AIツール2026年10月更新

AIデザインツールおすすめ比較2026|Claude Design・Canva AI・Figma AI・Adobe Firefly徹底比較

公開日: 2026/05/05
更新日: 2026/10/19
AIデザインツールおすすめ比較2026|Claude Design・Canva AI・Figma AI・Adobe Firefly徹底比較

この記事のポイント

AIデザインツールの定番4つ(Claude Design・Canva AI・Figma AI・Adobe Firefly)を、2026年10月時点の公式料金・AIの利用回数・書き出し形式・データ学習の初期設定・知財補償で比べました。用途別・職種別・企業規模別に、どれを選ぶかの目安もまとめています。

2026年10月時点のAIデザインツールは、用途で選ぶのが基本だ。0から試作を作るならClaude Design、SNS投稿や資料を量産するならCanva AI、UIデザインを仕上げるならFigma AI、画像・動画の素材づくりと商用利用の安心感を重視するならAdobe Fireflyが、現時点の第一候補になる。

2026年4月にCanva AI 2.0とClaude Designが続けて登場し、10月には大きな変更が重なった。Claude Designは10月8日にベータを終えて無料プランでも使えるようになり、Figmaのエージェントは10月6日に正式提供となってAIクレジットを消費するようになった。Canvaは料金体系を見直し、Adobe Fireflyには新プラン「Pro Plus」が加わっている。

この記事でわかること

  • 4ツールの機能と料金(2026年10月時点の公式情報)
  • 無料で使えるAIの量と、有料プランでのAI利用回数・クレジットの違い
  • 職種別・用途別のおすすめと、ツールを組み合わせる流れ
  • データ学習の初期設定や知財補償など、業務で使う前に確認したい点
  • 個人から大企業まで、規模別のおすすめ構成

こんな人向け: デザインツールの選定を任されたPM・マーケター・エンジニア、複数ツールの使い分けに迷っているデザイナー、社内導入の安全面が気になる担当者

2026年10月時点の4ツールの立ち位置

4ツールの役割は、現時点では次のように分かれている。

  • Claude Design → デザインの専門知識がなくても、会話で試作・資料・LPを作る(無料プランから使えるが、利用枠はチャットやClaude Codeと共有)
  • Canva AI → ブランドに合わせたSNS投稿・スライド・動画を会話で量産する(Canva AI 2.0はプロ・ビジネスで提供)
  • Figma AI → UIデザインをチームで仕上げる(エージェントは有料プランのフルシート向け。学習設定の確認が必要)
  • Adobe Firefly → 画像・動画・音声を作り、Photoshopなどで仕上げる(自社モデルと他社モデルで補償の扱いが違う)

10月時点で目立つのは、4ツールとも「エージェント化」が進んだことだ。Figmaエージェントはファイル全体をまとめて直し、Adobe FireflyのAI Assistant(パブリックベータ)は絵コンテから動画までを組み立てる。CanvaとClaudeも会話から編集できるデザインを出す。違いは「どこまで作るか」と「何を出力するか」にあるため、1つに絞るより、目的ごとに使い分けたり組み合わせたりするほうが実務に合いやすい。

4強AIデザインツール 全体比較表(2026年10月版)

項目

Claude Design

Canva AI

Figma AI

Adobe Firefly

開発元

Anthropic

Canva

Figma

Adobe

主な利用者

非デザイナー(PM・創業者・エンジニア)

非デザイナー〜マーケター

UI/UXデザイナー・開発者

グラフィックデザイナー・映像制作・マーケター

無料で使えるAI

○ Freeプランで利用可(チャットと共有の利用枠)

○ 月最大20回(標準・高品質モデル)

○ 1日150・月最大500クレジット(エージェントは対象外)

○ 1日ごとの生成上限あり

最安の有料プラン(公式)

Pro:月払い$20/年払い$17/月

Canvaプロ:¥11,800/年

Professional:$16/月(フルシート)

Firefly Standard:1,580円/月

AI利用量の単位

5時間ごと・週ごとの利用上限

月あたりのAI利用回数

月あたりのAIクレジット

月あたりの生成クレジット

主な出力

動くプロトタイプ・スライド・LP・1枚資料

SNS投稿・スライド・動画・Webアプリ

UIデザイン・プロトタイプ・動くアプリ

画像・動画・音声・効果音

書き出し・連携

.zip・PDF・PPTX・Googleスライド・HTML、Canva・Miro・Vercel等へ送信、Claude Codeへ引き継ぎ

画像・PDF・動画など

Figmaファイル、Figma Make(コード)、MCPサーバー

画像・動画ファイル、Creative Cloudアプリ

共同編集

あり(同時編集は基本的な機能で、不安定な場合あり)

○

○

限定的

データ学習の初期設定

Anthropicの規約に準拠

プライバシー設定で管理

Starter・Professionalはオン、Organization・Enterpriseはオフ

自社モデルはライセンス取得済みデータ等で学習

知財補償

デザイン固有の記載なし(商用規約を確認)

Canva Shield(対象のEnterprise顧客)

記載なし

法人向けに条件付きであり(他社モデルは一部のみ)

提供形態

Web・デスクトップ・モバイル

Web・モバイル・デスクトップ

Web・デスクトップ・モバイル

Web・モバイル・Creative Cloud

※料金は2026年10月19日時点の各社公式ページの表示。Claude・Figmaは米ドル課金、Canva・Adobeは日本円の公式価格。Figma Professionalの$16は、公式の料金ページでは月払い・年払いのどちらの価格かが明記されていない。最新の料金は各公式サイトで確認してほしい。

