AIツール2026年10月更新

ChatGPT Proの新規受付一時停止は9月29日に再開|GPT-6 Astra需要が原因・既存契約者への影響と代替プランを整理【2026年10月更新】

公開日: 2026/09/13
更新日: 2026/10/10
ChatGPT Proの新規受付一時停止は9月29日に再開|GPT-6 Astra需要が原因・既存契約者への影響と代替プランを整理【2026年10月更新】

この記事のポイント

ChatGPT Pro(月200ドル)の新規受付は9月10日に一時停止し、9月29日(米国時間)に再開しました。再開後のPro 200は利用枠がPlusの20倍から10倍に縮小し、既存契約者は10月29日まで旧枠です。停止の理由、10月29日までに決めること、Pro 100・Pro 500・APIなどの代替プランを整理しました。

ChatGPT Pro(月200ドル)の新規受付は、2026年9月10日(米国時間)に一時停止し、9月29日(米国時間、日本時間30日)に再開しました。ただし再開したPro 200は、Work・Codexで使える量がPlusの20倍から10倍に減りました。すでに契約していた人は10月29日まで旧枠(20倍)のまま使え、10月30日から新しい枠に切り替わります。

この記事でわかること

  • 停止から再開までの流れと、9月10日に何が止まったのか
  • 停止の理由になった「GPT-6 Astra」の需要急増
  • 再開後に変わった条件(Pro 200の利用枠の縮小、Pro 500の追加、5時間制限の扱い)
  • 既存のPro 200契約者への影響と、10月29日までに決めておきたいこと
  • Pro 100・Pro 500・Plus・Business・API・他社プランの比べ方

こんな人に向けた記事です

  • Pro 200を契約していて、10月30日以降の扱いが気になる人
  • 停止中にPro 200へ入れなかった人、停止中に解約した人
  • 会社やチームでChatGPTの上位プランを見直している人

2026年10月10日時点で押さえておきたい3点

  1. Pro 200の新規受付・アップグレードは 9月29日(米国時間)に再開済み。月額は200ドルのままだが、新規契約の利用枠は Plusの10倍(旧20倍)。倍率はOpenAI幹部の説明と報道による
  2. 9月22日〜9月29日のあいだにPro 200を契約していたアカウントは、10月29日まで旧枠(20倍)。10月30日から10倍に切り替わる。報道によると、影響を受ける人には2,500ドル相当のクレジットが1回だけ付与される(12月31日失効)
  3. 旧Pro 200と同じくらいの量を新しく契約して使いたいなら、9月29日に追加された Pro 500(月500ドル、Plusの25倍) しかない。量が足りるなら Pro 100(5倍) や API と組み合わせる方法もある

ChatGPTのプラン全体の料金はChatGPTの料金プラン解説、ChatGPTそのものの基本はChatGPTとはで説明しています。

ChatGPT Pro $200の新規受付停止とは|止まったもの・止まっていないもの

OpenAI公式GitHubのOGP画像(OpenAIロゴ)

出典: OpenAI 公式GitHub(openai/openai-python)

9月10日〜29日に止まっていたのは、月額200ドルの「Pro $200(当時の呼び名はPro 20x、現在はPro 200)」の新規加入とアップグレードだけです。ほかのプラン、すでに結ばれていた契約、APIは止まっていません。停止はおよそ19日間続き、9月29日(米国時間)に解除されました。

停止を告知したのは、OpenAIでCodexとChatGPTのプロダクトを統括するThibault(Tibo)Sottiaux氏です。9月10日(米国時間)にXで発表し、「できるだけ多くの人に使い続けてもらうための最小限の措置」と説明しました。国内では9月11日に報じられたため、「9月11日に停止」と書いている国内記事もあります。

当時のOpenAIヘルプセンター「About ChatGPT Pro tiers」は、Free・Go・Plus・Pro $100からPro $200へのアップグレードもすべて止めると案内していました。プランを選ぶ画面には「20Xプランは一時的に購入できません」と出ていました(ITmedia AI+報道)。

