ビジネス活用2026年10月更新

札幌でシステム開発会社を探す前に|市の補助金は発注先で2/3と1/2に分かれる・食品と水産の記録管理・オンラインで頼める範囲【2026年10月】

公開日: 2026/10/16
札幌でシステム開発会社を探す前に|市の補助金は発注先で2/3と1/2に分かれる・食品と水産の記録管理・オンラインで頼める範囲【2026年10月】

この記事のポイント

札幌でシステム開発会社を探す中小企業向けに、市のDX・賃上げ加速化補助金(市内IT企業なら2/3・それ以外1/2、上限500万円、10月16日時点で受付停止中)の試算、地元かオンラインかの判断表、費用の目安をまとめました。

この記事は、札幌市内の中小企業で、業務システムの新規開発・既存システムの改修・データ移行の発注先を探している経営者・管理部門長・情シス兼任の方に向けたものです。札幌市の「DX・賃上げ加速化補助金」は、札幌市内に拠点があるIT企業と契約すると補助率2/3、それ以外の会社と契約すると1/2(どちらも上限500万円)です。ただし2026年10月16日時点で、応募が予定の募集枠に達したため受付は一時停止中で、募集枠の拡大に向けた優先予約(順番待ち)だけを受け付けています。

この補助金を使う予定があるなら、発注先が札幌市内の会社かどうかで自己負担が変わります。使わない、または補助の対象になる開発費が1,000万円(税別)以上なら補助額の差はなくなり、発注先は「現地で見ないと決められない作業がどれだけあるか」で決めて構いません。

この記事はAI革命株式会社(東京都港区)が書いています。札幌・北海道に拠点や実績はなく、打ち合わせはオンラインが基本です。当社と契約した場合、この補助金の補助率は1/2になります。会社の一覧やランキングは載せていません。発注先を選ぶ前に決めておくことを、補助金、道内に多い業務、現地で見る作業の切り分け、費用の目安の順にまとめました。

札幌で発注先を探す前に決める3つのこと

会社の一覧を比べ始める前に、次の3つを決めておくと候補を絞りやすくなります。

決めること

選択肢

決まると何が変わるか

札幌市の補助金を使うか

DX・賃上げ加速化補助金を使う(今は優先予約のみ)/使わない

使うなら、先に伴走支援でDX推進計画を作り、開発費を全額支払ってから申請する順番になります。発注先が市内のIT企業かどうかで補助率が2/3か1/2かに分かれます

現地で見る作業があるか

ある(工場・倉庫の動線、冷凍冷蔵庫まわりの端末、紙の帳票の実物)/ない(資料・画面共有・写真で足りる)

ある作業が多いほど、札幌の会社を選ぶ理由になります

どの形で頼むか

既存システムの改修/PoC(小さく作って確かめる)/本開発/調査だけ/市販ソフトの導入と設定

予算の桁と、最初に用意する資料が変わります

開発会社に頼まなくてよい場合

業務の困りごとがすべて開発で解決するわけではありません。次のような場合は、受託開発より安く早い手段があります。

  • 販売管理・在庫管理のクラウドサービスの標準機能に業務を合わせられる: 品目・ロット・賞味期限の管理が一般的な形なら、市販のサービスを入れて設定する方が早く、保守の負担も軽くなります。この場合は札幌市の「デジタル化・AI導入促進補助金」(後述)の方が合うこともあります
  • 受注がFAXや電話で、件数が1日に数件: 打ち直しの手間が小さければ、作り込むより受注票の様式を揃える方が先です
  • 1部署だけで使う集計で、Excelで回っている: 担当者が困っていなければ、今のファイルを整理する方が安く済みます

逆に、取引先ごとに注文の形が違って手で打ち直している、ロットや漁獲番号の記録を紙から探すのに時間がかかる、古い社内システムやAccessを引き継ぐ人がいない、といった場合は、開発会社に頼む理由があります。

札幌市の補助金|発注先で補助率が変わる

札幌市 中小企業DX加速化・賃上げ促進支援サイトに掲載されている、都市とネットワークのイメージ画像

出典: 札幌市 中小企業DX加速化・賃上げ促進支援サイト 公式サイト

札幌市は2026年度、専門家が無料で伴走してDX推進計画を作る支援(最大8回訪問)と、その計画に沿ったIT導入を補助する制度を組み合わせて実施しています。システムの開発費(ソフトウェア開発委託費)が対象経費に入るのは「札幌市DX・賃上げ加速化補助金」です。