Claude Design:非デザイナーが「0→1」でプロトタイプを作るツール

Claude Design公式サイトのイメージ画像(紙に羽ペンで描く手のイラスト)

出典: Claude Design 公式

Claude Designは、Anthropicが2026年4月に公開したデザイン機能だ。10月8日にベータを終え、Freeを含むClaudeの全プランで使えるようになった。チャットで指示するだけで、動くプロトタイプ、スライド、ランディングページ、1枚資料を作れる。

9月16日からは、Claudeの通常の会話の中で動くようになった。会話の流れや添付ファイル、コネクタの情報をそのまま使ってデザインを作れる。10月8日時点で、Docs・Slides・Designで作られたものは累計4,500万件を超えたと公式が発表している。Claude自体の基本はClaudeとは?機能・料金・使い方・ChatGPTとの違いで解説している。

できること

  • チャット、インラインコメント、キャンバス上の直接編集で修正する
  • GitHub、デザインファイル、アップロードした素材、ローカルのコードベース(Claude Codeの /design-sync)からデザインシステムを取り込む
  • スクリーンショットや既存の素材、リポジトリを参考情報として渡す
  • 閲覧・コメント・編集の権限を付けて共有する(組織外への共有は管理者が許可した場合のみ)
  • .zip、PDF、PPTX、Googleスライド(編集できる形式)、単体のHTMLで書き出す
  • Canva、Miro、Vercel、Netlifyなどへ送る
  • Claude Code(ローカル/Web)へ引き継いで実装に進める
  • モバイルアプリでも編集できる。チームでの共同編集にも対応

関連機能として、有料プランでは数値をダッシュボードにまとめる「Claude Dashboards」(ベータ)、Team・Enterpriseではコードでアニメーションを作ってMP4で書き出す「Claude Motion」(ベータ)も使える。機能や使い方の詳細はClaude Designとは?料金・できること・プランを完全解説にまとめている。

料金(2026年10月時点・公式)

プラン

料金(米ドル)

円換算の目安

Claude Design

Free

$0

0円

使える

Pro

月払い$20/年払い$17/月

約3,000円/約2,550円

使える

Max 5x / 20x

$100/月 / $200/月(月払い)

約15,000円 / 約30,000円

使える(利用量はProの5倍・20倍)

Team Standard

年払い$20/席/月、月払い$25/席/月(2〜150席)

約3,000〜3,750円/席

使える

Team Premium

年払い$100/席/月、月払い$125/席/月

約15,000〜18,750円/席

使える(Standardの5倍の利用量)

Enterprise

年払い$20/席/月(最低20席)+利用量はAPI料金

—

10月15日から初期設定でオン

※円換算は1ドル=150円で計算した目安。公式の請求は米ドル。

  • Claude Design専用の料金はない。Claudeのプランに含まれる
  • 以前あった「Claude Design専用の週間の利用枠」はなくなり、チャットやClaude Codeと同じ利用枠から使う形にまとまった
  • 上限に達した場合、有料プランなら追加の利用クレジット(API料金)で続けられる

Claudeのプランごとの違いはClaude料金を徹底比較|無料・Pro・Max・Teamの違いで詳しく比べている。

利用枠の消費に注意:チャット・Claude Codeと同じ枠を使う

Claude Designは、チャットやClaude Codeと同じ利用枠から引かれる。全プランに5時間ごとの上限があり、有料プランには週ごとの上限もある。公式ヘルプでは、大きなコードベースを読み込ませたり修正を何度も繰り返したりすると、利用量を多く使うと説明している。

プラン

向いている使い方

注意点

Free

試作を数枚作って、使い心地を確かめる

上限に達するとリセットまで待つ必要がある

Pro

週に数回の試作・資料づくり

同じ週にClaude Codeも多く使うと、デザインに回せる量が減る

Max 5x / 20x

毎日の試作や、複数の案件を並行して進める

費用が上がるため、使う頻度が高い人だけに絞る

Team

チームで試作を共有し、レビューまで回す

席ごとに利用枠がある。多く使う人はPremium席も検討

具体的な上限の数値は公開されておらず、Anthropicが変更する場合もある。本格的に使う前に、公式ヘルプで最新情報を確認しておきたい。

現時点の制約・注意点

公式ヘルプには、次の制約が載っている。

  • バージョン履歴がまだない
  • 複数人の同時編集は基本的な機能にとどまり、不安定になることがある
  • 非常に大きいリポジトリでは動作が重くなる
  • インラインコメントがページに出ないことがある(コメント一覧には残る)
  • iOS/Androidアプリでは共有設定を変えられない
  • テキストレイヤー・アートボード・図形の追加にはマウスかトラックパッドが必要
  • デザインシステムの取り込み精度は、元のファイルの整い方に左右される

独立サイト(claude.ai/design)は2026年12月14日に終了する。 独立版のチャットやプロジェクトのコメントは移行されず、公開リンクも止まる。プロジェクトのClaudeへの移行は「近日」とされているが、日付は出ていない。プロジェクトは.zipで個別にダウンロードでき、ダウンロードで利用枠は減らない。データ保持ゼロ(ZDR)の組織はArtifactsを有効にできず移行もできないため、終了前にダウンロードしておく必要がある。

