AIツール2026年8月更新

ManusがMetaから独立|8月23日のデータ削除期限とバックアップ手順を解説【2026年8月速報】

公開日: 2026/08/13
ManusがMetaから独立|8月23日のデータ削除期限とバックアップ手順を解説【2026年8月速報】

この記事のポイント

ManusがMetaから独立し、一部ユーザーのデータが2026年8月23日8:59(日本時間)以降に削除されます。自分が対象かの判定(Type A/B/C)、バックアップと復元の手順、返金・復帰特典、Tencent筆頭株主という「独立」の実態までを公式情報から整理します。

汎用AIエージェント「Manus」は2026年8月11日、Metaからの分離を終えて独立運営に戻ることを公式に発表しました。これに伴い、一部ユーザーの「2025年12月29日以降に作られたデータ」が、日本時間2026年8月23日(日)8:59を期限に削除されます。期限を過ぎるとバックアップは取れません。

公式ヘルプセンターの一次情報をもとに、自分が削除対象かを判定する方法、日本時間での逆算スケジュール、バックアップと復元の具体的な操作手順、返金と復帰特典の中身、そして「Tencentが筆頭株主」と報じられた独立の実態までを整理しました。Manusを個人利用している方、業務ワークフローに組み込んでいる情シス・現場担当の方に向けた内容です。

Manus公式ブログ「A Note to Our Users」の告知バナー

出典: Manus公式ブログ「A Note to Our Users」

期限は8月23日8:59(日本時間)、まず「通知が来ているか」を見る

  • 削除されるのは「2025年12月29日(Meta買収完了日)以降に生成されたデータ」。それ以前のデータは残る
  • 対象は「特定の法域」の一部ユーザーのみ。公式は対象国名を公開していないため、メールまたはアプリ内通知が届いているかどうかが唯一の確実な判定材料
  • バックアップ期限は日本時間2026年8月23日(日)8:59(シンガポール時間8月23日 7:59 a.m.)
  • 8月23日 9:00〜8月25日 9:00(日本時間)は対象アカウントにアクセスできない。Manusでデプロイ済みのWebサイトも停止する
  • 復元はユーザー自身が行う。自動移行ではない。しかも復元操作は1回限り
  • 削除の理由は規制対応であり、セキュリティ侵害や情報漏洩ではないと公式が明記している

対応が必要かどうかで迷ったら、manus.im にログインして通知を確認し、心当たりがなくてもバックアップだけは取っておくのが安全です。バックアップは何度でも実行でき、対象外でもデメリットはありません。

公式の告知原文はManus公式ブログ「A Note to Our Users」、バックアップツールはmanus.im/backupにあります。日程は変更される可能性があるため、最終確認は必ず公式ページで行ってください。

自分は対象か:アカウント種別 Type A / B / C の判定

公式ヘルプセンターは、影響を受けるアカウントを Type A・Type B・Type C の3種類に分けています。日本語の速報記事の多くは「一部ユーザー」までしか触れていませんが、種別によって「アカウントごと消えるのか」「必要なバックアップの種類」「返金の内容」がすべて変わります。ここが今回いちばん重要な部分です。

判定の基準日は 2025年12月29日(Metaによる買収完了日、米国太平洋時間0:00) です。

種別

該当する条件

アカウント本体

削除されるもの

Type A

買収日より前に作成したアカウントで、Proサブスクなし、または買収日より前に開始したProサブスクを利用中

維持される

2025年12月29日以降に生成したタスクデータ・成果物

Type B

買収日より前に作成したアカウントで、買収日以降に開始したProサブスクがある

維持される

上記に加え、サブスクリプション記録

Type C

買収日以降に作成したアカウント、または買収日以降にメールアドレス・ユーザー情報を変更したアカウント

アカウントごと削除

アカウント情報を含む全データ

3つの質問で判定する

  1. Manusのアカウントを作ったのは2025年12月29日より前か? → いいえ(12月29日以降に作成)なら Type C
  2. 12月29日以降に、メールアドレスやユーザー情報を変更したか? → はい なら Type C
  3. 1・2の両方が「アカウント作成は買収日より前・情報変更なし」の場合、Proサブスクを買収日以降に開始したか? → はい なら Type B、いいえなら Type A

