AIツール2026年10月更新

ChatGPT無料版がLunaで無制限に|GPT-6 Luna移行後の対象範囲・上限が残る機能・Plus解約の判断【2026年10月最新】

公開日: 2026/08/08
更新日: 2026/10/11
ChatGPT無料版がLunaで無制限に|GPT-6 Luna移行後の対象範囲・上限が残る機能・Plus解約の判断【2026年10月最新】

この記事のポイント

ChatGPT無料版(Free/Go)は2026年8月にGPT-5.6 Lunaでテキスト無制限になり、10月8日からは既定モデルがGPT-6 Lunaに移りました。Plus/Pro=GPT-6 Solとの違い、無制限の範囲と上限が残る機能、Plusを解約してよいかの判断基準を公式情報をもとに整理します。

ChatGPT無料版(Free)とGoは、2026年8月の改編でGPT-5.6 Lunaが既定モデルになり、テキストチャットが無制限になりました。10月8日(米国時間)からは既定モデルがGPT-6 Lunaに切り替わり始めていますが、無制限になったのは今もテキストだけで、ファイルアップロード・画像・音声などのツールには上限が残っています。

有料プラン側も変わりました。Plus/Pro(Business・Enterpriseを含む)の既定モデルは、8月の更新版GPT-5.6 Solから、10月7日にGPT-6 Solへ移っています。つまり「Free/Go=Luna、Plus以上=Sol」という分け方は、GPT-6になっても同じです。

この記事でわかること

  • 8月(GPT-5.6 Luna)から10月(GPT-6 Luna)までに、プランごとに何が変わったか
  • 「無制限」の正確な範囲と、上限が残ったままの機能
  • GPT-6 Lunaになってもテキスト無制限が続いているのか(公式の記述がどこまでか)
  • 月3,000円のPlusを解約してよいか/解約すると困るケース
  • 無料版を業務で使う前に知っておくべき広告とデータ学習の既定設定
  • まだ切り替わらないときの確認手順と、この無制限がいつまで続くのかの見通し

こんな方向けの記事です。 Plusを契約中で解約を考えている方、無料版のまま様子を見たい方、社内でChatGPTの利用プランを決める立場の方。GPT-6 Lunaは段階展開中で、OpenAIのヘルプも一部が更新されていません。契約や社内展開の前には、決済画面とアプリの実際の表示で最終確認してください。

要点まとめ:2026年8月6日の改編と10月のGPT-6移行で変わったこと

ChatGPT公式のブランドイメージ

出典: OpenAI 公式サイト(ChatGPT / Codex)

2026年10月11日時点の構成は次のとおりです。

確認事項

現時点の事実(2026年10月11日)

Free/Goの既定モデル

GPT-6 Luna(10月8日から段階展開。それまではGPT-5.6 Luna)

Plus/Pro/Business/Enterpriseの既定モデル

GPT-6 Sol(10月7日から。ProのPro推論はGPT-6 Astra)

無制限になったもの

Free/Goのテキストチャットのみ(不正利用を防ぐ保護措置あり)

GPT-6 Lunaでの無制限

ヘルプの「無制限」はプラン単位の記述として残っている。GPT-6向けに別の回数上限は公表されていない

上限が残るもの

ファイルアップロード、画像生成、音声、データ分析、その他のツール

具体的な上限回数

公式は非公表

Free/Goの推論の操作

Think(難しい質問だけ深く考えさせる)

Plus以上の推論の操作

思考レベル(Plus=Instant/Medium/High、Pro以上はExtra High・Pro推論も)

新しい表示

Intelligent UI(図・比較表・計算機などを回答に組み込む)。Free/Goでも使える

無料版の広告

継続。無制限化やGPT-6移行で広告が消えるわけではない

8月6日の発表で始まったのは「無料版のテキスト無制限」と「プランごとのモデルの分け方」です。10月の切り替えは、その分け方を保ったままモデルの世代をGPT-6に上げたもの、と整理できます。GPT-6 Sol/Lunaそのものの仕様はGPT-6 Sol・Lunaとは、プラン料金の全体像はChatGPT料金一覧にまとめています。

