Claudeのプラグイン自動接続とは?Team・Enterprise管理者向けの設定手順と注意点【2026年11月】

この記事のポイント
Claudeのプラグイン自動接続(エンタープライズ管理認証)を、Team・Enterprise管理者向けに整理。Okta不要のClaude発行(ベータ)とIdP管理の違い、対応コネクタ、設定手順、退職者対応などの注意点をまとめます。
Claudeのプラグイン自動接続は、管理者がコネクタを組織として1回認可しておけば、メンバーが初めて使うときにサインインなしで接続される機能です。2026年11月3日に「Claude発行」方式(ベータ)が加わり、Oktaなどの IdP を導入していない Team・Enterprise の組織でも使えるようになりました。
Claude Team・Enterprise のオーナー、プライマリオーナー、情報システム担当者に向けて、IdP管理とClaude発行の違い、対応コネクタ、設定手順、退職者対応などの注意点を整理します。導入前に押さえておきたいのは次の3点です。
- 公式の機能名は「エンタープライズ管理認証(Enterprise-managed auth)」。設定画面では「管理認可」という項目名で、設定の単位はプラグイン全体ではなくコネクタ
- Okta を使っている組織は一般提供中の「IdP管理」、Okta がない組織はベータの「Claude発行」が選択肢。ただし Claude発行は「組織のメンバーかどうか」しか確認しないため、Claude 組織への SSO 強制が公式推奨
- Google Drive・Microsoft 365・Salesforce・Box・GitHub は2026年11月4日時点で対応一覧に入っていない。使いたいツールが対応しているかを先に確認する
Claude そのものの概要はClaudeとは、コネクタの基本的な使い方はClaudeコネクタの使い方で解説しています。
Claudeのプラグイン自動接続とは

プラグイン自動接続は、各メンバーがツールごとに行っていたサインインと認可を、管理者が組織単位でまとめて済ませる仕組みです。メンバーは Claude にログインしていれば、Notion や Atlassian などのコネクタを初めて使う時点で接続済みになります。
公式ヘルプでは「エンタープライズ管理認証では、コネクターを組織全体に対して1回認可すると、チームメンバーは初回ログイン時に自動的にアクセス権を取得します」と説明されています(公式ヘルプ:組織のアプリをClaudeに自動接続する)。
呼び方が3つあるので注意
同じ機能が、場所によって違う名前で呼ばれています。
場面 | 呼び方 |
|---|---|
X での告知(Boris Cherny 氏、ClaudeDevs) | プラグインの自動接続(auto-connect) |
公式ヘルプ | エンタープライズ管理認証(EMA)、「組織のアプリを自動接続」 |
管理画面の設定項目 | 管理認可(Managed authorization) |
告知では「プラグイン」と呼ばれていますが、管理者が実際に設定するのはコネクタ(MCP サーバー)ごとです。プラグインはスキル・コマンド・コネクタ・サブエージェントなどをまとめたパッケージで、その中に含まれるコネクタのサインインが自動になる、と考えると混乱しません。
「プラグインの配布」と「サインインの自動化」は別の設定
管理者が触る画面は2つに分かれています。
設定 | 場所 | 決めること |
|---|---|---|
プラグインの配布 | 組織設定 > プラグインとスキル | 組織ライブラリへの公開、提供方法(インストール可能/デフォルトでインストール/必須) |
コネクタの自動接続 | 組織設定 > コネクター > 各コネクタの「管理認可」 | どのコネクタを、どのロールに、どの権限(スコープ)で自動接続するか |
プラグインを「必須」で配っても、中のコネクタに管理認可を設定していなければ、メンバーは従来どおり各自でサインインします。両方を設定して初めて「配られたプラグインがそのまま動く」状態になります。プラグインの仕組み自体はAgent Plugins 1.0.0とはも参考になります。
従来の接続方法との違い
項目 | 従来(各自で接続) | 自動接続(管理認可) |
|---|---|---|
管理者の作業 | コネクタを組織で有効化するだけ | 有効化に加えて、管理認可・対象ロール・スコープを設定 |
メンバーの作業 | コネクタごとにサインインと同意画面での許可 | 原則なし(初回利用時に自動で接続) |
権限の範囲 | 各自がその都度許可 | 管理者がスコープを選んで統一 |
個人アカウントの混入 | 仕事用ツールに個人アカウントをつなげてしまう余地がある | 「管理認可のみ」にすれば個人アカウントを締め出せる |
Team・Enterprise では、コネクタを組織で有効化しただけではアクセス権は付与されず、これまでは各メンバーが認証する必要がありました。この手間と、個人アカウントが混ざるリスクをまとめて減らせる点が、管理者にとっての主なメリットです。
IdP管理とClaude発行の違い

出典: Okta 公式