日本語の指示でも動くものの、日本語でのデザイン品質について公式の説明はない。日本語の文字組みが重要な資料は、仕上げをCanvaやFigmaで行うと安心だ。また、ピクセル単位で詰める本番用のブランド素材には向かず、仕上げはFigmaやAdobe製品で行う前提で考えたほうがよい。

Canva AI 2.0:会話でブランド対応デザインを量産するプラットフォーム

Canva公式ニュースルームの告知画像(Canva ProSuiteのアプリ群)

出典: Canva 公式ニュースルーム

Canva AI 2.0は、2026年4月のCanva Createで発表された大型アップデートだ。会話やプロンプトから、SNS投稿・スライド・提案書・動画まで編集できる状態のデザインを作る。現在は日本語の料金ページで、Canvaプロとビジネスの「新機能」として載っている。

報道によると、中心にあるのはCanva独自のデザイン用モデル「Canva Design Model」で、1つのプロンプトからレイヤー分けされたデザインを出す。画像1枚を出して終わりではなく、文字や配置をそのまま直せるのが一般的な画像生成AIとの違いだ。使い方の手順はCanva AI 2.0の使い方ガイドで紹介している。

できること

  • 会話からブランドに合わせたデザインを作り、仕上げまで進める(Canva AI 2.0)
  • 発表時に紹介されたワークフロー: コネクタ(外部サービス連携)、予約投稿、Webリサーチ、ブランドの自動適用、Sheets AI(データから図表化)、Canvaコード(プロンプトからWebアプリ)
  • マジックレイヤー(画像をレイヤーに分けて編集)、スタイルマッチ、AI背景生成
  • マジック作文・マジック加工・マジック拡張・マジック消しゴム・マジック切り抜き・背景透過
  • マジック動画、動画の背景透過・ハイライト・自動字幕、画像から動画
  • マジックリサイズ(SNSごとのサイズに一括変換)、AI自動翻訳、AI広告作成、モックアップ
  • リアルタイムの共同編集

10月上旬には、広告の制作から配信・効果測定までをまとめる「Canva Grow 2.0」が報じられたが、現時点で公式の詳細は確認できていない。

料金(2026年10月時点・公式)

プラン

料金(公式・1人あたり)

AI利用回数の目安/月

主なAI・特徴

無料

¥0

標準または高品質モデルを最大20回(最高品質モデルは使えない)

マジックレイヤーの試用など

Canvaプロ

¥11,800/年(月換算 約983円)

高品質モデル最大200回、または最高品質モデル最大20回

Canva AI 2.0、Canvaコード、コネクタ、ストレージ100GB

Canvaビジネス

¥18,800/年(月換算 約1,567円)

高品質最大400回、または最高品質最大40回

ブランドキット100個と承認フロー、ストレージ500GB

Canvaエンタープライズ

要相談

同上(400回/40回)

Canva AI 2.0とコネクタは「近日リリース」、ストレージ1TB

  • Canva Teamsは新規申込・アップグレードを受け付けていない(英語版の公式料金ページ)。チーム向けの後継はビジネスプランで、招待を受け入れたメンバーの分だけ請求される
  • 年払いは月払いより「16%お得」と表示されている。月払いの金額は、公式ページでは確認できなかった
  • 複雑な作業ほどAIの利用回数を多く使う場合がある。無料とプロにはフェアユースの制限もある
  • 足りない場合は、月額の追加「AI Pass」(プロ・ビジネス)や、ビジネス向けの「AIトップアップ」(30日有効)で補える

現時点の制約・注意点

  • エンタープライズでは、Canva AI 2.0とコネクタがまだ「近日リリース」の扱い
  • 無料プランのAIは月最大20回と少なめで、本格的に使うならプロ以上が前提
  • 編集部の見立てでは、UIのコンポーネント設計やデザインシステムの管理には向かない
  • Canvaの素材をそのまま単体で再販したり、テンプレートとして売ったりすることはライセンスで禁止されている

Figma AI:UIデザインを「1→10」で仕上げるプロデザイナー向けツール

Figma AI公式ページの画像(画像編集やコンポーネント生成などのAI機能の画面)

出典: Figma AI 公式

Figma AIは、UI/UXデザインツールのFigmaに組み込まれたAI機能の総称だ。中心は、キャンバス上で作業するFigmaエージェントと、プロンプトから動くアプリを作るFigma Makeの2つ。Figmaエージェントは10月6日にベータを終え、同日からAIクレジットを消費するようになった。

使い分けの目安は「0→1はClaude Design、1→10はFigma」。Claude Designで複数の試作を作ってレビューし、選んだ方向性をFigmaのコンポーネントやデザインシステムに落とし込む流れは、10月時点でも有効だ。

できること

  • Figmaエージェント: デザイン案を複数出す、ファイル全体を一括で直す(文言の変更、コンポーネントの差し替え、ダークモード化など)、デザインシステムを整理する、コメントを要約する。正式提供にあわせて、待ち時間の短縮、ライブラリのガイドライン設定、ファイル検索、チームメイトのエージェント作業の表示が加わった
  • Figma Make: プロンプトから動くアプリやプロトタイプを作る。10月14日には、データベース・ファイル保存・ログイン・管理画面を持つバックエンド「Payload」が追加された(全プランに順次。ホスティングはベータで当面無料)
  • Figma MCPサーバー: コーディングツールとつなぎ、コードからキャンバスへ、デザインからコードへ受け渡す
  • Figma Weave: AIワークフローを組み、Figma Design内でも使える(オープンベータ)
  • 生成プラグインの正式提供、Figma Motion(9月30日からオープンベータ)、Code layers(10月14日からオープンベータ)
  • Specs(10月14日からオープンベータ、有料プラン)。詳しくはFigma Specsとはで解説している

