AIコーディング2026年10月更新

GitHub Copilot 使用量ベース課金とは?2026年6月1日移行後のAI Credits・料金変更を解説【10月最新】

公開日: 2026/05/03
更新日: 2026/10/20
GitHub Copilot 使用量ベース課金とは?2026年6月1日移行後のAI Credits・料金変更を解説【10月最新】

この記事のポイント

GitHub Copilotは2026年6月1日に全プランで使用量ベース課金へ移行し、課金単位は「GitHub AI Credits(1クレジット=0.01ドル)」に変わりました。Maxプラン新設・変動枠(flex)・10月の席料金前払い・コードレビュー課金の変更まで、2026年10月時点の料金と個人・法人の対応を整理します。

GitHub Copilotは2026年6月1日に、全プランを「使用量ベース課金(usage-based billing)」へ移行しました。 旧来の「プレミアムリクエスト(PRU)×モデル乗数」は廃止され、使ったモデルとトークン数に応じて「GitHub AI Credits(1クレジット=0.01ドル)」を消費する仕組みに変わっています。

月額料金そのものは据え置きですが、移行後もMaxプラン(月100ドル)の新設、個人プランへの変動枠(flex)の追加、法人の席料金前払い(10月1日〜)、コードレビュー課金の選択肢(10月8日〜)と変更が続きました。2026年5月時点の「これから移行します」という情報は、多くがすでに古くなっています。

この記事でわかること

  • GitHub AI Creditsの仕組みと、現行モデルでのクレジット消費の計算例
  • 個人(Free / Student / Pro / Pro+ / Max)と法人(Business / Enterprise)のプラン別クレジット(2026年10月時点)
  • 年間プランを持っている人の扱いと、現行のモデル乗数
  • コードレビューで「AI Credits+Actions分数」が両方かかる仕組みと、9〜10月の変更点
  • 個人・法人管理者・年間プラン利用者別に、いま確認すべきこと

この記事の対象読者: GitHub Copilotを個人で契約している方、Business / Enterpriseを管理するIT担当者、年間プランが残っている方、これから契約するプランを決めたい方

Copilot自体の機能や基本の使い方はGitHub Copilotとは?機能・料金・Agent・他ツールとの違いで解説しています。

4月の発表から10月までの変更タイムライン

課金の変更は6月1日の1回で終わったわけではありません。 4月の発表から10月まで、次のように段階的に変更が加わっています。

日付

内容

対象

2026年4月20日

個人プランの新規登録を一時停止、利用上限を強化

Pro / Pro+ / Student

2026年4月27日

使用量ベース課金・AI Creditsを正式発表。年間プランの廃止方針と、コードレビューがActions分数を消費することも発表

全プラン

2026年5月12日

個人プランに変動枠(flex)を追加し、Maxプラン(月100ドル)の新設を発表

個人プラン

2026年6月1日

全プランで使用量ベース課金を開始。コードレビューのActions分数消費が始まり、法人のユーザー単位予算が一般提供に

全プラン

2026年6〜8月

既存法人顧客への上乗せクレジット(Business 3,000/Enterprise 7,000)を3か月付与(終了済み)

既存のBusiness / Enterprise

2026年6月

Free / Studentは自動モデル選択(Auto)のみに

Free / Student

2026年6月17日

個人プランの新規登録を段階的に再開。上位プランへの変更は差額払いに

Student / Pro / Pro+ / Max

2026年9月3日

Business / Enterpriseの新規登録を段階的に再開(審査あり)

法人(新規)

2026年9月28日

GitHub.com上のCopilotのポリシーを統合。コードレビューの既定の検査レベルが「Lite」から「Balanced」へ

法人

2026年10月1日

クレジットカード/PayPal払いの法人で、席料金の前払いを開始(既存顧客も対象)

Business / Enterprise

2026年10月8日

コードレビューの請求先(本人/組織)を選べるように

組織オーナー

出典: GitHub Blog(2026-04-27)、GitHub Blog(2026-05-12)、GitHub Changelog(2026-06-01)、同(2026-08-28)、同(2026-10-08)

春に止まっていた新規登録は、個人が6月17日から、法人が9月3日から段階的に再開しています。「Copilotは今は新規契約できない」という情報は現時点では当てはまりません。