プラン別:停止中と再開後の加入可否

プラン

月額(ドル建て)

停止中(9/10〜9/29)

再開後(9/29〜)

Free

$0

加入できた

加入できる

Go

低価格帯 ※

加入できた

加入できる

Plus

$20

加入できた

加入できる

Pro 100(旧Pro $100・5x)

$100

加入できた(停止の対象外)

加入できる

Pro 200(旧Pro $200・20x)

$200

新規・アップグレードとも停止

再開。ただし利用枠はPlusの10倍

Pro 500

$500

(まだなかった)

9月29日に追加

Business / Enterprise

席単位

加入できた

加入できる

API(従量課金)

使った分だけ

影響なし

影響なし

※Goの価格は報道ベースです。最新の金額はChatGPT公式の料金ページで確認してください。

ここまでの経緯

日付(米国時間)

出来事

2026年4月

Pro $100(5x)が追加される

2026年9月3日

GPT-6 Astraを発表。以降、API・ChatGPTへ順次展開

2026年9月5日

ChatGPT Pro・Enterprise・Business Premiumへ予定より早く展開

2026年9月9日

Sottiaux氏が「Proの新規加入を止めなければならないかもしれない」と予告

2026年9月10日

Pro $200(20x)の新規加入・アップグレードを一時停止

2026年9月22日頃

停止中でも、最近まで契約していた人は30日以内に1回だけ再加入できるとヘルプで案内(Mixed News報道)

2026年9月22日

GPT-6 Sol・GPT-6 Lunaを公開(GPT-5.6版の半額)

2026年9月28日

Sottiaux氏がXで「明日再開する」「Proに5時間制限は戻さない」と予告

2026年9月29日

DevDay 2026。Pro 200の受付を再開(利用枠は縮小)、Pro 500を追加、既存契約者向けの経過措置を発表

2026年10月29日

既存契約者の旧枠が使える最終日

2026年10月30日

既存のPro 200も新しい枠(Plusの10倍)へ切り替え

2026年12月31日

補償クレジットの失効日(報道ベース)

再開を発表したDevDay 2026の全体像はOpenAI DevDay 2026まとめで整理しています。

停止の理由はGPT-6 Astraの需要急増

AIの計算資源を支えるデータセンターのサーバーとケーブル

停止の直接の原因は、9月上旬に公開されたフラッグシップモデル「GPT-6 Astra」に利用が集中し、OpenAIの計算資源が足りなくなったことです。Sottiaux氏は「Astraの需要は本当に前例がない」「これまで急成長を経験してきたが、こんなことは初めて」と述べています(TechCrunch報道)。

GPT-6 Astraは、複雑な推論、コーディング、コンピュータ操作(computer use)、リサーチ、文書作成を得意とするモデルです。モデルの特徴はOpenAI Astraとはにまとめています。

なぜPro $200だけを止めたのか

当時のPro $200はPlusの20倍の利用枠があり、1契約あたりのサーバー負荷が最も大きいプランでした。TechCrunchによると、OpenAIは「Pro加入がシステムにかける負荷が最大」と説明しています。Go・Plus・Business・Enterprise・APIは止めず、負荷の大きい1プランだけに絞った形です。

なかでもAstraの目玉であるcomputer use(デスクトップを人のように操作する機能)は、GPT-5.6 Solより利用枠を速く消費すると報じられていました(Fortune)。20倍の枠を持つ人がcomputer useを多用すれば、計算資源はそれだけ速く減ります。

過去にも同じような停止があった

OpenAIが上位プランの新規受付を止めたのは初めてではありません。2023年にも、需要急増を理由にSam Altman氏がChatGPT Plusの新規受付を一時停止しています。Fortuneによると、OpenAIの計算能力は2023年の0.2GWから2025年には1.9GWまで増えましたが、それでも新モデルの需要に追いつきませんでした。

