ビジネス活用2026年10月更新

在庫管理システムの開発費用は?クラウドで足りる条件・作り込む範囲・段階の進め方【2026年10月】

公開日: 2026/10/16
在庫管理システムの開発費用は?クラウドで足りる条件・作り込む範囲・段階の進め方【2026年10月】

この記事のポイント

在庫管理システムの開発費用を、既製クラウドで足りる条件から整理。ロット・期限、セット品、複数拠点、販売管理・EC連携、スマホ読取で費用がどう変わるか、公式料金の確認表と5年分の試算、段階で作る順番を解説します。

品目・単位・拠点の数が標準的なら、在庫管理システムは開発せず、既製のクラウド在庫管理(月額8,980円〜、税別)で足りることがあり、最初に試す価値があります。セット品、製造の部材、ケースとバラの換算、独自の引当が既製サービスの設定で表せないときに、連携や作り込みを検討します。当社(AI革命)に頼む場合の公開価格は、既存システムの改修が100万円〜、PoC(本番前の検証)が300万円〜、本開発は個別見積です(すべて税別、クラウド・外部API・ライセンスなどの実費は別)。

ロット・期限や複数の拠点が要る場合は、既製サービスでも上位プラン(公式の最低額で月4万〜5万円程度)の機能です。販売管理・EC・会計との受け渡しは、つなぎたい先が既製サービスの標準の連携先に入っているかで費用が変わります(下の表のとおり、月1万円のオプションで済むサービスもあれば、月15万円〜のプランに含まれるサービスもあります)。

この記事は、在庫を持つ中小の製造・卸・小売の経営者や管理部長に向けて書いています。Excelや紙の在庫表が実在庫と合わず、クラウドの在庫管理を試しても自社の品目・単位・拠点に合わなかった、という状況を想定しています。

選べる方法は5つあり、費用のかかり方がそれぞれ違う

「在庫管理システムの開発費用」を調べる前に、全部を作る以外の選び方も含めて並べておきます。

方法

合う状況

費用のかかり方

① 既製のクラウド在庫管理をそのまま使う

1拠点、ロット・期限なし、受け渡しはCSVの手作業で足りる

月額(例:zaico スターター 月8,980円・税別)

② 既製サービスの上位プランを使う

ロット・期限や拠点管理、外部システム連携が標準機能で足りる

月額が上がる(例:zaico ベーシック 月49,800円、プロフェッショナル 月150,000円〜・税別)

③ 既製サービスを残し、販売管理・EC・会計との連携だけ作る

在庫の画面は既製で足りるが、受け渡しの手入力が残る

月額+連携の開発費

④ 今の販売管理・業務システムの在庫機能を改修する

自社用のシステムが既にあり、在庫の部分だけ合わない

改修費(当社は100万円〜・税別)

⑤ 自社の在庫の決まりに合わせて作る

セット品・部材・単位の換算・独自の引当が標準機能と合わない

開発費+運用の実費(当社は本開発が個別見積。要件が固まっていなければPoC 300万円〜から)

①②で足りるなら、開発は要りません。この記事では、①②で足りるかを自社で判断するための条件と、③〜⑤を選ぶときに決めることを順に説明します。

システムを選ぶ前に、在庫表と実在庫が合わない原因を分ける

棚が並ぶ倉庫の通路。在庫の記録と実物の数を突き合わせる現場のイメージ

棚卸のたびに差が出る原因は、大きく2つに分かれます。どちらなのかで打つ手が変わります。

  • 記録の運用の問題:入庫・出庫・返品・廃棄の記録漏れ、記録のタイミングの遅れ、担当者ごとのやり方の違い。この場合、システムを入れても記録しなければ差は縮みません。先に「誰が、いつ、何を記録するか」を決めます
  • 在庫の持ち方の問題:同じ品目をケースとバラで数えている、セット品を売ったときに中身の在庫が減らない、拠点間の移動中の在庫がどちらにも載っていない、ECで注文済み(出荷前)の数量が在庫表に入っていない。この場合は、在庫表の作り自体が実際の動きを表せていません。システムの選び方や作り込みで解決できる部分です