旧体系 vs 新体系の比較

最大の違いは、数えるものが「リクエストの回数」から「トークンの量」に変わったことです。 同じ1回の質問でも、長い会話や高性能モデルほど多くのクレジットを消費します。

項目

旧体系(〜2026年5月末)

新体系(2026年6月1日〜)

課金モデル

定額+プレミアムリクエスト(PRU)の上限

トークン消費量ベース

課金単位

PRU(モデルごとの乗数をかける)

GitHub AI Credits(1クレジット=0.01ドル)

消費量の決まり方

リクエスト回数×モデル乗数

入力・出力・キャッシュのトークン数×モデル単価

枠を使い切ったとき

低コストモデルへ自動で切り替え

自動切り替えは廃止。上位プラン・追加予算・翌月待ちのいずれか

法人の枠

席ごとに管理

請求単位ごとにクレジットを共有(プール)

年間プラン

購入できた

新規販売終了(既存契約は満了まで旧方式)

コードレビュー

リクエストのみ消費

AI Credits+GitHub Actionsの分数(プライベートリポジトリ)

GitHub AI Creditsとは?新しい課金単位の仕組み

GitHub Copilot エージェントモードの操作画面

出典: GitHub Copilot 公式サイト

GitHub AI Creditsは、Copilotのチャットやエージェントの利用量を測る共通の単位です。 1クレジットは0.01ドルに固定されており、10ドル分が1,000クレジットにあたります。

基本ルール

  • 1 AI Credit=0.01ドル(固定)
  • 有料プランには毎月クレジットが付与される。個人のPro / Pro+ / Maxは「月額と同額の基本枠(base)」+「変動枠(flex)」の2段構成
  • 消費は基本枠→変動枠の順。IDE・GitHub.com・CLIのどこで使っても単価は同じ
  • 毎月1日 00:00(UTC)にリセット。日本時間では毎月1日の午前9時で、契約日ではなく暦月で区切られる
  • 未使用分は繰り越せない

トークン計算の仕組み

Copilotに質問やタスクを投げると、次の種類のトークンが数えられます。

  1. 入力トークン: プロンプト、開いているコード、会話履歴など、モデルに送る内容
  2. 出力トークン: モデルが返した回答やコード
  3. キャッシュ入力/キャッシュ書き込み: 繰り返し送るコンテキストを再利用する分。通常の入力より大幅に安い

消費額は「トークン数×モデルごとの単価(100万トークンあたりのドル)」で計算され、0.01ドル=1クレジットで換算されます。同じ作業でもモデルの選び方で消費量が大きく変わるのはこのためです。

クレジット消費の計算例(2026年10月時点の単価)

入力10,000トークン+出力2,000トークンのやり取り(中くらいのファイルを読ませて修正案をもらう程度)を1回とした場合の目安です。

モデル

入力単価/出力単価(100万トークンあたり)

1回あたりの消費

Pro(1,500クレジット)で使える回数の目安

GPT-6 Luna

0.10ドル/0.50ドル

約0.2クレジット

約7,500回

Claude Sonnet 5

2.00ドル/10.00ドル

4クレジット

約375回

Claude Opus 5.5

4.00ドル/20.00ドル

8クレジット

約187回

GPT-6 Astra

10.00ドル/50.00ドル

20クレジット

約75回

計算式の例(Claude Sonnet 5): 入力 10,000×2.00÷1,000,000=0.02ドル、出力 2,000×10.00÷1,000,000=0.02ドル、合計0.04ドル=4クレジット。

エージェントを使うと消費は一気に増えます。 たとえばクラウドエージェントに1件のタスクを任せ、内部で何度もモデルを呼び出して合計で入力300,000トークン(うちキャッシュ200,000)・出力20,000トークンを使ったと仮定すると、Claude Sonnet 5で約44クレジットです。Proの1,500クレジットでは、この規模のタスクを月34件ほどこなすと枠を使い切ります。

ここでの数字は自社で計算した目安です。実際のトークン数は会話の長さ、読み込むファイルの量、エージェントの試行回数で大きく変わります。正確な消費は使用量の画面で確認してください。

自動モデル選択(Auto)を使うと10%引き

有料プランでは、Copilot Chat・Copilot CLI・GitHub Copilot app・クラウドエージェントでモデルを「Auto」にするとモデル費用が10%引きになります(GitHub Docs)。特定のモデルにこだわりがない作業は、Autoにしておくのが手軽な節約策です。Copilot appについてはGitHub Copilot Appとはで紹介しています。

