Claude Ultraとは?旧Max 20xの新名称|5時間制限撤廃の条件・週の上限・料金を解説【2026年11月】

この記事のポイント
Claude Ultraは旧「Max 20x」の新しい名前で、月額$200は据え置き、認証済みアカウントだけ5時間ごとの上限がなくなりました。週の上限(Proの10倍)は残ります。変わったこと・変わらないこと、認証の確認方法、円での実額、Maxとの選び方を公式情報で整理します。
Claude Ultraは、2026年10月30日(米国時間)に「Max 20x」から改名された、Claudeの個人向け最上位プランです。月額$200は変わらず、認証済みのアカウントに限って5時間ごとの利用上限がなくなりましたが、週の上限(Proの10倍)はそのまま残ります。
同じ日に「Max 5x」は「Max」(月額$100)に改名されました。既存の契約者は手続き不要で、同じ価格のまま新しいプラン名に移っています。
この記事でわかること
- 改名で変わったこと・変わっていないこと(料金・5時間の上限・週の上限)
- 「5時間制限なし」が適用される条件と、自分のアカウントが対象か確かめる方法
- 「20x」なのに週の上限が「10倍」だった理由と、改名の背景
- Pro・Max・Ultraの料金比較と、日本から払うときの円の目安
- 旧Max 20x・旧Max 5x・Pro・新規契約・Team利用者それぞれへの影響
- MaxとUltraのどちらを選ぶかの判断材料
旧Max 20x(現Ultra)を契約している方、Maxから上げるか迷っている方、Claude Codeを長時間使っていて5時間の区切りで作業が止まるのが悩みの方に向けた記事です。Claude自体の基本はClaudeとは?で解説しています。
Claude Ultraの要点(名称変更の早見表)
改名の中身は「名前が変わった」「Ultraだけ5時間の上限が外れた」の2点で、料金と週の上限は動いていません。2026年11月2日時点の公式料金ページとヘルプセンターをもとに整理します。

旧名称 | 新名称 | 月額(税抜) | 5時間ごとの上限 | 週の上限(Pro比) | 毎月のAPIクレジット |
|---|---|---|---|---|---|
Pro | Pro(変更なし) | $20(年払いは月$17相当) | あり(基準) | 基準 | なし |
Max 5x | Max | $100(据え置き) | あり(Proの5倍) | Proの5倍 | $100 |
Max 20x | Ultra | $200(据え置き) | なし(認証済みアカウントのみ) | Proの10倍(据え置き) | $200 |
公式Xアカウント(@claudeai)の発表文のうち、押さえておきたい部分は次のとおりです。
- 「Max is still $100/month, and Ultra is still $200.」(料金は据え置き)
- 「If you're a subscriber, there's nothing you need to do.」(契約者は手続き不要)
- 「We're also removing the 5-hour limit for verified Ultra accounts, starting today with most existing subscribers.」(認証済みのUltraは5時間の上限を撤廃。既存契約者の大半から開始)
- 「Weekly limits remain unchanged.」(週の上限は変更なし)
今回の変更は個人向けプランが対象です。料金ページのTeam・Enterpriseの記載は改名前と変わっておらず、国内の報道でも対象外とされています。
Claude Ultraとは|旧Max 20xの新しい名前
Ultraは、Anthropicの個人向け有料プランの中でいちばん上のプランです。ヘルプセンターの「What is the Ultra plan?」では、「Proの10倍の利用量を毎週提供する個人向けの有料プラン」と説明されています。
プランの中身は旧Max 20xを引き継いでいます。使えるモデル・機能は新しいMax(旧Max 5x)と同じで、違いは次の3つです。
- 5時間ごとの上限がない(認証済みアカウントのみ。Maxにはある)
- 週の上限がProの10倍(MaxはProの5倍)
- 毎月のAPIクレジットが$200(Maxは$100)
公式の料金ページでは、Ultraの「5時間制限なし」の項目に「認証済みアカウント」という注記が付いています。何もしなくても全員がすぐ無制限になるわけではありません。
新しいMax(旧Max 5x)の詳しい中身はClaude Maxプランの解説にまとめています(旧名称の表記で書かれた時期の記事です)。
何が変わって、何が変わらないのか
変わったのは「プラン名」と「Ultraの5時間ごとの上限」だけです。料金、週の上限、Maxの上限、使えるモデルや機能は変わっていません。