まず整理:これは「新モデルの登場」ではない

8月のGPT-5.6 Lunaも、10月のGPT-6 Lunaも、ChatGPTのChatタブに来た時点で「はじめて出たモデル」ではありません。 どちらも先にモデル自体が公開され、あとからChatGPTの既定モデルと利用枠が変わる、という順番です。

この区別を間違えると、記事や社内説明の内容がずれます。時系列は次のとおりです。

日付(米国時間)

出来事

性質

2026年7月9日

GPT-5.6(Sol/Terra/Luna)一般提供開始

モデル自体のリリース

2026年7月30日

API料金改定。GPT-5.6 Lunaが約8割値下げ(入力0.20ドル/出力1.20ドル)

価格改定

2026年8月6日

Free/Goの既定モデルをGPT-5.6 Lunaに。テキスト無制限化を発表。Plus/Proは更新版GPT-5.6 Sol

ChatGPTの構成変更

2026年8月10日の週

Free/Goのテキスト無制限とThinkボタンを順次提供

段階展開

2026年9月上旬

GPT-6 Astra公開

モデル自体のリリース

2026年9月22日

GPT-6 Sol/Lunaを、まずChatGPT WorkとCodexに投入

モデル自体のリリース

2026年9月23日

GPT-6 Sol/LunaのAPI料金を引き下げ

価格改定

2026年9月29日

Pro 500を新設、Pro 200を再開

プラン改定

2026年10月7日

ChatタブにGPT-6とIntelligent UI。Plus以上はGPT-6 Sol

ChatGPTの構成変更

2026年10月8日

Free/GoをGPT-6 Lunaへ(段階展開)

ChatGPTの構成変更

8月6日に起きたのは、無料ユーザーが触れるモデルがGPT-5.5 InstantからGPT-5.6 Lunaに替わり、テキストの回数制限が外れたことです。10月の切り替えでは、そのLunaがGPT-6世代になりました。

Lunaの単価が7月30日に8割下がったことは、無料枠を広げる前提として理にかなっています。ただし、OpenAIが「値下げしたから無制限にした」と説明しているわけではありません。値下げの中身はGPT-5.6の値下げ解説で扱っています。

プラン別に何が変わったのか

ChatGPTのプラン別料金と契約内容を確認するイメージ

Free/GoはLuna、Plus以上はSolという分け方は8月から変わっていません。違うのはモデルの世代と、有料プランで選べる思考の深さです。

プラン

月額(公式のドル/日本円の目安)

既定モデル(10月8日〜)

テキストチャット

推論の操作

広告

Free

0円

GPT-6 Luna

無制限(保護措置あり)

Think

あり

Go

8ドル/約1,400円

GPT-6 Luna

無制限(同上)

Think

あり

Plus

20ドル/約3,000円

GPT-6 Sol

公式に無制限の明記なし

Instant/Medium/High

なし

Pro 100

100ドル/約16,800円

GPT-6 Sol+Pro推論(GPT-6 Astra)

同上

Extra High・Pro推論まで

なし

Pro 200

200ドル/約30,000円

同上

同上

同上

なし

Pro 500

500ドル/円価格は未確認

同上(Astra Ultrafast付き)

同上

同上

なし

※円の金額は国内メディアで確認できた目安です。Pro 200・Pro 500は公式の円表示を確認できていません。公式の料金ページは直接参照できない状態のため、契約前に決済画面の金額を確認してください。Pro 500の中身はChatGPT Pro 500とUltrafastで扱っています。

GPT-6 Sol/Lunaで変わった点(Plus/Pro・Free/Go共通)

10月の切り替えで、OpenAIが挙げている変化は大きく3つです。

  1. 回答を書きながら推論やツール利用を続ける:先に答え始め、調べた結果をあとから追記できる
  2. Intelligent UI:比較表・図・入力を変えられるウィジェット・計算機などを、回答の中に組み込んで表示する。InstantからExtra Highまでで使え、Pro推論(GPT-6 Astra)では使えない
  3. 設定の変更は不要:既定モデルは自動で切り替わる。Enterpriseはワークスペース管理者の設定しだい

