ビジネス活用2026年10月更新

PHPバージョンアップを依頼する前に|サポート期限の確かめ方と頼む範囲【2026年10月】

公開日: 2026/10/12
PHPバージョンアップを依頼する前に|サポート期限の確かめ方と頼む範囲【2026年10月】

この記事のポイント

PHPのバージョンアップを依頼する前に、PHP・Laravel・CakePHPとサーバーのサポート期限の確かめ方、見積で確かめる作業の内訳(調査・修正・試験・切替と切り戻し)、今の制作会社か別会社かの分かれ目を解説します。

PHPのバージョンアップを会社に依頼する前にやることは2つです。言語・フレームワーク・サーバーの期限を公式ページで確かめること、そして「現状調査」と「改修(部品の更新・動かなくなる箇所の修正・試験・本番の切替と切り戻し)」を分けて見積を取ることです。

この記事は、制作会社が作ったPHPの業務システムや会員サイトを使っていて、サーバー会社からサポート終了の通知が届いた方、または前の制作会社と連絡が取れなくなった方に向けたものです。社内に技術者がいない会社を想定しています。

費用は、公開されている他社の事例で6万円(税別)から約3,000万円(税の記載なし)まで開きがあります。金額は版の距離だけでは決まらず、フレームワークも上げるか・別のものへ移すか、画面や機能の数、仕様書と試験の記録があるかで見積の前提が変わります。当社(AI革命株式会社)は既存システムの改修を100万円〜(税別)でお受けしています。WordPressのPHPを切り替えるだけで済む規模なら、もっと小さな依頼先の方が合います。

PHPの期限は2026年10月13日に公式ページで確認しました。PHP 8.2 のセキュリティ修正は2026年12月31日で終わり、CakePHP 4.x のセキュリティ修正は2026年9月10日に終わっています。

バージョンアップを会社に頼むのが合う場合・合わない場合

PHPの公式ロゴ

出典:PHP公式サイト

「機能は変えずに、サポートの切れたPHPやフレームワークを新しい版に上げる」作業を、開発会社に頼むのが合うかどうかは、次の表のように分かれます。

状況

合う依頼先

制作会社が独自に作った業務システム・会員サイト(顧客管理、受発注、予約、会員ページなど)

開発会社に、現状調査と改修を頼む

Laravel・CakePHP などのフレームワークで作られていて、フレームワーク側も期限切れ

開発会社に、フレームワークの更新まで含めて頼む

前の制作会社と連絡が取れず、どこに何があるか分からない

別の開発会社に「調査から」頼む

WordPressの会社サイトで、独自の改造が少なく、テーマとプラグインの更新で済みそう

WordPressの保守業者やクラウドソーシングの代行で足りる場合がある

販売パッケージ(ライセンスを買って使っているCMSや業務ソフト)で、ソースが暗号化されている

まず販売元に、新しいPHPに対応した版があるかを確かめる。自社や別会社では直せないことがある

同じ機能を持つクラウドサービス(SaaS)があり、独自の作り込みが少ない

改修よりSaaSへの乗り換えを先に比べる

今後も機能を大きく足していく予定で、作りが古すぎる

バージョンアップではなく作り直しや段階的な移行を比べる(基幹システムの刷新判断)

当社の既存システムの改修は100万円〜(税別)です。数万円〜数十万円で済む規模の作業はお受けしていないため、上の表で「保守業者・代行で足りる」に当たる場合は、そちらに頼む方が費用が合います。

サーバー会社から通知が来たら、期限の後に何が起きるかを確かめる

さくらインターネットのサポート情報サイトの画像

出典:さくらインターネット サポート情報

「サポート終了」の通知は、サーバー会社によって、期限後に起きることが違います。通知を読んだら、まず「期限の後も今の版で動き続けるのか」「いつ・誰が版を切り替えるのか」を確かめてください。

サーバー会社の公式案内

期限の後に起きること

さくらのレンタルサーバ(PHPの提供ポリシー。2023年9月更新、2026年10月13日確認)

セキュリティサポートが切れたPHPも原則は提供を続ける。ただし重大なセキュリティ問題があれば即日で提供を終えることがあり、提供終了時は上位の版へ自動で移される

Google App Engine(ランタイムのライフサイクル。2026年10月13日確認)

サポート終了後もアプリは動くが、その版のまま更新して載せ直すことができなくなる。廃止後は予告なく止められる可能性がある

自動で上位の版へ移される場合、何もしなければ、ある日新しいPHPでシステムが動き始めます。その時点で画面が真っ白になったり、計算結果が変わったりすることがあります。載せ直しができなくなる場合は、小さな修正すら本番に出せなくなります。