棚卸差の突き合わせ作業だけを先に楽にしたい場合は、棚卸の突き合わせを自動化する方法が近いテーマです。

クラウドの在庫管理で足りる条件・足りない条件(確認表)

自社の状況を1行ずつ当てはめてください。右の列に当てはまる行が多いほど、③〜⑤の検討が要ります。

条件

既製サービスの標準で足りやすい

上位プランの確認が要る

連携・作り込みを検討する

拠点

1拠点

2拠点程度、拠点ごとの在庫表示

拠点間移動、拠点ごとの引当、移動中在庫を分けて持つ

ロット・期限

管理しない

ロット番号・期限を記録する

期限の近い順の出荷、出荷時のロット指定、ロットごとの追跡

単位

1品目1単位

—

ケース・ボール・バラの換算、kgと個の換算、入数が品目ごとに違う

セット品・組立品

なし

セット品の登録

セットを売ったときに構成品の在庫を同時に減らす

製造の部材

扱わない

—

製品の生産数に応じて部材の在庫を減らす(部品表)

販売管理・EC・会計

CSVの出し入れを手作業で行う

標準の連携先に入っている

標準の連携先にない、受け渡しの項目やタイミングを自社で決めたい

読取

目視・手入力

既製サービスのスマホアプリで読む

自社の端末・帳票・ラベルに合わせた読取

セット品・組立品、製造の部材、単位の換算については、下の既製サービスの公式料金ページに対応の有無が書かれていませんでした。「できない」という意味ではないので、各社に自社の品目で確かめてください。

既製サービスのプランの境目(2026-10-17 に公式ページで確認)

クラウド在庫管理zaicoの公式画像。パソコンとスマホに在庫一覧が表示されている

出典: zaico 公式サイト

どの機能から上位プランになるかは、料金ページを開かないと分かりません。代表的なクラウド在庫管理2つの、2026年10月17日時点の公式記載を並べます。順位づけやおすすめではなく、プランの境目を見るための表です。

項目

zaico(2026-06-01からの新プラン)

ロジクラ

入口のプラン

スターター 月8,980円(税別)

Lite 月16,000円(年契約)/月19,000円(月契約)(税抜)

ロット管理・期限管理

ベーシック(月49,800円・税別)以上

ロット管理は Premium(月40,000円〔年契約〕/49,000円〔月契約〕・税抜)以上。有効期限管理は Lite から

拠点

拠点管理はベーシック向けの新機能として案内

Lite 1拠点、Premium 2拠点、それ以上は Enterprise(要問い合わせ)

外部システムとの連携

プロフェッショナル(月150,000円〜・税別)に含まれる

OMS・POS連携(Shopify・STORES・CROSSMALL・ネクストエンジン・スマレジ)はオプション月10,000円

ほかにかかるもの

フルユーザーの追加(スターター1,500円/名、ベーシック4,500円/名・税別)

出荷の従量課金(Lite は月300件まで込み、以降1件25円)、Premium は1年経過後に年間保守30,000円

出典:zaico 料金プラン、zaico 新料金プランのお知らせ、ロジクラ 料金プラン(いずれも2026-10-17確認)

  • zaico は2026年6月1日に料金プランを全面的に改めています。それより前に書かれた比較記事のプラン名・料金は、今の料金ページと違うことがあります
  • ロジクラの OMS・POS連携オプション(月10,000円)がどのプランで使えるかは、料金ページに書かれていませんでした。申し込む前に確かめてください
  • 各社の情報は確認日時点の公式サイトの記載です。最新は各社にご確認ください

kintone を使って、在庫管理を自社で組む方法もあります。kintone の料金は1ユーザー月1,000円〜3,000円(税抜、最小10ユーザー)で、外部サービスとの連携やAPI(他のシステムからデータを読み書きする窓口)はスタンダード(月1,800円)以上です(kintone 料金、2026-10-17確認)。在庫の引当や換算の決まりは自社で組む必要があるので、⑤の作り込みに近い検討になります。既存のシステムとつなぐ場合はkintoneと既存システムを連携する開発も参考になります。

