AIツール2026年10月更新

ChatGPT Images 2.0とは?gpt-image-2と後継Images 2.5の違い・料金・日本語対応・使い方【2026年10月】

公開日: 2026/05/01
更新日: 2026/10/08
ChatGPT Images 2.0とは?gpt-image-2と後継Images 2.5の違い・料金・日本語対応・使い方【2026年10月】

この記事のポイント

ChatGPT Images 2.0(gpt-image-2)は2026年4月にOpenAIが公開した推論型の画像生成モデルです。現在ChatGPTで使われているのは後継のImages 2.5です。2.0と2.5の違い、API 3モデルの料金と選び方、プラン別の範囲、日本語の文字入れ・2K〜4K解像度、安全性まで解説します。

ChatGPT Images 2.0(APIモデル名: gpt-image-2)は、OpenAIが2026年4月21日に公開した、推論(Thinking)を組み込んだ画像生成モデルです。 2026年9月8日(米国時間)には後継の ChatGPT Images 2.5 が公開され、現在ChatGPTで画像を作ると2.5が使われます。APIの gpt-image-2 は廃止されておらず、引き続き利用できます。

この記事でわかること

  • ChatGPT Images 2.0(gpt-image-2)の特徴と、2.5で何が変わったか
  • いまChatGPTで使える機能(Sketch・テンプレート・コメント編集など)と、プランごとの違い
  • API の3モデル(gpt-image-2/gpt-image-2.5-flare/gpt-image-2.5-sunburst)の料金と選び方
  • 日本語の文字入れ・解像度(2K〜4K)の実際の制約
  • C2PA・SynthIDなどの安全対策と、業務で使うときの注意点

こんな方に向けた記事です

「Images 2.0」「gpt-image-2」で調べて、いま何が使えるのかを知りたい方。バナーや資料の画像をChatGPTで作りたいマーケター・企画担当の方。APIで画像生成を組み込むモデルを選びたい開発者の方。社内導入前に安全性やルールを確認したい情シス・法務の方。

ChatGPT Images 2.0(gpt-image-2)とは

OpenAI公式モデルページに掲載されたgpt-image-2の紹介画像

出典: OpenAI 公式モデルページ「GPT Image 2」

ChatGPT Images 2.0は、GPT Image 1.5の後継として登場した画像生成モデルです。OpenAIの画像モデルとして初めて推論を組み込み、生成の前に構図を組み立てたり、Web検索で情報を調べたりしてから描けるようになりました。

項目

内容

正式名称

ChatGPT Images 2.0

APIモデル名

gpt-image-2(スナップショット gpt-image-2-2026-04-21)

開発元

OpenAI

公開日

2026年4月21日

前のモデル

GPT Image 1.5

後継

ChatGPT Images 2.5(2026年9月8日公開)

入力 / 出力

テキスト・画像 / 画像

現在の提供状況

ChatGPTの画像生成は2.5に移行済み。APIの gpt-image-2 は廃止告知なしで利用可能

2.0の主な特徴は、公開時の発表と報道によると次の4つです。

  1. Instant/Thinkingの2モード: Thinkingは推論とツール使用(Web検索など)を加えたモードで、簡単な指示からでも調べ込んだ画像に仕上げる(System Card 2.0の説明)
  2. 1回の指示で複数枚を一貫生成: Thinkingでは最大8枚まで、同じキャラクターや雰囲気を保ったまま作れると報じられた
  3. 日本語など非ラテン文字の描画強化: 日本語・中国語・韓国語などの文字が崩れにくくなった
  4. 2K出力とアスペクト比3:1〜1:3: 横長のバナーから縦長のポスターまで1つのモデルで対応

なお、ChatGPTで長く使われてきた公式の「DALL·E」GPTは2026年8月30日に終了し、画像生成は通常のチャットのChatGPT Imagesにまとめられました。経緯はDALL·E GPT終了の解説にまとめています。

Images 2.0と2.5の違い

OpenAI公式モデルページに掲載されたgpt-image-2.5-flareの紹介画像

出典: OpenAI 公式モデルページ「GPT-Image-2.5 Flare」

2.5は、2.0の「作り直しやすさ」と「速さ」を上げた改良版です。画質(光と質感)、被写体の保持、何度も編集したときの崩れにくさが改善され、生成の待ち時間は2.0より最大50%短くなりました。