どちらの場合も「期限の日まではまだ動く」だけで、期限の日が作業の締切になるわけではありません。調査から試験までの時間を逆算して動き出してください。ほかのサーバー会社を使っている場合は、通知メールに書かれた案内ページで、同じ2点を確かめてください。

サポート期限は4つの層ごとに公式ページで確かめる

PHPのフレームワークCakePHPの公式ロゴ

出典:CakePHP公式サイト

「PHPのバージョン」と一口に言っても、システムは4つの層でできていて、それぞれに期限があります。PHPだけ上げてもフレームワークが対応していなければ動きません。見積を取る前に、自社のシステムがどの層の何の版で動いているかを把握しておくと、見積の範囲を照らし合わせやすくなります。

層

例

期限を確かめる場所

自社の版を見る場所

言語

PHP

php.net のサポート版一覧・終了した版の一覧

サーバーの管理画面のPHP設定、または制作会社の納品資料

フレームワーク

Laravel、CakePHP、Symfony など

各フレームワークの公式ドキュメントのサポート方針のページ

納品資料。ソースがあれば composer.json というファイル(制作会社やAIに読んでもらえば分かる)

部品(ライブラリ)

決済、PDF出力、メール送信などに使う外部の部品

各部品の公開ページ

ソースの composer.lock というファイル

サーバー

OS、データベース(MySQLなど)、Webサーバー

サーバー会社の告知、各製品の公式ページ

サーバーの管理画面、サーバー会社の契約情報

2026年10月13日に公式ページで確認した期限は次のとおりです。期限は改訂されることがあるため、依頼の前に上のリンクから最新を確かめてください。

PHP(php.net。各版は通常サポート2年、その後セキュリティ修正のみ2年)

版

セキュリティ修正の終了日

2026年10月13日時点

8.5

2029年12月31日

サポート中

8.4

2028年12月31日

サポート中(通常サポートは2026年12月31日まで)

8.3

2027年12月31日

セキュリティ修正のみ

8.2

2026年12月31日

セキュリティ修正のみ。年末で終了

8.1

2025年12月31日

終了

8.0

2023年11月26日

終了

7.4

2022年11月28日

終了

5.6

2018年12月31日

終了

Laravel(公式リリースノート。バグ修正18か月、セキュリティ修正2年)

版

対応するPHP

セキュリティ修正の終了日

13

8.3〜8.5

2028年3月17日

12

8.2〜8.5

2027年2月24日

11

8.2〜8.4

2026年3月12日(終了)

10

8.1〜8.3

2025年2月4日(終了)

CakePHP(公式ドキュメント)

系列

対応するPHP

セキュリティ修正

5.x(5.2〜5.4)

8.1〜8.5

継続中(終了日の記載なし)

4.x(4.4〜4.6)

7.2〜8.3

2026年9月10日で終了

3.x 以前

—

サポートなし

WordPressは、公式の動作要件でPHP 8.3以上を推奨しています。

表を見ると、層どうしが連動していることが分かります。たとえば Laravel 13 は PHP 8.3 以上でしか動かず、CakePHP 4.x は PHP 8.3 までしか対応していません。PHP 8.4 以上へ上げたい CakePHP 4.x のシステムは、フレームワークも 5.x へ上げることになり、作業が大きくなります。

版を上げると何が起きるか|業務への影響で見る

バージョンアップの作業の中心は、新しい版で動かなくなる箇所や、動きが変わる箇所を直すことです。PHP公式のPHP 8.0 移行ガイドに載っている変更のうち、PHP 7 以前からの移行で業務システムに出やすいものを、業務で起きることに置き換えると次のようになります。

PHPの変更(公式ガイドの記載)

業務で起きること

見つけやすさ

古い関数の削除(each、create_function など)

その画面やバッチが止まる。画面が真っ白になる

開けばすぐ分かる。道具で一覧にもできる

数値と文字列の比べ方の変更

入力チェックや条件分岐の結果が、エラーを出さずに変わる

気づきにくい。試験で結果を比べる必要がある

文字列の連結と足し算・引き算の優先順位の変更

画面や帳票に出る金額・数量の表示が変わることがある

気づきにくい

データベース接続(PDO)のエラーの扱いが「例外」になった

これまでエラーで止まらずに進んでいたDB処理が、途中で止まる

特定の操作をしたときだけ起きる

警告の格上げ(配列でないものの数を数えると型エラー など)