Type Cが最も影響が大きく、アカウント自体が消えるため、manus.im/backup で「アカウント情報のバックアップ」を取っていないと復元できなくなります。

削除される具体的なデータ

対象アカウントで恒久的に削除されるのは次のものです。

  • アカウント情報(Type Cのみ)
  • サブスクリプションの記録
  • 2025年12月29日以降に生成したタスクデータ(会話・実行履歴)
  • Manusが生成した成果物(Webサイト、スライド、レポートなどのアーティファクト)
  • 連携済みサードパーティコネクタの認可情報

Teamプランの扱い

Teamアカウントは、オーナーのアカウント種別に従って判定されます。ここで見落としやすいのが、オーナーが対象外でも、対象に該当するメンバーのタスクデータは削除される点です。チームで使っている場合は、メンバー全員に通知の有無を確認させる必要があります。

日本のユーザーは対象なのか

公式は対象範囲を "specific jurisdictions(特定の法域)" とだけ記載しており、具体的な国名・地域名は公開していません。したがって「日本のユーザーは対象/対象外」と断定できる公式情報は、現時点では存在しません。判断できるのは通知が届いているかどうかだけです。

なお、Apple IDやFacebook連携で登録し、メールアドレスを登録していないユーザーにはアプリ内通知しか届きません。メールが来ていないことを根拠に「自分は対象外」と判断するのは危険です。

日本時間での逆算スケジュール

公式の基準時刻はシンガポール時間(SGT)です。日本時間(JST)は SGT + 1時間 になります。公式ブログには米国東部時間・中央ヨーロッパ時間も併記されていますが、いずれもSGT基準の同一時点を指しています。

出来事

シンガポール時間(SGT)

日本時間(JST)

告知・バックアップ受付開始

2026年8月11日

2026年8月11日

バックアップ期限

8月23日 7:59 a.m.

8月23日(日)8:59

削除実施・アカウント利用不可

8月23日 8:00 a.m. 〜 8月25日 7:59 a.m.

8月23日(日)9:00 〜 8月25日(火)8:59

復元ポータル開放

8月25日 8:00 a.m.

8月25日(火)9:00

実務上の推奨は「8月21日(金)の業務終了までに完了」です。 期限が日曜の朝という設定のため、金曜中に終わらせておかないと、トラブル時にサポート(support@manus.im)へ問い合わせる時間が取れません。土日にファイルサイズの問題やクラウド連携の失敗が起きると、そのままリカバリー不能になります。

バックアップ期間中(8月11日〜8月23日 SGT)、対象ユーザーには課金が行われないことも公式に明記されています。

バックアップ手順:2種類あることを知らないと詰む

Manusのタスク実行画面。タスクデータと成果物がバックアップ対象になる

出典: Manus 公式サイト

公式のバックアップツールは manus.im/backup にあります。ここで生成できるバックアップは2種類あり、種別によって必要なものが違います。

バックアップの種類

必要な人

容量の目安

受け取り方

アカウント情報バックアップ(Account Data Backup)

Type C のみ(必須)

10MB以下

メールに添付されて届く

タスクデータバックアップ(Task Data Backup)

対象ユーザー全員

数十MB〜数十GB

ダウンロード、またはクラウドへ書き出し

Type Cの方は、アカウント情報バックアップを先に取ってください。 これがないと、削除後にアカウント自体を復元できません。タスクデータだけ保存しても、受け皿になるアカウントが存在しない状態になります。