比較項目

ChatGPT Images 2.0

ChatGPT Images 2.5(現行)

公開日

2026年4月21日

2026年9月8日(米国時間)

APIモデル

gpt-image-2

gpt-image-2.5-flare / gpt-image-2.5-sunburst

生成速度

基準

最大50%短縮(2.0比、OpenAI発表)

画質

2K前後の出力が中心

光の表現が自然になり、質感が豊かになった

参照写真の被写体

編集を重ねるとずれることがある

人物・被写体を元の写真に忠実に保ちやすい

複数ターンの編集

指示が増えると細部が崩れやすい

何度も指示を重ねても追従しやすい

インフォグラフィック

推論で構図を計画

正確さとレイアウトが向上(System Card 2.5)

新しい操作

—

Sketch、テンプレート、画像へのコメント、プロンプト共有

提供範囲(ChatGPT)

全プラン(Thinkingは有料プラン)

ChatGPT(Web・デスクトップ・モバイル)、ChatGPT Work、Codexの全ユーザー

API品質段階

low / medium / high / auto

low / medium / high / xhigh / max / auto

出所の表示

C2PA+OpenAIの不可視ウォーターマーク

C2PA+Google DeepMindのSynthID

2.5のレビュー記事では、色だけを変える・一部だけを差し替えるといったピンポイントの編集が得意な一方、複数の物を同時に動かすような大きな変更では全体の一貫性が崩れやすいと指摘されています。小さく密な文字が苦手な点も、2.0から大きくは変わっていません。

ChatGPT Images 2.5でできること(新機能と2.0から続く機能)

ChatGPTの画面では、2.0のThinkingや日本語描画に加えて、2.5で「描いて伝える」「部分を指して直す」操作が増えました。言葉だけで構図を説明しなくてよくなったのが一番の変化です。

Sketch:手描きの線で構図を伝える

ChatGPT上に直接ラフを描き、その絵を構図のガイドにして画像を生成します。入力欄で @Sketch と入力して呼び出します。「左に人物、右上にロゴ、下に見出し」のような配置は、文章で書くより手で描いたほうが早く正確に伝わります。

テンプレート:チラシや商品写真のひな型から作る

ポスター、チラシ、商品写真、グッズなどの定番フォーマットのひな型が用意され、そこに文言やデザイン要素、スタイルを足して仕上げます。ゼロからプロンプトを考えるより、狙った形式に近い結果が出やすくなります。

コメントで編集:直したい部分だけを指定する

生成した画像の一部にコメントを付けると、その部分だけを変更できます。「この文字を赤に」「背景のビルを消して」のように、全体を作り直さずに修正を重ねられます。

プロンプトの共有

画像を作ったときのプロンプトを共有できます。チーム内で「この雰囲気で作りたい」というときに、指示文ごと渡せるので再現しやすくなります。

2.0から続く機能

  • Instant/Thinking: 普段はInstant、図解や複数枚の一貫生成、最新情報を反映した画像はThinking
  • Web検索との連携: Thinkingでは調べた情報を画像に反映できる
  • 1回の指示で複数枚の生成: キャラクターや商品を保ったまま、4コマ漫画やバナー案を並べて作れる
  • 日本語の文字入れ: 見出しやキャッチコピーを含むバナー・ポスター・図解のたたき台を作りやすい

用途別のおすすめの使い方

やりたいこと

おすすめの機能

理由

SNS用の画像を1枚すぐ作る

Instant

待ち時間が短く、試行回数を稼げる

決まったレイアウトのバナー・チラシ

Sketch+テンプレート

配置を絵で伝えられ、形式もそろう

商品写真の背景や色だけ変える

コメント編集

商品の見た目を保ったまま一部を直せる

図解・インフォグラフィック

Thinking

構図を計画してから描くため、要素が抜けにくい

同じキャラクターで複数カット

Thinking(複数枚生成)

一貫性を保った画像を一度に出せる

チームで表現をそろえる

プロンプト共有

指示文ごと渡して再現できる

ChatGPTのプラン別に使える範囲

ChatGPT Images 2.5は無料プランを含む全プランで使え、画像生成に追加料金はかかりません。プランで変わるのは「Thinkingを使えるか」と「生成できる量」です。

プラン

Images 2.5

Thinking付きの画像生成

生成上限

Free

○

✕

数値は非公表

Go

○

✕

数値は非公表

Plus

○

○

数値は非公表

Pro

○

○

数値は非公表(Plusより多い)