この表から分かるのは、「ロット・期限が要る」は既製サービスでも月4万〜5万円程度の上位プランの条件で、「外部システムとつなぎたい」は、つなぐ先とサービスによって月1万円のオプションから月15万円〜のプランまで差があるということです。作り込みと比べるときは、入口の月額ではなく、必要な機能が入ったプランの月額で比べてください。

架空の品目表で見る:条件が1つ増えるたびに決めること(説明用)

下の表は説明用の架空データです。ある卸の会社が扱う「お茶のギフト」を例に、条件を1つずつ足していきます。

段階

架空の品目と状況

新たに決めること

1

煎茶100g袋を1拠点で管理

品目コードの付け方、入出庫を誰がいつ記録するか

2

煎茶に賞味期限とロット番号が付く

出荷時にどのロットから出すか(期限の近い順か、指定か)、期限切れ間近の扱い

3

煎茶2袋+湯のみ1個の「ギフトA」を販売

ギフトAの在庫を持つのか、売れたときに構成品を減らすのか。組んでおいたギフトがばらされたときの戻し方

4

仕入はケース(20袋入り)、販売はバラ

どちらの単位で在庫を持つか、開封したケースの残りの数え方

5

2つ目の倉庫ができ、拠点間で移動

移動中の在庫をどちらに載せるか、拠点ごとに注文を引き当てるか

6

ネットショップで販売開始

注文済み・未出荷の数量をどちらで持つか、在庫数をどちらからどちらへ、どの間隔で送るか

段階1〜2なら既製サービスの標準か上位プランで足りる見込みがあります。段階3〜6が重なり、しかも決めた決まりを既製サービスの設定で表せないときに、③〜⑤が候補になります。作る会社に頼むときも、この「新たに決めること」の答えを自社で出しておくと、見積の前提がぶれにくくなります。

販売管理・EC・会計との受け渡しで決めること

ECプラットフォームShopifyの公式ロゴ画像

出典: Shopify 開発者向け資料

受け渡しの決めごとが曖昧だと、システム同士で在庫の数字がずれます。最初に「どのシステムの数字を正とするか」を決めてください。

たとえば Shopify は、在庫を「商品×保管場所」ごとに持ち、販売できる数・手元にある数・注文で押さえた数・入荷予定の数を分けて管理しています(Shopify 開発者向け資料 InventoryLevel、2026-10-17確認)。自社の在庫表が「1品目に1つの数量」だけだと、EC側の「押さえた数」や「入荷予定」と数字が合わなくなります。

受け渡し先

主に渡すもの

決めること

失敗したときに決めておくこと

販売管理

受注・出荷・仕入の数量

在庫の正をどちらに置くか、引当のタイミング

片方だけ更新されたときの直し方と担当

EC

販売できる在庫数、出荷済みの数量

送る間隔(即時・毎時・日次)、売り越しの防ぎ方

送れなかった分を誰が気づき、再送するか

会計

月末の在庫金額、仕入

在庫の評価の方法、月末に締めるタイミング

締め後に在庫を直したときの扱い

受け渡しの方法は、CSVファイル、API、画面への手入力のどれかです。件数が少なく月1回なら、CSVの手作業を残すほうが安く済むこともあります。方法ごとの考え方はCSV連携の開発とAPI連携の開発を依頼するときで詳しく書いています。