操作の流れ

  1. Manusにログインし、manus.im/backup のData Backup Toolを開く
  2. Type Cはまずアカウント情報バックアップを生成し、届いたメールの添付ファイルを保存する
  3. タスクデータバックアップを生成し、対象にするタスクを選択する
  4. 書き出し先を選ぶ。容量が大きい場合はGoogle Drive/OneDriveへの直接エクスポート(OAuth連携)が公式推奨。ローカルへのダウンロードも可能
  5. 書き出したファイルがクラウドまたはローカルに実際に存在するか目視で確認する

注意点

  • バックアップは生成した時点のスナップショット。その後に実行したタスクは含まれない。期限直前にもう一度取り直すのが確実です
  • バックアップは何回でも実行できる。まず一度取り、8月21日に取り直す運用がおすすめです
  • タスクデータは1パッケージあたり4GBが上限で、超える場合は分割されます。分割ファイルは1つも欠かさず保存してください
  • 出力は暗号化されたアーカイブ形式です。手元で中身を開いて確認できる形式ではない点に注意が必要です
  • 大容量になりそうな場合、ブラウザのダウンロードよりクラウド書き出しのほうが失敗しにくくなります

業務で重要な成果物(スライド・レポート・生成コード)がある場合は、公式バックアップとは別に、成果物そのものを手元にダウンロードしておくことを強くおすすめします。復元が1回限りである以上、二重化しておく価値があります。

削除期間中に止まるもの:業務利用者が受ける影響

日本時間8月23日9:00から8月25日9:00までの約2日間、対象アカウントは利用できません。個人利用なら待てば済みますが、業務に組み込んでいる場合は次の点が実害になります。

影響する範囲

具体的に起きること

事前にやること

Manusへのログイン

対象アカウントはアクセス不可

期間中に納期がかかる作業を前倒し・後ろ倒しする

Manusでデプロイ済みのWebサイト

8月23日から公開停止。復元完了後に自動で再オンライン

社外公開しているページがあれば、事前に告知するか他所へ複製する

スケジュールタスク・自動実行

停止

手動運用への切り替え手順を決めておく

サードパーティコネクタ(Gmail・Slack・Notion等)

認可情報が削除され、復元後も自動では戻らない

連携しているサービス一覧を先に控えておく

チーム利用

対象メンバーのタスクデータのみ消える

メンバー単位で通知の有無を確認する

見落とされやすいのはコネクタの再連携です。復元しても認可情報は戻らないため、自動化ワークフローを組んでいる場合、どのサービスとどの権限で繋いでいたかを今のうちにメモしておかないと、復旧に余計な時間がかかります

デプロイ済みWebサイトが止まる点も、社外に公開しているLPやドキュメントがあると影響が出ます。停止期間が日曜〜火曜朝に当たるため、月曜の商談・公開スケジュールと重なっていないかは確認しておきたいところです。

復元手順:1回しか実行できない

Manus公式サイトのバナー。バックアップ・復元ツールは公式サイト上で提供される

出典: Manus 公式データバックアップツール

復元ポータルは日本時間8月25日(火)9:00に開きます。手順は種別によって異なります。

Type A / Type B の場合

  1. Manusにログインする(アカウントは残っている)
  2. manus.im/backup の Task Data Restoration Tool を開く
  3. 保存しておいたタスクデータバックアップをアップロードする

Type C の場合

  1. 復元サイトで、先にアカウント情報バックアップをアップロードしてアカウントを復元する
  2. 復元したアカウントでログインする
  3. タスクデータバックアップをアップロードする

復元の重要な制約

  • 復元は1回のみ実行可能。複数のパッケージを同時にアップロードすることはでき、重複データは自動的に排除されます。分割された全ファイルを揃えてから一度で実行するのが鉄則です
  • 復元に期限はありません。バックアップファイルは恒久的に保存されるとされているため、8月25日に慌てて実行する必要はありません。落ち着いて全ファイルを揃えてから行うほうが安全です
  • デプロイ済みWebサイトは、タスクデータの復元完了後に自動で再オンラインになります
  • サードパーティコネクタは手動で再連携が必要です