項目 | 改名前(〜2026年10月29日) | 改名後(2026年10月30日〜) | 変化 |
|---|---|---|---|
プラン名 | Max 5x / Max 20x | Max / Ultra | 変わった |
月額 | $100 / $200 | $100 / $200 | 変わらない |
Ultra(旧Max 20x)の5時間ごとの上限 | Proの20倍 | なし(認証済みのみ) | 変わった |
Ultra(旧Max 20x)の週の上限 | Proの10倍 | Proの10倍 | 変わらない |
Max(旧Max 5x)の上限 | 5時間・週ともProの5倍 | 5時間・週ともProの5倍 | 変わらない |
支払い方法 | 月払いのみ | 月払いのみ | 変わらない |
毎月のAPIクレジット | $100 / $200 | $100 / $200 | 変わらない |
「無制限になった」わけではない
Ultraで外れたのは5時間ごとの区切りであって、使える総量ではありません。週の上限はProの10倍のままなので、週の枠を使い切れば、リセットまでは止まります。
海外メディアの中には、今回の実質的な変化を「週の枠を、いつ・どのペースで使うかを自由に決められるようになったこと」と整理しているところもあります。たとえば週末にClaude Codeで大きなリファクタリングを一気に進めるような使い方では、5時間ごとに待たされることがなくなります。反対に、すでに毎週のように週の上限に当たっている人は、Ultraに上げても上限に当たる状況は変わりません。
ヘルプセンターには、これとは別に「Anthropicの判断で追加の上限(週・月単位など)をかける場合がある」「途切れずに使えることは保証しない」とも書かれています。
「5時間制限なし」の条件|認証済みアカウントとは
5時間ごとの上限が外れるのは、Anthropicが「認証済み(verified)」と判定したUltraアカウントだけです。認証は自動で行われ、利用者が申請する手続きはありません。

出典: Claude Platform Docs「Rate limits」
公式が説明している仕組みは次のとおりです。
項目 | 公式の説明 |
|---|---|
判定の方法 | アカウントの利用履歴や支払い履歴などをもとに自動で判定 |
申請 | 不要(申請する窓口もない) |
未認証の間 | 一時的な上限がかかる(主に新しく作ったアカウント) |
認証されたとき | 上限が外れ、メールで知らせる(公式X投稿) |
電話番号の認証との関係 | 別のもの。購入時に電話番号を認証しても、それだけでは外れない |
目的 | 不正利用や乱用(fraud and abuse)を防ぐため |
展開の進み方 | 段階的に展開(「rolls out in stages」)。既存契約者の大半から開始 |
認証にかかる日数や、全員への展開が終わる時期は、2026年11月2日時点で公式に示されていません。「数日で外れる」といった目安を書いている情報もありますが、根拠のある数字ではない点に注意してください。
自分が認証済みか確かめる方法
ヘルプセンターによると、設定の「使用量」(Settings > Usage)を開き、「現在のセッション」(Current session)のバーが表示されていなければ認証済みです。バーが表示されている場合は、まだ5時間ごとの上限がかかっています。
日本語表示では項目名が「使用量」「使用状況」など、報道によって書き方が分かれています。見当たらない場合は、英語表記の「Usage」「Current session」を目印にしてください。
「20x」なのに週の上限が「10倍」だった理由
「20x」は5時間ごとの上限についての倍率で、あとから加わった週の上限はProの10倍に設定されていました。この食い違いを解消するのが今回の改名です。
Claudeのサブスクリプション担当のプロダクト責任者、Mike Overell氏はXで次のように経緯を説明しています。
- 2025年4月にMax 20xが登場したときは、上限が5時間ごとの1種類だけで、それがProの20倍だった。だから「20x」という名前になった
- その後に週の上限が加わり、Max 20xの週の上限はProの10倍に設定された
- あとから契約した人の一部が、「20倍」が両方の上限に当てはまると受け取ってしまった
Overell氏は「We could have done better here, and I'm sorry.」と謝罪し、Ultraについては「作業の途中で止められずに作り続けられるよう、5時間の上限を外す」と述べています。ITmedia NEWSも「旧『Max 20x』の『20倍』は5時間単位の数字で、新プランの週の『10倍』とは基準が違う」と解説しています。
公式の料金ページも、改名にあわせて週の上限を「Proの10倍」と明記する書き方に変わりました。
米国では表示をめぐる集団訴訟が起きている