プラン別・付与クレジットと料金(2026年10月時点)

GitHub Copilot のプラン紹介ページのイメージ画像

出典: GitHub Copilot プラン・料金ページ

月額料金は移行前と変わっていません。変わったのは「毎月使える量」の決まり方です。 個人の有料プランには基本枠に変動枠(flex)が上乗せされ、Pro・Pro+は月額以上のクレジットを使えます。

個人向けプラン

プラン

月額(USD)

基本枠(base)

変動枠(flex)

月の合計(10月時点)

モデル選択

Copilot Free

0ドル

非公開(チャット・エージェントに上限あり)

なし

—

Autoのみ

Copilot Student

0ドル(認証済み学生)

非公開

なし

—

Autoのみ

Copilot Pro

10ドル

1,000

500

1,500

一部のモデル

Copilot Pro+

39ドル

3,900

3,100

7,000

プレミアムモデル

Copilot Max

100ドル

10,000

10,000

20,000

プレミアムモデルへの優先アクセス

出典: GitHub Copilot プランページ、GitHub Docs: Usage-based billing for individuals

変動枠は将来変わる可能性があります。 GitHubは公式に、基本枠は月額と同額で変わらない一方、変動枠はモデル価格や新モデルの登場に応じて「時期によって変わる」としています。表の合計値はあくまで2026年10月時点の数字です。

料金表だけでは見えない注意点もあります。

  • Free / Studentは2026年6月からモデルを選べず、Autoのみです。Freeのコード補完は月2,000回まで
  • 認証済みの教員や人気OSSのメンテナーは、Copilot Proを無料で使える場合があります
  • Proで使えるモデルの範囲は公式に「一部のモデル」とだけ書かれており、どのモデルが対象外かは明示されていません。特定の高性能モデルを使いたい場合は、契約前にモデル選択画面で確認してください
  • Maxは既存のStudent / Pro / Pro+からアップグレードでき、差額だけ払えば今月の使用分も新しい枠に含まれます

法人向けプラン

プラン

月額/席(USD)

付与クレジット/席/月

主な特徴

Copilot Business

19ドル

1,900

請求単位ごとにクレジットを共有(プール)

Copilot Enterprise

39ドル

3,900

GitHub Enterprise Cloudが必要。プール共有

出典: GitHub Docs: Usage-based billing for organizations and enterprises

  • 席ごとのクレジットは組織全体で共有されます。Business 100席なら190,000クレジットを全員で使う形で、使う人と使わない人の差を吸収できます
  • 席を追加するとプールはすぐ増えますが、席を外した分の減少は翌請求サイクルから反映されます
  • 法人プランには個人のような変動枠はありません(2026年10月時点)
  • 6〜8月に既存顧客へ付与された上乗せクレジット(Business 3,000/Enterprise 7,000)は終了し、現在は表の通常値です
  • Copilotは GitHub Enterprise Server では使えません

日本円の目安

公式価格はドル建てです。1ドル=150円で計算すると、次のとおりです(為替で変わる参考値。消費税の扱いは請求画面で確認してください)。

プラン

月額(USD)

円換算の目安

Pro

10ドル

約1,500円

Pro+

39ドル

約5,850円

Max

100ドル

約15,000円

Business

19ドル/席

約2,850円/席

Enterprise

39ドル/席

約5,850円/席

他のAIコーディングツールとの月額の違いは、Claude Code料金【日本円換算】やCursorとは?料金・使い方、全体像は生成AI料金比較で確認できます。

AI Creditsを消費する機能・消費しない機能

GitHub Copilot CLI の起動画面

出典: GitHub Copilot 公式サイト

コード補完は今も有料プランで無制限・クレジット消費なしです。 クレジットを使うのは、チャット、エージェント、コードレビューなど、モデルに長い処理をさせる機能です。

クレジットを消費しない(有料プランは無制限)

クレジットを消費する

コード補完(インライン候補)

Copilot Chat(IDE・GitHub.com・Mobile)

Next Edit Suggestions

Copilot CLI

Copilot クラウドエージェント

Copilot Spaces / Spark

サードパーティのコーディングエージェント

コードレビュー(プライベートリポジトリはActions分数も消費)