Business

○

○

数値は非公表

Enterprise / Edu

○

○

数値は非公表

  • Thinkingが有料プラン(Plus以上)向けであることは2.0の公開時から変わっていません。2.5の時点での公式ヘルプの記載は確認できていないため、利用前にChatGPTの画面で確認してください
  • 生成枚数の上限はOpenAIが数値を公表していません。「Freeは1日数枚」「Plusは3時間に50枚」といった数字はサードパーティの目安です。2.5の公開時に上限は変わっていないと報じられています
  • ChatGPTの画面で、Flare・Sunburstのどちらのモデルが使われているかは公式に明示されていません

プランごとの月額や選び方はChatGPTの料金プラン解説で、ChatGPT自体の機能はChatGPTとはで詳しく扱っています。

API料金とモデルの選び方(gpt-image-2/2.5-flare/2.5-sunburst)

OpenAI公式のAPI料金ページの紹介画像

出典: OpenAI 公式 Pricing

APIで新しく組み込むなら、OpenAIの画像生成ガイドが案内しているとおりGPT Image 2.5を使うのが基本です。迷ったら gpt-image-2.5-flare、編集の精度や細かい制御が必要なら gpt-image-2.5-sunburst を選びます。3モデルともトークン単価は同じです。

3モデルの比較

項目

gpt-image-2

gpt-image-2.5-flare

gpt-image-2.5-sunburst

スナップショット

gpt-image-2-2026-04-21

gpt-image-2.5-flare-2026-09-08

gpt-image-2.5-sunburst-2026-09-08

位置付け

2.0世代。既存の組み込み向け

品質・編集・速度のバランス型。多くの用途の既定

編集の精度と制御を重視。生成はFlareより遅い

速度

基準

gpt-image-2よりレイテンシ50%低い(OpenAI Developers)

Flareより遅い

品質段階

low / medium / high / auto

low / medium / high / xhigh / max / auto

同左

向いている用途

既存システムの継続運用

SNS向けの量産、商品体験、プロトタイプ、大量生成

本番のキャンペーン素材、仕上げの商品画像

廃止予定

告知なし(2026年10月8日時点)

—

—

トークン単価(USD/100万トークン)

区分

通常

キャッシュ

Batch

テキスト入力

$5.00

$1.25

$2.50

画像入力

$8.00

$2.00

$4.00

画像出力

$30.00

—

$15.00

3モデルとも同じ単価です(2026年10月8日に公式料金ページで確認)。画像だけを出力するモデルなので、テキスト出力の料金はかかりません。キャッシュ入力の割引は、Responses APIの画像生成ツール経由で使う場合だけが対象で、Images APIを直接呼ぶ場合は対象外です。

1枚あたりの目安(gpt-image-2、公式ガイドの表)

品質

1024×1024

1024×1536

1536×1024

low

$0.006

$0.005

$0.005

medium

$0.053

$0.041

$0.041

high

$0.211

$0.165

$0.165

たとえば正方形のmedium品質を月1,000枚作ると約$53、high品質なら約$211です。参照画像を使った編集は入力トークンが増えるため、これより高くなります。

2.5(Flare/Sunburst)の1枚あたりの公式表はまだなく、公式の計算機も2.5のトークン量には対応していません。本番前に少量を生成し、レスポンスの usage で実際の消費量を確かめてから予算を組むのが確実です。

レート制限(初期値、3モデル共通)

ティア

TPM(トークン/分)

IPM(画像/分)

Build

250,000

20

Launch

3,000,000

150

Grow

8,000,000

250

APIの主な仕様

  • 呼び出し方: v1/images/generations(生成)、v1/images/edits(編集)、v1/batch に直接対応。Responses APIでは、GPT-5以降のテキストモデルに画像生成ツールを持たせ、ツールの model に画像モデルを指定する形で使う(Chat Completions・Realtimeからは直接呼べない)
  • サイズ: 推奨は1024×1024/1536×1024/1024×1536。任意の幅×高さも指定でき、各辺は16の倍数、長辺は最大3840px、比率は3:1〜1:3。2560×1440を超える解像度は実験的な扱い
  • 出力形式: png(既定)/jpeg/webp。background: "transparent" で透明背景(png・webp)も作れる
  • 途中経過の受け取り: partial_images(0〜3)で、生成途中の画像をストリーミングで受け取れる。1枚ごとに画像出力100トークンが加算される
  • マスク編集: インペインティングに対応。ただしマスクはプロンプトで誘導するもので、形どおりにならないことがある
  • モデレーション: moderation は auto(既定)/low。ブロックされると moderation_blocked が返る
  • ファインチューニング: 非対応

