い点は考慮が必要です。


主要エンタープライズ顧客と導入事例

Cognition(Devin)の主要エンタープライズ顧客一覧

出典: Cognition 公式Series Dブログ

公式Series Dブログおよび各報道で確認できた顧客と導入成果を整理します。

グローバル主要導入事例(公式確認済み)

顧客

業種

導入成果

Mercedes-Benz

自動車製造

8ヶ月かかるレガシーモダナイゼーションプロジェクトを8日間に短縮

Goldman Sachs

金融

採用(詳細未公開)

Citi

金融

採用(詳細未公開)

Santander

金融

採用(詳細未公開)

Itaú(ブラジル大手銀行)

金融

セキュリティ脆弱性の70%を自動修正

Nubank

フィンテック

エンジニアリング効率8倍、コスト20倍削減

Dell

IT・ハードウェア

採用(詳細未公開)

Elevance Health

医療保険

採用(詳細未公開)

U.S. Army(米陸軍)

政府・防衛

採用(Cognition for Governmentプログラム)

U.S. Navy(米海軍)

政府・防衛

採用(Cognition for Governmentプログラム)

Infosys・Cognizant

SIer

ワークフロー内にDevinを統合

NASAについての補足: TechCrunchおよびThe Next Webが「NASA顧客」と報道していますが、公式Series DブログではU.S. Army・U.S. Navyのみが明記されており、NASAは公式未確認です。本記事では「TechCrunchが報道」の情報として参照します。

Cognition社内での活用実績

Cognition自社では「エンジニアがコミットするコードの89%をDevinが作成している」と公式ブログで明記しています(Cognition Series Dブログ)。自社製品で自ら活用し、その数値を公表するのは強い説得材料です。

スタートアップ顧客(公式)

Exa、Modal、Eight Sleep、OpenRouterが公式ブログで言及されています。エンタープライズだけでなく、成長中のスタートアップにも導入が広がっています。


Devinの主な機能(Devin 2.0・SWE-1.6)

AIコーディングエンジン・回路基板とAIブレインのイメージ

Devin 2.0の主要機能(2025年4月リリース)

Devin 2.0は2025年4月にリリース。旧バージョンと比べ「計画の透明性」と「コンテキスト把握精度」が大幅に向上し、月額料金も$500/月から$20/月〜に大幅値下げされました。

機能

説明

インタラクティブプランニング

タスク実行前にDevinが詳細な実行計画を提示。人間が承認・修正してから実行に移る承認ワークフロー

Devin Search

コードベースへの自然言語クエリ。「この関数はどこで使われているか」を引用付きで即回答

Devin Wiki

リポジトリを数時間ごとに自動インデックス化し、アーキテクチャ図・参照可能なドキュメントを自動生成

並列タスク処理

Teamsプランで無制限の並列セッション。複数の課題を同時並行で処理可能

Knowledge Graph

独自の文書・コードリポジトリで会社・プロジェクト固有の知識をカスタマイズ

Devin 2.2の主な追加機能(2026年2月リリース)

2026年2月24日リリース。Devin 2.0からの大規模アップデートで、主に「自律性の向上」と「数百の改善」が実装されています。

追加機能

説明

デスクトップE2Eテスト

Linuxデスクトップへのフルアクセスでデスクトップアプリのテストが可能に。PR作成後、スクリーンレコーディングで動作確認結果を共有

Devin Review Autofix

計画からコードレビューまで自己検証して問題を修正し、PR前にプロセスを完結

起動速度3倍向上

新UIとパフォーマンス改善により、開発ライフサイクル全体を統合したインターフェースを提供

独自AIモデル「SWE-1.6」

2026年5月にリリースされた最新モデル。ソフトウェアエンジニアリング特化の独自モデルシリーズで、一般的なLLMとは異なるチューニングが施されています。

  • 処理速度: 最大950 tok/s(ファストティア)/ 200 tok/s(フリーティア)
  • 精度: SWE-Bench Proスコアで前世代(SWE-1.5)比+11%向上
  • 特徴: 並列ツール使用の増加・コンテキスト取得高速化・ユーザー介入が必要なケースの削減