項目

札幌市DX・賃上げ加速化補助金

申請できる会社

札幌市内に本社がある中小企業等(みなし大企業を除く)。同じ事業を直近1年以上営み、伴走支援を受けてDX推進計画を作り終えていること。従業員の平均賃金を、令和7年12月時点と比べて令和9年3月末日までに3.5%以上引き上げると誓約すること

対象になる事業

作り終えたDX推進計画に基づく、デジタル化・DXを目的としたITツールの導入等

対象経費

事業費(ソフトウェア開発委託費、汎用でないソフトウェアの購入費・使用料)、設備備品費(ハードウェア、OS・オフィスソフトなど汎用ソフトウェア)、人材育成関連費(導入するシステムの外部研修)。事業費を含まない事業は対象外。設備備品費と人材育成関連費の合計が総額の5割を超える分は対象外。消費税は対象外

補助率・上限

契約相手が「市内中小IT企業者」なら2/3、それ以外の企業なら1/2。上限はどちらも500万円。予算の範囲内で交付

「市内中小IT企業者」とは

札幌市内に拠点を持ち、IT産業を主な事業として直近1年以上営む、資本金3億円以下または従業員300人以下(個人事業主を含む)で、みなし大企業でない会社

申請のタイミング

成果物の納品と経費の支払いを終えてから、市へ交付申請する。交付決定と同時に額が確定し、実績報告は不要

併用

国・都道府県・市町村の他の補助金を受けている、または受ける予定の事業は対象外

補助を受けた後の義務

事業者名・事業の概要の公表、事業完了後3年間の調査への協力。単価50万円以上の財産は処分の制限あり

受付状況(2026年10月16日)

予定の募集枠に達したため受付を一時停止中。募集枠の拡大は検討中だが未定で、拡大に備えた優先予約(順番待ち)を伴走支援の申込フォームで受け付けている

出典: 札幌市DX・賃上げ加速化補助金交付要綱(令和8年6月5日改正)、札幌市 中小企業DX加速化・賃上げ促進支援サイト、同 支援の申込ページ、札幌市 令和8年度 事業者向け補助金等リスト。いずれも2026年10月16日確認。問い合わせ先は札幌市経済観光局 経済戦略推進部 イノベーション推進課(011-211-2379)。

発注先によって自己負担がいくら変わるか

補助率の差が自己負担にどう出るかを、開発委託費だけの事業として計算しました。下の表は仮定に基づく試算で、金額は計算を示すための仮の数字です。相場や当社の見積額ではありません。

開発委託費(税別・仮定)

市内中小IT企業者と契約(2/3)

それ以外の企業と契約(1/2)

自己負担の差

300万円

補助200万円・自己負担100万円

補助150万円・自己負担150万円

50万円

600万円

補助400万円・自己負担200万円

補助300万円・自己負担300万円

100万円

750万円

補助500万円(上限)・自己負担250万円

補助375万円・自己負担375万円

125万円

1,000万円

補助500万円(上限)・自己負担500万円

補助500万円(上限)・自己負担500万円

0円

仮定に基づく試算(説明用)。消費税は補助の対象外のため、実際の支払いには別に消費税がかかります。審査で交付が決まることを前提にした計算で、交付を保証するものではありません。

表から読み取れることは3つです。

  1. 750万円までは、差がそのまま開きます。 2/3なら750万円で上限500万円に届き、1/2なら1,000万円で届きます。その間は、市内のIT企業と契約した方が自己負担が小さくなります
  2. 1,000万円以上なら、補助額の差はありません。 大きな刷新では、補助率よりも作る範囲・費用・保守の条件で発注先を比べられます
  3. 「市内に拠点」が条件で、本社の所在地とは書かれていません。 札幌に支店や事業所がある全国の会社が当てはまるかは、要綱の文言からは読み切れないため、事務局に確かめてください

当社は札幌市内に拠点がないので、当社と契約する場合は1/2です。補助金で自己負担を最小にしたい場合、当社より市内のIT企業の方が有利になります。

支払ってから申請する順番に注意

この補助金は、開発を終えて支払いまで済ませてから申請します。発注側から見た順番は次のとおりです。

順番

発注側がすること

開発会社とのやり取り

1

伴走支援を申し込む(今は優先予約)