Intelligent UIの詳しい動きはChatGPTのIntelligent UIとはにまとめています。

モデルメニューでは「Latest」がGPT-6に移り、選んでいた思考レベルは引き継がれます。GPT-5.6 Solを明示的に選んでいた有料ユーザーは、GPT-5.6のままです。「GPT-6になったはずなのに挙動が変わらない」という場合は、メニューで旧モデルを固定していないかを確かめてください。

8月の更新版GPT-5.6 Solで入った「回答の長さを質問の難しさに合わせる」「不要な装飾を減らす」「迎合的な同意を抑える」という調整は、10月以降はGPT-6 Solの前段の話になります。

Chatタブ以外は変わっていない

今回の切り替えはChatタブだけが対象で、ChatGPT WorkとCodexを動かすモデルは変わっていません。 Work/Codexには9月22日にGPT-6 Sol/Lunaが先に入り、9月29日にはGPT-6.1 Solも入っています(GPT-6.1 Solとは)。「Chatの既定がGPT-6になったからCodexの出力も変わる」という理解は誤りです。開発用途の枠の考え方はCodexの利用制限を参照してください。

8月に置き換えられた旧・無料版既定モデルの位置づけはGPT-5.5 Instantとは、8月時点のGPT-5.6ファミリーはGPT-5.6とはで整理しています。

いつから使えるのか:段階展開のスケジュール

OpenAI公式の変更履歴(Changelog)ページのイメージ

出典: OpenAI API Docs「Changelog」

有料プランのGPT-6 Solは10月7日、Free/GoのGPT-6 Lunaは10月8日から順次です。 8月の無制限化と同じく一斉の切り替えではないため、無料アカウント同士でも見え方が違う期間があります。

時期(米国時間)

対象

内容

2026年8月6日

Plus/Pro

更新版GPT-5.6 Sol+思考量スライダー

2026年8月6日の週

Free/Go

既定モデルがGPT-5.6 Lunaに

2026年8月10日の週

Free/Go

テキストチャット無制限+Thinkボタンを順次提供

2026年10月7日

Plus/Pro/Business/Enterprise

GPT-6 Sol+Intelligent UI(全世界で展開開始)

2026年10月8日

Free/Go

GPT-6 Luna(段階展開)

Free/Goへの展開開始日は、公式リリースノートと多くの報道が10月8日としています(日本時間では9日にあたります)。個別アカウントへの反映完了日は公表されていません。日本を対象外とする情報も確認できていません。

「無制限」はどこまで?上限が残る機能

利用上限が残る機能を表すメーターのイメージ

無制限になったのはテキストチャットのメッセージ回数だけです。 ここを勘違いすると、無料版に切り替えたあとで想定と違う使い勝手になります。

無制限になるもの

  • Free/Goのテキストチャットのメッセージ回数
  • ただし不正利用を防ぐ保護措置は引き続き適用されます(公式明記)。短時間の極端な連投が制限される可能性は残るため、完全な無制限ではありません。

GPT-6 Lunaでも無制限は続いているのか

OpenAIヘルプの「Free/Goは日常のテキストチャットが無制限」という記述は、2026年10月11日時点でも残っています。GPT-6 Luna向けに別の回数上限は公表されていません。

ただし、このヘルプはGPT-6 Lunaに合わせた更新がまだされていません。Free/GoのThinkで使うモデルの欄が「GPT-5.6 Luna」のままだと、複数の報道が指摘しています。そのため現時点で正確に言えるのは次の一文です。

無制限はプラン(Free/Go)単位の扱いとして続いている。GPT-6 Lunaに限った上限は公表されていないが、ヘルプはまだGPT-6向けに書き直されていない。