安全面の背景もある

OpenAIのシステムカードによると、GPT-6 Astraは安全評価の枠組み(Preparedness Framework)のサイバーセキュリティ能力で、同社モデルとして初めて「Critical」水準に達しました。高度なサイバー用途は限定プログラム経由で提供されるなど、もともと慎重に展開されているモデルです。今回の停止は計算資源の問題ですが、安全面の理由でも提供範囲が絞られることがあるため、Astra頼みの業務は代わりの手段も考えておいたほうが安心です。背景はOpenAIがAstraの開発を一部停止した件やOpenAI Daybreakとはで扱っています。

再開時期は9月29日|再開後に変わった条件

OpenAI公式GitHubのCodexリポジトリのOGP画像

出典: OpenAI 公式GitHub(openai/codex)

再開は9月29日(米国時間、日本時間30日)です。Sottiaux氏が前日の9月28日にXで予告し、ChatGPTのリリースノートにも9月29日付で「Pro 200は月額200ドルで再び新規契約できる」と記載されました。報道によって日付が「29日」と「30日」に分かれているのは、米国時間と日本時間の違いによるものです。

ただし、停止前と同じ条件に戻ったわけではなく、再開に合わせて次の点が変わりました。

  1. Pro 200の利用枠を縮小:Work・CodexでPlusの20倍から10倍へ。チャットでのGPT-6 Proは週200回から100回へ(Sottiaux氏の説明・報道)
  2. Pro 500(月500ドル)を追加:Proは100・200・500の3段階になった
  3. Proには5時間制限を戻さない:Pro 100・200・500は週単位の枠だけで管理する
  4. 既存のPro 200契約者に経過措置:10月29日まで旧枠を維持し、補償クレジットを付与(クレジットは報道ベース)

Pro 100・Pro 200・Pro 500の比較(2026年10月時点)

プラン

月額(ドル建て)

Work・Codexの利用枠(Plus比)

チャットのGPT-6 Pro

Astra Ultrafast

Plus

$20

1倍

対象外

使えない

Pro 100

$100

5倍

週50回(GPT-5.6 Solと共有、9月上旬時点)

使えない(クレジットを買っても不可)

Pro 200(新規、10/30以降の既存)

$200

10倍(旧20倍)

週100回(旧200回)

使えない(クレジットを買っても不可)

Pro 200(経過措置の対象者、10/29まで)

$200

20倍

週200回

使えない

Pro 500

$500

25倍(Proで最大)

非公開

使える(Pro 500のみ)

OpenAIの公式ヘルプが書いているのは「Pro 100・200・500の3つの月額プランがあること」「Pro 500の利用枠が最も大きいこと」「経過措置の対象外の新規契約は利用枠が低いこと」までです。5倍・10倍・25倍という倍率はヘルプには載っていません。倍率と週の回数は、Sottiaux氏の投稿やOpenAIが既存契約者に送ったメール、DevDayの報道に基づく数字です。

円での支払額は、App Store表示額としてPro 100が16,800円、Pro 200が30,000円、Pro 500が84,000円と報じられています。Webでドル払いにした場合は為替で変わるので、基準はドル建てと考えてください。Pro 500とUltrafast(Codexで最大毎秒300トークン、標準の最大8倍の速度)の詳細はChatGPT Pro 500とUltrafastとはで解説しています。

「API換算で旧プランの約半分」の意味

Sottiaux氏は、新しいPro 200の利用枠はAPIの定価に換算すると旧200ドルプランの約半分だと説明しています。これは「定価で計算した名目の価値が半分」という意味で、こなせる作業量が必ず半分になるとは限りません。

OpenAIはモデルの効率化で減った分を補えると主張しています。9月22日に公開されたGPT-6 Sol・GPT-6 LunaはGPT-5.6版の半額で、API価格が下がったぶん、同じ枠でも動かせる量が増えるという理屈です(詳しくはGPT-6 Sol・Lunaとは)。OpenAIは利用枠をトークン数で公表していないため、実際に使える量は使うモデルや作業の内容によって変わります。