自動接続には「IdP管理」と「Claude発行」の2つの方式があり、コネクタごとにどちらか1つを選びます。Okta があるなら IdP管理、ない場合は Claude発行、というのが基本の選び方です。
比較項目 | IdP管理(IdP-managed) | Claude発行(Claude-issued) |
|---|---|---|
提供状況 | 一般提供 | ベータ(2026年11月3日追加) |
必要なもの | Claude とコネクタの両方で SSO。対応 IdP は現時点で Okta のみ | IdP・SSO は不要(Claude 組織への SSO 強制は推奨) |
本人確認の仕組み | IdP が本人情報を発行・署名し、IdP のグループやロールを引き継ぐ | Claude が組織専用の発行者URLで署名し、メールアドレスで照合 |
Claude が確認すること | IdP のポリシーに従う | 組織のメンバーかどうかのみ。SSO・MFA・接続先のサインインルールは確認しない |
メンバーを外したとき | IdP でプロビジョニングを解除すると、コネクタのアクセスも同時に外れる | 以後のサインインは止まるが、接続先で発行済みのアクセスは期限まで有効 |
対応コネクタ数 | 21件 | 14件 |
技術的には、この機能は MCP の enterprise managed authorization 拡張と、IETF ドラフトの ID-JAG(Identity Assertion JWT Authorization Grant)、JWT bearer grant(RFC 7523)をもとにしています(開発者ドキュメント)。MCP 側の認可の流れはMCP新ロードマップ(エンタープライズ認可)、MCP の基本はMCPとはで解説しています。
これまでの経緯
- 2026年6月18日:Okta 連携のエンタープライズ管理認証がベータで発表(初期対応は Asana、Atlassian、Canva、Figma、Granola、Linear、Supabase と報道)
- 時期は公式未発表:IdP管理が一般提供になる(現行ヘルプでは「一般提供中」と記載)
- 2026年11月3日:Claude発行(ベータ)を追加。Okta がない組織でも自動接続できるようになった
自社はどちらの方式を使えるか:判断の早見表
使える方式は「プラン」「Claude へのサインイン方法」「使いたいコネクタ」の3点で決まります。設定画面を開く前にこの3点を確認しておくと迷いません。
自社の状況 | 使える方式 | ポイント |
|---|---|---|
Pro・Max・Ultra(個人プラン) | どちらも使えない | 対象は Team と Enterprise のみ |
Team/Enterprise で、Okta で Claude にサインインしている | IdP管理 | 開発者ドキュメントによると、Okta で Claude にサインインしている組織は Claude発行を使えない |
Team/Enterprise で、Microsoft Entra ID や Google Workspace の SSO を使っている | Claude発行(ベータ) | IdP管理の対応 IdP は Okta のみ。ほかの IdP は「近日中」とだけ案内されている |
Team/Enterprise で、SSO を使っていない | Claude発行(ベータ) | 公式は Claude 組織への SSO 強制を推奨。導入と合わせて検討したい |
使いたいのが Slack・Asana・Canva など | IdP管理のみ | この7件は Claude発行に対応していない |
使いたいのが Google Drive・Gmail・Microsoft 365・Salesforce・Box・GitHub | 自動接続の対象外 | 2026年11月4日時点で対応一覧にない |
日本企業では Microsoft Entra ID や Google Workspace を IdP にしている組織が多く、その場合は現時点では Claude発行が実質的な選択肢になります。ベータ機能を本番環境に入れてよいかは、社内規程と照らして判断してください。
対応コネクタ一覧(2026年11月4日時点)

出典: Claude 公式(Connectors and plugins)
自動接続に対応しているコネクタは21件で、そのうち14件が Claude発行にも対応しています。どの MCP 提供者でも仕様に沿えば対応を追加できるため、今後増える見込みです。
コネクタ | IdP管理 | Claude発行(ベータ) |
|---|---|---|
Amplitude | ○ | ○ |
Apollo.io | ○ | ○ |
Asana | ○ | × |
Atlassian | ○ | ○ |
Canva | ○ | × |
Crossbeam | ○ | × |
Datadog | ○ | ○ |
Dropbox | ○ | ○ |
Figma | ○ | ○ |
Granola | ○ | ○ |
HubSpot | ○ | ○ |
Linear | ○ | ○ |
Lovable | ○ | × |
Mixpanel | ○ | ○ |
Monday.com | ○ | × |
Notion | ○ | ○ |