消費が増えやすいのは、次のような使い方です。

  • 会話が長く、毎回大量のコードを読み込ませている
  • エージェントモードやクラウドエージェントに複数ステップの作業を任せている(1タスクでモデルを何度も呼び出す)
  • 高性能モデル(Opus系・GPT-6 Astraなど)を常に選んでいる

使用量を正しく表示するためのクライアントのバージョン

古いIDE拡張のままだと、単価や使用量の表示がずれることがあります。公式が案内している最小バージョンは、VS Code 1.120、Visual Studio 2022 17.14.33、Visual Studio 2026 18.6.0、JetBrains 1.9.1、Eclipse 0.18.0、Xcode 0.50.0、Copilot CLI 1.0.48です。

モデル別料金テーブル(2026年10月時点)

同じ作業でも、選ぶモデルで消費量は100倍近く変わります。 主なモデルの単価を、公式のGitHub Docs: Models and pricingから抜き出しました(単位: 100万トークンあたりのドル)。

OpenAI モデル

モデル

入力

キャッシュ入力

出力

GPT-6 Luna(272Kまで)

0.10

0.01

0.50

GPT-5.6 Luna(200Kまで)

0.20

0.02

1.20

GPT-5.4 nano

0.20

0.02

1.25

GPT-5.3-Codex

1.75

0.175

14.00

GPT-6 Sol / GPT-6.1 Sol(272Kまで)

2.00

0.20 / 0.10

10.00

GPT-5.6 Terra(272Kまで)

2.00

0.20

12.00

GPT-5.6 Sol(272Kまで)

4.00

0.40

20.00

GPT-6 Astra(272Kまで)

10.00

1.00

50.00

Anthropic Claude モデル(キャッシュ書き込みの料金あり)

モデル

入力

キャッシュ入力

キャッシュ書き込み

出力

Claude Haiku 5.5(100Kまで)

0.10

0.01

0.125

0.50

Claude Haiku 4.5

1.00

0.10

1.25

5.00

Claude Sonnet 5 / 5.5

2.00

0.20 / 0.10

2.50

10.00

Claude Sonnet 4 / 4.6

3.00

0.30

3.75

15.00

Claude Opus 5.5

4.00

0.20

5.00

20.00

Claude Opus 4.8 / Opus 5

5.00

0.50

6.25

25.00

Claude Opus 4.8 fast mode(プレビュー)

10.00

1.00

12.50

50.00

Google・Microsoft・その他のモデル

モデル

入力

キャッシュ入力

出力

Gemini 3.8 Flash(2026年12月31日までの販促価格)

0.75

0.075

3.75

Gemini 4 Argon(2026年12月1日までの販促価格)

2.00

0.10

10.00

MAI-Code-1.1-Flash(Microsoft)

0.20

0.02

1.20

Grok 4.5 / 4.6 / 4.7(200Kまで)

2.00

0.50

6.00

Kimi K3

3.00

0.30

15.00

単価表の読み方のポイント

  • 括弧内の「272Kまで」などは、そのトークン数までの単価です。これを超える長いコンテキストでは単価が上がり、入力はおおむね2倍になります
  • 軽い質問や定型作業はGPT-6 Luna・Claude Haiku 5.5・MAI-Code-1.1-Flashなどの低単価モデル、難しい設計やデバッグだけOpus系やGPT-6 Astraに切り替えると、消費を抑えやすくなります
  • Geminiの2モデルは期間限定の販促価格です。期限後は単価が上がる可能性があります
  • Copilotで使えるモデルは頻繁に入れ替わります。5月時点で載っていたGPT-4.1、Claude Sonnet 4.5、Opus 4.5〜4.7、Gemini 2.5 Pro などは、現行の単価表に載っていません

MicrosoftのMAIモデルがCopilotに入った経緯はMicrosoftがGitHub Copilotを自社AI「MAI」に切り替えにまとめています。

年間プランへの影響【最重要の確認事項】

使用量ベース課金への移行イメージ(カレンダー・クレジット・請求ダッシュボード)

年間プラン(旧Pro / Pro+)が残っている人は、満了まで旧方式(リクエスト×乗数)のままで、新しいモデルや機能は追加されません。 満了すると自動でCopilot Freeに移るため、何もしないと有料機能が使えなくなります。