実際に使っていて、テキストだけで回数の制限表示が出るようなら、画面に表示される案内を優先してください。

上限が残るもの

機能

状況

ファイルアップロード

上限あり(公式ヘルプが明示)

画像生成

上限あり(同上)

音声(Voice)

上限あり(同上)

データ分析

上限あり(同上)

その他のツール

上限あり(同上)

Intelligent UI

別の利用枠は消費しないと報じられている

音声ファイルのアップロード(10月6日〜)

有料プランとワークスペースのみ。Free/Goは対象外

具体的な回数は「公式非公表」です

OpenAIは、無料版のファイル・画像・音声などの具体的な上限回数を公表していません。

一部のメディアは「Freeのファイル・画像アップロードは1日3件」などと書いていますが、公式の数値かどうかは確認できません。この記事では出所が確かめられない数値を基準には使いません。上限のリセット時刻も機能ごとに違い、画面に表示される時刻がいちばん確かです。業務で頻度が読めない使い方をするなら、有料プランを前提に組むほうが安全です。有料プラン側の上限の考え方はChatGPT Plusの5時間制限を参照してください。

Plus/Proのテキスト枠はどうなったのか

公式が「無制限」と明記しているのはFree/Goだけで、Plus/Proについては記載がありません。 これは8月から変わっていません。

8月の発表文は「GPT-5.6 LunaがFreeとGoの既定モデルになり、来週からテキストチャットの無制限とThinkボタンも使える」という構造で、主語はFree/Goです。「Plusも無制限」と表にしているメディアもありますが、公式の根拠は確認できません。

Plus/Proのテキストチャットの枠が撤廃されたかどうかは、公式に明記されていない(未確認)。

実務への影響は小さめです。Plus以上のテキスト枠はもともとFreeより大幅に緩く、ふつうの使い方で上限に当たる場面は多くありません。ただし「Plusも無制限らしい」を前提に社内ルールを作るのは避けてください。なお、ProのPro推論(GPT-6 Astra)には週あたりの上限があると報じられています(具体的な数値は未確認)。Astraの上限についてはChatGPT Astraの利用上限とリセットにまとめています。

ThinkボタンとPlus/Proの思考量スライダーの違い

OpenAI公式の推論モデル(Reasoning models)解説ページのイメージ

出典: OpenAI API Docs「Reasoning models」

どちらも「どれだけ考えさせるか」を操作する機能ですが、選べる幅とモデルが違います。 Free/Goは必要なときだけ深く考えさせるThink、Plus以上は思考レベルを段階で選ぶ方式です。8月に入った「思考量スライダー」は、GPT-6では思考レベルの選択として引き継がれています。

項目

Think(Free/Go)

思考レベル(Plus)

思考レベル(Pro以上)

考えるモデル

GPT-6 Luna(ヘルプの表記はGPT-5.6 Lunaのまま)

GPT-6 Sol

GPT-6 Sol/Pro推論はGPT-6 Astra

選べる段階

Instant/Think

Instant/Medium/High

Plusの段階+Extra High・Pro推論

Intelligent UI

使える

使える

Pro推論では使えない

向いている使い方

たまに出てくる難しい質問

調べもの・執筆・コーディングで深さを使い分ける

長い検証や高難度の推論

差が出るのはモデルの地力です。Thinkを押しても、考えるのはLunaのままです。長く考えさせても、Solと同じ結論に届くとは限りません。思考時間を延ばす機能は、モデルの能力差を埋めるものではないと考えておくのが安全です。思考レベルとPro推論の関係はGPT-6 Astraと推論の深さで扱っています。

GPT-6 Lunaはどんなモデルか:無料版が得たのは「最安ティア」

OpenAIのモデル一覧と性能比較を示す公式イメージ

出典: OpenAI 公式サイト

Lunaは、GPT-5.6でもGPT-6でも、軽くて安い側のモデルです。「無料で最上位モデルが使える」わけではありません。 世代はGPT-6に上がりましたが、Plus以上が使うSolとの階層の差はそのまま残っています。