5時間制限はProでは戻らない

Pro 100・200・500には5時間ごとの上限がなく、週の枠だけで管理されます。Sottiaux氏は「再導入しない。使いたいときに週の枠を使えるようにする」と述べています(ITmedia AI+・窓の杜報道)。7月の一時撤廃から復活、Plusでの再導入までの流れはCodex・ChatGPT Workの5時間制限、Plusでの扱いはChatGPT Plusの5時間制限を参照してください。Plusの5時間制限が現在どうなっているかは、公式情報で確認しきれていません。

あわせて、常時稼働のエージェント機能「dots」も、9月29日のリリースノートで「今後1か月はPro・Business・Enterpriseの利用枠を消費しない」とされています(報道による引用)。EEA・スイス・英国のProユーザーには当面提供されません。仕組みと権限設定の注意点はOpenAI dotsとはにまとめています。

既存Pro契約者への影響|10月29日まで旧枠、30日から新枠

ノートパソコンでサブスクリプション契約を確認するイメージ

既存のPro 200契約者は、10月29日までは旧枠(Plusの20倍)のまま使え、10月30日から新しい枠(10倍)に切り替わります。月額は200ドルのまま変わりません。手続きは不要で、影響を受ける人にはOpenAIからメールで連絡が届きます。

経過措置の中身

項目

内容

情報の出どころ

対象

2026年9月22日〜9月29日午前10時(太平洋時間)のどこかの時点で、Pro 200の契約が有効だったアカウント

公式ヘルプ(複数の報道が同じ文言を引用)

旧枠を使える期間

2026年10月29日まで(対象の契約が有効なあいだ)

公式ヘルプ

切り替え後

10月30日から10倍・GPT-6 Pro週100回。月額は200ドルのまま

報道

解約したあと再契約した場合

対象期間に有効だった契約が切れても、同じアカウントで再契約すれば10月29日まで旧枠に戻れる

報道(Winbuzzerなど)

補償クレジット

62,500クレジット(2,500ドル相当)を1回だけ付与、2026年12月31日に失効。「設定 > 使用量」で確認できるとされる

公式ヘルプには記載なし。OpenAIのメールを引用した報道

「10月29日まで旧枠」と「10月30日から縮小」は、同じことを別の言い方で書いたものです。ただし切り替えの時刻が何時で、どのタイムゾーン基準なのかは確認できていません。プランの変更などを考えているなら、時差で日付を勘違いしないよう、日本時間の10月28日までに済ませておくと安心です。

補償クレジットの失効日(12月31日)は、自分で購入したクレジットの有効期限(12か月)とは別に決まっています。付与のタイミングは報道によって違いがあるため、届いていない場合は使用量の画面とOpenAIからのメールを確認してください。利用枠のリセットの仕組みはChatGPTの利用制限リセット(Astra)で説明しています。

停止中に解約した人はどうなるか

停止期間中は「解約で契約が終わると、再開までPro $200に戻れない」と案内されていました。その後9月22日頃にヘルプが更新され、9月10日時点で契約していた人や、その前30日以内に契約が終わった人は、利用が終わってから30日以内に1回だけ再加入できるようになっていました(Mixed News報道)。

現在は受付が再開しているので、誰でもPro 200に入れます。問題は、どちらの枠で再契約できるかです。

あなたの状況

再契約したときの枠

9月22日〜9月29日午前10時(太平洋時間)のどこかでPro 200が有効だった

同じアカウントなら10月29日まで旧枠(20倍)。30日から10倍

9月22日より前に契約が終わり、その後一度も有効になっていない

新規と同じ扱いで10倍

別のアカウントで新しく契約する

新規と同じ扱いで10倍

どちらに当てはまるかわからない場合は、OpenAIから届いたメールの有無で見分けるのが確実です。

10月29日までに既存契約者が決めること

Pro 200を使い続けるか、Pro 100へ下げるか、Pro 500へ上げるかは、旧20倍の枠を毎週どのくらい使い切っているかで決まります。10月30日から使える量はおおむね半分になる前提で考えておくと、判断を誤りにくくなります。