なお、復元に失敗した場合の救済手順は公式ヘルプに記載がありません。1回限りという制約と合わせて考えると、「ファイルが全部揃っているか」を確認してから実行する以外に、リスクを下げる方法はないのが現状です。

返金ルール:日割り返金と自動処理の対象

Manus(マヌス)公式ロゴ

出典: Manus 公式サイト

有料プランを利用していた対象ユーザーには返金が用意されています。公式ヘルプの内容を整理すると次のとおりです。

種別

返金の内容

Type A / B

2026年8月11日時点で有効なサブスクに対し日割りでの部分返金。加えて、削除期間終了までは無料で利用できる

Type C

全サブスクを解約したうえで日割り返金。さらにアドオンクレジット・Cloud Computer利用分・WebDev費用などの残高を自動返金

Team

メンバー個人のアカウントには個別に返金。補償はチームアカウント側へ付与

  • アドオンクレジットは購入時の換算レートで返金されます
  • Type Cが購入していたドメインは預かり扱いとなり、購入費用自体は返金対象外ですが、アカウント復元時にドメインも自動で復帰します
  • 処理は通知日(8月11日)から7日以内に開始。着金までは1〜15営業日、手動対応が必要なケースは約3週間かかるとされています
  • 決済経路別では、Stripe・Google Playは元の決済手段へ自動返金。Apple App Store経由は一括処理が承認済みとされています
  • 期限切れカードなどで返金が失敗した場合は、暗号化された返金レシートが発行され、15営業日以内に manus.im/claim-refund から提出する必要があります

「返金されるはずなのに着金しない」というケースでは、この15営業日という期限が効いてくるため、8月中に自分の決済手段の状態(カードの有効期限など)を確認しておくと安全です。

復帰特典(Welcome Back Bonus)の中身

データを復元したユーザー向けに、公式は復帰特典を用意しています。日本語記事ではほとんど具体的に触れられていない部分です。

対象

特典の内容

個人・通知日時点でFreeプラン

初月サブスク(税抜)の最初の$200分が50%オフ/年額は9か月分の支払いで12か月利用/通常月額が$200を超える場合は月間クレジット付与量の50%相当を無料アドオンで付与

個人・Proだったがサブスクが解約された場合

初月(税抜)の最初の$200分が90%オフ/年額は9か月分で12か月/$200超なら月間クレジットの50%相当を無料アドオン付与

個人・Proが継続している場合

割引更新の適用はなし。代わりに現行プランの標準月間クレジットと同額の無料アドオンクレジット

Team・チーム全体が削除対象

チーム初月(税抜)の最初の$200分が90%オフ/年額は9か月分で12か月/$200超なら50%相当を無料アドオン

Team・一部メンバーのみ影響

現行プランの標準月間クレジットと同額の無料アドオンクレジット

特典の有効期限については公式文書に記載がありません。復元後に案内される内容を確認してください。

Manusの料金体系そのもの(Free/Pro/Teamの違いやクレジット消費の実態)は、Manusとは?自律型AIエージェントの全貌で整理しています。

なぜこうなったのか:買収白紙から独立までの経緯

Meta(メタ)の公式ロゴ

出典: Meta Newsroom(公式)

今回のデータ削除は、Metaによる買収が中国当局に差し止められ、完了済みの取引が巻き戻されたことの帰結です。経緯を最短で押さえると次のようになります。

時期

出来事

2025年12月29日

Metaによる買収が完了(約20億ドル規模)。この日が削除対象データの基準日になる

2026年4月27日

中国・国家発展改革委員会(NDRC)が「禁止外商投資」と判定し、取引の撤回を命令。AI分野で完了済み買収の巻き戻しが公表された初のケース

2026年6月

Metaが分離作業に着手。旧株主による買い戻し協議が報じられる

2026年7月

Tencent・ZhenFund・HSG らのコンソーシアムが同額の20億ドルで買い戻し(報道ベース)