モデル

位置づけ

ChatGPTでの既定

GPT-6 Sol

主力モデル。複雑な調べもの・執筆・コーディング向け

Plus/Pro/Business/Enterprise

GPT-6 Luna

速くて安いモデル。日常のやり取りや大量のテキスト向け

Free/Go

GPT-6 Astra

深い推論向け

ProのPro推論

API料金で見るLunaとSolの差

APIの単価は、モデルの位置づけを知る目安になります(ChatGPTの月額とは別の料金です)。

モデル

入力(100万トークンあたり)

出力(100万トークンあたり)

GPT-5.6 Luna(7月30日改定後)

0.20ドル

1.20ドル

GPT-6 Luna(9月23日改定後)

0.10ドル

0.50ドル

GPT-6 Sol(同上)

2ドル

10ドル

GPT-6 Lunaの単価はSolのおよそ20分の1です。無料版に回せるのは、この価格差があるからだと読めます。コンテキスト長や知識カットオフなどの仕様はGPT-6 Sol・Lunaとはで確認してください。

精度の改善は「OpenAIの社内評価」

8月の改編時、OpenAIは金融・医療・法律など事実の正確さが問われる分野で、「事実の誤りを1つ以上含む回答」の割合がGPT-5.5 Instant比でGPT-5.6 Lunaは約62%、更新版GPT-5.6 Solは約68%減ったと公表しました。どちらもOpenAIの社内テストで、第三者のベンチマークではありません。 GPT-6 Lunaについて同じ形式の数字は確認できていないため、「GPT-6でさらに誤りが減った」と数値で言える段階ではありません。

同じ価格帯の他社モデルはGemini 3.6 Flashとは、深い推論側の動きはOpenAI Astraとはで扱っています。

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Plusを解約すべきか:判断の分かれ目

ChatGPT料金プラン一覧:個人向けプランと法人向けプランの月額比較表

テキスト中心の使い方なら、解約して月3,000円(年36,000円)を浮かせる選択は成り立ちます。GPT-6になってIntelligent UIが無料でも使えるようになったぶん、その判断はしやすくなりました。ただし、画像・ファイル・音声・業務向け機能のどれか1つでも日常的に使っているなら、解約は勧めません。

無料版に切り替えたときに失うものを、次の表で比べます。

項目

Free/Go

Plus以上

既定モデル

GPT-6 Luna

GPT-6 Sol

テキストチャット

無制限(保護措置あり)

公式に無制限の明記なし

推論の操作

Think

Instant/Medium/High(Pro以上はExtra High・Pro推論も)

Intelligent UI

使える

使える

広告

あり

なし

ファイルアップロード

上限あり

上限は緩い

画像生成

上限あり

上限は緩い

音声(Voice)

上限あり

上限は緩い

音声ファイルのアップロード

使えない

使える(10月6日〜)

ChatGPT Work

利用不可

利用可

Deep Research

Goは対象外

利用可

カスタム指示の文字数

据え置き

5,000文字(2026年7月15日〜)

Codex

試せる範囲にとどまる(報道ベース・公式の枠は未確認)

利用可(枠が広い)

※ファイル・画像・音声の具体的な回数は、Free/Plusのどちらも公式非公表です。Deep Researchの月間回数も公式の数値は確認できていません。

判断チャート

あなたの使い方

判断

文章の下書き・要約・壁打ちだけ。添付はほぼしない

解約してよい。月3,000円が浮く

検索代わりに1日数回使う程度

解約してよい

比較表や図で整理された回答があれば十分

解約してよい(Intelligent UIは無料でも使える)

PDFや資料を毎日読ませている

続けるのがおすすめ(ファイルの上限に当たる)

スクリーンショットや図を頻繁に送る

続けるのがおすすめ(画像の上限に当たる)

音声で対話したり、録音ファイルを読ませたりしている

続けるのがおすすめ

ChatGPT WorkやCodexを使っている

続ける一択(無料版は対象外か、試す範囲のみ)

広告が表示されると業務上困る

続けるのがおすすめ(無料版は広告あり)