一部のデータが入ったときだけ画面が止まる

本番に近いデータで試さないと出ない

気づきにくい例を、説明用の架空のコードで示します(php.net の移行ガイドの記載に基づくもので、実際のシステムで試した結果ではありません)。

// 説明用の架空コード:クーポン欄が未入力かどうかを判定しているつもりの処理
if ($couponCode == 0) {
    // 未入力として扱い、割引をしない
}

PHP 7 では、$couponCode に "SPRING" のような英字が入っていても 0 と等しいと判定されていました。PHP 8 では等しくないと判定されます。エラーは出ず、割引される・されないの結果だけが変わります。

また、PHP 8.4 では「非推奨」になった書き方が公式ガイドに並んでいます。非推奨とは、今は動くが警告が出て、今後の版でなくなる予定の書き方です。今回の作業で直すのか、次の更新に回すのかを見積の段階で決めておくと、後から「直っていない」と揉めずに済みます。

見積に入っているかを確かめる作業の内訳

バージョンアップの見積では、金額と同じくらい「どこまでが作業に入っているか」を確かめる必要があります。たとえば「動作確認は発注側で行う」「不具合の修正は含まない」という条件が付いているかどうかで、社内の負担は大きく変わります。見積を受け取ったら、次の表で一行ずつ確かめてください。

作業

中身

業者に聞く質問

抜けていると起きること

現状調査

4つの層の今の版、ソースの所在、サーバーの権限、外部連携の確認

調査だけの依頼はできるか。調査の結果は文書でもらえるか

改修の途中で想定外の作業が見つかり、追加費用になる

影響箇所の洗い出し

新しい版で動かない・動きが変わる箇所の一覧

道具での検出と、人が読む確認のどちらで、どこまで見るか

検出できなかった箇所が本番で見つかる

部品とフレームワークの更新

外部の部品やフレームワークを、新しいPHPに対応した版へ上げる

フレームワークは何版に上げるか。部品の差し替えが必要なものはあるか

PHPだけ上がり、フレームワークは期限切れのまま残る

動かない箇所の修正

一覧にした箇所を直す

非推奨の書き方も今回直すか

次の版で同じ作業が発生する

試験用の環境

本番と同じ構成で、新しい版を動かす場所

本番とは別の環境で試すか。費用はどちらが持つか

本番で直接試すことになり、停止や不具合が利用者に出る

動作確認

画面・帳票・バッチ・メール送信・外部連携を一通り動かす

誰が、どの画面と操作を確認するか。確認の一覧はもらえるか

「動作確認は発注側」となり、社内で確認する人がいない

本番の切替

新しい版への切り替えと、その間の停止

停止は何時間か。夜間や休日にできるか

営業時間中にシステムが止まる

切り戻し

不具合が出たときに元の状態へ戻す手順

戻す条件と手順は決めてあるか。サーバーの設定は元の版に戻せるか

戻せないまま不具合と付き合うことになる

切替後の対応

切替後に見つかった不具合の修正

何日間、どの範囲までを今回の費用で直すか

小さな修正のたびに別料金になる

引き渡し資料

変えた内容、各層の新しい版、次の期限

次にいつ更新が必要かを書いてもらえるか

次の期限で、また調査からやり直しになる

切り戻しは特に確かめてください。サーバーの管理画面でPHPの版を切り替えると、元の版に戻せないことがあります。さくらのレンタルサーバのように、上位の版への自動移行がある会社もあります。「戻す」とは、サーバーの設定を戻すことなのか、元の環境を残しておいてそちらへ切り替えることなのかを、業者と確かめ合っておいてください。

今の制作会社に頼む/別会社に調査から頼む/作り直す の分かれ目

確かめること

今の制作会社に頼む

別の会社に調査から頼む

作り直し・乗り換えを比べる

作った会社と連絡が取れるか

取れる

取れない、または対応を断られた

どちらでも

ソースとサーバーの管理権限が手元にあるか

制作会社が持っていればよい

自社で取り戻せる(取り戻せないなら、まずそこから)

どちらでも

今の版と上げる先の距離

近い(例: 8.1→8.3)