まだ契約しない。困っている業務を整理しておく

2

専門家と一緒にDX推進計画を作る

計画に書く内容(どの業務にどんなシステムを入れるか)に合わせて、見積と作る範囲を相談する

3

契約・開発・検収

計画に沿った範囲で作る。計画にない機能を足すと対象から外れるおそれがある

4

支払い(全額)

請求書・納品物・支払いの証拠を揃える

5

市へ交付申請

—

6

交付決定・支給

—

出典: 札幌市 中小企業DX加速化・賃上げ促進支援サイトと交付要綱(2026年10月16日確認)。

支払いを済ませた後に申請する仕組みであることと、交付が予算の範囲内で、支援サイトには先着順と書かれていることに注意が必要です。予算が尽きた場合の扱い、交付申請の最終期限、契約の時期に関する決まりは、確認した資料には書かれていませんでした。全額を自己資金で払えるか、補助金が出なくても進める価値のある開発かを先に決めてから、補助金を組み込んでください。立替の考え方は補助金はいつ入金されるかの記事でも扱っています。

市販ツールを入れるなら、もうひとつの補助金

札幌市には「デジタル化・AI導入促進補助金」もあります。国の「デジタル化・AI導入補助金」の交付決定を受けた事業に対し、国の補助金を受けたあとの自己負担額の1/2(上限225万円)を上乗せする制度です(札幌市 デジタル化・AI導入促進補助金、補助率と上限は札幌市 中小企業DX加速化・賃上げ促進支援サイトの記載、2026年10月16日確認)。国の制度は登録されたITツールの導入が対象で、オーダーメイドの開発費がそのまま対象になるとは限りません。市販のクラウドサービスを入れる場合は、デジタル化・AI導入促進補助金が合います。国の制度の現在公開されている締切は2026年10月30日17時です(デジタル化・AI導入補助金2026 スケジュール、2026年10月16日確認)。詳しくはデジタル化・AI導入補助金の活用ガイドを参照してください。

道内の食品・水産・物流の業務と、開発の対象になりやすいもの

段ボール箱が並ぶ物流倉庫の保管棚

北海道の製造品出荷額等は6兆6,413億円で、そのうち食料品製造業が2兆3,854億円、35.9%を占めて最大です(経済産業省「2023年経済構造実態調査」の2022年の数値。出典: 北海道データブック2025 工業・企業立地、2026年10月16日確認)。札幌で発注先を探す会社にも、道内の食品工場・水産加工・卸・配送とつながる業務を持つところがあります。

業務ごとにどんなシステムの発注が出るかを示す統計はないため、下の表は、手作業が残りやすい業務と開発の対象になりやすいものを並べた説明用の例です。

業務(説明用の例)

手作業が残りやすいところ

開発の対象になりやすいもの

資料で確かめられるもの

食品工場の製造記録・ロット管理

原料ロットと製品ロットのひも付けが紙やExcelで、回収や問い合わせのときに追うのに時間がかかる。賞味期限の管理と出荷前の検品を目で見る

製造記録の入力画面、原料から製品・出荷先までたどる検索、賞味期限の警告、衛生管理(HACCP)の記録の電子化

製造記録・検品表の様式、ロット番号の付け方、品目マスタ

水産・農産物の受発注と在庫

入荷量・規格・相場が日ごとに変わり、FAXや電話の注文を手で打ち直す。冷凍・冷蔵の在庫がどこにあるかを人が覚えている

注文の取込と変換、規格・単価の変動に合わせた受注画面、冷凍冷蔵庫の場所ごとの在庫管理

注文書の見本、今のExcel、規格表

水産物の取引記録

アワビ・ナマコなどの取引で、漁獲番号などの情報の伝達と取引記録を伝票で管理している

取引記録の作成と検索、仕入から出荷までの番号のひも付け

伝票の様式、取引の流れ

配車・配送

道内の長い距離と立ち寄り先の多さを前提に、配車表をExcelで組む。遅れたときの連絡を電話でしている

配車表の作成補助、運行記録、到着予定・遅延の連絡

今の配車表、配送先の一覧、運行記録の様式

共通

Excel・Access・古いパッケージにデータが分かれている

データ移行、販売管理・会計ソフトとのCSV・API連携

今のファイル・画面、出力できるCSVの例

水産物の取引記録は、対象の魚種を扱う事業者には水産流通適正化法で定められた義務です。国内の取引で対象になるのはアワビ・ナマコ・うなぎの稚魚(全長13cm以下)・太平洋クロマグロの大型魚(30kg以上)で、取引時の情報の伝達と取引記録の作成・保存が求められます。改正法は2026年4月1日に施行されました(水産庁 水産流通適正化法、2026年10月16日確認)。保存期間や伝え方の細かい決まりは、水産庁の運用通知・Q&Aで確かめてください。システムにしても、記録が正しいかどうかの責任は事業者側に残ります。開発会社に頼めるのは、記録を作りやすく、探しやすくする部分です。