2026年8月11日

Manusが「A Note to Our Users」で独立運営再開を発表。データ削除を告知

2026年8月23〜25日

削除の実施と復元ポータルの開放(予定)

Manus公式は、今回の削除について「Metaからの分離の一部であり、世界の特定地域における規制要件を遵守するために必要な措置」と説明しています。セキュリティ侵害や情報漏洩が原因ではないと明記されている点は、社内説明の際に押さえておくべきポイントです。独立後のデータ保管拠点は米国およびシンガポールとされています。

NDRCがどの法令を根拠にしたのか、なぜ法人をシンガポールに移していても管轄が及んだのか、事件後に中国が整備した新ルールまで含めた詳細は、MetaのManus買収を中国NDRCが差し止めで解説しています。

一点だけ整理しておくと、「移行」ではなく「削除してユーザー自身が復元する」方式が選ばれた理由は、公式には説明されていません。データの引き継ぎ自体が規制上できないのか、技術的な事情なのかは、現時点では判断できません。

「独立」の実態:Tencent筆頭株主という報道をどう読むか

Tencent(テンセント)の公式ロゴ

出典: Tencent 公式サイト

公式ブログは "independent company(独立企業)" という表現を使っていますが、資本の実態は「どこからも独立した」という意味ではありません。ここは企業のツール選定に直結するため、報道の確度とあわせて整理します。

論点

内容

確度

買い戻し価格

買収時と同額の約20億ドル

複数報道が一致(Bloomberg/Caixin)

買い戻しの主体

Tencent、ZhenFund(真格基金)、HSG(旧セコイア・チャイナ) ら旧投資家連合

報道(Caixin/Bloomberg)

Benchmark(米VC)

Meta買収前の筆頭株主だったが、買い戻しに不参加。持分はTencentが取得

報道(Caixin)

現在の筆頭株主

Tencent

報道(Caixin 2026年8月12日/Nikkei Asia)。Manus公式は株主構成を発表していない

Tencentの持株比率

非開示。過半とする報道と、マイノリティに留まるとする関係者情報が併存

未確定

Metaの残存持分

完全に手放したと報じられているが、公式声明は確認できていない

未確認

つまり現時点で言えるのは、「Metaの支配からは離れたが、株主構成は中国資本を中心とする体制に置き換わった」というところまでです。「独立=中立」と読み替えるのは早計で、日本語圏でも「独立というニュースは半分ミスリード」という指摘が出ています。

企業利用の判断としては、次の視点が実務的です。

  • 中国資本が筆頭株主となるSaaSに、機密性の高い業務データを預ける方針で問題ないか
  • データ保管拠点(米国・シンガポール)と、自社の情報取扱規程が整合するか
  • 今回のように、親会社の交代がユーザーのデータ削除という形で跳ね返る構造をどこまで許容するか

この3点目は、Manus固有の話ではなくSaaS全般に通じる教訓です。ベンダーの資本構成の変化がデータの所在と可用性に直結しうるという観点は、生成AIのセキュリティリスクAIエージェントのセキュリティ対策でも整理しています。AIエージェントにデータを預けること自体のリスク事例は、AIエージェントによるデータ削除事故も参考になります。

企業ユーザー向け:8月21日までのチェックリスト

チェックリストを書き出した紙とデスク。社内で対応項目を洗い出すイメージ

チームや部署でManusを使っている場合、個人の作業だけでは漏れが出ます。担当者が回すべき項目を整理しました。

#

実施項目

期限の目安

1

Manusを利用しているメンバーを棚卸しし、各自に通知(メール/アプリ内)の有無を確認させる

8月18日(月)

2

対象者のアカウント種別(A/B/C)を確認する。Type Cが含まれる場合はアカウント情報バックアップの取得を最優先

8月19日(火)