APIの細かいパラメータや実装例は、gpt-image-2の解説記事で開発者向けに詳しく扱っています。

ChatGPTでの使い方(Images 2.5)

ChatGPTでは、チャット欄に「〜の画像を作って」と書くだけで生成できます。2.5では、ラフを描く・コメントで直すといった操作を組み合わせると、思った画像に早くたどり着けます。

基本の手順

  1. ChatGPT(Web・デスクトップ・モバイル)を開く
  2. 入力欄に作りたい画像を書く(例:「青を基調にしたAIセミナーの告知ポスター。日本語の見出しは『生成AI活用最前線』、日時は右下に」)
  3. 構図を指定したいときは @Sketch でラフを描く。定番の形式ならテンプレートを選ぶ
  4. 図解や複数枚のバリエーションが欲しいときは、Thinkingを有効にする(Plus以上)
  5. 生成された画像の直したい部分にコメントを付けて修正する
  6. 仕上がったらダウンロードする。チームで使う場合はプロンプトを共有する

指示を出すときのコツ

  • 文字は「中身」と「位置」をはっきり書く: 見出しの文言はかぎかっこで囲み、「上部中央に」「右下に小さく」と位置も添える
  • 一度に大きく変えない: 2.5はピンポイントの修正が得意。複数の物を同時に動かすより、1か所ずつコメントで直すほうが崩れにくい
  • 参照写真を使うときは、残したい部分を言葉にする: 「人物の顔と服装はそのままで、背景だけ夕方の海に」のように指定する
  • 最終の文字はデザインツールで整える: 公式ガイドも、文字の正確な配置は今も苦手なことがあると明記している。社外に出す制作物は、生成画像をたたき台にして文字だけ差し替える運用が安全

日本語の文字入れと解像度の実力

OpenAI公式の画像生成ガイドページの紹介画像

出典: OpenAI 公式ガイド「Image generation」

日本語の見出しやキャッチコピーを含む画像は、2.0以降かなり作りやすくなりました。ただし小さい文字や情報量の多い文字組みは、今も崩れることがあります。「たたき台としては十分だが、そのまま納品するなら確認が要る」と考えるのが現実的です。

項目

現時点の実力

実務での扱い

見出し・短いコピー

おおむね正しく描ける

バナー案・SNS画像ならそのまま使えることも多い

小さく密な文字(注釈・表の数字)

崩れや誤字が出やすい

生成後にデザインツールで打ち直す

文字の正確な位置

ずれることがある(公式ガイドの制約)

Sketchで位置を示すと改善しやすい

図解内の数値

誤りが混ざることがある

必ず人が元データと照合する

解像度

2K前後までは安定、最大3840px(4K相当)まで指定可

印刷物は2K超が実験的扱いである点に注意

数字や固有名詞が多い資料用の図解は、生成後のチェックを前提にしてください。誤った数値のまま社外に出すと、画像の見た目が整っているぶん、誤りに気づかれにくくなります。

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

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安全対策(C2PA・SynthID・System Card)

Microsoft Foundryでのgpt-image-2提供を伝える公式ブログのヘッダー画像

出典: Microsoft Community Hub「Introducing OpenAI's GPT-image-2 in Microsoft Foundry」

Images 2.5で生成した画像には、ChatGPT・Codex・APIのいずれでも、C2PAメタデータとGoogle DeepMindのSynthIDによる不可視ウォーターマークが付きます(System Card 2.5)。2.0のSystem Cardでは「自社の不可視ウォーターマーク」とだけ書かれていたため、SynthIDの採用は2.5の公開資料で初めて確認できた点です。

なお、gpt-image-2(2.0世代)はMicrosoft Foundry経由でも提供されており、Azure側のコンテンツフィルタを重ねて使えます。2.5のFoundryでの提供状況は、2026年10月8日時点で確認できていません。