年間プランの扱い

  • 新規販売は終了しています
  • 6月1日以降も残っている年間契約は、満了まで旧来のPRU方式で課金されます
  • 満了時にはCopilot Freeへ自動移行します。有料を続けるには月額プランへの切り替えが必要です
  • 満了前でも月額プランへ切り替えられ、年間プランの未使用分は日割りでクレジットとして扱われます。解約して日割りの返金を受ける選択肢もあります(GitHub Blog)
  • 年間プランには新モデル・新機能が追加されません

年間プランの現行のモデル乗数

年間プランでは、モデルごとの乗数がかかったリクエスト数を消費します。2026年10月時点の主な乗数は次のとおりです。

モデル・機能

乗数

GPT-4o / GPT-4o mini

0.33

Claude Haiku 4.5

0.33

GPT-5.1-Codex-Mini

0.33

MAI-Code-1.1-Flash

0.25

GPT-5.1 / GPT-5.1-Codex / GPT-5.1-Codex-Max

3

Gemini 3 Pro

6

GPT-5.3-Codex

6

Claude Sonnet 4.6

9

Claude Opus 4.8

27

コードレビュー(1回あたり)

13

出典: GitHub Docs: Model multipliers for annual plans

Claude Sonnet 4.6を1回使うと9リクエスト、Opus 4.8なら27リクエスト分を消費します。コードレビューも1回で13リクエスト分です。Autoを使えば10%引きになりますが、Claude系を日常的に使う人は月の上限にすぐ達します。

年間プランの人が確認すること

  1. 満了日を確認する: GitHubの請求設定(Billing and plans)で確認できます
  2. 主に使うモデルの乗数を見る: Sonnet・Opus系が中心なら、満了を待たずに月額プランへ移るほうが使いやすい場合があります
  3. 新モデルが必要かを考える: 新しいモデルや機能は年間プランでは使えません
  4. 満了後にどうするか決めておく: 放置するとFreeに落ちます

コードレビューの追加変更(AI CreditsとActions分数の両方を消費)

Copilotのコードレビューは、プライベートリポジトリでは「AI Credits」と「GitHub Actionsの分数」の両方を消費します。 さらに9〜10月に既定値と請求先の設定が変わったため、法人の管理者は設定を一度見直しておくと安心です。

コードレビューにかかるコスト

項目

内容

AI Credits

レビューで使ったトークン分を消費(年間プランは1回13リクエスト)

Actions分数(プライベートリポジトリ)

GitHubプランのActions無料枠から差し引き。超過分は通常のActions単価

Actions分数(パブリックリポジトリ)

無料のまま

ランナー

既定は標準のGitHubホステッドランナー。組織管理者が既定のランナーを設定できる。セルフホステッド・大型ランナーは別単価

Copilotライセンスがない人のレビュー

組織にAI Creditsで請求される

出典: GitHub Changelog(2026-04-27)

9〜10月に変わった点

  • 9月28日から、レビューの既定の検査レベルが「Lite」から「Balanced」に変わりました。丁寧に見る分、消費が増える可能性があります。コストを抑えたい組織は、レビュー設定で検査レベルを確認してください
  • 10月8日から、組織オーナーがコードレビューの請求先を選べるようになりました。「Member」(既定。レビューを頼んだ本人の枠を使い、枠がなければレビューは失敗)と「Organization」(リポジトリを持つ組織に請求。追加利用の有効化が必要)の2択です
  • 同じく10月8日から、組織外の個人ライセンスでレビューを起動させない設定ができます。社外の人が自分の個人プランで社内リポジトリのレビューを動かす状態を防げます

出典: GitHub Changelog(2026-08-28)、GitHub Changelog(2026-10-08)

AIレビューに任せきりにするリスクについては、GitHub CopilotのAIレビューをすり抜けた脆弱性も参考になります。

Billing Overviewで使用量の実績を確認する方法

GitHub Docs の Copilot ドキュメント(課金・使用量の解説)

出典: GitHub Docs(Copilot の課金)

移行前に用意されていた「請求プレビュー」は役目を終え、今は実際の使用量を請求ページで確認する段階です。 GitHubの請求設定(Billing and plans)のBilling Overviewで、今月どれだけクレジットを使ったか、モデル別・機能別の内訳を確認できます。