バーコード・スマホ読取をどこまでやるか

クラウド在庫管理ロジクラの公式画像。スマホでバーコードを読み取る画面と在庫一覧

出典: ロジクラ 公式サイト

「スマホでバーコードを読めるようにしたい」という場合は、どの端末で、どの方法で読むかで、作るものと費用が変わります。

方法

合う状況

注意すること

既製サービスのスマホアプリ

①②を選んだ場合

アプリの読取画面と項目に業務を合わせる

ブラウザの標準機能で読む

現場の端末を Android にそろえられる

標準の読取機能(BarcodeDetector)は Android の Chrome は対応、iPhone の Safari は既定では使えない

読取部品を組み込んだWeb画面

iPhone と Android が混在している

読取の部品の選定と、現場の明るさ・ラベルの状態での読取の確認が要る

専用アプリ

オフラインで使う、連続で大量に読む

アプリストアへの公開や端末への配布の手間が増える

ハンディ端末

倉庫で1日中読む、手袋で操作する

端末の購入費がかかる。端末に合わせた画面が要る

ブラウザの標準機能の対応状況は、MDN の互換表で2026-10-17に確認しました。Android の Chrome はバージョン83から対応、iPhone の Safari は「Shape Detection API」の設定を有効にした場合のみ、Firefox は非対応です。また、HTTPS の画面でしか動きません(MDN BarcodeDetector)。「iPhone のブラウザで読めば端末代がかからない」と考えている場合は、この前提を確かめてから見積を取ってください。現場の入力をスマホに対応させる考え方は業務システムのスマホ対応にまとめています。

費用の目安:既製サービスの5年分と開発費の置き方(仮定に基づく試算)

既製サービスと開発の費用は、かかり方が違います。既製サービスは月額が続き、開発は最初に大きくかかって、その後は運用の実費が続く形です。比べるときは同じ期間で並べてください。

下の表は仮定に基づく試算(説明用) です。月額は公式の最低額で、ユーザーの追加・出荷の従量課金・初期費用・連携オプションは含めていません。

前提(必要な機能)

使うプランの例

5年(60か月)の利用料

ロット・期限が要る

zaico ベーシック 49,800円×60か月

2,988,000円(税別)

ロットと2拠点が要る

ロジクラ Premium 年契約 40,000円×60か月+年間保守30,000円×4回

2,520,000円(税抜)

外部システム連携まで要る

zaico プロフェッショナル 150,000円〜×60か月

9,000,000円〜(税別)

この金額が「高い」「安い」という意味ではありません。既製サービスは、保守・機能追加・障害対応・サーバーの費用が月額に入っています。開発する場合は、それらを別に考える必要があります。

当社に頼む場合の公開価格は次のとおりです(税別)。

依頼の形

価格

含むもの

含まないもの

既存システムの改修

100万円〜

今の販売管理・業務システムの在庫機能の修正や、受け渡しの追加など、合意した範囲の開発

クラウド・外部API・ライセンス・端末などの実費

PoC(本番前の検証)

300万円〜

決まりが複雑な部分(引当・換算・連携)を実データに近い条件で動かして確かめる

本番システムの完成(PoCの価格は本番完成の価格ではありません)

本開発

個別見積

要件を決めたうえでの設計・開発・データ移行・テスト

上記の実費

開発会社や比較サイトの公開記事では、在庫管理システムの開発費用は数百万〜数千万円と幅があり、前提の条件はそろっていません。数字を比べるより、上の確認表のどの行が自社に当てはまるかで見積の前提をそろえるほうが確実です。当社の価格の詳しい条件は既存システムの改修・PoCの価格と、在庫の作業から作る範囲を決める進め方に載せています。

Excelや Access で作った在庫表から移る場合は、データの移し替えも費用に入ります。システム入れ替え時のデータ移行とAccessの業務システムを移行するときも参考にしてください。