料金(2026年10月時点・公式)

プラン

フルシート

Devシート

コラボシート

AIクレジット/月(フルシート)

Starter

無料

—

—

1日150・月最大500

Professional

$16/月(約2,400円)

$12/月

$3/月

3,000

Organization(年払い)

$55/月(約8,250円)

$25/月

$5/月

3,500

Enterprise(年払い)

$90/月(約13,500円)

$35/月

$5/月

4,250

※円換算は1ドル=150円の目安。日本語の料金ページも米ドル表示。Professionalの価格が月払いか年払いかは公式ページに明記がないため、契約画面で確認してほしい。

  • Devシート・コラボシート・閲覧のみ・Starterは月500クレジット
  • 席ごとのクレジット上限は2026年3月18日から適用されている。「Figma AIは無料で使い放題」という情報は古い
  • Figmaエージェントは10月6日からAIクレジットを消費する。使えるのはProfessional・Organization・Enterpriseのフルシートで、Starter・Education・Governmentでは使えない
  • Figma Makeもフルシートに含まれ、同じAIクレジットを使う
  • 追加クレジットは全プランで購入できる(従量課金・サブスクリプション)。単価は公式の料金ページで確認してほしい

企業導入前に必ず確認:コンテンツトレーニング設定

Figmaは、プランによってファイルの内容をAIの学習に使う設定が初期状態でオンになっている。公式ヘルプでの扱いは次のとおり。

プラン

学習の初期設定

変更できるか

Starter

オン

チームの設定から変更できる

Professional

オン

管理者がAdmin → Settings → AIで変更できる

Organization / Enterprise

オフ

現在は切り替えできない

Education / Government

学習に使わない

—

個人や小規模チームで、機密情報を含むデザインファイルを扱っているなら、設定を必ず確認したい。オフにすると、それ以降に作成・編集した内容に適用される。また、AI機能そのものを使えるかどうかは学習設定とは別に、チーム・ワークスペース・組織ごとに管理者が決められる。

セキュリティ認証は、SOC 2 Type 2、ISO/IEC 27001:2022、ISO/IEC 27018:2019を取得している。EnterpriseプランではEUのデータホスティングにも対応している。

現時点の制約・注意点

  • デザインの基礎知識がある人向けで、まったくの初心者には操作が多い
  • Starterではエージェントが使えず、AIクレジットも月500までに限られる
  • SNS投稿やチラシのようなグラフィックの量産には向かない
  • AI機能だけの料金はなく、Figmaの席の料金がかかる
  • Education・Governmentのアカウントでは、AI機能そのものが有効にならない

Adobe Firefly:商用利用の安心感とCreative Cloud連携が強み

Adobe Firefly Services公式ドキュメントのイメージ画像

出典: Adobe Firefly Services 公式

Adobe Fireflyは、画像・動画・音声の生成と編集を1か所で行えるAdobeのサービスだ。Adobe自社のモデルに加えて、Google・OpenAI・Flux・Kling AI・Runway・ElevenLabsなど他社のモデルも選べる。Photoshop・Illustrator・Premiereなど、Creative Cloudのアプリと組み合わせて使えるのが強みだ。

商用利用に向けた補償の仕組みは、4ツールの中で最も整っている。Adobeの自社モデルは、ライセンスを取得したAdobe Stockの素材やパブリックドメインなどで学習していると説明されている。法人向けには知的財産の補償もある。ただし他社モデルで作った素材は補償の扱いが違うため、注意が必要だ。

6月18日には、作業をまとめて進めるクリエイティブエージェント「AI Assistant」がパブリックベータとして公開された。Fireflyの最新画像モデルはAdobe Firefly Image 5とはで解説している。

できること

  • 自社モデルと他社モデルを切り替えた画像・動画の生成(OpenAIの画像モデルはChatGPT Images 2.0とはも参考になる)
  • 生成塗りつぶしなど、Photoshop内での部分的な描き換え
  • 音声・動画の翻訳、効果音、音楽の生成
  • AI Assistant(パブリックベータ): ブランドキットの作成、短い商品動画、Quick Cut(動画の自動カット)、絵コンテの作成と、絵コンテからの動画生成。Premiere・Photoshop・Illustrator・InDesign・Frame.ioでもパブリックベータで使える
  • 9月の更新: 動画の背景の自動除去、GPT Image 2のアスペクト比が10種類に、Kling 3.0 Omniでの参照画像、プロンプトの文字数上限の拡大
  • ChatGPT・Claude・Microsoft 365 CopilotからAdobeのツールを使える

新しいFireflyスタジオ(Elements・Projects)は、現時点ではプライベートベータ(ウェイトリスト制)だ。

料金(2026年10月時点・公式・日本円)

Fireflyのプラン(税込・月々プラン)

プラン

月額

生成クレジット/月

無制限で生成できる範囲(初年度のみの表示あり)

無料

0円

なし(1日ごとの生成上限あり)