確認するときのコツは次のとおりです。

  • 月の半ばで一度見る: リセットは毎月1日の午前9時(日本時間)。半月で枠の半分以上を使っていたら、使い方かプランを見直す目安になります
  • モデル別の内訳を見る: 消費の大半が1つの高単価モデルに偏っていることがよくあります
  • IDE拡張を最新にする: 古いクライアントでは表示がずれることがあります。VS Codeなら1.120以上、Copilot CLIなら1.0.48以上が目安です
  • 正確な手順はGitHub Docs: GitHub Copilot billingを確認してください

予算制御と超過時の対応(法人向け)

法人プランでは、枠を超えた後の追加利用(AI credits paid usage)が既定で有効になっています。 何も設定しないと、プールを使い切った後も従量で課金が続きます。止めたい場合は、管理者がAI Controlsで追加利用を無効にするか、予算を設定します。

予算の階層

階層

できること

エンタープライズ

全組織をまとめた支出上限

組織

組織単位の支出上限

コストセンター

部門・プロジェクト単位の支出上限

ユーザー(6月1日に一般提供)

1人ずつの上限。0ドルにすると枠超過を即ブロック。全員一律の設定とグループ別の上書きが可能。上限に近づくとメール通知

ユーザー単位の予算に達すると、組織のプールに残りがあってもその人は使えなくなります。一部のヘビーユーザーがプールを使い切るのを防ぎたいときに使えます。

枠を使い切ったときの選択肢

対象

選択肢

個人

①上位プランへ変更(差額のみ。今月の使用分は新しい枠に算入)②追加利用の予算をドルで設定して従量で続ける(10ドル=1,000クレジット、月末請求)③翌月1日のリセットを待つ

法人

追加利用が有効なら自動で従量課金に移る。無効にしている場合は翌サイクルまで停止

旧体系にあった「低コストモデルへの自動切り替え」はありません。個人の追加利用は、利用状況や支払い履歴、本人確認の状況によって上限がかかることがあり、上限に達した場合はそれまでの追加利用分を支払えば続けられます(GitHub Changelog(2026-06-17))。

10月1日からの席料金前払い(カード/PayPal払いの法人)

クレジットカードまたはPayPalで支払っているBusiness / Enterpriseは、10月1日から請求サイクルの最初に、割り当て済みの全席分を前払いする方式になりました。 既存の顧客も対象です。

  • 新しく割り当てた席は、支払いが済んでから使えるようになる
  • 途中で席を外しても日割りの返金はない
  • 含まれる利用量は、席の日割りに合わせて按分される場合がある
  • 請求書払い(invoiced)の契約にどう適用されるかは、公式に記載がありません

出典: GitHub Changelog(2026-09-03)

月の途中で席を外しても返金されないため、異動や退職に伴う席の整理は請求サイクルの切り替わりに合わせるのが無駄の少ない運用です。

データ保持とポリシーの変更も確認する

9月28日から、GitHub.com上のCopilot(チャット・Mobile・クラウドエージェント)は1つのポリシーにまとめられ、既定で有効になりました。チャット履歴の保存期間は28日から「アカウントが存在する間」に変わっています。 オプトアウトすると GitHub.com と Mobile のCopilotは使えなくなります。社内規程でチャットの保存期間を決めている企業は、このポリシーを確認してください。学習データとしての利用を止める設定はGitHub Copilot 学習オプトアウト設定の完全手順、ローカル実行の隔離設定はGitHub Copilotのローカルサンドボックスとはで解説しています。

Copilotで作った社内ツールや試作を、社内の実データや既存システムにつないで業務で使うときは、認証、権限、運用保守を誰が担うかを別に決める必要があります。その進め方はAIで作ったアプリを開発会社へ引き継ぐにはにまとめています。

今すぐ確認したいチェックリスト

移行はすでに終わっています。いま必要なのは、移行後の設定と使い方の見直しです。

個人ユーザー向け

  • 自分のプランが月額か年間かを確認する(年間なら満了日も)
  • Billing Overviewで先月と今月の消費量、モデル別の内訳を見る
  • こだわりのない作業はモデルをAutoにする(10%引き)
  • 追加利用の予算を設定するか決める(設定しなければ枠を使い切った時点で止まる)
  • 月の後半に毎月枠が足りなくなるなら、Pro+やMaxへの変更を検討する
  • IDE拡張・Copilot CLIを最新版にする