受発注の作り込みは受発注システムの開発の記事、FAXの注文の取込はFAX受発注を自動化する記事、他のシステムとのつなぎ方はAPI連携の開発を依頼する記事で詳しく書いています。

札幌の会社に頼むか、オンラインで頼むか

机の上のノートパソコン。オンラインでの打ち合わせのイメージ

判断の分かれ目は「現物を見ないと要件が決まらない作業があるか」と「札幌市の補助金を2/3で使いたいか」の2つです。上の業務を例に、現地で見る方がよい場面と、資料・画面共有で足りる場面を分けました。

場面

現地で見る方がよい

資料・画面共有・写真で足りる

製造記録・ロット管理

ラインの動線、手袋をしたままの入力、ラベルプリンタや計量器との接続

製造記録・検品表の様式、ロット番号の付け方、今のExcel

冷凍冷蔵庫・倉庫の在庫

冷凍庫の中や倉庫の奥でWi-Fiやハンディ端末が使えるか、置き場所の札の付け方

在庫表、品目と規格の一覧、棚の写真

受発注・取引記録

FAXの原紙の書き方が取引先ごとにばらばらで、実物を大量に見る必要がある

名前を伏せた注文書の写真、伝票の様式、打ち直しの手順の画面録画

配車・配送

車載端末の取り付けや、営業所での運用の確認

配車表、配送先の一覧、運行記録の様式

導入・操作説明

現場の担当者が多く、その場で操作を教える必要がある

事務所の担当者が中心で、テスト環境で確かめられる

打ち合わせ

頻繁に顔を合わせて決めたい、社外への画面共有に制限がある

週1回程度のオンライン会議と資料共有が認められている

東京から札幌までは、羽田から新千歳まで飛行機で約1時間30分、新千歳から札幌駅までJR快速エアポートで約37分です(札幌観光公式 交通アクセス、2026年10月16日確認)。これに空港までの移動と乗り継ぎの時間が加わり、冬は大雪で欠航や遅延が起きることがあります。遠方の会社に頼むなら、現地での確認や操作説明を一度の訪問に頼らず、写真・動画・オンラインで代わりにできる手順を先に決めておくと、天候で予定が動いても進められます。本番の切り替え日を冬に置く場合は特に、移動がなくても切り替えられる段取りにしてください。

札幌の会社が向くのは、左の列が工程の大半を占める場合、工場・倉庫で頻繁に打ち合わせたい場合、ハンディ端末・ネットワーク・設備の工事まで一体で頼みたい場合、そして札幌市の補助金を2/3で使いたい場合です。訪問の頻度と交通費の扱いは最初に確かめてください。

遠方の会社にオンラインで頼めるのは、データの取込・連携、帳票、事務所で使う画面、データ移行が中心で、現地の確認は写真・動画や札幌の設備業者との分担で足りる場合です。この場合、補助金を使わないか開発費が1,000万円以上なら、所在地は判断材料から外せます。

当社は東京都港区にあり、札幌・北海道での実績はありません。初回相談を含め、打ち合わせはオンラインが基本で、訪問・常駐・現地での作業はお約束していません。現地の確認が要る案件では、写真や動画で足りるかどうかを相談の中で一緒に確かめ、足りない場合や補助金の2/3を優先したい場合は、札幌の会社の方が合うとお伝えします。

自社でAIを使って進める部分と、会社に頼む部分

業務の整理や画面の試作、Excelの集計程度なら、ChatGPTやClaudeなどを使って社内で進められます。開発会社に頼む範囲は、その分だけ絞れます。

自社で進めやすい

会社に頼んだ方がよい

注文の流れと、打ち直している項目を書き出す

取引先ごとに違う注文の形を、漏れなく変換するルールにまとめて試験する

画面のイメージをAIで試作して現場に見せる

試作を本番で使えるようにする(ログイン・権限・バックアップ・止まったときの戻し方)