出典: Cognition公式SWE-1.6ブログ

対応インテグレーション

公式確認済みのツール連携: GitHub、GitLab、Bitbucket、Linear、Jira、Slack、Notion、Sentry、Datadog MCP(2026年3月追加)

エンタープライズ向けセキュリティ

  • SOC 2 Type II 認証取得済み
  • SAML/OIDC SSO
  • VPC内デプロイ(エンタープライズプランで選択可能)
  • 監査ログ
  • データレジデンシーオプション
  • 生成コードの所有権: 「You own all code generated by Devin」(全プランで利用者が完全な所有権を保持)

料金・プラン一覧(2026年5月時点)

公式 devin.ai/pricing 確認済みの料金情報です。価格は米ドル表記(日本円換算は為替レートにより変動します)。

プラン

月額(税別)

対象

主な機能

Free

無料

個人(試用目的)

限定的なDevin利用、Devin Review、DeepWiki

Pro

$20/月

個人開発者・小規模チーム

Devin利用枠+従量課金、Windsurf IDE枠、Slack・Linear・MCP連携

Max

$200/月

ヘビーユーザー

Proの全機能+増量利用枠

Teams

$80/月

チーム全体

集中請求・管理ダッシュボード、分析・協働機能、無制限並列セッション

Enterprise

要問合せ

大企業・政府機関

SAML/OIDC SSO、VPCデプロイ、専任サポート、カスタム条件、部門別チームスペース

料金推移の補足

2024年当時の旧Teamプランは$500/月(現在廃止)。Devin 2.0への移行時に大幅値下げを実施。現在の$80/月(Teamsプラン)は、チーム全体でフル機能を使えることを考えると、CursorやGitHub Copilotとの競合を意識した価格設定と見られます。


競合比較:Cursor・GitHub Copilot・Claude Codeとの違い

AIコーディングツール市場での現在の主要4社の位置付けを整理します。

主要4ツールの数値比較

ツール

ARR

評価額

月額最低価格

開発スタイル

GitHub Copilot

非公開(470万有料ユーザー)

Microsoft傘下

$10/月〜

コード補完・IDE統合

Cursor

$2B

$29.3B(2025年11月)

$20/月〜

AI統合IDE(補助型)

Claude Code

Anthropic全体に含む

従量課金

ターミナルエージェント

Devin

$492M

$26B

無料〜$80/月

完全委任型・自律エージェント

出典: 各社公式発表・TechCrunch・JetBrains 2026年4月調査

ツールごとの位置付けと使い分け

GitHub Copilot: コード補完の先駆者。470万有料ユーザーと職場採用率29%(JetBrains調査)で最多ユーザー基盤。組織内標準として導入済みの企業が多い。

Cursor: ARR $2B・評価額$29.3B(2025年11月)で売上規模はDevinを上回る。IDEをそのままAI化したい開発者に支持。開発者自身がキーボードを操作しながらAI補助を受けるスタイル。

Claude Code: ターミナルから動かすエージェントで、JetBrains 2026年4月調査では開発者満足度首位(46%)。自分でコードを書きながらAIに複雑なコンテキスト理解を任せたい場合に強い。

Devin: タスクを丸ごと委任して完了を待つスタイル。「バックログを捌く」「レガシーをモダナイズする」「セキュリティパッチを当てる」といった、人間が実行するには時間のかかる作業の一括処理に向いている。

AIコーディングツールの詳細比較はAIコーディングツールおすすめ比較、CursorとClaude Codeの選び方はCursor vs Claude Code比較も参考にしてください。


日本市場の動向

夜の都市景観(日本市場への展開イメージ)

「日本が世界最高利用率国」

Cognitionの共同創業者Russell Kaplanは、「Devinを提供開始してすぐに、日本が世界最高利用率の国になった」と述べています(EnterpriseZineインタビューより)。

現時点での日本市場の主なエコシステムを整理します。

国内パートナー体制

パートナー

役割

時期

SB C&S(ソフトバンク子会社)

国内初ディストリビューター契約(約15,000社の販売網)