法人(管理者)向け

  • 追加利用(paid usage)が既定で有効のままになっていないか確認する
  • ユーザー単位の予算を設定する(新規メンバーは0ドルから始めるなど)
  • コストセンター・組織の支出上限を決める
  • コードレビューの検査レベル(Lite / Balanced)と請求先(Member / Organization)を決める
  • 組織外ライセンスからのレビュー起動を禁止するか決める
  • プライベートリポジトリのActions分数の残りを確認する
  • カード/PayPal払いなら、席の追加・削除を請求サイクルに合わせる
  • GitHub.com上のCopilotポリシーとチャット保存期間を社内規程と照らし合わせる

年間プランの人向け

  • 満了日と、主に使うモデルの乗数を確認する
  • 新しいモデルが必要なら月額プランへの切り替えを検討する
  • 満了後にFreeに落ちてよいかを決める

プラン変更の判断ポイント(Pro・Pro+・Max・Businessのどれを選ぶか)

GitHub の料金ページのイメージイラスト

出典: GitHub 料金ページ

判断の基準は「エージェントをどれだけ使うか」と「組織で管理する必要があるか」の2つです。 コード補完が中心ならPro、エージェントを日常的に使うならPro+以上、チームで使うならBusinessが基本線になります。

使い方

おすすめのプラン

理由

コード補完が中心で、チャットは時々

Pro(10ドル)

補完は無制限。1,500クレジットあれば軽いチャットは足りる

チャットやエージェントモードを毎日使う

Pro+(39ドル)

7,000クレジットとプレミアムモデル。1ドルあたりのクレジットもProより多い

クラウドエージェントに複数のタスクを並行で任せる

Max(100ドル)

20,000クレジット。Pro+で毎月枠が足りない人向け

3人以上のチームで使い、費用や設定を一元管理したい

Business(19ドル/席)

プール共有、予算、ポリシー管理

GitHub Enterprise Cloudを使い、監査や細かい統制が必要

Enterprise(39ドル/席)

1席3,900クレジットと企業向けの管理機能

1ドルあたりのクレジット(10月時点)は、Proが150、Pro+が約179、Maxが200です。変動枠が多い上位プランほど割安ですが、変動枠は今後変わる可能性がある点に注意してください。法人のBusinessは1ドルあたり100クレジットと個人プランより少なく、その分をプール共有と管理機能で補う設計です。

他ツールとの選び分けは、Claude Code vs GitHub Copilot 徹底比較やAIコーディングツール おすすめ9選で比較しています。

こんな人への影響度まとめ

影響が大きい人

年間プランが残っている人

旧方式のまま新モデルが使えず、Claude Sonnet 4.6(9倍)やOpus 4.8(27倍)、コードレビュー(13倍)の乗数で上限に早く達します。満了するとFreeに落ちます。

法人で追加利用の設定を確認していない管理者

法人は追加利用が既定で有効なので、予算を決めていないとプールを使い切った後も課金が続きます。

プライベートリポジトリでコードレビューを多用するチーム

AI CreditsとActions分数の両方を消費し、9月28日から既定の検査レベルもBalancedに上がっています。

Proでエージェントを頻繁に使う人

1,500クレジットは、エージェントに大きめのタスクを任せると月34件ほどで尽きる計算です。

影響が小さい人

コード補完が中心の人

補完とNext Edit Suggestionsは有料プランで無制限のままです。

軽いチャットを低単価モデルやAutoで使う人

1回あたりの消費は1クレジット未満から数クレジット程度で、Proの枠で十分に収まります。

開発者コミュニティの反応

今回の移行には、開発者から批判的な声も多く上がりました。 4月の新規登録停止や利用上限の強化は、エージェント型AIの利用が急増して定額制の採算が合わなくなったことが背景だと報じられています(The Next Web)。

主な不満は次のような点でした。

  • 同じ月額なのに、高性能モデルを使える量が実質的に減った
  • 年間プランが新方式に移れず、満了でFreeになる
  • 年間プランでClaude系モデルの乗数が大きく上がった

これに対しGitHubは5月12日、「長いエージェント実行や複数ステップの作業で枠が足りない」という声を受けて個人プランに変動枠を加え、Maxプランを新設しました。秋には席料金の前払いやポリシーの統合など、請求と管理のルールをさらに引き締めています(DevOps.com)。料金体系は今後も調整が続く可能性が高いと考えておくのが無難です。