安全の仕組み

  • 生成前に、LLMがポリシーに沿って依頼を判定し、問題があれば拒否する
  • 安全用の推論モデルが、入力(テキスト・画像)と最終出力を監視する
  • 2.5では安全モデルの再学習、製品に沿った評価、監視の拡大が追加された
  • 生物兵器などにつながる画像には、画像専用のバイオポリシーを予防的に適用。悪用を繰り返すアカウントは停止されることがある

公式の評価値(敵対的なプロンプトでのテスト)

モデル

安全な出力

危険な依頼をブロック

危険な画像が表示された率(低いほど良い)

Images 2.5(Sunburst)

77.0%

21.9%

1.09%

Images 2.5(Flare)

79.4%

19.2%

1.41%

Images 2.0(比較の基準)

75.2%

23.1%

1.64%

出典: System Card 2.5。悪用を狙ったプロンプトで測った値で、普段の利用での割合を示すものではありません。Sunburstは性的・過激主義・政治のカテゴリで2.0より低い値でした。一方、不正行為に関するカテゴリだけはわずかに高く出ています(統計的に有意な差ではないとされています)。

2.0のSystem Cardでは、安全な出力の割合はInstantで99.1%、Thinkingで99.2%と報告されています(テストの条件が違うため、2.5の表とは直接比べられません)。

業務で使うときの注意点

  • ウォーターマークは万能ではない: スクリーンショットや加工でメタデータは消える。C2PAが付いているから後で必ず見分けられる、とは考えない
  • 実在の人物の写真の編集: 2.5は被写体を忠実に保てるぶん、ディープフェイクが説得力を持つリスクもOpenAI自身が認めている。本人の同意と肖像権を確認し、実在の人物の性的・政治的な画像は作らない(利用規約違反)
  • 既存のキャラクター・商標: 2.5の公開直後、既存の作品に似たスケッチからの生成がブロックされたという報告がある。他社の権利物に似せる使い方は避ける
  • 社外に出すときの表示: 広告や商品パッケージにAI生成画像を使い、表記や品質で批判を受けた企業の事例もある。味の素のAI画像への謝罪の事例は、社内ルール作りの参考になる
  • 商用利用と権利: OpenAIの利用規約では出力の権利は利用者に帰属する扱いだが、第三者の権利を侵害したときの責任は利用者が負う。導入前に規約の最新版を確認する

他の画像生成AIとの違い

ChatGPT Images 2.5は、チャットで指示しながら日本語の文字入りの画像を作り、部分的に直していく使い方に強いモデルです。アート性や大量生成のコスト、自社環境での運用を重視するなら、他のモデルが合う場合があります。

モデル

開発元

一般的に評価されている強み

詳しい解説

ChatGPT Images 2.5

OpenAI

会話しながらの編集、日本語の文字入れ、Sketch・コメント編集

—

Nano Banana Pro / Nano Banana 2

Google

情報量の多い画像・編集(Pro)、速度と量産(2)

Nano Banana 2 Liteの解説

Midjourney

Midjourney

美しさ・アート性の高い表現

—

Adobe Firefly Image 5

Adobe

Adobe製品との連携、商用利用を意識した学習データ

Adobe Firefly Image 5の解説

Seedream 5.0 Pro

ByteDance

推論を使った画像生成

Seedream 5.0 Proの解説

Qwen-Image-3

Alibaba

中国語・多言語の文字描画、オープンな提供形態

Qwen-Image-3の解説

FLUX系

Black Forest Labs

開発者向け。オープンウェイト版もあり自社環境で運用しやすい

—

各モデルの評価は2026年10月時点の一般的な傾向で、更新の頻度が高い分野です。導入前には各社の公式情報で最新版を確認してください。画像以外も含めたツール全体の比較は生成AIツールおすすめ比較にまとめています。

選び分けの目安

  • 日本語の文字入りバナーや資料の図解を、チャットで直しながら作りたい → ChatGPT Images 2.5
  • すでにChatGPTの有料プランを契約している → 追加料金なしで使えるChatGPT Images 2.5から試す
  • アート作品・世界観の表現を最優先したい → Midjourney
  • PhotoshopやIllustratorでの制作が中心 → Adobe Firefly
  • Google Workspaceや Gemini を業務で使っている → Nano Banana系
  • 自社サーバーで動かしたい・独自データで調整したい → FLUXなどオープンウェイトのモデル(ChatGPT Images・gpt-image系はファインチューニング非対応)

