Google Universal Cartとは?米国で提供開始|できること・日本はいつ・EC事業者の対応【2026年10月】

この記事のポイント
Google Universal Cartは、Google検索(AI Mode)とGeminiアプリで見つけた商品を、店をまたいで1つのカートにまとめられるGoogleの新機能です。2026年10月15日に米国で提供が始まりました。できること、5月の発表から変わった点、日本での提供時期、安全面の注意、EC事業者が今やることを公式情報をもとにまとめました。
Google Universal Cart(ユニバーサルカート)は、Google検索のAI ModeとGeminiアプリで見つけた商品を、店をまたいで1つのカートにまとめておけるGoogleのショッピング機能です。2026年10月15日(米国時間)に米国で提供が始まりました。日本で使えるようになる時期は、まだ発表されていません。
店をまたいで使える「あとで買う」リストに、値下げの見張りとお得な払い方の提案が付いた機能と考えるとわかりやすいでしょう。AIが代わりに商品を買う機能ではなく、購入を決めるのは利用者です。
この記事でわかること
- Universal Cartでできること(2026年10月の提供開始時点)
- 5月のGoogle I/Oで発表された内容と、実際に始まった内容の違い
- 「AIが勝手に買うのか」という疑問と、UCP・AP2・Gemini Sparkとの関係
- 日本ではいつ使えるのか、料金はかかるのか
- 返品の窓口、カード情報の扱いなど、安全に使うための注意点
- 日本のEC事業者が今のうちにやっておくこと
- AmazonのAlexa for Shoppingとの違い
こんな方に向けた記事です:GoogleやGeminiで買い物をする方、海外のAIショッピングの動きを追っている方、Google Merchant Centerを使っているEC事業者・マーケティング担当者。
Google Universal Cartとは?店をまたいで使える「Googleのカート」

出典: Google 公式ブログ
Universal Cartは、Google検索やGeminiアプリの中に置かれた、どの店の商品でも入れられる共通のカートです。Googleは提供開始の発表で「Google上のショッピングの新しいハブ(your new hub for shopping on Google)」と表現しています(Google公式ブログ、2026年10月15日)。
これまでのネット通販では、店ごとにカートが分かれていました。A店のバッグとB店のセーターを比べながら買うなら、それぞれのサイトを開いてカートに入れ、別々に支払う必要がありました。Universal Cartでは、AI ModeやGeminiとの会話の途中で見つけた商品を、店に関係なく1か所に保存できます。検索で入れた商品とGeminiアプリで入れた商品は同じカートに入り、あとから続きを再開できます。
項目 | 内容(2026年10月16日時点) |
|---|---|
提供元 | Google(Ads & Commerce部門) |
発表 | 2026年5月19〜20日(Google I/O 2026) |
提供開始 | 2026年10月15日(米国時間) |
提供地域 | 米国のみ |
使える場所 | Google検索(AI Mode)、Geminiアプリ |
今後の予定 | YouTube・Gmailからの追加(日程は未発表) |
提供形態 | 利用者向けの機能(単体アプリやAPIではない) |
料金 | 公式の記載なし |
購入の仕組み | UCP(Universal Commerce Protocol)とGoogle Pay |
商品データ | Shopping Graph(600億件を超える商品リスティング) |
Universal Cartは、Google I/O 2026で発表された機能の1つです。同じ日に発表されたほかの機能はGoogle I/O 2026まとめで整理しています。
2026年10月15日の提供開始で何が使えるようになったか
提供開始で使えるようになったのは、米国のGoogle検索(AI Mode)とGeminiアプリからカートに商品を保存し、値下げ通知やクーポン表示を受けて、Google Payか店のサイトで購入するまでの流れです。
5月の発表時点では「今夏に米国で提供」とされていましたが、実際の開始は10月中旬にずれました。9to5GoogleやSearch Engine Roundtableは、年末商戦の前に間に合わせた形だと伝えています。
公式が購入できる店の例として挙げているのは次のとおりです。
- Nike
- Sephora
- Target
- Ulta Beauty
- Walmart
- Wayfair
- 多数のShopify加盟店
対応店の一覧は公開されていません。また、公式の例にAmazonは入っていません。Amazonが参加していない理由について、Amazon・Googleのどちらからも説明は出ていません。
保存の入口になるAI Modeそのものについては、Google AI Modeとはで解説しています。
Universal Cartでできること【機能一覧】