よくある質問(FAQ)

Q. 2026年6月1日の移行はもう終わっていますか?

A. はい。2026年6月1日に全プランで使用量ベース課金が始まっています。年間プランが残っている人だけは、満了まで旧方式のままです。

Q. Copilot Freeは使用量ベース課金の影響を受けますか?

A. Freeは無料のままですが、2026年6月からモデルを選べなくなり、Autoのみになりました。コード補完は月2,000回まで、チャットとエージェントにも上限があります。上限の詳しい量は公式に金額で示されていません。

Q. 変動枠(flex)は毎月同じ量がもらえますか?

A. 2026年10月時点ではPro 500、Pro+ 3,100、Max 10,000ですが、GitHubは変動枠が「時期によって変わる」と明言しています。月額と同額の基本枠は変わりません。

Q. 月の途中でプランを上げると損をしますか?

A. 個人プランは差額だけを払う方式で、今月使った分も新しいプランの枠に含まれます。月の途中で足りなくなった時点で上げても、二重に払うことはありません。

Q. 法人で「使い切ったら止める」にするにはどうすればいいですか?

A. 管理者がAI Controlsで追加利用(paid usage)を無効にするか、ユーザー単位の予算を0ドルに設定します。法人は既定で追加利用が有効なので、明示的な設定が必要です。

Q. 使用量の表示が実際と合わない気がします。

A. IDE拡張やCopilot CLIが古いと、単価や使用量の表示がずれることがあります。VS Codeなら1.120以上など、公式の最小バージョン以上に更新してから確認してください。

Q. 新規契約はできますか?

A. できます。個人プランは2026年6月17日から、Business / Enterpriseは9月3日から段階的に新規登録が再開されています。法人はカード/PayPal払いで審査があり、10月からは席料金の前払いになります。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

現行のCopilot(使用量ベース課金)が合う人

  • コード補完を中心に、チャットやエージェントは必要なときだけ使う人
  • 作業の重さに応じてモデルを使い分けられる人
  • GitHub上でリポジトリ、PR、レビューを一元管理したいチーム
  • ユーザー単位の予算で利用額を細かく管理したい企業

合わない可能性がある人

  • 高性能モデルのエージェントを一日中動かしたいが、月額は固定にしたい人(使い切った後は従量課金かプラン変更になる)
  • 月ごとの費用を完全に一定にしたい法人で、予算設定を運用する担当者がいない場合
  • 年間プランのまま新しいモデルを使いたい人

まとめと、いま優先して見直すこと

GitHub Copilotの使用量ベース課金は2026年6月1日に始まり、その後もMaxプランの新設、変動枠の追加、法人の席料金前払い、コードレビュー課金の変更と調整が続いています。

優先して見直したいこと

  1. 法人は追加利用と予算の設定を確認する: 既定で有効なので、上限を決めないと費用が膨らみます
  2. 年間プランの人は満了日と乗数を確認する: 新モデルが使えず、満了するとFreeになります
  3. コードレビューの設定を見直す: 検査レベル、請求先、組織外ライセンスの扱い、Actions分数の残り
  4. モデルの選び方を見直す: Autoで10%引き。軽い作業は低単価モデルに

2026年10月時点の要点

  • 1 AI Credit=0.01ドル。トークン数×モデル単価で消費が決まる
  • 個人の月の枠はPro 1,500/Pro+ 7,000/Max 20,000(変動枠を含み、今後変わる可能性あり)
  • 法人はBusiness 1,900/Enterprise 3,900クレジット/席を組織で共有
  • コード補完とNext Edit Suggestionsは有料プランで無制限
  • 毎月1日の午前9時(日本時間)にリセットされ、繰り越しはない

GitHub Copilotの全体像はGitHub Copilotとは?機能・料金・Agent・他ツールとの違い、AIエージェントの基本はAIエージェントとはで解説しています。

情報の確実性について: 本記事の料金・クレジット・モデル単価は、GitHub公式ブログ・GitHub Docs・GitHub Changelogで2026年10月時点に確認できる情報に基づきます。変動枠やモデルの単価は変わることがあるため、契約前には公式ページを確認してください。

主な参照元

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この記事の著者

AI革命

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編集部

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