遠くてもよい

非常に遠く、フレームワークも作り替えが必要

今後の機能追加

少ない

少ない〜中程度

大きく足す予定がある

同じ機能のSaaSがあるか

ない

ない

ある

今の制作会社と連絡が取れて、ソースと試験の知識を持っているなら、まずその会社に見積を頼むのが早道です。その場合も、前の節の表で作業の範囲を確かめてください。

前の制作会社と連絡が取れない場合は、別の会社に頼む前に、ソースコード、サーバーとドメインの管理権限、データベースの接続情報が自社の手元にあるかを確かめます。何を取り戻せば調査を頼めるかは、他社が作ったシステムの引き継ぎで詳しく説明しています。

版の距離が遠く(例: PHP 5 系から 8 系、フレームワークの系列をまたぐ)、さらに機能も足していく予定があるなら、バージョンアップの見積と並べて、作り直しや段階的な移行の見積も取って比べる価値があります。機能を足す改修の費用の考え方はシステム改修の費用にまとめています。

自社でAIを使って進められる部分と任せる部分

社内に技術者がいなくても、ChatGPT、Claude、Codex などの生成AIを使えば、調べ物と下準備のかなりの部分は自社で進められます。古い書き方を一覧にする道具(PHPCompatibility)や、機械的な書き換えを提案する道具(Rector)も公開されています。どちらも、AIに使い方を聞きながら動かせます。

作業

自社でAIを使って進められる

会社に任せた方がよい理由

4つの層の版と期限の確認

進められる。管理画面の表示や composer.json をAIに読ませれば、版と公式ページの場所が分かる

—

影響箇所の一覧づくり

進められる。エラーログやコードをAIに読ませ、道具で検出した結果を整理する

PHPCompatibility の公式も、検出できる範囲は100%ではないと書いている。漏れは試験で見つけるしかない

直し方の候補

進められる。単純な置き換えはAIでも直せる

数値の比べ方のように、エラーが出ずに結果だけ変わる箇所は、業務の正しい結果を知らないと判定できない

完成条件を決める

業務側で「どの画面・どの帳票が、どの結果になれば合格か」を書き出す

試験の範囲と合格の基準を、作業する側と合意する必要がある

本番の切替と切り戻し

—

業務を止める時間の調整、失敗したときに戻す判断と作業は、手順と責任を持つ側が行う

本番に近いデータでの確認

—

実データの扱いと、試験用のデータの作り方に注意が要る

この切り分けをしておくと、会社に頼む範囲が「完成条件の合意、試験、本番の切替と切り戻し、切替後の対応」に絞られ、見積も比べやすくなります。自社で作った影響箇所の一覧は、見積を取るときの資料にもなります。

費用の目安

PHPのフレームワークLaravelの公式サイトの紹介画像

出典:Laravel公式サイト

PHPのバージョンアップの費用は、公開されている事例だけでも大きく開いています。次の表は、各社のサービスページに載っている事例の一部です(2026年10月13日確認)。

公開している会社

事例

金額

ビットハイブ(税別と記載)

社内向けシステム PHP 5 系→8

60,000円

同上

社内システム PHP 7.2→8.3

800,000円

同上

売上管理システム(Zend Framework 1 から Laravel へ、PHP 7→8.3)

2,500,000円

ユービー(「約」、税の記載なし)

ピアノ販売サイト PHP 5.3→8.0

約200万円

同上

マンション管理システム PHP 4.3.9→7.4

約750万円

同上

社内基幹システム(PHP 5.6→8.1、独自の作りから Laravel 9 へ移行)

約3,000万円

案件名から読み取れる範囲では、高額な事例はフレームワークの移行や基幹システムを含んでいます。一方で、PHP 5 系から 8 への対応でも6万円の事例があり、版の距離だけで金額は決まりません。見積を比べるときは、次の4点がどう前提に置かれているかを確かめてください。

  1. 今の版と上げる先の版の距離(間にある版ごとの変更点を確かめることになる)
  2. フレームワークを上げるか、別のフレームワークへ移すか
  3. 画面・帳票・バッチ・外部連携の数
  4. 仕様書と、これまでの試験の記録があるか(ないと、何が正しい動きかを調べるところから始まる)

当社は既存システムの改修を 100万円〜(税別) でお受けしています。クラウド、外部API、ライセンスなどの実費は別です。バージョンアップでは、現状調査で上の4点を確かめてから、見積の表のどの作業を含めるかを決めて金額を出します。既存コードの調査報告は有償で、着手前に範囲と金額を示し、合意してから進めます。言語やフレームワークは問わず、他社が作ったシステムの調査と改修に対応できます。