PagerDuty | ○ | ○ |
Semrush | ○ | ○ |
Slack | ○ | × |
Supabase | ○ | ○ |
Unblocked | ○ | × |
出典:公式ヘルプ:組織のアプリをClaudeに自動接続する。日本語版ヘルプでは Unblocked が「ブロック解除」と訳されていますが、製品名は Unblocked です。
コネクタによっては独自の条件があります。たとえば Notion は Notion 側が Enterprise プランであることが必要で、Claude発行を使う場合も Notion 側の SAML SSO とメールドメインの検証が求められます(Notion ヘルプ)。導入前に、接続先サービスのヘルプも確認しておきましょう。
自動接続の設定手順
設定は Claude の「組織設定 > コネクター」から、コネクタごとに行います。設定できるのはオーナーまたはプライマリオーナーです。
事前に確認しておくこと
- 対象のコネクタを組織で有効化しているか(組織設定 > コネクター > コネクタを参照 >「チームに追加」)
- Claude に登録したメールアドレスと、接続先サービスのメールアドレスが完全に一致しているか(Notion ではエイリアスやサブアドレス、ゲストは不可)
- 接続先サービスの管理コンソールを操作できる人がいるか(自分が管理者でない場合は、相手の管理者に協力を頼む)
IdP管理(Okta)の手順
- 組織設定 > コネクター で対象のコネクタを選ぶ
- 設定 タブで、管理認可 の横にある「設定」をクリック
- 接続 ステップで、アイデンティティソースに IdP管理を選び、IdP との接続を確認
- セットアップガイドに沿って、Okta と接続先サービスの管理画面でエンタープライズ管理認証を有効にし、「テストを実行」
- ロール ステップで、自動接続の対象にするロールを選ぶ
- スコープ ステップで、Claude が要求できる権限を選ぶ(選んだ全ロールに適用)
- 「保存して有効にする」
Okta 側では Cross App Access(XAA)を有効にしておく必要があります(Okta のガイド)。
Claude発行(ベータ)の手順
- 組織設定 > コネクター でコネクタを選び、設定 タブの 管理認可 で「設定」をクリック
- 接続 ステップで「Claude発行」を選ぶ
- 表示された発行者URL(
https://identity.anthropic.com/issuers/から始まる組織専用のURL)をコピー - 接続先サービスの管理コンソールで、そのURLをワークスペースの「信頼できる発行者」として追加
- 接続先にワークスペースIDやテナントIDがある場合は、Claude のテナント欄に貼り付ける(任意)
- 「接続をテストする」→「有効にして続行」
- 自動接続の対象ロールを選ぶ(既定では全ロールが対象)
既定が全ロールになっているため、最初は対象を絞ってから保存するほうが安全です。
ロールの画面から設定する方法
コネクタ単位ではなくロール単位で決めたい場合は、組織設定 > ロール でカスタムロールを開き、コネクター タブの「メンバーの接続方法」を「個別」「管理認可」「コネクターごとに設定」から選びます。なお、料金ページの機能比較ではロールベースのアクセス管理は Enterprise のみとされています。
おすすめの進め方:小さく試してから広げる
公式ヘルプは、全社に告知する前に2〜3人で接続と実際のリクエストを試すよう勧めています。実務では、次の順で進めると無理がありません。
- 情報システム部門だけのロールを対象に設定する
- 2〜3人で、コネクタの接続と読み取り・書き込みの動きを確認する
- スコープ(権限の範囲)が想定どおりかを接続先の監査ログで確かめる
- 「適用されたロール」横の「編集」から対象を広げる
テストが失敗したときの確認ポイント
Claude発行で「接続をテストする」が通らない場合、公式ヘルプでは次の3点の確認を挙げています。
- 発行者URLが、正しいワークスペースで信頼済みになっているか
- テナントIDが正しいか
- そのワークスペースに、自分のメールアドレスのアカウントがあるか
メールアドレスが一致しないメンバーには、通常の「接続」ボタンが表示されます。自動接続を止めたい場合は、管理認可の設定で「無効にする」を選べば、各自が接続する方式に戻ります。
「ブラウザサインイン」との併用
「ブラウザサインイン」(従来の各自サインイン)と「管理認可」は同時にオンにできます。その場合、Claude はまず管理認可で接続を試し、失敗したときだけ個別のサインインを促します。IdP に障害があってもメンバーが締め出されないため、移行期間は併用しておくと安心です。
TeamとEnterpriseで違う点と料金

自動接続は Team と Enterprise の両方で使えますが、メンバー管理の機能には差があります。機能そのものに追加料金がかかるという記載は、公式には見当たりません。
項目 | Team | Enterprise |
|---|---|---|
自動接続(管理認可) | ○ | ○ |
SSO | ○ | ○ |
SCIM(ディレクトリ連携) | × | ○ |
ロールベースのアクセス管理 | × | ○ |