3

Manusで作った成果物のうち、業務上失えないものを洗い出し、公式バックアップとは別に手元へ保存

8月20日(水)

4

連携中のサードパーティコネクタ(Gmail・Slack・Notion・GitHub等)と権限設定を一覧化

8月20日(水)

5

Manusでデプロイ済みの社外公開ページの有無を確認し、停止期間の告知または代替公開を準備

8月20日(水)

6

タスクデータバックアップを再取得(最新状態のスナップショット)し、ファイルの実在を確認

8月21日(金)

7

8月23日9:00〜8月25日9:00(日本時間)の停止を関係者へ周知し、代替手段を決めておく

8月21日(金)

8

復元後の作業(コネクタ再連携・サイト復帰確認)の担当者を決めておく

8月21日(金)

社内周知のひな形

【周知】AIエージェント「Manus」の一時停止とデータ対応について

Manusの運営体制変更に伴い、対象アカウントは8月23日(日)9:00〜8月25日(火)9:00の間、利用できません。Manusで公開しているWebページも同期間停止します。

対象となる方には、Manusからメールまたはアプリ内で通知が届いています。該当する方は8月21日(金)までに manus.im/backup でバックアップを完了してください。バックアップ後に作成したデータは含まれないため、金曜の作業終了後に再取得をお願いします。

なお本件は情報漏洩やセキュリティ事故ではなく、運営会社の体制変更に伴う規制対応です。

停止期間中の代替が必要な場合は、AIエージェントのおすすめ比較OpenClaw と Manus の比較で、用途が近いツールを確認できます。

公式に説明されていないこと

判断材料として、現時点で公式が明らかにしていない事項も明記しておきます。ここを断定している記事は、根拠を確認したほうがよいでしょう。

  • 対象となる「特定の法域」の具体名 — 非開示。日本が含まれるかは公式に示されていない
  • なぜ移行ではなく削除→ユーザーによる復元なのか — 説明なし
  • 復元に失敗した場合の救済手順 — ヘルプに記載なし
  • 復帰特典の有効期限 — 記載なし
  • Tencentの持株比率とMetaの残存持分 — 公式発表なし。報道ベースの情報のみ
  • 現行の基盤モデル構成 — 非公表。2025年前半に流通した推定を現在の事実として扱うことはできない

対象法域が非開示であるため、企業側で「自社は対象か」を事前に一括判定する手段が存在しないという点は、ガバナンス上の弱点として認識しておく必要があります。

こんな人は今すぐ対応が必要/対応不要な人

今すぐバックアップすべき方

  • Manusからメールまたはアプリ内通知が届いている方
  • 2025年12月29日以降にアカウントを作成した方(Type Cに該当し、アカウントごと消える)
  • 12月29日以降にメールアドレスやユーザー情報を変更した方
  • Manusで作ったWebサイト・スライド・レポートを業務で使っている方
  • Teamプランのオーナー・管理者(メンバー分の確認義務がある)

基本的に対応不要な方

  • 通知が一切届いておらず、2025年12月29日より前に作ったアカウントしか使っていない方
  • 12月29日より前に生成したデータしか持っていない方
  • 過去にアカウントを作っただけで、実質的に利用していない方

ただし、Apple ID・Facebook連携でメールアドレスを登録していない場合はアプリ内通知しか届かないため、「メールが来ていない=対象外」とは判断できません。ログインして確認するひと手間はかけてください。

この機会に別ツールへの移行を検討したほうがよい方

  • 資本構成の変化が今後もサービス継続性に影響しうる点を、業務要件として許容できない方
  • 顧客情報・機微情報を扱っており、社内規程で保管拠点や資本関係の要件が定められている方
  • 復元1回限りという制約が、業務データの管理方針と合わない方

移行先の検討には、AIエージェントとはで全体像を押さえたうえで、AIエージェントのおすすめ比較から用途に合うものを絞り込むのが早道です。

よくある質問

Q1. 通知が届いていませんが、バックアップは取っておくべきですか?