出典: Google 公式ブログ
提供開始時点の機能は「保存する」「見張る」「お得に払う」「買う」の4つに分かれます。公式ブログに書かれている機能を表にまとめました。
分類 | 機能 | 内容 |
|---|---|---|
保存する | 複数の店の商品を1つのカートに保存 | AI Modeでの検索中やGeminiアプリでの会話中に見つけた商品を保存。検索とGeminiの間で中身は共通 |
見張る | 値下げ・再入荷の通知 | Shopping Graphのデータをもとに、カート内の商品の値下げや、在庫切れ商品の再入荷を知らせる |
お得に払う | カード特典を踏まえた支払い方法の提案 | Googleウォレットに登録したカードの特典を見て、どのカードで払うとよいかを提案 |
お得に払う | クーポン(プロモコード)の表示 | カート内の商品に使えるプロモコードを表示 |
買う | Google Payで購入 | 対応店ならカートの中で数タップで購入 |
買う | 店のカートへ移して購入 | 商品を店のサイトのカートに送り、店のサイトで購入を完了 |
保存する:会話の途中で見つけた商品をそのまま入れる
公式ブログでは、検索で見つけたハンドバッグ、Geminiアプリで見つけたセーター、リップグロスを同じカートに入れる例が紹介されています。「予算1万円くらいで通勤用のバッグを」のようにAIと相談しながら候補を絞り、気になったものから入れておく使い方を想定した機能です。
見張る:値下げと再入荷を知らせる
カートに入れた商品は、GoogleのShopping Graphで価格と在庫が見張られます。商品が値下げされたときや、在庫切れだった商品が再入荷したときに通知が届きます。セールを待ちたい商品や、売り切れていたサイズを入れておく場合に役立ちます。
お得に払う:カードの特典とクーポンを教えてくれる
Universal CartはGoogleウォレットの上に作られています。手持ちのカードのポイント還元などの特典をもとに、支払い方法を提案します。カート内で使えるプロモコードも表示されます。一部の海外メディアは「自動で適用される」と書いていますが、公式の表現は「表示する(surface)」です。適用されているかは購入前に確認してください。
買う:Google Payか、店のサイトか
買い方は2通りあります。
- Google Payで購入:Googleウォレットに保存した支払い方法と配送先を使い、カートの中で購入を終える。対応している店だけ
- 店のサイトで購入:カートの商品を店のサイトのカートへ送り、そこで支払う
どちらの方法でも、販売者は各店です。注文確認のメールやカスタマーサポートも店が担当します。
5月の発表から変わった点・まだ使えない機能
5月のGoogle I/Oで紹介された機能のうち、いくつかは10月15日の提供開始の発表に書かれていません。古い記事を読んで期待していた機能が、今は使えない可能性があります。
項目 | 5月の発表(Google I/O 2026) | 10月15日の提供開始時点 |
|---|---|---|
提供時期 | 今夏 | 10月15日 |
提供地域 | 米国 | 米国 |
Google検索・Geminiアプリ | 対応 | 対応 |
YouTube・Gmail | 後日対応 | 記載なし(日程未発表) |
複数店の商品をまとめて保存 | あり | あり |
値下げ・再入荷の通知 | あり | あり |
価格履歴の表示 | あり | 記載なし |
互換性チェック(例:PCパーツの組み合わせ) | あり | 記載なし |
カード特典・クーポン | あり | あり |
Google Payでの購入 | あり | あり |
条件を満たすとAIが代わりに購入 | AP2として別に発表(Gemini Sparkで今後導入) | Universal Cartの機能としては記載なし |
5月のデモで話題になった互換性チェックは、自作PC用のCPUとマザーボードが合わないことをAIが見つけ、代わりの部品を勧める機能でした。提供開始の発表には出てこないため、今使えるかは確認できていません。価格履歴も同じです。一部の海外メディアは価格履歴に触れていますが、公式の記事に書かれているのは値下げ通知だけです。
AIが代わりに買う?UCP・AP2・Gemini Sparkとの関係