監査ログ | × | ○ |
リモート・ローカルコネクタの管理者コントロール | ○ | ○ |
メンバーのコネクタ追加リクエスト | 既定でオン | 既定でオフ |
出典:Claude 料金ページ、コネクタの公式ヘルプ(2026年11月4日確認)
料金(2026年11月4日時点、公式料金ページ)は次のとおりです。
プラン | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
Team Standard 席 | 年払い 月20ドル/月払い 月25ドル | 2〜150席 |
Team Premium 席 | 年払い 月100ドル/月払い 月125ドル | Standard の5倍の利用量 |
Enterprise(セルフサーブ) | 年払い 1席 月20ドル | 最低20席。利用量は API 料金で別途課金 |
Enterprise(営業経由) | 非公開 | 個別見積もり |
Team では SCIM やカスタムロールが使えないため、対象の絞り込みは組み込みロール(ユーザー、管理者、オーナー、プライマリオーナー)単位になると考えられます。部署ごとに細かく出し分けたい組織は Enterprise が向いています。プラン全体の比較はClaude料金、スタートアップ向けの Team 無償枠はClaude for Startupsを参照してください。
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セキュリティ上の注意点と運用チェックリスト
自動接続は便利な反面、「誰が・いつまで・どこまで」接続できるかを管理者が把握しておく必要があります。特に Claude発行は本人確認を Claude 組織のメンバーシップとメールアドレスに頼るため、退職・異動時の運用が重要です。
Claude発行で押さえておきたいリスク
- SSO・MFA は確認されない:Claude が見るのは「組織のメンバーかどうか」だけです。Claude 組織への SSO 強制が公式推奨になっています
- メールアドレスが接続先に送られる:管理者の指示に基づき、Anthropic が各メンバーのメールアドレスと一意の識別子をコネクタに送信します
- グループ情報は渡らない:開発者ドキュメントによると、Claude発行の本人情報にはグループの情報が含まれません。接続先でグループ単位の権限を使っている場合は動きを確認してください
- 接続先のメール検証に依存する:開発者ドキュメントは、接続先がメール検証済み、またはドメイン検証済みのときだけメールでサインインさせるべきとしています。接続先サービスがメール検証をしているかを導入前に確認しましょう
退職・異動時のチェックリスト
タイミング | やること | 理由 |
|---|---|---|
退職が決まったら | Claude 組織から削除する | 以後の自動サインインを止める |
同じ日に | 接続先サービス(Notion など)からもアカウントを削除・切断する | 発行済みのアクセスは期限まで有効。Notion の接続は最大8時間続く |
ディレクトリを変更したら | Claude のメンバー一覧を確認する | SCIM は「削除」には追従するが、「一時停止」「無効化」ではメンバーを削除しない |
メールアドレスを再利用する前に | 旧アカウントを各サービスから削除する | 削除しないと、新しい人が旧アカウントにサインインされる恐れがある(公式ヘルプ明記) |
権限の範囲を絞る
- スコープは必要最小限にし、まずは読み取り中心で始める
- オーナーはコネクタの操作を読み取り専用などに制限でき、この設定は組織全体に適用され個人では上書きできない
- 「管理認可のみ」にすると、業務ツールに個人アカウントをつなげることを防げる(いわゆるシャドーIT対策)
- Claude は接続先でのそのユーザーの権限をそのまま引き継ぐ。元のシステムで持っていない権限が増えることはない
なお、Cowork のコネクタは社内ネットワークではなく Anthropic のクラウド経由で外部サービスに接続します。データの経路を社内ルールで確認する必要がある場合は注意してください。Cowork の概要はClaude Coworkとは、プラグインが勝手に入るといった不安への考え方はPostman プラグインの自動インストールは危険かも参考になります。
自動接続でできないこと・まだ公式に書かれていないこと
2026年11月4日時点で、次の点は制約、または公式に明記されていません。ベータを含む機能なので、変更される可能性があります。
制約として明記されていること
- 個人プラン(Pro・Max・Ultra)では使えない
- IdP管理で使える IdP は Okta のみ
- 1つのコネクタで使える方式は、同時に1つだけ
- 開発者ドキュメントによると、IdP管理に切り替えた後は、SSO を外さない限り Claude発行を選び直せない
- 動的クライアント登録(DCR)だけに頼る MCP サーバーや、認証のない MCP サーバーには適用できない
公式に明記されていないこと
- チャット・Cowork・Claude Code・モバイルのどの画面で自動接続が働くか(6月の Okta 版は「チャット・Claude Code・Cowork で利用」と報道されたが、現行の管理者向けヘルプに画面ごとの記載はない)