取っておいて損はありません。バックアップは何度でも実行でき、対象外のユーザーが実行してもサービス利用に影響はありません。特にApple ID・Facebook連携で登録した方はメールが届かないケースがあるため、ログインしてアプリ内通知を確認したうえで、念のため取得しておくのが安全です。

Q2. 2025年12月29日より前のデータも消えますか?

消えません。削除対象は買収完了日である2025年12月29日以降に生成されたデータです。それ以前のタスクデータや成果物は影響を受けないと公式が説明しています。

Q3. バックアップを取り忘れたまま8月23日を過ぎたらどうなりますか?

公式ヘルプでは、削除されたデータは恒久的に削除される(permanently deleted)と説明されています。期限後にバックアップを取得する方法は案内されていません。復元できるのは、期限までに取得したバックアップファイルがある場合に限られます。

Q4. 復元はいつまでにやらないといけませんか?

復元の期限は設定されていません。バックアップファイルは恒久的に保存されるとされているため、8月25日以降であればいつでも実行できます。ただし復元操作は1回のみなので、分割されたファイルをすべて揃えてから実行してください。

Q5. Manusで公開しているWebサイトは消えてしまうのですか?

削除期間中(日本時間8月23日9:00〜)はアクセスできなくなりますが、タスクデータの復元が完了すると自動的に再オンラインになります。ドメイン(Type Cが購入したもの)もアカウント復元時に自動で復帰するとされています。

Q6. これはManusから情報が漏れたということですか?

違います。公式は「Metaからの分離の一部であり、特定地域の規制要件を遵守するために必要な措置」であり、セキュリティ侵害や情報漏洩が原因ではないと明記しています。社内説明の際はこの点を分けて伝えると混乱を防げます。

Q7. 独立後のManusは使い続けても問題ありませんか?

サービス自体は稼働しており、公式も継続提供と新機能の準備を表明しています。ただし現在はTencentが筆頭株主と報じられており、公式からの株主構成の発表はありません。機微情報を扱う業務で使う場合は、データ保管拠点(米国・シンガポール)と自社の情報取扱規程の整合を確認したうえで判断してください。

Q8. 今から新規にアカウントを作った場合は削除されますか?

公式ヘルプの定義では、Type Cは「買収日(2025年12月29日)以降に作成されたアカウント」です。文言上は新規アカウントも該当しうるため、削除期間をまたぐ時期の新規登録は避け、8月25日以降に始めるほうが安全です。実際の運用については公式サポート(support@manus.im)に確認してください。

関連記事

主な出典

  • Manus公式ブログ「A Note to Our Users」(2026年8月11日)
  • Manus公式ヘルプセンター「Service Change Overview: What's Happening and Am I Affected?」
  • Manus公式ヘルプセンター「Service Change Overview: How to Back Up Your Data」
  • Manus公式ヘルプセンター「Service Change Overview: How to Restore Your Data」
  • Manus公式ヘルプセンター「Refunds' Timeline, Calculation, and Special Cases」
  • Manus公式ヘルプセンター「Welcome Back Bonus for Affected Users」
  • Manusデータバックアップツール(manus.im/backup)
  • CNBC「Manus to return as independent company after China forced Meta to unwind $2 billion deal」(2026年8月11日)
  • Caixin Global「Manus Cuts Ties With Meta as Tencent Emerges as Top Backer」(2026年8月12日)
  • Bloomberg「Chinese AI Upstart Manus Charts Solo Path After Meta Split」(2026年8月11日)
  • Nikkei Asia「Tencent to become top shareholder of Manus in unwinding of Meta deal」
  • TechCrunch「China vetoes Meta's $2B Manus deal after months-long probe」(2026年4月27日)

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この記事の著者

AI革命

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編集部

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