報道によると、2026年6月に米国カリフォルニア北部地区連邦地裁で、Maxプランの「5x」「20x」という表示が誤解を招くとする集団訴訟が起こされました。訴状は、Max 20xの実際の利用量はProの6〜8倍程度だと主張しています。Anthropicは「倍率はセッション単位のもので、セッションの上限と週の上限は別の上限だ」として訴えの却下を求めていると伝えられています。
裁判所はまだ判断を出していません。また、Overell氏の説明は訴訟に触れておらず、改名と訴訟の関係をAnthropicは明らかにしていません。
Pro・Max・Ultraの料金比較と円での目安
UltraはWeb経由で月額$200(税抜)で、日本の消費税10%を加えると$220です。1ドル158円で計算すると月約3万4,800円になります。 2026年11月2日時点の公式料金ページをもとに比べます。
プラン | 月額(税抜) | 消費税10%込み | 円の目安(1ドル158円) | 支払い | 5時間ごとの上限 | 週の上限(Pro比) | Fable 5 / 5.1 | APIクレジット |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Free | $0 | $0 | 無料 | − | あり(少なめ) | あり(少なめ) | 使えない | なし |
Pro | $20(年払いは月$17相当) | $22 | 約3,480円 | 月払い/年払い | あり(基準) | 基準 | 従量(利用クレジット)で利用 | なし |
Max(旧Max 5x) | $100 | $110 | 約1万7,400円 | 月払いのみ | Proの5倍 | Proの5倍 | 週の上限の50%まで追加費用なし | 毎月$100 |
Ultra(旧Max 20x) | $200 | $220 | 約3万4,800円 | 月払いのみ | なし(認証済みのみ) | Proの10倍 | 週の上限の50%まで追加費用なし | 毎月$200 |
円の目安は、当サイトのClaude料金関連の記事と同じ「1ドル158円・消費税10%込み」で計算しています。11月2日時点の為替は反映していません。実際の請求額は決済日のレートで変わり、カード会社の海外事務手数料が別にかかる場合もあります。
支払いで気をつけたい点は次のとおりです。
- 公式の料金ページは日本語版もドル表示で、円建ての価格は出ていません
- iOS・Androidのアプリ内課金は、Webと価格が違う場合があります(ヘルプに明記)。日本のApp StoreでのUltraの円価格は確認できていません
- MaxとUltraは年払いがありません。年払いで安くできるのはProだけです
全プランとAPIの料金の詳細はClaudeの料金プランを日本円で比較した記事にまとめています。
上のプランにしても単価は安くならない
Proの月額と週の上限をそれぞれ1とすると、Maxは価格5倍・週の上限5倍、Ultraは価格10倍・週の上限10倍です。週の利用量あたりの単価は、3プランとも同じになります。
プラン | 価格(Pro比) | 週の上限(Pro比) | 週の上限あたりの価格 |
|---|---|---|---|
Pro | 1倍 | 1倍 | 1 |
Max | 5倍 | 5倍 | 1 |
Ultra | 10倍 | 10倍 | 1 |
つまり、MaxからUltraに上げて得られるのは「割安な利用量」ではなく、5時間の区切りがなくなることと、APIクレジットが$100増えることです。この2つに価値を感じるかどうかが判断のポイントになります。
Ultraでできること
Ultraでは、Proの機能すべてに加えて、5時間の区切りなしで使える利用枠、Fableの定額利用、毎月$200のAPIクレジットが手に入ります。
Claude Codeを5時間で止められずに使える

Claude Codeは、ターミナルやVS Code・Cursor・JetBrainsなどのIDEから使えるコーディング用のツールです。ヘルプ「Pro、Max、またはUltraプランでClaude Codeを使用する」では、「ProとMaxには5時間のセッション上限と週の上限があり、Ultraには週の上限がある。認証済みのUltraアカウントには5時間のセッション上限がない」と説明されています。
Claudeのチャット(Web・デスクトップ・モバイル)とClaude Codeは同じ利用枠を分け合います。チャットで多く使えば、Claude Codeで使える週の残りも減ります。
Fable 5 / 5.1を週の上限の50%まで追加費用なしで使える
最上位モデルのFable 5・Fable 5.1は、MaxとUltraでは週の上限の50%まで追加費用なしで使えます(ヘルプ「Claude Fable models on your plan」)。50%を超えたら、利用クレジット(従量課金)で続けるか、ほかのモデルに切り替えます。