長時間の調査や複雑なコード生成が中心

続けるのがおすすめ(LunaとSolの差が出やすい)

解約前に確認しておくこと

  • 個人プラン(Go/Plus/Pro)は月払いで、年払いの割引は確認できていません。解約しても、支払い済みの期間は使えます。
  • ドル建てで契約している場合、自動では円建てに切り替わりません。切り替えるには解約と再契約が必要で、再契約時の条件はその時点のものになります。「一度やめて、必要になったら同じ条件で戻る」とは限りません。
  • Goプラン(月1,400円の目安)に下げる方法もありますが、Goも既定モデルはGPT-6 Lunaで、広告が表示され、ChatGPT Workも対象外です。無料版との差は主にファイル・画像などの枠です。
  • 逆にPlusで物足りない場合、Proは100ドル・200ドル・500ドルの3段階になっています。Extra HighとPro推論が必要かどうかで選んでください。

プランごとの料金と機能差の全体像はChatGPT料金一覧、業務向け機能の中身はChatGPT Workとはにまとめています。乗り換えを考えるならChatGPTとGeminiの比較やClaudeとChatGPTの比較も判断材料になります。

無料版のままで十分な方/Plusを続けた方がよい方

無料版(またはGo)で十分な方におすすめ

  • テキストのやり取りが使い方の9割以上を占める方。下書き、要約、言い換え、アイデア出し、調べもの。
  • 回数を気にして質問を控えていた方。無制限化の恩恵がいちばん大きいのはこの層です。
  • 添付ファイルや画像を使うのが月に数回程度の方。
  • 図や比較表で整理された回答があれば足りる方。Intelligent UIは無料でも使えます。
  • 広告が表示されても困らない個人利用が中心の方。
  • ほかのAIツールも併用していて、ChatGPTは補助的に使っている方。

Plus以上を続けたほうがよい方

  • 資料・PDF・スプレッドシートを日常的に読ませている方。無制限の対象外で、ここは8月から何も変わっていません。
  • 画像入力や画像生成を仕事の流れに組み込んでいる方。
  • 音声での対話や録音ファイルの文字起こし・要約を使っている方。
  • ChatGPT WorkやCodexを使っている方。解約すると、その作業が止まります。
  • 回答の質が成果物の質に直結する仕事をしている方。SolとLunaの差は、難しいタスクほど開きます。
  • 画面に広告が出ることを避けたい方。広告を消す方法はPlus以上へのアップグレードだけです。
  • 社内でChatGPTを標準ツールにしている企業。会話が学習に使われる既定設定があるため、まずBusiness/Enterpriseを検討してください。

無料版を業務で使う前に:広告とデータ学習の既定設定

OpenAIの開発者向けプラットフォームを示す公式イメージ

出典: OpenAI 公式サイト

「無制限でGPT-6も使えるなら業務で使おう」と考えている場合、先に確かめたい点は、広告とデータ学習の2つです。

1. Free/Goには広告が表示される

日本では2026年6月19日から広告配信が始まり、6月22日から本格的に表示されています。無制限化やGPT-6への移行で広告がなくなるわけではありません。 広告は「スポンサー付き」と明示され、回答の下に通常の回答と区別して表示されます。回答の内容には影響しないとOpenAIは説明しています。

広告を消す方法は、現時点ではPlus以上へのアップグレードだけです。表示の形式やパーソナライズの設定はChatGPT無料プランの広告、日本での配信開始の経緯はChatGPT広告の日本展開で扱っています。

2. Free/Go/Plus/Proは既定で会話がモデルの学習に使われる

業務利用でいちばん重要なのはこの点です。

プラン区分

モデル学習の既定

Free/Go/Plus/Pro

既定でオン(設定→データコントロールでオフにできる)

Business/Enterprise/Edu/API

既定でオフ(学習に使われない)