使い方別の目安

今の使い方(旧20倍の枠)

10月30日以降の候補

週の枠の半分も使っていない

Pro 200のままで足りる可能性が高い。Pro 100(5倍)でも足りるか試す価値がある

週の枠の半分〜8割ほど使う

Pro 200のまま。足りない週だけクレジットかAPIで補う

毎週ほぼ使い切る

Pro 500(25倍)か、Pro 200とAPI・他社プランの併用

CodexのUltrafastを使いたい

Pro 500のみ(Pro 100・200はクレジットを買っても使えない)

10月29日までのチェックリスト

  • OpenAIから経過措置のメールが届いているか確かめる
  • 「設定 > 使用量」で補償クレジットの残高と失効日(12月31日)を確かめる
  • 直近数週間で、週の枠をどれくらい使ったかを確認する
  • 10倍で足りなさそうなら、Pro 500にするかAPIを併用するかを決める
  • 解約・ダウングレードの予約が入っていないか、請求設定で確認する
  • App StoreやGoogle Playで契約している場合は、各ストアの管理画面も確認する

旧Pro 200と同じ程度の量を新しい条件で確保できるのはPro 500(2.5倍の価格)だけです。利用枠が足りなくなっても、クレジットを購入できる地域ならクレジットでCodex・Workを使い続けられます。なお、Fastモードは利用枠を2.5倍、Ultrafastは8倍の速さで消費すると報じられています。

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代わりに選べるプラン比較|Pro $100・Plus・Business・API・他社

代替候補となるAnthropic ClaudeのプランページOGP画像

出典: Anthropic 公式 Plans & Pricing

再開した今は、Pro 200以外を「仕方なく選ぶ」必要はなくなりました。ただPro 200の枠が半分になったため、Pro 100で足りるのか、Pro 500まで上げるのか、APIと組み合わせるのかを比べる意味はむしろ大きくなっています。

選択肢の比較

選択肢

コスト感

GPT-6 Astraの使い方

こんな人に合う

Plus

月額$20

Work・Codexで使える(枠は小さめ)。チャットのGPT-6 Proは対象外

まずAstraを試したい人

Pro 100(5倍)

月額$100

Work・Codexで使える。チャットのGPT-6 Proは週50回(9月上旬時点)

個人でAstraを毎日、ほどほどに使う人

Pro 200(10倍)

月額$200

Work・Codexで使える。チャットのGPT-6 Proは週100回

Pro 100では足りないが、Pro 500までは要らない人

Pro 500(25倍)

月額$500

最大の枠とUltrafast

旧Pro 200並みかそれ以上の量を使う人、Codexの速度が必要な人

Business Premium

席単位(公式で確認)

チャットのGPT-6 Proが使える。dotsも対象

会社・チームで管理しながら使いたい人

API(従量課金)

使った分だけ

モデルを選んで呼び出す

自社ツールへの組み込み、使用量に波がある人

他社の上位プラン

各社の公式で確認

Astraは使えない

特定のモデルにこだわらない人

報道ではBusinessはStandard月25ドル(年払い20ドル)、Premium月125ドル(年払い100ドル)とされていますが、公式ページで確認しきれていない金額です。契約前にChatGPT公式の料金ページで確かめてください。

API従量課金という選択肢

APIはChatGPTのサブスクリプションとは別の課金です。今回の停止の影響も受けていません。GPT-6 Astraの公開時点で報じられた料金は、100万トークンあたり入力10ドル・出力50ドル(Batch・Flexは半額)でした。