—

Firefly Standard

1,580円

2,000

標準的な画像生成(生成塗りつぶしなど)

Firefly Pro

3,180円

4,000

一部のモデル(Nano Banana 2(1K)、Flux.2 Proなど)

Firefly Pro Plus(新設)

6,600円

10,000

全画像モデル(1K/2K)と一部の動画モデル(Kling 2.5 Turboなど)

Firefly Premium

31,680円

50,000

全画像モデル(4Kまで)、Veo 3.1 Fast・Kling 3.0など

Creative Cloudとのセット

プラン

月額

生成クレジット/月

特徴

Creative Cloud Pro

9,080円

4,000

Photoshop・Illustratorなど20以上のアプリ込み

  • 法人向けのグループ版は、Pro 3,180円・Pro Plus 6,600円・Premium 31,680円(ライセンスごと)
  • クレジットは毎月リセットされ、繰り越しはできない。動画・音声・他社モデルはクレジットを使う
  • 有料プランは、クレジットを使い切っても標準的な画像生成は続けられる
  • 11月10〜12日にAdobe MAX 2026が予定されており、料金やモデルが変わる可能性がある。最新の内容はAdobe公式のFireflyプランページで確認してほしい

パートナーモデル利用時のIP補償に注意

Fireflyの知財補償は、使うモデルによって扱いが変わる。

  • Adobeの自社モデル: 補償の対象になり得る(Adobeコミュニティの案内では、特定の権利を購入した法人顧客が前提とされている)
  • GoogleとOpenAIの画像・動画モデル: 2026年5月8日発効のパートナーモデル規約で、契約がこの規約を参照している場合に限り補償の対象になり得る
  • それ以外の他社モデル(Flux・Kling・Runwayなど): Adobe以外で学習されたモデルで作った素材は、Fireflyの補償の対象外
  • ベータ・試用・プレビュー・早期アクセスの機能: 対象外

商用の案件で著作権のリスクを抑えたいなら、自社モデルを基本にし、他社モデルを使う場合は自社の契約内容と各社の規約を個別に確認したい。補償の条件は契約ごとに違うため、最終的にはAdobeの営業窓口か契約書で確かめるのが確実だ。

現時点の制約・注意点

  • UIデザイン、ワイヤーフレーム、フロントエンドのコードは対象外
  • 無制限で生成できる範囲はプランごとに違い、「初年度のみ」と表示されている
  • Klingのモデルは個人契約のみで、チーム・エンタープライズでは使えないとAdobeのコミュニティで案内されている
  • 利用できない国・地域がある

用途・職種別おすすめ比較

AIデザインツールを用途と職種で比べるイメージ

職種ごとの第一候補と次点は、次のとおり。

職種・用途

最優先

次点

理由

PM・プロダクトオーナー

Claude Design

Figma AI

会話で動く試作を作り、レビュー後にFigmaで仕上げられる

創業者・非デザイナーの経営者

Claude Design

Canva AI

デザインの知識がなくても、資料やLPをその日のうちに作れる。無料から試せる

UI/UXデザイナー

Figma AI

Claude Design(草案)

エージェントでファイル全体の修正やデザインシステムの整理ができる

マーケター・SNS担当

Canva AI

Adobe Firefly

ブランドに合わせた投稿・スライド・動画を量産でき、サイズ変換もまとめて行える

グラフィックデザイナー・映像制作

Adobe Firefly

Canva AI

Photoshop・Premiereと組み合わせられ、自社モデルなら補償も受けやすい

フロントエンドエンジニア

Claude Design

Figma AI(MCP・Make)

HTMLで書き出せ、Claude Codeへ引き継げる。FigmaはMCPでコードと行き来できる

中小企業・スタートアップ

Canva AI

Claude Design

年¥11,800からで、資料・SNS・動画を広くまかなえる

大企業・エンタープライズ

Adobe Firefly

Figma AI

知財補償、学習オフの初期設定、管理機能がそろっている

無料でまず試す順番

予算を決める前に、無料の範囲で相性を確かめるのが確実だ。

  1. Claude(Free)でClaude Designを試す。会話で試作やスライドが作れるかを確認する
  2. Canva(無料)で月20回までAIを試す。普段のSNS投稿や資料に使えるかを見る
  3. Figma(Starter)で月500クレジットを試す。エージェントは使えないため、Makeや画像編集で確認する
  4. Adobe Firefly(無料)で日ごとの上限内で画像を作る。自社モデルの画質と雰囲気を確かめる

Google Workspaceを使っている会社なら、スライドやドキュメントの中で画像を作れるGoogle Picsとはも候補に入る。Google AI Pro/UltraとWorkspace向けに順次提供されており、海外メディアでは「Canva対抗」と報じられている。

依頼範囲と費用の目安を30分で整理します

初回相談は無料・30分(オンライン)。要件が決まっていなくても大丈夫です。改修100万円〜・PoC300万円〜(税別)

料金・コスト比較(日本円換算・2026年10月時点)

ツール

無料で使えるAI

最安の有料プラン(月換算)

コストの見どころ

Claude Design

Freeで利用可

約2,550円(Pro年払い$17)/約3,000円(月払い$20)

チャット・Claude Codeと同じ枠。デザイン専用の追加料金はない

Canva AI

月最大20回

約983円(プロ ¥11,800/年)

4ツールで最も安い。ただしAIは月200回(高品質)まで

Figma AI

1日150・月最大500クレジット

約2,400円(Professional $16)