- Claude発行のベータ終了時期
- Okta 以外の IdP に対応する時期
Claude Code をチームで使う場合の権限設計はClaude Code チーム導入ガイドにまとめています。
社内システムを自動接続の対象にしたい場合
対応一覧にない社内システムも、MCP サーバーを用意してエンタープライズ管理認証の仕様に対応させれば、自動接続の対象にできます。対応した MCP サーバーは Anthropic(mcp-review@anthropic.com)に申請すると、コネクタディレクトリで対応済みの印が付きます。
ただし、Claude発行のアサーションの検証やメールアドレスによるアカウント照合など、認可サーバー側の実装が必要です。自社の業務システムに Claude などの新しい機能を組み込むときの方法や費用の目安は、AI開発の費用相場で、改修・PoC・本開発の段階ごとに整理しています。
自動接続の導入をおすすめする組織・急がなくてよい組織
こんな組織におすすめ
- Notion・Atlassian・Figma・Linear・HubSpot・Datadog などを全社員に配りたい Team・Enterprise の組織
- Okta を導入済みで、一般提供の IdP管理で確実に運用したい組織
- Okta はないが、Google Workspace や Microsoft Entra ID の SSO で Claude を管理している組織(Claude発行を試せる)
- 業務ツールに個人アカウントがつながるのを防ぎたい情報システム部門
急がなくてよい組織
- Pro・Max などの個人プランで使っている人(対象外)
- 主な目的が Google Drive・Gmail・Microsoft 365・Salesforce・Box・GitHub との連携である組織(2026年11月4日時点で対象外)
- Claude と接続先サービスでメールアドレスがそろっていない組織(先に名寄せが必要)
- 社内規程でベータ機能を本番に入れられない組織(Claude発行はベータ。Okta があれば IdP管理を検討)
よくある質問
Q. Okta がないと自動接続は使えませんか?
使えます。2026年11月3日に追加された Claude発行(ベータ)なら、IdP がなくても設定できます。ただし対応コネクタは14件で、Slack・Asana・Canva などは Okta による IdP管理でしか自動接続できません。
Q. 自動接続を設定すると、メンバーは自分で別のコネクタを追加できなくなりますか?
なりません。管理者が配ったコネクタに加えて、各自が個人用のコネクタを追加できます。業務ツールへの個人アカウントの接続を防ぎたい場合は、そのコネクタを「管理認可のみ」で接続させる設定にします。
Q. 社員を Claude から削除すれば、接続先へのアクセスもすぐに止まりますか?
すぐには止まらない場合があります。Claude発行では、接続先で発行済みのアクセスは期限まで有効です。Notion の例では接続が最大8時間続くため、即座に止めたいときは接続先サービス側でも切断してください。
Q. 接続先のアクセストークンの有効期限を短くすると、社員は何度もサインインし直すことになりますか?
なりません。トークンの期限は接続先サービスが決めますが、期限が切れても Claude が自動で取り直すため、メンバーの再サインインは不要です。
Q. 既存のコネクタ設定(読み取り専用などの制限)はどうなりますか?
引き続き適用されます。オーナーがコネクタの操作を制限している場合、自動接続したメンバーにもその制限がかかります。接続先サービス側の管理ルール(Notion の許可AIアプリ一覧など)も同様に有効です。
まとめ
- Claudeのプラグイン自動接続の正式名称は「エンタープライズ管理認証」。設定は「組織設定 > コネクター > 管理認可」でコネクタごとに行う
- Okta がある組織は一般提供の IdP管理、ない組織はベータの Claude発行(対応14件)を選ぶ
- 対象は Team・Enterprise のみで、機能自体の追加料金の記載はない。SCIM やロールベースのアクセス管理は Enterprise のみ
- Claude発行は SSO・MFA を確認しないため、Claude 組織への SSO 強制が公式推奨。退職時は接続先側の切断と、メールアドレス再利用前の旧アカウント削除を忘れない
- Google 系・Microsoft 365・Salesforce・Box・GitHub は2026年11月4日時点で未対応。導入前に使いたいコネクタの対応状況を確認する
まずは情報システム部門だけのロールで2〜3人に試してもらい、スコープと監査ログを確認してから全社に広げるのが無理のない進め方です。
このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します
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AI革命
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