ただし、ここ1か月でAPIの選び方は変わっています。Astra並みの性能をおよそ5分の1の料金で使えるGPT-6.1 Solが公開され、後継のGPT-6.1 Astraはリリースが中止されました。APIで補うなら、最初からAstra一択にせず、作業ごとにモデルを選んだほうがコストを抑えられます。Astraを使う場合に推論の深さを調整して費用を減らす方法はGPT-6 Astraのreasoning effort設定ガイドで解説しています。

毎日大量に使うならProの定額のほうが割安になりやすく、「月に数日だけ集中して使う」「自社システムから呼び出したい」ならAPIが向いています。

他社の上位プランも候補になる

「Astraでなければいけない理由」が特になければ、他社の上位プランも候補に入ります。代表的なのはAnthropicのClaude Maxプランと、GoogleのGoogle AI Ultra Liteです。ほかの会社でも最上位モデルの利用量をプランごとに絞る動きが報じられており、料金と枠は頻繁に変わります。契約前に各社の公式ページで最新の条件を確認してください。モデルの性能差はGPT-6 Astra vs Claude Fable 5.1 vs Gemini 3.8、サービス全体の違いはClaude vs ChatGPT比較で比べられます。

立場別:今やるべきこと

同じニュースでも、立場によって取るべき行動は違います。

立場

今やること

やらないほうがいいこと

経過措置の対象になった既存Pro 200契約者

10月29日までに、週の使用量を見てプランを決める。補償クレジットを確認する

対象期間が過ぎてから別アカウントに乗り換える(旧枠に戻れない)

停止中に解約した人

9月22日〜29日に契約が有効だったかを確認し、同じアカウントで再契約するか決める

確認せずに新しいアカウントで契約し直す

これからPro 200に入りたい人

10倍で足りるか、Pro 100かPro 500かを使用量で比べる

「旧Pro 200と同じ量」を期待して契約する

停止中にPro 100にした人

Pro 100で足りているなら現状維持。足りなければPro 200かPro 500へ上げる

足りているのに、再開したからと上げる

会社・チームの担当者

個人名義のPro契約を棚卸しし、Business Premiumへの集約やAPIでの組み込みを検討する

10月29日直前に社員の契約をまとめて切り替える

API利用者

影響なし。GPT-6.1 SolやBatch・Flexでコストを下げられる処理がないか見直す

再開を理由にAPIの設計を急いで変える

会社で社員が個人名義のProを契約し、経費で精算しているケースは少なくありません。今回のように利用枠が途中で半分になる変更があると、業務への影響は契約者ごとにばらばらに出ます。管理しやすいBusiness Premiumにまとめる、定型の作業はAPIで社内システムに組み込む、といった見直しのきっかけにするとよいでしょう。新しいモデルや機能を自社の業務システムに組み込むときの方法と費用の目安は、既存システムにAIを組み込む方法で整理しています。

Pro 100・Pro 200・Pro 500の選び方|こんな人におすすめ・おすすめしない人

プラン選択と契約管理を考えるための鍵のイメージ

Pro 200はすでに再開しているので、「再開を待つ」必要はありません。今はPro 100で足りるか、Pro 200(10倍)か、Pro 500(25倍)が要るかの3択で考えます。

Pro 100で十分な人(こんな人におすすめ)

  • チャットでのGPT-6 Proは週50回あれば足りる人
  • Codex・Workでの作業が、1日数時間程度に収まる人
  • computer useを常時動かさず、必要なときだけ使う人
  • 月約3万円のPro 200より出費を抑えつつ、最新モデルを使いたい人

Pro 200(10倍)が合う人

  • Pro 100では週の途中で枠が尽きるが、旧Pro 200の枠は半分も使っていなかった人
  • チャットでGPT-6 Proを週50〜100回ほど使う人

Pro 100・Pro 200ではおすすめしない人

  • 旧Pro 200の枠を毎週ほぼ使い切っていた人(10月30日以降は足りなくなる可能性が高い)
  • computer useやCodexで長時間の自動作業を毎日回している人
  • CodexのUltrafastを使いたい人