エージェントは10月6日からクレジットを消費

Adobe Firefly

1日ごとの生成上限

1,580円(Standard)

標準的な画像生成は使い切っても続けられる

※米ドルは1ドル=150円で計算した目安。

コストの見どころ

  • 最も安く始められるのはCanvaプロ(月換算 約983円)。ただし2026年6月以前に言われていた「月500クレジット」ではなく、現在は高品質モデルで月最大200回が目安
  • Claude Designは無料プランでも試せるようになった。有料にするかは、Claude CodeやチャットとあわせてClaudeをどれだけ使うかで判断するとよい
  • Fireflyは、Standardでも標準的な画像生成なら使い切った後も続けられる。他社モデルや動画をよく使うならPro PlusやPremiumが候補
  • Figmaは、エージェントの利用がクレジット消費になったため、チーム全員で多く使う場合は追加クレジットも見込んでおきたい

5人チームで使った場合のコスト試算

5人(デザイナー1名・PM1名・マーケター3名)で各ツールを使った場合の、月額の目安だ。

ツール

月額の目安

前提

Claude Design

約15,000円(Team Standard 年払い$20 × 5席)

全員Team Standard。多く使う人だけPremium席にすると上がる

Canva AI

約7,830円(ビジネス ¥18,800/年 × 5人 ÷ 12)

ブランドキットと承認フローを使う想定

Figma AI

約12,000円(Professional $16 × 5席)

全員フルシート。閲覧だけの人をコラボシート($3)にすれば下げられる

Adobe Firefly

約11,100円(Pro 3,180円 × 2名 + Standard 1,580円 × 3名)

デザイン担当とPMにPro、マーケターにStandard

※あくまで目安。実際のプランと請求額は各社の公式サイトで確認してほしい。

セキュリティ・商用利用での安全性比較

AIデザインツールのセキュリティと商用利用の安全性を比べるイメージ

業務で使うなら、「入れたデータが学習に使われないか」「作った素材を安心して商用利用できるか」を最初に確かめたい。公式情報をもとに整理すると、次のようになる。

ツール

主なセキュリティ・管理

学習の扱い

知財補償

Adobe Firefly

Creative Cloudの管理機能

自社モデルはライセンス取得済みのデータなどで学習

法人向けにあり(自社モデル+Google・OpenAIの一部が条件付き)

Canva AI

ISO 27001・SOC 2 Type II

プライバシー設定でAI学習への利用を管理

Canva Shield(対象のEnterprise顧客)

Figma AI

SOC 2 Type 2・ISO/IEC 27001:2022

Starter・Professionalは初期設定でオン

記載なし

Claude Design

プレビューを別ドメインの隔離環境で表示、EnterpriseはCMEK対応

Anthropicの規約に準拠

デザイン固有の記載なし

各ツールの安全性補足

Adobe Firefly: 商用利用の安心感では最も手厚い。法人向けの知財補償は、自社モデルが基本で、GoogleとOpenAIの画像・動画モデルは契約次第で対象になる。それ以外の他社モデルやベータ機能は対象外なので、案件ごとにどのモデルを使ったかを記録しておくとよい。

Canva AI: ISO 27001・SOC 2 Type IIを取得している。AI学習へのデータ利用は、Trust Centreのプライバシー設定で管理でき、無料・プロでは本人が切り替えられる。「Canva Shield」では、対象となるEnterprise顧客に追加費用なしでAIの補償(Magic Studioで作ったコンテンツに起因する第三者の知財請求)を提供している。ビジネス・エンタープライズでの学習の扱いは、契約前に公式で確認してほしい。

Figma AI: SOC 2 Type 2・ISO/IEC 27001:2022を取得している。ただしStarterとProfessionalは、ファイルの内容を学習に使う設定が初期状態でオン。Professionalなら管理者がAdmin → Settings → AIからオフにできる。Organization・Enterpriseは初期設定でオフで、現在は切り替えできない。

Claude Design: 10月8日にベータを終え、試験提供の段階は過ぎた。Team・Enterprise向けの管理者ガイドによると、プレビューはAnthropicが運営する別ドメインの隔離された環境で動き、ユーザーのアカウントやログイン情報には触れない。プレビューを開くたびに共有権限を確認し、権限の削除はすぐに反映される。EnterpriseではArtifactsが顧客管理の暗号鍵(CMEK)に対応した。監査ログなどの詳細はヘルプに記載がないため、導入前にAnthropicへ確認したい。

生成AI全般のリスクと社内ルールの作り方は生成AIのセキュリティリスクと対策で解説している。ClaudeとAdobe Creative CloudなどをつなぐコネクタについてはClaude for Creative Work|Adobe/Blender/Ableton/Autodesk 9コネクタ徹底解説が参考になる。

ツールの組み合わせ・使い分け(実務フロー3選)

複数のAIデザインツールを組み合わせて作業するデュアルモニターの作業環境

1つのツールだけで最後まで作るより、得意な工程ごとにつなぐほうが速く、品質も安定しやすい。Claude DesignからCanvaへの送信やClaude Codeへの引き継ぎのように、ツール同士の受け渡しも増えている。

フロー1:プロトタイプ→精緻化(PM・デザイナー向け)