無制限化は「無料版に業務データを入れてよい」という意味ではありません。顧客情報、未公開の社内資料、ソースコードなどを扱うなら、次のどれかを前提にしてください。

  • 設定のデータコントロールで学習をオフにする(個人プランの場合)
  • Business/Enterprise/Eduを契約する(既定で学習の対象外)
  • 機密情報を入力しない運用ルールを文書にしておく

個人プランを社員それぞれが契約するのではなく、社内で全員が使う場合や業務システムに組み込む場合は、「席数×月額」のBusinessと、APIの従量課金で自社のチャットボットを作る方法とで費用の考え方が変わります。どちらが合うかの目安は社内AIチャットボットの費用で整理しています。

3. アカウントと年齢の保護

9月25日から、「設定→セキュリティとログイン」でログイン履歴や多要素認証の変更履歴を確認できるようになりました。共用PCで無料版にログインしたことがある場合は、一度確認しておくと安心です。

8月の更新版GPT-5.6 Solでは、18歳未満のユーザー向けの保護(恋愛ロールプレイや危険な行為などを避ける訓練、システム側の保護)が強化されました。GPT-6 Sol/Lunaでの扱いは、現時点で個別の発表を確認できていません。組織としてのリスク管理の考え方は生成AIとはもあわせて確認してください。

まだ切り替わらないときに確認すること

スマートフォンでChatGPTアプリの表示を確認するイメージ

Free/GoのGPT-6 Lunaは10月8日から段階展開中のため、しばらく「まだ反映されていない」状態でも異常ではありません。 個別アカウントへの反映完了日は公表されていません。

確認の手順は次のとおりです。

  1. モデルメニューを確認する。「Latest」がGPT-6になっているか、有料プランならGPT-5.6 Solを固定していないかを見る。
  2. アプリを最新版に更新する。Intelligent UIは、古いバージョンのMac/Windowsデスクトップアプリでは表示されないと報じられています。
  3. ブラウザ版でも確認する。アプリとWebで展開のタイミングがそろわない場合があります。
  4. 一度サインアウトして再ログインする。設定の再取得で反映されることがあります。
  5. 数日待つ。段階展開のため、それでも変わらなければ順番待ちの可能性が高いです。

「先に有効にする設定」は公式に案内されていません。 Enterpriseの場合は、ワークスペース管理者の設定によって切り替えのタイミングが変わります。

この無制限はいつまで続くのか

OpenAI公式の利用上限(Rate limits)解説ページのイメージ

出典: OpenAI API Docs「Rate limits」

恒久的な保証はありません。OpenAI側から、無制限プランが続くかどうかに否定的な発言が出ています。

ChatGPT責任者のNick Turley氏は、ポッドキャスト(Bg2 Pod)で次の趣旨を述べています。

無制限プランは続かないかもしれない。技術がこれだけ速く変わる中で、価格が大きく変わらない世界はない。電気の使い放題プランのようなもので、意味をなさない。

同氏は、サブスクリプションはサービス開始直後の需要を抑えるための暫定的な仕組みで、長期戦略ではなかったと説明しています。今後は従量課金や段階的な使用量課金、またはその組み合わせを検討しており、サブスクを払えない層には広告で提供する選択肢もあるとしています。

背景には事業環境の変化があります。ChatGPTは週間10億ユーザーを超え、200万社以上が利用しているとされます(週間10億ユーザー突破の経緯)。一方でOpenAIは巨額のインフラ投資を抱えており、無料層への広告と囲い込みは表裏一体の動きです。無料層の獲得競争という面もあります(ChatGPTのシェア動向)。

実務では、次の3点を押さえておけば足ります。

  • 無制限を前提にした業務の流れを組まない。 課金の仕組みが変われば前提が崩れます。
  • Plusを解約する場合も、再契約が必要になる可能性を織り込んでおく。
  • 2026年10月11日時点では、Free/Goのテキスト無制限はGPT-6 Lunaへの移行後も続いている扱いです(GPT-6向けの別の上限は非公表)。