これらに当てはまる場合は、Pro 500にするか、Pro 200にAPIや他社プランを組み合わせるのが現実的です。

非公式の販売・アカウント譲渡は使わない

停止中には「Pro 20xを今すぐ使える」「契約済みアカウントを譲ります」といった非公式の販売が出てくるおそれがありました。今は正規に契約できるので、こうしたルートを使う理由はありません。アカウントの売買や譲渡は利用規約違反にあたるおそれが高く、アカウント停止、元の持ち主による乗っ取り、入力した業務データの流出といったリスクもあります。業務で使う場合、他人名義のアカウントに社内の資料やコードを入れるのは避けてください。

よくある質問

Q. 今からPro 200に入れますか?

入れます。9月29日(米国時間)から新規契約とアップグレードを受け付けています。月額は200ドルですが、新しく契約した場合の利用枠はPlusの10倍(停止前は20倍)です。

Q. 10月30日以降、Pro 200の料金は上がりますか?

上がりません。月額は200ドルのままで、変わるのは使える量です。料金の最新情報は公式の料金ページで確認するのが確実です。

Q. 補償の2,500ドル相当のクレジットは何に使えますか?

報道では、Codex・Workで利用枠を超えたときに使えるクレジットとして付与されるとされています。62,500クレジットで、12月31日に失効します。公式ヘルプには記載がないため、実際の残高と期限は「設定 > 使用量」とOpenAIからのメールで確かめてください。

Q. Plusのままでも、GPT-6 Astraは試せますか?

試せます。Work・Codexで使えるので、まずPlusで自分の使い方に枠が足りるかを確かめ、足りなければPro 100へ上げる順番なら無駄がありません。

Q. また新規受付が止まることはありますか?

2026年10月10日時点で、OpenAIから再停止の予告はありません。ただ、今回の停止はモデル公開直後の需要急増が原因でした。大きな新モデルが出たときには、同じように上位プランの受付が絞られる可能性はあります。

Q. 日本からの契約だけが止まっていたのですか?

日本だけを対象にした措置ではありません。停止も再開も、地域を限定しない形で案内されていました。なお、再開と同時に発表されたdotsは、EEA・スイス・英国のProユーザーには当面提供されません。

Q. ChatGPTの契約があれば、そのままAPIでGPT-6 Astraを使えますか?

使えません。APIはChatGPTのサブスクリプションとは別の課金なので、OpenAIの開発者向けプラットフォームで別に支払い設定をする必要があります。

まとめ

  • OpenAIは2026年9月10日(米国時間)、ChatGPT Pro $200(Pro 20x)の新規加入とアップグレードを一時停止した。原因はGPT-6 Astraへの前例のない需要
  • 9月29日(米国時間、日本時間30日)に再開。ただし新しいPro 200の利用枠はPlusの10倍(旧20倍)、チャットのGPT-6 Proは週100回(旧200回)。倍率は幹部の説明・報道ベース
  • 同時にPro 500(月500ドル、25倍、Ultrafast付き)が追加され、Proは100・200・500の3段階になった。Proには5時間制限を戻さない
  • 9月22日〜29日にPro 200が有効だった人は10月29日まで旧枠、30日から新しい枠。月額は200ドルのまま。2,500ドル相当のクレジット(12月31日失効)は報道ベース
  • 10月29日までに、週の使用量を見てPro 100・200・500のどれにするか、APIや他社プランを組み合わせるかを決めておく

今回の停止と再開は、新しいモデルほど高額プランに利用が集中し、計算資源の都合で受付や利用枠が変わりやすいことを示しました。上位プランを業務で使っているなら、利用枠の変更をすぐ確認できるようにしておくことと、代わりの手段を1つ用意しておくことが大切です。各サービスの料金を横並びで比べたい場合は生成AI料金比較も参考にしてください。

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AI革命

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編集部

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