この50%は上乗せの枠ではなく、週の上限の中に設けられた上限です。Fableで週の上限の半分を使えば、その週に残るのは半分です。Proでの扱いや従量課金の考え方はClaude Fable 5の従量課金・利用クレジットの解説を参照してください。
毎月$200分のAPIクレジットが付く

Ultraには毎月$200分のClaude APIクレジットが付きます(Maxは$100)。2026年10月7日に始まった制度で、ヘルプ記事も「Max、Ultra、Teamプランの月間APIクレジット」という題に変わりました。
Claude Codeを使う人ほど誤解しやすいので、使える範囲を整理しておきます。
使い方 | APIクレジットが使えるか |
|---|---|
Messages API・Message Batches API | ○ |
Consoleのプレイグラウンド | ○ |
Claude Managed Agents | ○ |
Claude Agent SDK、リンク先組織のAPIキーで動かす | ○ |
対話型のClaude Code(ターミナル・IDE・デスクトップ・Web) | × |
Claudeアプリ・Claude Code・Coworkでの追加使用(利用クレジット) | × |
Amazon Bedrock・Google Cloud Vertex AI・Microsoft Foundry経由 | × |
クレジットは請求サイクルが終わると失効し、繰り越せません。受け取るには、claude.aiの「設定 > 請求」でClaude Consoleの組織を1つリンクします。リンク先はあとから自分で変更できず、変えるにはサポートへの依頼が必要です。受け取り方と試算はClaude Max・TeamのAPIクレジットの解説で詳しく書いています。
公式のClaude Platformドキュメントには、11月2日時点でも「Max 5x $100 / Max 20x $200」という旧名称の表記が残っています。中身はMax $100・Ultra $200と同じです。
そのほかの機能
- 新しいモデル・機能への優先アクセス、混雑時の優先アクセス
- レポートやスプレッドシート、プレゼン資料を作る長い多段階のバックグラウンドタスク
- Pro以上の機能(プロジェクト無制限、Opus、Claude in Chrome、Microsoft 365連携、スケジュールタスク、Dashboards(ベータ)など)
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Ultraの弱み・注意点
Ultraの弱みは、週の上限が残ること、年払いがないこと、APIクレジットが対話型のClaude Codeに使えないことです。 契約前に確認しておきたい点をまとめます。
- 週の上限はProの10倍のまま。改名で総量が増えたわけではありません
- 新しいアカウントはすぐには5時間の上限が外れない。認証までの期間は公式に示されていません
- 展開は段階的。既存の契約者でも、すぐには外れない人がいる可能性があります
- 年払いがない。月額$200(税込$220)を毎月払い続ける形です
- APIクレジットは対話型のClaude Codeに使えない。Claude Codeをもっと使うための枠としては当てにできません
- 追加の上限がかかる可能性がある。公式は週・月単位などの上限を追加する場合があるとしています
- 個人向けプラン。管理機能やSSOはなく、会社で複数人が使う用途には向きません
長時間回す人ほど気をつけたい設定
5時間の区切りがなくなると、Claude Codeを長く自律的に動かす場面が増えます。次の2点は特に確認しておいてください。
ANTHROPIC_API_KEY が設定されていると、サブスクではなくAPI課金になる。 ヘルプによると、この環境変数があるとClaude CodeはAPIキーで認証し、Ultraの枠ではなくAPIの従量料金がかかります。Ultraの枠で使うには、APIクレジットの案内を断り、claude logout のあとプランの認証情報だけで claude login し直します。
自動承認の範囲を広げすぎない。 長時間の実行で確認の手間を減らそうとして、ファイル操作やコマンド実行の許可を広げると、意図しない変更や機密情報の流出につながるおそれがあります。権限の設定や上限に当たりにくくする工夫は、Claude Codeの料金と使い方の解説も参考にしてください。
自分はどうなる?契約状況別の影響とやること

出典: Claude 公式ヘルプセンター
旧Max 20xの契約者は何もしなくてよく、5時間の上限が外れたかどうかを確かめるだけです。旧Max 5x(現Max)とProの契約者は、名前以外ほぼ何も変わりません。
あなたの状況 | 何が変わるか | やること |
|---|---|---|
旧Max 20xを契約中(現Ultra) | プラン名がUltraに。認証済みなら5時間の上限がなくなる | 何もしなくてよい。「Current session」のバーの有無で外れたか確認。外れたらメールが届く |