こんな人におすすめ

  • 日本語の見出し入りのバナー、SNS画像、セミナー告知などを短時間でたくさん作りたいマーケター・広報担当
  • 商品写真の背景や色だけを差し替えたいEC担当(コメント編集と被写体の保持が役立つ)
  • 企画書や社内資料の図解・インフォグラフィックのたたき台を作りたい企画職
  • ラフを描いて構図を伝えたいデザイナー・ディレクター(Sketchが使える)
  • 既存の gpt-image-2 の組み込みを、速度や画質の面で見直したい開発者
  • ChatGPTの有料プランを契約済みで、追加費用をかけずに画像制作を効率化したい人

おすすめしない人

  • 小さな文字や数値が多い制作物を、修正なしでそのまま納品したい人 → 文字の正確さは今も人の確認が必要
  • 4K以上の高解像度の印刷物をAIだけで仕上げたい人 → 2560×1440を超える出力は実験的な扱い
  • 自社データで追加学習したい、ローカル環境で完結させたい人 → ファインチューニング非対応で、クラウド経由での利用が前提
  • 無料プランでThinkingや大量生成を使いたい人 → Thinkingは有料プラン向けとされ、生成上限も公表されていない
  • 実在の人物の画像を広告に使う予定があり、同意や権利の確認体制がない組織 → 先に社内ルールの整備が必要

よくある質問

Q. ChatGPT Images 2.0はもう使えないのですか?

A. ChatGPTの画面では後継のImages 2.5に置き換わっており、2.0を選んで使う方法は案内されていません。APIの gpt-image-2 は2026年10月8日時点で廃止の告知はなく、引き続き呼び出せます。

Q. 無料プランでもImages 2.5は使えますか?

A. 使えます。Images 2.5はFreeを含む全プランに提供されています。ただし、Thinking付きの画像生成は2.0の公開時から有料プラン(Plus以上)向けとされており、無料プランの生成上限も公表されていません。最新の対象プランはChatGPTの画面で確認してください。

Q. ChatGPTで生成するとき、FlareとSunburstを選べますか?

A. 現時点では、ChatGPTの画面でモデルを選ぶ項目は案内されておらず、どちらが使われているかも公式には明示されていません。モデルを指定して使い分けたい場合はAPIを利用します。

Q. 透明背景のロゴやアイコンは作れますか?

A. APIでは background: "transparent" を指定すると、png・webp形式で透明背景の画像を作れます。ただし、Webサイトの背景色によっては見えにくくなるため、使う場所の背景色で表示を確認してください。

Q. 以前の「DALL·E」GPTで作った画像はどうなりますか?

A. 公式のDALL·E GPTは2026年8月30日に終了しました。過去に作った画像の扱いや保存方法は、DALL·E GPT終了の解説を確認してください。なお、ユーザーが自作した画像生成付きのGPTは影響を受けていません。

Q. 生成した画像がAI製だと、後から見分けられますか?

A. C2PAメタデータとSynthIDの不可視ウォーターマークが付くため、対応したツールで確認できる場合があります。ただしスクリーンショットや加工でメタデータは消えるため、必ず見分けられるわけではありません。社外に出す場合は、AI生成であることを自社で表示するほうが確実です。

まとめ

  • ChatGPT Images 2.0(gpt-image-2)は、2026年4月に公開された推論型の画像生成モデル。Thinking、複数枚の一貫生成、日本語の文字入れを強化した
  • 2026年9月8日に後継のImages 2.5が公開され、ChatGPTの画像生成は2.5に移行。生成は最大50%速くなり、編集の崩れにくさと画質が向上した
  • 2.5ではSketch・テンプレート・コメント編集・プロンプト共有が加わり、言葉だけに頼らず画像を作り直せるようになった
  • APIは gpt-image-2 も使えるが、新規ならまず gpt-image-2.5-flare、編集の精度を重視するなら gpt-image-2.5-sunburst。3モデルとも単価は同じ
  • 日本語の文字入れはたたき台として十分な水準。小さな文字・数値・正確な配置は、人の確認とデザインツールでの仕上げを前提にする

生成AI全体の仕組みから知りたい方は生成AIとはを、ChatGPTに統合された他の機能はChatGPTスーパーアプリの解説をあわせてご覧ください。

参考情報(出典)

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

この記事の著者

AI革命

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編集部

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