よくある質問

Q. 無料版でもGPT-6 Solが使えるようになったのですか?

いいえ。Free/Goの既定モデルはGPT-6 Lunaです。GPT-6 Solが既定になるのはPlus以上です。LunaとSolはAPI単価で約20倍の差があり、能力の階層が異なります。

Q. GPT-6 Lunaに変わって、テキスト無制限は終わったのですか?

終わったという発表はありません。OpenAIヘルプのFree/Go向け「テキストチャット無制限」の記述は残っていて、GPT-6向けに別の回数上限も公表されていません。ただしヘルプはGPT-6に合わせた更新がまだされていないため、画面の表示も確認してください。

Q. 無制限になったので、Plusを解約してもファイルは今までどおり読ませられますか?

いいえ。ファイルアップロードは無制限の対象外で、無料版には上限が残ります。具体的な回数は公表されていないため、日常的にファイルを扱うならPlusを続けるのが無難です。

Q. PlusでもExtra HighやPro推論は使えますか?

使えません。Plusで選べる思考レベルはInstant/Medium/Highです。Extra HighとPro推論(GPT-6 Astra)はPro・Business・Enterpriseが対象です。

Q. Plusのテキストチャットも無制限になったと聞きましたが本当ですか?

公式が無制限を明記しているのはFreeとGoだけで、Plus/Proについては記載がありません。「Plusも無制限」と書いているメディアもありますが、公式の根拠は確認できないため「未確認」と扱うのが正確です。

Q. Thinkを押せば、Plusと同じ品質の回答になりますか?

なりません。Thinkは考える時間を延ばす機能で、モデルを切り替えるものではありません。考えるのはLunaのままです。

Q. 無料版に広告が出なくなったのではないですか?

いいえ。Free/Goの広告は続いています。日本では2026年6月から表示されており、無制限化やGPT-6移行とは別の話です。広告を消す方法はPlus以上へのアップグレードだけです。

Q. Plusを解約すると、ChatGPT WorkやCodexはどうなりますか?

ChatGPT WorkはFree/Goでは使えません。Codexは試せる範囲にとどまると報じられています。業務でこれらを使っている場合、解約の影響は回数制限よりずっと大きくなります。

Q. Plusなら動画生成のSoraが使えますか?

使えません。SoraのWeb版・アプリ版は2026年4月26日に提供を終了しており、APIも2026年9月24日での終了が予告されていました。古い解説記事に「Plusで動画生成ができる」と残っていることがあるので注意してください。

Q. 会社のPCで無料版を使っても大丈夫ですか?

会話が学習に使われる既定設定を確認してからにしてください。Free/Go/Plus/Proはいずれも既定でオンで、設定のデータコントロールからオフにできます。組織で使うならBusiness/Enterprise/Eduが前提です。

まとめ:正確に読めば、判断は難しくない

2026年8月から10月までの変化を実務の目線でまとめると、次の3点です。

  1. Free/Goは8月にGPT-5.6 Lunaでテキスト無制限になり、10月8日から既定モデルがGPT-6 Lunaに移っている。無制限はプラン単位の扱いとして続いている。
  2. 無制限はテキストだけ。ファイル・画像・音声・データ分析などの上限は残り、具体的な回数は非公表。
  3. Plus以上はGPT-6 Solと思考レベルの選択を得ているが、テキスト枠が無制限かどうかは公式に明記がない。

Plusを解約してよいかは、使い方の内訳で決まります。テキスト中心なら、解約して月3,000円を浮かせる判断は合理的です。ファイル・画像・音声・ChatGPT Workのどれかが日常業務に入っているなら、無制限化は解約の理由になりません。

この無制限が恒久的に続く保証も、OpenAIからは出ていません。無料枠を前提に業務の流れを固めず、「今は安く済ませられる」という一時的な条件として扱うのが安全です。

あわせて、ChatGPTとはでサービスの全体像を、GPT-6 Sol・Lunaとはでモデルの階層を、ChatGPT料金一覧で全プランの費用を確認できます。他社ツールも含めて選ぶなら生成AIツールおすすめが出発点になります。

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

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