2026年3月

SHIFT

マスターパートナー契約(国内初)

2026年

DeNA AI Link

戦略パートナー(日本展開支援)

2026年

ULSコンサルティング(ウルシステムズ)

エンタープライズ展開パートナー

2025年5月〜

2026年4月9日にはCognition AI Japan LLC(代表: 正井匠・元Datadog Japan代表)をアジア初拠点として設立。

国内主要導入事例

企業

導入状況

みずほ証券

ULSコンサルティング経由で日本初の大規模Devin導入(大手金融機関)

DeNA

複数のエンジニアリング機能で運用効率2倍以上を達成

MUFG

採用(詳細未公開)

金融・大手IT企業からの採用が先行しており、2026年以降はSB C&Sの販売網経由で中堅企業への展開が加速する見通しです。


Devinでできないこと・導入時の注意点

自律型エージェントであるDevinには、以下の制約・リスクが存在します。企業導入前に把握しておくべき点です。

技術的な制約

制約

詳細

抽象的な要件への対応限界

「もっと速くして」「UXを改善して」等の曖昧な指示では効果が限定的。明確な仕様・受け入れ条件が必須

アーキテクチャ設計・創造的問題解決

根本的な設計変更や新規アルゴリズム考案は苦手。「何を作るか」は人間が決める必要がある

複雑タスクでのリグレッションリスク

依存関係が複雑なシステムでは、パッチ適用時に意図しないリグレッションが発生することがある

セキュリティ上の注意点

  • 脆弱性導入リスク: 自律的に生成・コミットするコードへのセキュリティレビューが不十分になるリスク
  • 供給チェーン攻撃リスク: 外部パッケージの取得・インストールを伴うタスクでは、悪意あるコードが混入するリスクを専門家が指摘
  • 自律デプロイへの規制対応: 規制業種(金融・医療等)では、AIによる自律デプロイに対するコンプライアンス対応が未整備な場合がある

Cognitionの推奨対応: コードのコミット前に人間がレビューするワークフローを設定すること。EnterpriseプランのVPCデプロイ・監査ログ・チームスペース分離を活用することでリスクを低減できます。

AIコーディングエージェント全般のセキュリティリスクについてはAIコーディングセキュリティリスクもあわせて参照ください。


こんな企業・チームに向いている / 向いていない

Devin(完全委任型)が向いているケース

  • 大量のバックログを抱えるエンジニアリングチーム: 「仕様が固まっているが手が回らないタスク」を丸投げできる
  • レガシーシステムのモダナイゼーション: Mercedes-Benzの事例のように、既存コードの移行・リファクタリングで特に効果大
  • セキュリティ脆弱性パッチの一括処理: Itaúのように70%の自動修正を実現するケースも
  • テストコード・CI/CD整備: 「やらなければならないがエンジニアが嫌がる作業」の自動化
  • エンタープライズでSOC2/SSO/VPCが必要な環境: セキュリティ要件の高い大企業での採用実績多数
  • Teamsプランで$80/月でチーム全体をカバーしたい場合: Cursor($20/月/人)と比較してチーム規模が大きいほどコスト優位

Devin(完全委任型)が向いていないケース

  • 自分でコードを書きながらAI補助を受けたい開発者: その用途ならCursorやGitHub Copilotの方が自然
  • 曖昧な仕様・試行錯誤フェーズ: 要件が定まっていない探索的開発にDevinを使うと方向がずれやすい
  • コスト感度が高いスタートアップ($20/月以上を払えない): Freeプランでの試用から始めるのが現実的
  • AIが生成したコードをノーレビューでデプロイしたい組織: セキュリティ上のリスクが高い。人間レビューのワークフロー整備が前提

Devinと他のAIエージェントとの詳細な比較はAIエージェントおすすめ比較、AIエージェントの基本概念についてはAIエージェントとはを参照ください。


Devinの最新アップデート履歴

時期

内容

2024年3月

Devin発表(世界初のAIソフトウェアエンジニアとしてSWE-Benchで話題)