今の版と困っていることを伺い、依頼範囲の候補と費用の目安を相談メモでお返しします。初回相談は無料・30分(オンライン)で、要件が決まっていなくても大丈夫です。

今のシステムのバージョンアップをどこから頼むか相談する

相談の前に揃えておくと早いもの

次のものがあると、30分の相談で依頼範囲の候補まで話を進めやすくなります。分からない項目は「不明」のままで構いません。

  • サーバー会社からの通知(期限の日付と、期限後の扱いが書かれた部分)
  • 今のPHPの版と、使っているフレームワーク・CMSの名前(管理画面や納品資料で分かる範囲)
  • システムでしている業務(例: 会員登録、受注、請求書の出力)と、使っている人数
  • ソースコード、サーバーの管理権限、仕様書が手元にあるか
  • 外部とつながっている先(決済、メール配信、他のシステムへのデータ連携など)
  • 止めてよい時間帯と、止められない時期

ID・パスワードなどの本番の認証情報や、実際の顧客データは送らないでください。権限があるかどうかを伺えば十分です。

次の表は記入例です(説明用の架空の会社です)。

項目

記入例

通知

サーバー会社から「PHP 7.4 の提供を終了し、上位の版へ移行する」との通知

今の版

PHP 7.4、CakePHP 3 系(納品資料に記載)

業務

会員の予約受付と、月末の請求データ出力。社内3名と会員が利用

手元にあるもの

サーバーの管理画面のログイン権限あり。ソースは制作会社が持っていて、連絡は取れない。仕様書はなし

外部連携

カード決済サービス、予約完了メール

止めてよい時間

平日の夜間。月末3日間は止められない

この例では、CakePHP 3 系がすでにサポートなしで、PHP を 8 系へ上げるにはフレームワークの系列も上げる必要があります。そのため、ソースの取り戻しと現状調査が最初の依頼範囲の候補になります。

よくある質問

サポートを延長しているサーバー会社に移るだけでは、だめですか

期限を先延ばしする手段にはなります。ただし、延長の期間や中身はサーバー会社ごとに違います。延びるのはPHP本体の期限だけで、フレームワークや部品の期限は延びません。移る作業そのものにも動作確認が要ります。延長を使うなら、その期間内にバージョンアップを終える計画とセットで考えてください。

PHPだけ上げて、フレームワークは今のままにできますか

フレームワークが新しいPHPに対応していれば可能です。対応していなければ動きません。たとえば CakePHP 4.x は公式ドキュメント上 PHP 8.3 までの対応です。上げたいPHPの版がフレームワークの対応範囲に入っているかを、公式ページで先に確かめてください。

一度上げたら、次はいつまた必要になりますか

PHPは各版が初回リリースから約4年でセキュリティ修正を終える方針です(php.net)。いま新しい版に上げても、数年後には次の更新が必要になります。引き渡し資料に各層の次の期限を書いてもらい、更新を年間の予定に入れておくと、通知が来てから慌てずに済みます。

ソースコードが暗号化されたパッケージ製品でも直してもらえますか

暗号化されたコードは、販売元以外が読んで直すことが難しく、利用規約で改変が禁じられていることもあります。まず販売元に対応版の有無を確かめ、対応版がない場合は、同じ機能の製品やSaaSへの移行、または作り直しを比べることになります。

バージョンアップをすれば、脆弱性診断の代わりになりますか

なりません。バージョンアップは、修正が提供される版で動く状態に戻す作業です。システムに作り込まれた弱点を探す診断とは別のものです。取引先から診断の結果を求められている場合などは、診断を専門にしている会社に別途ご相談ください。

社内に確認できる人がいないのですが、動作確認はどうすればよいですか

業務の正しい結果を知っているのは社内の担当者なので、確認する画面と操作の一覧は社内で書き出すのがおすすめです。一覧に沿って実際に動かして結果を比べる作業は、作業側に含めてもらうよう見積の段階で決められます。

今のシステムのバージョンアップをどこから頼むか相談する

サポート期限が近いシステムを、今の制作会社に頼むか、別の会社に調査から頼むか、作り直すかを一緒に整理します。自社でAIを使って進める部分と、任せる部分の切り分けもします。初回相談は無料・30分(オンライン)で、要件が決まっていなくても大丈夫です。相談後に、依頼範囲の候補・進め方・費用の目安をまとめた相談メモをメールでお送りします。

今のシステムのバージョンアップをどこから頼むか相談する

依頼範囲と費用の目安を30分で整理します

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AI革命

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編集部

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