  1. Claude Designで、要件を伝えて3〜5案の試作を作る。既存のデザインシステムがあれば取り込んでおく
  2. チームや顧客に共有し、コメントで方向性を決める
  3. 選んだ案をFigmaに移し、Figmaエージェントでコンポーネントの差し替えやダークモード化をまとめて行う
  4. 実装は、Claude DesignからClaude Codeへ引き継ぐか、Figma MCPサーバーでコードに受け渡す

フロー2:グラフィック量産→ブランド管理(マーケター向け)

  1. Adobe FireflyのAI Assistantでブランドキットを作り、キービジュアルや商品画像を自社モデル中心に作る
  2. 他社モデルを使った素材は、補償の対象かどうかを記録しておく
  3. Canvaに取り込み、ブランドキットに合わせてSNS投稿・バナー・スライドに展開する
  4. マジックリサイズで各SNSのサイズに変換し、予約投稿まで進める

フロー3:ノーコードWebサイト(スタートアップ・非エンジニア向け)

  1. Claude DesignでLPの試作を作り、HTMLで書き出す。VercelやNetlifyへ送って公開まで進めることもできる
  2. フォームやログインが必要なら、Figma MakeのPayload(データベース・ログイン・管理画面)やCanvaコードも候補になる
  3. 本格的に作り込む段階で、Claude Codeに引き継いで実装する

コネクタの設定方法はClaude コネクタ 使い方で紹介している。

企業規模別おすすめ構成

個人・フリーランス(月予算:〜¥5,000)

ツール

プラン

月額(目安)

用途

Canva AI

プロ

約983円(¥11,800/年)

SNS・スライド・提案書の量産

Adobe Firefly

Standard

1,580円

商用で使う画像の生成

Claude Design

Free(必要ならPro)

0円〜約3,000円

LP・試作・営業資料

まずClaude DesignとCanvaを無料で試し、量産が増えたらCanvaプロ、商用の画像が必要になったらFirefly Standardを足すのが現実的だ。

スタートアップ・小規模チーム(5名以下、月予算:〜¥15,000)

ツール

プラン

月額の目安

用途

Claude Design

Pro(試作を作る1〜2名)

約2,550〜3,000円/人

試作・LP・ピッチ資料

Canva AI

ビジネス(5名)

約7,830円

全員のSNS・スライド量産、ブランド管理

試作はClaude Design、量産はCanvaに分ける。Figmaが不要なら最も費用を抑えられる構成だ。Canva Teamsは新規受付をしていないため、チームで使うならビジネスを選ぶ。

中堅企業(デザインチームあり、月予算:制限なし)

ツール

プラン

用途

Figma AI

Organization または Enterprise

UIデザイン・プロダクト設計(学習は初期設定でオフ)

Adobe Firefly

Creative Cloud Pro または Firefly Pro Plus

グラフィック・動画素材(補償の条件を契約で確認)

Canva AI

ビジネス

マーケティング素材の量産

Claude Design

Team Standard(PMチーム)

試作・スプリント初期の検証

大企業・エンタープライズ(セキュリティ・コンプライアンス重視)

優先事項

推奨ツール

理由

知財補償・商用の安心感

Adobe Firefly(法人版)

自社モデル中心で補償を受けやすい

UI設計・チームでの共同作業

Figma Enterprise

学習は初期設定でオフ、SSO・EUデータホスティング・管理機能

SNS・コンテンツ量産

Canva エンタープライズ

Canva Shield、SSO。ただしCanva AI 2.0は「近日リリース」

試作の高速化

Claude Enterprise

CMEK対応、管理者が使うテンプレートを選べる

Claude Enterpriseでは、10月15日からClaude Designが初期設定でオンになった。使わせたくない場合は、管理者がOrganization settings → Artifactsで設定を見直す必要がある。一方でデザインシステム機能は初期設定でオフのため、独立版(12月14日終了)から移行したい場合は、終了前に管理者がオンにしておく必要がある。

試作したデザインを、社内データとつないだ業務システムやアプリとして動かす段階では、API連携や開発の費用が別にかかる。新しいモデルや機能を自社の業務システムに組み込む方法と費用の目安は、AI開発の費用相場【2026年10月】AI受託開発の改修・PoC・本開発の価格と見積の内訳で整理している。

こんな人におすすめ / おすすめしない人

Claude Design がおすすめな人

  • デザインソフトをほとんど使ったことがないPM・創業者・エンジニア
  • まずは無料で、会話からデザインを作る体験を試したい
  • LPやスライドの試作を数時間以内に作り、すぐ共有したい
  • コードベースやブランドの素材を取り込み、Claude Codeで実装までつなげたい

Claude Design をおすすめしない人

  • ピクセル単位で詰める本番用のデザインを作るプロデザイナー
  • バージョン履歴や、安定した同時編集が欠かせないチーム
  • 日本語の文字組みの品質を最優先する資料づくり(公式の品質説明がない)
  • Claude Codeも多く使っていて、利用枠に余裕がない人

Canva AI 2.0 がおすすめな人

  • SNS投稿・スライド・提案書・動画を毎月まとめて作る
  • ブランドキット(ロゴ・フォント・色)を全員の素材に反映させたい
  • 年¥11,800(月換算 約983円)から、AIデザインを広く使いたい
  • チームで同時に編集したい

Canva AI 2.0 をおすすめしない人

  • UIデザインやデザインシステムの管理が目的
  • フロントエンドの本格的なコードが必要
  • エンタープライズ契約で、Canva AI 2.0をすぐ使いたい(現時点では「近日リリース」)