1部署で使う集計の自動化

販売管理・在庫・会計など複数のシステムをつなぐ

DX推進計画に書く業務の整理(伴走支援の専門家と)

ロットや取引記録のように、後から追えないと困る記録の仕組み(入力の誤りを防ぐ確認、修正の履歴)

少量のデータの整理

Excel・Access・古いパッケージからのデータ移行(件数が多い、項目の意味が人によって違う)

AIで作った試作がすでにある場合は、残す部分・直す部分・任せる部分を分けて考えられます。社内でAIを使った開発を続けながら、難しい部分だけ一緒に進める形も取れます。

費用の目安と依頼の形

電卓とグラフ入りの資料が置かれた机。開発費用の見積もりのイメージ

当社の公開価格は次のとおりです(すべて税別)。

依頼の形

価格(税別)

内容

含まないもの

既存システムの改修

100万円〜

今のシステムを活かした機能の追加・変更、連携の追加

クラウド・外部API・ライセンス等の実費

PoC

300万円〜

対象業務を絞って小さく作り、実データに近い条件で効果と課題を確かめる。本番システムの完成価格ではありません

同上。本番化の費用は検証結果を見て別に見積もる

本開発

個別見積

本番で使う業務システムの新規開発・刷新・データ移行

同上

上の業務に当てはめると、たとえば次のような分け方になります(説明用の例です。実際の範囲は資料を見て決めます)。

やりたいこと(説明用の例)

当てはまりやすい依頼の形

今の販売管理に、取引先のFAX注文の取込を足す

既存システムの改修(100万円〜)

1つの工場で、原料から製品・出荷先までロットをたどる仕組みを試す

PoC(300万円〜)

紙とExcelで回している受発注・在庫・取引記録をまとめて作り直す

本開発(個別見積)

他社が作った古い社内システムの中身が分からない

調査のみ、または調査と改修

対応できる範囲は広く、言語やフレームワークは問いません。業務システムの新規開発・改修、画面・帳票、CSV・API連携、SaaSとの連携、ログインと権限、他社が作ったシステムの調査・引継ぎ、AIで作った試作の本番化、データ移行まで対応できます。どの方法でつなぐかは、今の環境を見て一緒に決めます。ただし、食品・水産・物流の受託実績はまだ公開できるものがありません。ハンディ端末やネットワークの現地工事は、設備業者や札幌の会社と分担する前提になります。

価格の前提と進め方は既存システムの改修・PoCの価格と進め方に載せています。

今の業務と使っているシステムを共有して、依頼の範囲を相談する

初回相談は無料・30分(オンライン)で、要件が決まっていなくても大丈夫です。相談後に、業務の棚卸し表・効果の見立て・簡易モックと、依頼範囲の候補・進め方・費用の目安をまとめた相談メモを無料でお送りします(簡易モックは画面のイメージで、動くシステムではありません)。

ほかの費用の考え方は業務システムの開発費用の記事とシステム改修の費用の記事にまとめています。

当社が公開している事例

AI革命株式会社のロゴ

当社が公開できる受託の事例は次の2件です。どちらも食品・水産・物流の事例ではなく、顧客の所在地も公開していません。

業種

課題の種類

作ったもの

通信事業

数万件の請求情報の取込・集計

請求情報の取込・集計と、結果を確かめる確認画面

薬局

複数店舗・数千人分の記録の管理

記録管理、権限の設定、確認工程の仕組み

効果の数値や顧客名は公開していません。件数の多い取引データを取り込んで集計・確認する作業や、複数拠点での記録・権限・確認工程が課題になっている場合は、近い作り方の例として相談の中でお話しできます。

相談の前に揃えておくもの

オンラインでの相談は、次のものがあると30分で話が進みます。

  • 困っている業務の流れ(箇条書きで構いません)と、1か月あたりの件数・1回にかかる時間の目安
  • 使っているシステム・ツールの名前(販売管理、在庫管理、会計ソフト、Excel、Accessなど)
  • 注文や記録の様式の種類の数(実物は名前や数量を伏せた写真で足ります)
  • 手元にあるもの: AIで作った試作、既存のコード、仕様書、今のExcelの有無
  • 札幌市の補助金を使うつもりがあるか、伴走支援やDX推進計画がどこまで進んでいるか
  • 現地で見てほしいもの(ライン・冷凍冷蔵庫・倉庫・紙の帳票)があるか

秘密情報、本番の認証情報、取引先や顧客の実データは相談フォームに書かないでください。

依頼の流れ全体はシステム開発を依頼する流れの記事、データ移行はシステム入れ替えとデータ移行の記事、今の開発会社から乗り換える場合は開発会社の変更と引継ぎの記事を参考にしてください。

よくある質問

東京など札幌市外の会社に頼んでも、DX・賃上げ加速化補助金は使えますか?