今のUniversal Cartは、AIが自動で商品を買う機能ではありません。 保存・見張り・提案・購入の手伝いまでで、購入ボタンを押すのは利用者です。Googleも提供開始の発表で、カートは「利用者が主導権を持つ(puts you in control)」ものだと書いています。
混同されやすいのは、Universal Cartと一緒に語られる3つの仕組みです。役割が違うので分けて押さえておくと、ニュースが読みやすくなります。
名前 | 何か | 役割 | 2026年10月時点 |
|---|---|---|---|
Universal Cart | 利用者向けのカート機能 | 商品を保存し、値下げを見張り、購入を手伝う | 米国で提供中 |
UCP(Universal Commerce Protocol) | 通信の規格(オープン標準) | AIと店のシステムをつなぎ、Google上での購入を成り立たせる | 米国で稼働。Universal CartのGoogle Pay購入もこの仕組みで動く |
AP2(Agent Payments Protocol) | 代理決済の規格 | 利用者が決めた条件の範囲で、AIエージェントが代わりに支払うときの権限と記録を扱う | 2025年9月公開。Universal Cartの提供開始の発表には記載なし |
Gemini Spark | 代わりに作業するAIエージェント | 利用者の指示で、バックグラウンドで作業を進める | 提供中(日本でもGoogle AI Pro・Ultra向けに提供)。5月にAP2による代理購入を今後導入すると発表 |
5月の発表では、ブランド・商品・予算などの条件を利用者が決め、その条件を満たしたときだけエージェントが購入する仕組みが紹介されました。改ざんできない「マンデート(権限の証明)」で代理購入を裏付け、取引記録を利用者と店の両方が確認できる、という設計です。ただし、これは今後の構想で、10月15日に始まったUniversal Cartの機能ではありません。
UCPの仕組みはGoogle UCP(Universal Commerce Protocol)とは、代理で動くエージェントはGemini Sparkとはで詳しく解説しています。「AIエージェント」という考え方から知りたい方はAIエージェントとはをご覧ください。
Universal Cartの使い方の流れ

使い方は「探す→保存する→通知を待つ→買う」の4段階です。米国で使える場合の流れをまとめます。画面のボタンの位置やPC・スマホでの違いは、公式・報道とも詳しく書かれていないため、ここでは流れだけを示します。
- 探す:Google検索のAI Mode、またはGeminiアプリで、ほしい物を文章で相談する
- 保存する:表示された商品からカートに保存する。別の店の商品も同じカートに入る
- 待つ:値下げや再入荷があれば通知が届く。使えるクーポンやカードの提案もカートに表示される
- 買う:対応店ならGoogle Payでそのまま購入。対応していない店なら、商品を店のサイトのカートへ送って購入する
Googleアカウントの条件、年齢の条件、Geminiの有料プラン(Google AI Pro・Ultra)が必要かどうかは、公式に書かれていません。GeminiアプリそのものについてはGeminiとはで解説しています。
このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します
初回相談は無料・30分(オンライン)。要件が決まっていなくても大丈夫です。改修100万円〜・PoC300万円〜(税別)
日本ではいつ使える?料金はかかる?
日本での提供時期は、2026年10月16日時点で発表されていません。 10月15日の公式発表に、米国以外の国の記載はありません。「1年以内に日本で始まる」といった予測を見かけることがありますが、公式の根拠はありません。
関連する動きとして、Googleは5月のGoogle Marketing Liveで、Google上で購入できるUCPのチェックアウトを今後数か月でカナダ・オーストラリアへ、その後英国へ広げると発表しました。Merchant Centerのヘルプでも、UCPチェックアウトの対象は米国・カナダ・オーストラリアの商品と書かれています。日本は、この先行する国の中に入っていません。
日本から米国向けの機能を使う方法を探す方もいますが、規約上どこまで認められるかは確認できていません。おすすめしません。日本で始まるのを待つのが確実です。
料金について、Googleは利用料を公式に書いていません。有料だという発表もありませんが、「無料」と明記されているわけでもありません。商品の代金は各店の価格で、支払いはGoogle Payか店のサイトで行います。
安全面の注意点
Universal Cartを使うときに押さえておきたいのは「誰から買っているか」と「どんな情報を使うか」の2点です。
- 販売者は各店:Google Payで買っても、販売者はGoogleではなく店です。返品・交換・問い合わせの窓口は店になります
- Googleウォレットの情報を使う:支払い方法と配送先はGoogleウォレットに保存したものが使われます。カード特典の提案にもウォレットの情報が使われます
- データの扱いは公式記事に詳しい記載がない:カートの中身や購入の情報をどこまで保存し、何に使うかは提供開始の発表に書かれていません。気になる方はGoogleアカウントのプライバシー設定と規約を確認してください
- クーポンは購入前に確認:公式の表現は「表示」です。適用されたかは支払い画面で確かめましょう
- AIの提案をそのまま信じない:AI ModeやGeminiの説明が商品ページと違うこともありえます。サイズや仕様は店の商品ページで確認してから買うと安心です
海外では、Googleがブランドと消費者の間に入ることで、購入データがGoogleに集まることを心配する声もあります(Forbes記事を転載したIADSなど)。カートのデータが広告に使われうるという指摘もありますが、Googleの公式な説明は出ていません。
日本のEC事業者が今やること