旧Max 5xを契約中(現Max) | プラン名がMaxになるだけ。5時間の上限は残る | 何もしなくてよい |
Pro | 変更なし | 何もしなくてよい |
これからUltraを契約する | 新しいアカウントは認証まで一時的な上限がかかる | 契約直後から5時間の上限なしで使える前提で予定を組まない |
Team・Enterpriseで使っている | 今回の変更の対象外(料金ページの記載は改名前と同じ) | 何もしなくてよい |
MaxやProからUltraに切り替えるときの請求
- Max → Ultra:差額は日割りで請求されます。APIクレジットも按分した分がすぐ付き、以後は毎月$200です
- Pro(年払い)→ Ultra:Proの残額がUltraの価格を上回る場合、差額は以後の請求に充てるクレジットになります。請求先住所が前の契約と同じである必要があり、住所が変わった場合はProを解約して期間の終了を待ち、新しい住所でUltraを契約します
- Google Play経由:新しいプランの全額が請求され、未使用分は利用日数の延長に換算されます
MaxとUltra、どちらを選ぶか
迷う場合の分かれ目は「止まる原因が5時間の区切りか、週の上限か」です。5時間の区切りで止まるならUltra、週の上限で止まるならUltraに上げても解決しにくいと考えてください。
使い方・悩み | おすすめのプラン | 理由 |
|---|---|---|
Proの上限に週に何度も当たる | Max | 価格5倍で5時間・週とも5倍。まずここから |
Maxで5時間の区切りによく当たるが、週の上限には余裕がある | Ultra | 5時間の区切りがなくなることがいちばん役に立つ |
Claude Codeで数時間〜半日かかる作業を一気に進めたい | Ultra | 作業の途中で止められにくい |
Maxで週の上限に毎週当たる | Ultraも候補(ただし効果は限定的) | 週の上限は2倍になるが価格も2倍。単価は同じ |
すでにUltraで週の上限に当たっている | 使い方の見直し、または利用クレジット | 上のプランはない。モデルの使い分けで消費を抑える |
APIでも毎月$100以上使う | Ultra | APIクレジット$200を使い切れれば負担が下がる |
月によって使う量の差が大きい | ProかMax | 使わない月も月額$200がかかる |
週の上限の減り方は、使うモデル、会話の長さ、添付ファイル、機能、effort(思考の深さ)の設定で大きく変わります。Fableや重い設定ばかりで使っていると、Ultraでも週の上限には早く届きます。週の上限と5時間枠のこれまでの変化はClaude Codeの週次上限の変更の解説で整理しています。
ChatGPTの上位プランと比べたい場合はClaude vs ChatGPTの比較を参照してください。料金や上限の仕組みはどちらも変更が多いため、契約前に各社の公式ページで確認するのが確実です。
会社で使う場合はTeam・Enterpriseを検討する

Ultraは個人向けのプランです。会社の業務で複数人が使うなら、管理機能があり、既定で会話を学習に使わないTeamかEnterpriseが前提になります。
比較項目 | Ultra | Team | Enterprise |
|---|---|---|---|
対象 | 個人 | 2〜150席の組織 | 大規模な組織 |
料金 | 月$200 | Standard席 $20(年払い)・$25(月払い)/Premium席 $100(年払い)・$125(月払い) | 1席$20/月(年払い・20席以上)+API料金での従量 |
5時間ごとの上限 | なし(認証済みのみ) | 今回の変更の対象外 | 今回の変更の対象外 |
APIクレジット | 毎月$200 | 席数に応じてプール、上限$500/月 | 対象外 |
管理機能・一元請求 | なし | あり | あり(SCIM・監査ログなど) |
個人のUltraを社員の人数分そろえる方法は、全員が日常的に使う段階や、業務システムにClaudeを組み込む段階になると割高になりがちです。その場合は席ごとのライセンス費だけでなく、APIの利用料や開発・運用の費用まで含めて考える必要があり、その考え方は社内AIチャットボットの費用で整理しています。
なお、個人のUltraからTeamに移ると、APIクレジットの受け取りに使っていたConsole組織とのリンクは終了します。
Ultraに至るまでの経緯(2025年4月〜2026年10月)

Maxプランは登場から1年半で上限の扱いが何度も変わり、その積み重ねが今回の改名につながりました。
時期 | 出来事 |
|---|---|
2025年4月9日 | Maxプラン登場(Max 5x $100・Max 20x $200)。当時は5時間ごとの上限だけで、20xはProの20倍 |
その後 | 週の上限が加わる。Max 20xの週の上限はProの10倍 |