段階で作る順番と、次へ進む判断

一度に全部を作ると、どこで在庫がずれているのか分からなくなります。段階ごとに確かめてから次へ進めます。

段階

やること

次へ進む判断

0

入出庫を誰がいつ記録するかを決め、既製サービスの試用(無料試用があるサービスもあります)で、自社の品目を数十件登録してみる

既製サービスで足りるなら、ここで終わり

1

品目マスタ(品目・単位・入数)と入出庫の記録を正しく取れるようにする

次の棚卸で、差が出た品目の数が前回より減ったか

2

ロット・期限、拠点、セット品・部材の決まりを入れる

期限切れ・拠点間のずれ・セット品のずれが記録で説明できるか

3

販売管理・EC・会計との受け渡しをつなぐ

手入力していた転記が無くなり、月末の数字が両方で一致するか

4

スマホ・ハンディでの読取、発注点の通知

現場の入力漏れが減ったか、欠品・過剰在庫の連絡が早まったか

段階0〜1で、既製サービスで十分だと分かることもあります。その場合は開発しないのが正しい判断です。

自社でAIを使って進められる部分と、頼んだほうがよい部分

ChatGPT や Claude などのAIを使えば、社内でもかなりのところまで進められます。

自社でAIを使って進めやすいこと

  • 品目・単位・入数・例外(セット品、返品、廃棄)の洗い出しと一覧化
  • 既製サービスの料金ページや機能一覧を読ませて、自社の条件に合うプランの当たりをつける
  • 販売管理やECとの受け渡しに使うCSVの項目の下書き
  • 簡単な在庫アプリの試作

会社に頼んだほうがよいこと

  • 在庫の数字がずれたときに、どのシステムのどの処理が原因かを切り分けられる仕組み
  • 今のExcelや旧システムのデータを、品目コードや単位をそろえて移す作業
  • 受け渡しが失敗したときに気づく仕組みと、元に戻す手順
  • 拠点・担当ごとに見られる在庫や操作を分ける権限の設計

AIで作った試作がある場合も、それを捨てる必要はありません。認証、データの権限、テスト、障害からの復旧、運用を確かめ、残す部分と直す部分を分けて本番に移すことができます。

開発を頼まないほうがよい場合

次に当てはまるときは、開発の相談より先に別の手を打つほうが費用を抑えられます。

  • 確認表のほとんどが左の列に入る:既製サービスの標準プランを試してください。開発は要りません
  • 必要な機能が既製サービスの上位プランや連携オプションに入っている:作り込みと5年分の利用料を比べ、利用料のほうが安ければ既製サービスのままが妥当です
  • 棚卸差の原因が記録の運用にある:誰が・いつ・何を記録するかを決め直すのが先です。システムを入れても記録しなければ差は縮みません
  • 課題が倉庫の中の作業(棚の番地、ピッキング、荷主ごとの請求)にある:在庫管理より倉庫管理システム(WMS)の製品から探すほうが近道です
  • 専用のハンディ端末や読取機器そのものを作りたい:機器の開発は当社では扱っていません。既製の端末に合わせた画面や連携の部分なら相談できます

当社に相談できること(対応範囲と公開している実績)

当社は、業務システムの新規開発・既存システムの改修、CSVやAPIでの連携、kintone・freee などのクラウドサービスとの連携、スマホ対応、データ移行、他社が作ったシステムの調査・引継ぎに対応できます。使っている言語や製品を理由にお断りすることはありません。CSV・API・画面操作のどの方法でつなぐかは、今の環境を伺って一緒に決めます。

ただし、在庫管理システムの開発実績として公開できるものはありません。公開している実績は次の2件で、在庫管理とは業務が違います。似ているのは仕組みの部分です。

  • 通信事業の、数万件の請求情報の取込・集計・確認画面(大量のデータを取り込み、集計し、人が確認する流れ)
  • 薬局の、複数店舗・数千人分の記録管理と権限・確認工程(拠点ごとに見られる範囲を分け、確認の手順を組み込む流れ)

在庫の場合も、取り込んだ数字を集計し、拠点ごとの権限で人が確認する、という組み立ては近くなります。

今の在庫の管理方法と使っているツールを共有して、作る範囲を相談する

初回相談は無料・30分(オンライン)です。要件が決まっていなくても大丈夫です。相談後に、業務の棚卸し表・効果の見立て・簡易モックと、依頼範囲の候補・進め方・費用の目安をまとめた相談メモを無料でお送りします。簡易モックは画面のイメージで、動くシステムではありません。