出典: Universal Commerce Protocol 公式サイト
日本向けにしか売っていない事業者は、Universal Cartの直接の影響をまだ受けません。 米国向けに売っているかどうかで、やることが分かれます。
事業者のタイプ | 今の影響 | やること |
|---|---|---|
米国向けに越境ECをしている | あり(米国の利用者のカートに入りうる) | Merchant Centerの商品データ整備、UCPチェックアウトの早期アクセス申請を検討 |
日本向けのみに販売 | まだない | Merchant Centerの商品データを正確にしておく。日本での提供発表を待つ |
Merchant Centerを使っていない | まだない | Googleショッピングに商品を出すかどうかから検討 |
Google上で購入できるようにするための公式の要件
Merchant Centerのヘルプ「UCPとUCPを使ったGoogle上のチェックアウト」によると、AI ModeとGeminiの商品に「購入(Buy)」ボタンを出せるのは、今は一部の加盟店向けの早期アクセスです。参加の流れは次のとおりです。
- 要件を満たしているか確認する
- 関心表明のフォームを送る
- UCPのガイドに沿って技術的な実装をする
実装では、主に次のことが求められます。
- 購入ボタンを出したい商品に
native_commerce(checkout_eligibility)属性を付ける - Google Pay & Wallet Consoleのアカウントを用意する
- Google Payと連携済みの決済代行会社(PSP)を使うか、直接連携する(直接連携では暗号化の設定やPCI DSSの書類が必要)
- サンドボックスと本番環境で、チェックアウトの作成・配送情報の更新・取引完了をテストする(Merchant CenterのUCP統合ガイド)
参加しても販売者は自社のままで、チェックアウトを自社の条件に合わせて調整できます。手数料については、確認できた公式ページに記載がありません。
UCPの購入ボタンを受けるには、受注・在庫・決済の既存システムとGoogle側をつなぐ開発が必要になります。新しいAI機能を自社の業務システムに組み込むときの進め方と費用の目安は、既存システムにAIを組み込む方法にまとめています。
日本向けのみの事業者が今からできること
- 商品データを正確にする:価格、在庫、返品ポリシー、GTIN(JANコードなど)をMerchant Centerで正しく保つ。AI ModeやGeminiが商品を正しく紹介するもとになります
- 商品説明に会話向けの情報を足す:Googleは5月に、商品の「会話向け属性(conversational attributes)」を全世界で使えると発表しました。日本語でどう扱われるかは確認できていませんが、「どんな人に向くか」「何と一緒に使うか」を商品説明に書いておくことは、通常の検索にも役立ちます
- Googleショッピング経由の売上を見ておく:日本で提供が始まったとき、変化を比べられるようにしておきます
EC事業でのAI活用の全体像は、EC業界のAI活用で整理しています。
Amazon「Alexa for Shopping」との違い
Universal Cartは「店をまたいだカート」、Alexa for Shoppingは「Amazonの中で買い物を代わりに進めるアシスタント」です。 Universal Cartは購入を利用者が決めるのに対し、Alexa for Shoppingには条件付きで自動購入する機能があります。
比較項目 | Google Universal Cart | Amazon Alexa for Shopping |
|---|---|---|
提供開始 | 2026年10月(米国) | 2026年5月(米国) |
日本での提供 | 未発表 | 未発表 |
使える場所 | Google検索(AI Mode)、Geminiアプリ | Amazon Shoppingアプリ、Amazon.com、Echo Show |
対象の店 | Nike・Target・Walmartなど複数の店とShopify加盟店 | Amazon中心。他社サイトの商品も一部対象(Buy for Me) |
値下げの通知 | あり | あり(価格アラート) |
価格履歴 | 提供開始の発表には記載なし | 最大1年分 |
自動購入 | なし | あり(Auto-Buy。Prime会員限定) |
支払い | Google Pay、または店のサイト | Amazonの決済。Buy for Meは他社サイトでの購入を代行 |
料金 | 公式の記載なし | 基本無料(Auto-BuyはPrime会員限定) |
販売者 | 各店 | Amazonまたは出品者。Buy for Meは他社サイト |
※Alexa for Shoppingの内容は2026年9月時点の情報です。
いろいろな店を比べて買う方にはUniversal Cart、Amazonで買う物が多い方にはAlexa for Shoppingが合います。Alexa for Shoppingの詳細はAmazon Alexa for Shoppingとはで解説しています。
こんな人におすすめ/まだ待ってよい人
Universal Cartがおすすめの人
- 米国在住、または米国のGoogleアカウントで日常的に買い物をする人:今すぐ使えます