2026年6月 | 米国でMaxの表示をめぐる集団訴訟が起こされる(報道) |
2026年7月20日 | Fable 5のプロモーションが終了。Maxでは週の上限の50%まで定額内に |
2026年9月14日 | Claude Codeの週の上限を標準比+25%で固定 |
2026年9月22日 | Opus 5.5の発表にあわせて5時間枠を引き上げ |
2026年10月7日 | Max・Teamに毎月のAPIクレジットの付与を開始 |
2026年10月30日(米国時間) | Max 5x→Max、Max 20x→Ultraに改名。料金据え置き。認証済みUltraの5時間の上限を撤廃(段階的に展開)。週の上限は据え置き |
上限の条件は短い間隔で変わっています。契約したときの条件がずっと続くとは考えず、公式の料金ページとヘルプを定期的に確認するのが安全です。
こんな人におすすめ / おすすめしない人
Claude Ultraがおすすめの人
- 5時間の区切りで作業が止まるのがいちばんの悩みの人:週の上限には余裕があるなら、Ultraの効果がはっきり出る
- Claude Codeで長いセッションを回す個人開発者:大きな改修や調査を途中で待たされずに進められる
- APIクレジット$200を使い切れる人:Agent SDKやバッチ処理などで毎月APIを使うなら、実質の負担が下がる
- Fableを日常的に使う人:週の上限の50%まで定額で使える(Maxも同じ)
Claude Ultraをおすすめしない人
- すでに週の上限に当たっている人:MaxからUltraに上げても週の上限は2倍で、価格も2倍。単価は変わらない
- 5時間の区切りで困っていない人:Maxで足りる。差額の月$100(税込$110)を払う理由が薄い
- 年払いで費用を抑えたい人:Ultraは月払いのみ
- 会社の業務で複数人が使う人:管理機能のあるTeamかEnterpriseを選ぶ
- 新しくアカウントを作ってすぐ長時間使いたい人:認証までは一時的な上限がかかる
よくある質問
Q. 旧Max 20xの契約者は、何か手続きが必要ですか?
必要ありません。同じ価格のまま自動でUltraに移っています。請求額も変わりません。
Q. 5時間の上限が外れたかは、どこで確かめられますか?
設定の「使用量」(Settings > Usage)で、「現在のセッション」(Current session)のバーが出ていなければ外れています。公式Xの発表では、外れたときにメールでも知らせるとしています。
Q. 電話番号を認証すれば、5時間の上限は外れますか?
外れません。ヘルプセンターは、購入時の電話番号の認証と、5時間の上限を外すための認証は別のものだと説明しています。後者は利用履歴や支払い履歴などをもとにAnthropicが自動で判定します。
Q. Maxプラン(旧Max 5x)でも5時間の上限はなくなりますか?
なくなりません。今回5時間の上限が外れたのはUltraだけです。Maxは5時間ごと・週ごとともにProの5倍のままです。
Q. Ultraに上げると、Claude Codeは今までの2倍使えますか?
週の上限で見るとMaxの2倍ですが、週の上限は改名前のMax 20xと同じです。旧Max 20xのまま使っていた人にとって、週に使える量は増えていません。
Q. 日本円で払えますか?
公式の料金ページは日本語版もドル表示で、Webでの支払いはドル建てです。カード会社が決済日のレートで円に換えて請求します。アプリ内課金は価格が違う場合があるため、契約前にストアの表示価格を確認してください。
まとめ|Ultraは「総量」ではなく「止まらなさ」に払うプラン
Claude Ultraは旧Max 20xの新しい名前で、月額$200(税込$220、1ドル158円で約3万4,800円)は変わっていません。
- 変わったこと:プラン名(Max 5x→Max、Max 20x→Ultra)と、認証済みUltraの5時間ごとの上限の撤廃
- 変わらないこと:料金、週の上限(UltraはProの10倍、MaxはProの5倍)、Maxの5時間の上限、APIクレジット(Max $100・Ultra $200)
- 条件:5時間の上限が外れるのは認証済みのアカウントだけ。認証は自動で、電話番号の認証とは別。新しいアカウントには一時的な上限がかかる
- 選び方:5時間の区切りで止まるならUltra、週の上限で止まるならUltraでも解決しにくい
Claudeでは利用規約やポリシーの変更も続いています。直近の変更はClaude利用ポリシー改定の解説で確認できます。プラン全体の比較はClaudeの料金プラン解説、Claudeの基本はClaudeとは?をあわせてご覧ください。
参考(公式情報)
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AI革命
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