2024年12月

Devin 1.0正式リリース

2025年4月

Devin 2.0リリース(インタラクティブプランニング・Devin Search・Devin Wiki、$20/月〜に値下げ)

2025年7月

Windsurf買収(約$250M・$82M ARR・350社超のエンタープライズ顧客獲得)

2025年9月

Series D-1:$400Mを$10.2B評価額で調達

2026年2月

Devin 2.2リリース(デスクトップE2Eテスト・Devin Review Autofix・起動速度3倍向上・UI刷新)

2026年3月

SB C&Sと国内初ディストリビューター契約、Cognition AI Japan設立準備

2026年4月

Cognition AI Japan LLC設立(アジア初拠点・代表 正井匠)

2026年5月

SWE-1.6リリース(最大950 tok/s・SWE-Bench Pro比+11%)

2026年5月27日

Series D-2:$1B+を$25B評価額で調達(本記事の主題)


よくある質問(FAQ)

Q. Devinのライセンスはどうなっていますか?

公式では「You own all code generated by Devin(Devinが生成したコードはすべて利用者が所有)」と明記されています。商業利用・プロプライエタリコードへの利用も可能です。

Q. 日本語でDevinを使えますか?

現時点では、UIおよびドキュメントは英語が主体です。ただし、タスクの指示を日本語で記述することはある程度可能です。SB C&Sやウルシステムズ経由での日本語サポートについては、各パートナーへの問い合わせを推奨します。

Q. DevinはOpenAIのCodexやGitHub Copilot Workspaceとどう違いますか?

Devinは専用のクラウドサンドボックス環境(Linux・ブラウザ・ターミナル内蔵)を持ち、長時間(数十分〜数時間)にわたる複雑なタスクを自律実行します。GitHub Copilot WorkspaceはGitHub内での開発計画支援に特化しており、外部環境への操作は行いません。OpenAIのCodexは主にコード生成・補完を担うモデルです。

Q. 「自律型」エージェントは本当にエンジニアの代替になりますか?

現時点では「定型的・仕様が明確なタスクの大量処理」に強みがあります。アーキテクチャ設計、創造的問題解決、ビジネス要件の整理といった上流工程は引き続き人間が担う必要があります。Cognition自身も「エンジニアの代替」ではなく「エンジニアが本質的な仕事に集中できる環境の実現」を目的として位置付けています。

Q. Devinを試す場合、どのプランから始めるのが良いですか?

まずFreeプランでDevin Reviewなどの基本機能を確認し、本格的な自律タスク処理が必要と判断したらProプラン($20/月)に移行するのが一般的なステップです。チーム全体での導入を検討する場合はTeamsプラン($80/月)が費用対効果の観点で有利です。


まとめ

2026年5月27日に発表されたCognitionのSeries D($1B+・$25B評価)は、ARR $492M・月次50%成長という実績に裏付けられた調達です。Mercedes-Benzの8ヶ月→8日間短縮、Itaúのセキュリティ脆弱性70%自動修正、Goldman Sachs・米陸軍の採用——これらの事例は、Devinが「試験的なAIツール」から「ミッションクリティカルな業務インフラ」へと移行していることを示しています。

競合との比較でいえば、Cursor(ARR $2B・評価$29.3B)が「補助型IDE市場」を押さえる中、CognitionはDevinで「完全委任型エージェント市場」の確立を目指しています。日本市場でも世界最高利用率国として先行しており、みずほ・DeNA・MUFGが採用済みです。

一方で、抽象的な要件への対応限界・自律デプロイのセキュリティリスク・規制業種でのコンプライアンス対応は課題として残ります。導入の際は明確な仕様設定と人間レビューのワークフロー整備を前提とすることが重要です。

Devinの機能・料金の詳細はDevinとは?自律型AIエンジニアの完全ガイド、Devinと他ツールの比較はAIコーディングツールおすすめ比較も参考にしてください。


本記事の情報は2026年5月28日時点の公式情報(cognition.ai/blog/series-d・devin.ai/pricing・TechCrunch)に基づいています。料金・機能は予告なく変更される場合があります。

この記事の著者

AI革命

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編集部

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