- いろいろな店を比べてから買う人:店ごとにカートを行き来する手間が減ります
- セールや再入荷を待つことが多い人:値下げ・再入荷の通知が役に立ちます
- 米国向けに越境ECをしている事業者:米国の利用者のカートに入る可能性があり、早期アクセスを検討する価値があります
まだ待ってよい人
- 日本在住で、日本のサイトで買い物をする人:日本では使えず、提供時期も未発表です
- Amazonでの買い物が中心の人:公式の対応店の例にAmazonは入っていません
- AIに自動で買ってほしい人:Universal Cartは自動購入をしません
- 日本向けだけに販売している事業者:今は商品データを整えておけば十分です
よくある質問
Google Universal Cartは無料ですか?
Googleは利用料について公式に何も書いていません。有料プランが必要だという発表もありませんが、「無料」とも明記されていません。Geminiの有料プランが必要かどうかも、記載はありません。
日本のGoogleアカウントで使えますか?
2026年10月16日時点では使えません。提供は米国のGoogle検索とGeminiアプリだけで、ほかの国の予定は発表されていません。
知らないうちに商品が買われることはありますか?
ありません。今のUniversal Cartは保存・見張り・提案・購入の手伝いまでで、購入は利用者が決めます。条件を満たしたらAIが代わりに買う仕組み(AP2)は今後の構想として発表されたもので、Universal Cartの機能ではありません。
返品や問い合わせはどこにすればよいですか?
商品を買った店です。Google Payで購入した場合も販売者は店のままで、注文確認とカスタマーサポートも店が担当します。
Amazonの商品もカートに入れられますか?
公式が挙げている対応店の例にAmazonは入っていません。対応店の一覧が公開されていないため、入れられるかどうかは確認できていません。
YouTubeやGmailで見た商品も入れられますか?
10月15日時点ではできません。5月の発表で「後日対応」とされていましたが、日程は発表されていません。
日本のShopifyストアはUniversal Cartに対応できますか?
公式の対応店に「多数のShopify加盟店」とありますが、Google上で購入できるUCPチェックアウトの対象は米国(ヘルプ上はカナダ・オーストラリアも)の商品です。日本向けの商品が対象になる時期は発表されていません。米国向けに販売している場合は、Merchant Centerの早期アクセスの要件を確認してください。
まとめ
- Google Universal Cartは、Google検索(AI Mode)とGeminiアプリで見つけた商品を、店をまたいで1つにまとめるカート機能
- 2026年10月15日に米国で提供開始。日本での提供時期は未発表
- できるのは、保存、値下げ・再入荷の通知、カード特典の提案、クーポンの表示、Google Payまたは店のサイトでの購入
- AIが代わりに買う機能ではない。代理購入(AP2)は今後の構想として別に発表されたもの
- 5月に紹介された互換性チェック・価格履歴・YouTube/Gmail対応は、提供開始の発表には書かれていない
- 料金は公式の記載なし。販売者は各店で、返品やサポートの窓口も店
- 日本のEC事業者は、米国向けに売っているなら早期アクセスを検討し、日本向けだけならMerchant Centerの商品データを整えておく
Universal Cartは提供が始まったばかりで、対応する国やサービスはこれから変わっていきます。使う前、対応を決める前には、Google公式ブログとMerchant Centerのヘルプで最新の情報を確認してください。
このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します
この記事の著者

AI革命
編集部
AI革命株式会社の編集部です。最新のAI技術動向から実践的な導入事例まで、企業のデジタル変革に役立つ情報をお届けしています。豊富な経験と専門知識を活かし、読者の皆様にとって価値のあるコンテンツを制作しています。
最新記事

Cursor vs Windsurf vs Claude Code 徹底比較|料金・機能・用途別の選び方【2026年最新】
2026/04/03

Claude Tagとは|Slackでチームの一員として働くAIエージェント・Enterprise/Team向けベータ・旧Claude in Slackからの移行を完全解説【2026年10月最新】
2026/06/24

東京でシステム開発を頼むには|都の助成金2つの違い・訪問とオンラインの分け方・費用の目安【2026年10月】
2026/10/15

Muse Spark Openとは?Metaのオープンウェイト版の性能・ライセンス・必要スペック・使い方【2026年10月速報】
2026/10/15

Gemini 3.8 Flash TTSとは?30秒で声をクローン・2,000種の音声・料金・日本語対応・使い方【2026年10月】
2026/09/28

Claude Docs・Claude Slidesとは?チャットとCowork統合で何が変わる・使い方・PowerPoint/PDF出力・対象プラン【2026年10月最新】
2026/09/25