Figma AI がおすすめな人

  • すでにFigmaを業務で使っているUI/UXデザイナー
  • チームでプロダクトのデザインを繰り返し改善している
  • Figma MCPサーバーで、コーディングツールとデザインをつなぎたいエンジニア
  • Organization・Enterpriseで、学習オフの環境を前提に使いたい会社

Figma AI をおすすめしない人

  • デザインの基礎知識がない非デザイナー
  • SNS投稿やグラフィック素材の量産が主な目的
  • 無料プランだけでエージェントを使いたい(Starterでは使えない)
  • 機密情報を扱うのに、学習設定を管理する担当者がいない個人・小規模チーム

Adobe Firefly がおすすめな人

  • 商用利用での著作権リスクをできるだけ抑えたい企業・ブランド担当
  • Photoshop・Illustrator・Premiereをすでに使っているクリエイター
  • 画像だけでなく、動画・音声・効果音もまとめて作りたい
  • 知財補償が必要な、大企業の案件を扱う

Adobe Firefly をおすすめしない人

  • UIデザイン、ワイヤーフレーム、フロントエンドのコードが目的
  • Creative Cloudを使っておらず、Adobe製品に移る手間をかけたくない
  • 他社モデルを多く使う予定で、かつすべての素材に補償が必要な案件

よくある質問(FAQ)

Q. Claude Designは無料で使えますか?

2026年10月8日から、Claudeの無料プランでも使えるようになりました。ただし利用量はチャットやClaude Codeと同じ枠から引かれ、5時間ごとの上限があります。毎日のように使うなら、Pro以上を検討してください。

Q. Claude Designは日本語で使えますか?

日本語で指示しても動きますが、日本語でのデザイン品質について公式の説明はありません。見出しの改行位置や文字詰めが気になる場合は、Canvaに送って調整するか、Figmaで仕上げると安心です。

Q. claude.ai/designで作ったデザインはどうなりますか?

独立サイトのclaude.ai/designは2026年12月14日に終了し、公開リンクも止まります。Claude本体への移行は「近日」予定とされていますが、コメントは移行されません。大事なプロジェクトは、.zipでダウンロードしておくのが確実です。

Q. FigmaはClaude Designに置き換えられますか?

現時点では置き換えにはなりません。Claude Designは0から試作を作る段階、Figmaはコンポーネントやデザインシステムを整えて仕上げる段階が得意です。FigmaもエージェントやFigma Makeで生成の機能を強めているため、両方を工程で使い分けるのが現実的です。

Q. ビジネス利用で一番安全に使えるツールはどれですか?

商用利用の安心感が最も高いのはAdobe Firefly(自社モデルを使う場合)です。法人向けに知財補償があり、GoogleとOpenAIの一部モデルも契約次第で対象になります。Canvaも対象のEnterprise顧客向けに「Canva Shield」で補償を用意しています。どのツールでも、学習の設定と補償の条件は契約前に確認してください。

Q. Figmaのコンテンツトレーニング設定はどこで変更できますか?

Professionalプランでは、管理者がAdmin → Settings → AIで切り替えられます。Starterはチームの設定から変更します。StarterとProfessionalは初期設定でオン、OrganizationとEnterpriseはオフで、現在は切り替えできません。

Q. 2026年6月以前の比較記事の情報は今も使えますか?

そのままでは当てはまらない点が4つあります。Claude Designの無料プラン開放と専用枠の廃止、Canva Teamsの新規受付停止とAI利用回数の新しい区分、Figmaエージェントのクレジット消費開始、Adobe FireflyのPro Plus追加と無制限生成の条件変更です。古い記事の料金やAIの回数を参考にする場合は、各社の公式ページで照らし合わせてください。

Q. Figma AIは今でも無料で使えますか?

Starterプランなら、1日150・月最大500クレジットまで無料で使えます。ただしFigmaエージェントはStarterでは使えず、有料プランのフルシートでも10月6日からクレジットを消費します。本格的に使うならProfessional($16/月〜)以上が前提です。

まとめ:2026年10月時点の選び方

AIデザインツールの正解は1つではなく、目的・予算・チームの状況で変わる。2026年10月の時点では、4ツールすべてを無料から試せるので、まず触ってから決めるのが確実だ。

選び方の最短ルート

  1. デザインの知識がなく、すぐに試作を作りたい → Claude Design(無料から試せる。多く使うならPro以上)
  2. SNSやスライドの素材を低コストで量産したい → Canva AI(プロ ¥11,800/年〜、チームならビジネス)
  3. UIデザインを本格的に仕上げたい → Figma AI(Professional $16/月〜。学習設定を確認)
  4. 商用利用の著作権リスクを最も抑えたい → Adobe Firefly(Standard 1,580円/月〜、自社モデル中心で)
  5. 迷ったら → Claude Designで試作し、Figmaで仕上げ、Canvaで量産する組み合わせ

11月にはAdobe MAX 2026、12月14日にはclaude.ai/designの終了が控えており、料金や機能は今後も変わる可能性が高い。契約や移行の前に、各社の公式ページで最新の情報を確認してほしい。

生成AIの全体像は生成AIとは?仕組み・種類・活用事例をわかりやすく解説、デザイン以外のAIツールも含めた比較は生成AIツールおすすめ比較にまとめている。

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この記事の著者

AI革命

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