相談の前にそろえておくと早い情報

すべてそろっていなくても相談できます。手元にあるものだけで構いません。

  • 品目の数、拠点の数、在庫を触る人数
  • 今の在庫表(Excel・紙・既製サービス)と、使っている販売管理・EC・会計のサービス名
  • 上の確認表で「連携・作り込みを検討する」に当てはまった行
  • 直近の棚卸で差が出た品目の例と、原因として思い当たること
  • 試した既製サービスと、合わなかった点
  • AIで作った試作や、既存のシステムの仕様書があるかどうか

実際の顧客データ、取引先の情報、システムのパスワードやAPIキーは、相談フォームに書かないでください。

よくある質問

Q. 今のExcelの在庫表を作り直すのと、システムにするのと、どちらがよいですか?

在庫を触る人が1〜2人で、拠点が1つ、受け渡しが無いなら、Excelの作りを直す(品目コードと単位をそろえる、入出庫を1か所で記録する)だけで差が縮むこともあります。複数人が同時に更新する、ECや販売管理と数字を合わせる必要がある、という場合はExcelでは記録の衝突や転記漏れが起きやすく、システムを検討する理由になります。

Q. 在庫管理システムと倉庫管理システム(WMS)は何が違いますか?

在庫管理システムは「何がいくつあるか」を正しく持つことが中心です。倉庫管理システムは、倉庫の中の棚の番地、ピッキングの順番、荷主ごとの保管料など、倉庫の作業を動かすことまで扱います。自社の倉庫で出荷作業の効率が課題なら倉庫管理、在庫の数字が合わないことが課題なら在庫管理から考えるのが順当です。

Q. 販売管理システムに在庫機能が付いていますが、使いにくいです。新しく作るべきですか?

今の販売管理を残して在庫の部分だけ直す、または外に在庫の画面を作って販売管理とつなぐ、という選択肢があります。販売管理のデータを外から読み書きできるか(CSV出力やAPIがあるか)、提供元が改修に応じるかで選べる方法が決まります。新しく作るより先に、この2点を確認してください。

Q. 補助金は使えますか?

国や自治体の補助金で、既製サービスの導入や開発の費用が対象になる場合があります。対象のツール・事業者・申請時期は年度ごとに変わるため、制度の公式サイトで最新の公募要領を確認してください。補助金の採択を前提に開発の範囲や時期を決めると、不採択のときに計画が止まるので、補助金が無くても進められる範囲を先に決めておくと安全です。

Q. 開発したあと、毎月どんな費用がかかりますか?

主に、システムを置くクラウドの利用料、外部サービス(API・読取部品・地図など)の利用料、ドメインや証明書、問い合わせ対応や修正の保守費です。どれが発生するかは作る範囲と使うサービスで変わるので、見積の段階で「開発費」と「毎月の実費」と「保守の範囲」を分けて出してもらってください。既製サービスの月額と比べるときも、この3つを足した額で比べます。

Q. 棚卸の日だけ使う仕組みから始めることはできますか?

できます。たとえば、スマホで読み取った実数を集め、帳簿の在庫と並べて差のある品目だけを出す仕組みは、日々の入出庫を全部システムに移すより範囲が小さくなります。差の原因が分かってから日々の記録の仕組みに進む、という順番でも構いません。

在庫の作り方を相談する

既製のクラウド在庫管理で足りるか、上位プランで足りるか、連携や作り込みが要るかは、品目・単位・拠点・受け渡しの条件で決まります。確認表で迷った行があれば、その行から一緒に整理します。

今の在庫の管理方法と使っているツールを共有して、作る範囲を相談する

初回相談は無料・30分(オンライン)です。要件が決まっていなくても大丈夫です。相談後に、業務の棚卸し表・効果の見立て・簡易モックと、依頼範囲の候補・進め方・費用の目安をまとめた相談メモを無料でお送りします。簡易モックは画面のイメージで、動くシステムではありません。

依頼範囲と費用の目安を30分で整理します

この記事の著者

AI革命

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編集部

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