使えます。交付要綱の補助率の表では、契約相手が「市内中小IT企業者」なら2/3、「その他企業」なら1/2とされており、市外の会社と契約しても対象から外れるわけではありません。補助率が下がるだけです。申請する側の会社は、札幌市内に本社があることが条件です。

優先予約をすれば、受付が再開したときに必ず申請できますか?

確約はありません。支援の申込ページには、募集枠の拡大は検討中で「現時点ではあくまで未定」、状況に応じて事務局から個別に連絡すると書かれています(2026年10月16日確認)。補助金が出ない場合でも進めるか、待つかを先に決めておくと、受付の再開に振り回されずに済みます。

国のデジタル化・AI導入補助金と一緒に使えますか?

DX・賃上げ加速化補助金は、国や他の自治体の補助金を受けている、または受ける予定の事業を対象外としています。国の補助金と組み合わせられるのは、もうひとつの「デジタル化・AI導入促進補助金」の方で、国の補助金を受けたあとの自己負担に市が上乗せする仕組みです。同じ事業でどちらを使うかは、伴走支援の専門家と相談して決めてください。

DX推進計画ができる前に、開発会社と話を進めてもいいですか?

見積をもらったり、作る範囲を相談したりするのは問題ありません。補助の対象になるのは計画に基づく事業なので、計画に書く内容と見積の範囲を合わせておくと手戻りが減ります。契約をいつ結べばよいかの決まりは確認した資料に書かれていなかったため、契約の前に事務局へ確かめてください。

水産物の取引記録をシステムにすれば、法律の対応は済みますか?

システムは記録を作りやすく、探しやすくするための道具です。どの取引が対象になるか、何を伝えて何を残すかは水産流通適正化法と水産庁の運用通知で決まっており、記録が正しいかの責任は事業者に残ります。システムを作る前に、今の伝票で何を残しているかを水産庁の資料と照らし合わせておくと、作る範囲を決めやすくなります。

相談したら、必ず依頼しないといけませんか?

いいえ。初回相談と相談メモは無料で、依頼するかどうかはそのあと決めていただけます。業務全体をくわしく調べる調査報告、要件定義書の作成、PoC、開発は有償で、その前に範囲と金額をお示しして合意をいただきます。

まとめ

  • 札幌市DX・賃上げ加速化補助金は、システムの開発委託費が対象。契約相手が札幌市内に拠点のある中小IT企業なら2/3、それ以外は1/2で、上限は500万円。2026年10月16日時点で受付は一時停止中、優先予約のみ
  • 補助率の差は開発費750万円までそのまま開き、1,000万円以上では補助額の差がなくなる(仮定に基づく試算)
  • 開発費を全額支払ってから申請する仕組みで、交付は予算の範囲内。補助金が出なくても進める価値があるかを先に決める
  • 道内では食料品製造業が製造品出荷額等の35.9%を占める。製造記録・ロット管理、水産・農産物の受発注と在庫、水産物の取引記録、配車が開発の対象になりやすい
  • 札幌の会社に頼むかは、現地で見る作業の多さと、補助金の2/3を優先するかで決める
  • 当社の公開価格は、既存システムの改修100万円〜、PoC 300万円〜、本開発は個別見積(税別・実費別)。打ち合わせはオンラインが基本

今の業務と使っているシステムを共有して、依頼の範囲を相談する

初回相談は無料・30分(オンライン)です。今の業務と使っているシステムを伺い、相談後に業務の棚卸し表・効果の見立て・簡易モックと、依頼範囲の候補・費用の目安をまとめた相談メモを無料でお送りします。

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この記事の著者

AI革命

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編集部

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既存システムの改修 100万円〜・PoC 300万円〜(税別)。相談内容を送っていただくと、2営業日以内に担当者からご返信します