AIコーディング2026年5月更新

GitHub Copilot 使用量ベース課金とは?2026年6月1日移行・AI Credits・料金変更を完全解説

公開日: 2026/05/03
GitHub Copilot 使用量ベース課金とは?2026年6月1日移行・AI Credits・料金変更を完全解説

この記事のポイント

2026年6月1日からGitHub Copilotが使用量ベース課金(GitHub AI Credits)に移行。プラン別クレジット・モデル別料金・年間プラン廃止の影響・移行チェックリストを公式情報をもとに整理した実務ガイドです。

2026年6月1日から、GitHub Copilotの全有料プランが「使用量ベース課金(Usage-Based Billing)」に移行します。 従来の「定額制+プレミアムリクエスト数(PRU)」モデルが廃止され、新しい課金単位「GitHub AI Credits」によるトークン消費量ベースの従量制に切り替わります。コード補完は引き続き無制限ですが、チャット・エージェント・コードレビューはクレジットを消費するため、使い方次第でコストが変わります。

この記事でわかること:

  • GitHub AI Creditsの仕組みとトークン計算の考え方
  • プラン別付与クレジット・全モデル料金テーブル(2026年5月時点・公式情報)
  • 年間プランが廃止される影響と既存加入者の対応方法
  • コードレビューの「GitHub Actions minutes二重課金」(見落としがちな追加変更)
  • 個人・法人別の移行準備チェックリスト

対象読者: GitHub Copilot Pro・Pro+・Business・Enterpriseを現在利用中の方、年間プランに加入している方、2026年6月の移行に備えたいIT管理者

変更タイムライン — 4月20日と6月1日の2段階で変わる

今回の課金変更は、一度に行われたわけではなく2段階に分かれています。2つの発表が混在して誤解が生じやすいため、まず時系列で整理します。

変更日

内容

対象

2026年4月20日

個人向けプランのモデル制限変更(ProからOpusモデル削除)・セッション/週次制限強化

Pro / Pro+ / Student

2026年4月22日

中小企業向けBusinessプランの新規サインアップ一時停止

Business(新規)

2026年4月27日

使用量ベース課金への移行を正式発表・コードレビューのActions minutes課金を発表

全有料プラン

2026年5月上旬(予定)

プレビュー請求書機能・コスト試算ツールを公開

全有料プラン

2026年6月1日

全プランで使用量ベース課金開始・年間プラン廃止・コードレビューのActions minutes課金開始

全有料プラン

2026年6月1日〜9月1日

既存法人顧客向けプロモーションクレジット付与(3ヶ月間)

Business / Enterprise(既存)

重要な前提: 4月20日以降にProプランからOpusモデルが利用できなくなった件と、6月1日の課金モデル移行は別の発表です。混乱しやすいですが、本記事では両方を対象として解説します。

旧体系 vs 新体系の比較

課金モデルがどのように変わるかを一覧で確認します。

項目

旧体系(〜2026年5月末)

新体系(2026年6月1日〜)

課金モデル

定額制 + プレミアムリクエスト数(PRU)制限

トークン消費量ベースの従量制

課金単位

Premium Request Units(PRU)

GitHub AI Credits(1クレジット=$0.01)

クレジット枯渇時

低コストモデルへ自動フォールバック

フォールバック廃止。追加購入 or 翌月リセット待ち

コスト可視性

不透明(リクエスト数のみ管理)

トークン単価×消費量で透明化

組織管理(法人)

シートあたりリクエストを個別管理

組織全体でクレジットをプール共有

年間プラン

利用可能

2026年6月1日以降、新規購入不可・廃止

コードレビュー

クレジットのみ消費

クレジット + GitHub Actions minutesも消費(プライベートリポジトリ)

GitHub AI Credits とは — 新しい課金単位の仕組み

GitHub Copilot エージェントモードの操作画面

出典: GitHub Copilot 公式サイト

GitHub AI Credits は、2026年6月1日から導入される Copilot の新しい課金単位です。

基本ルール

  • 1 AI Credit = $0.01 USD(固定)
  • 各プランの月額料金と同額のクレジットが毎月自動付与される
    • 例: Pro($10/月)→ 1,000 クレジット/月
    • 例: Pro+($39/月)→ 3,900 クレジット/月
  • クレジットは毎月リセット(繰り越し不可)

トークン計算の仕組み

Copilotを操作すると、以下の3種類のトークンが消費されます。

  1. 入力トークン(Input tokens): ユーザーがモデルに送るプロンプト・コードコンテキスト
  2. 出力トークン(Output tokens): モデルが生成した応答・コード
  3. キャッシュトークン(Cached tokens): モデルが保存・再利用するコンテキスト

消費クレジット数は「合計トークン数 × モデル単価($/100万トークン)」で計算されます。使用するモデルによってコストが大きく異なります。

クレジット消費の具体例

GPT-4.1を使って1回チャットした場合(入力1,000+出力1,000トークンの場合):

トークン種別

消費量

単価

消費クレジット

入力トークン

1,000

$2.00/100万

0.20クレジット

出力トークン

1,000

$8.00/100万

0.80クレジット

合計

1.00クレジット($0.01)

Claude Sonnet 4.5を使った場合(同条件):

トークン種別

消費量

単価

消費クレジット

入力トークン

1,000

$3.00/100万

0.30クレジット

出力トークン

1,000

$15.00/100万

1.50クレジット

合計

1.80クレジット($0.018)

実際には1回のチャット交換で数百〜数千トークンを消費するため、Pro(1,000クレジット/月)で実際どの程度使えるかはモデル選択に依存します。 軽量モデル(GPT-5 miniやGemini 3 Flashなど)を中心に使えば余裕が生まれ、Opus系の高性能モデルを多用するとクレジットが早く枯渇します。

プラン別・付与クレジットと料金(2026年6月1日以降)

公式情報(GitHub Docs・2026年5月時点)に基づくプラン一覧です。月額料金の変更はありませんが、付与クレジットの使い方が変わります。

個人向けプラン

プラン

月額(USD)

付与クレジット/月

主な特徴

Copilot Free

無料

なし(対象外)

コード補完2,000回/月・チャットに制限あり

Copilot Pro

$10

1,000クレジット相当

全機能利用可・Opusモデル利用不可(4月20日以降)

Copilot Pro+

$39

3,900クレジット相当

Claude Opus 4.7利用可(中思考モード限定)・Pro比で5倍以上の枠

注意: 2026年4月20日以降、Copilot Proでは Claude Opusシリーズが利用不可になっています。Claude Opus 4.7を使いたい場合はPro+($39/月)への変更が必要です。

法人向けプラン

プラン

月額/ユーザー(USD)

付与クレジット/ユーザー/月

主な特徴

Copilot Business

$19

1,900クレジット相当

組織全体でクレジットをプール共有

Copilot Enterprise

$39

3,900クレジット相当

エンタープライズ管理・4階層予算制御・ポリシー管理

プロモーションクレジット(既存法人顧客向け・6月〜9月)

移行支援として、既存の法人顧客向けに2026年6月1日〜9月1日(3ヶ月間)、追加クレジットが付与されます。

プラン

プロモーション期間中の付与クレジット/ユーザー/月

Business(既存)

3,000クレジット(通常1,900から増量)

Enterprise(既存)

7,000クレジット(通常3,900から増量)

補足: 公式ドキュメントでは「プロモーション期間中はBusiness 3,000、Enterprise 7,000」と記載されています。通常クレジットへの上乗せ方式か、プロモーション合計値かについては公式ドキュメントの表現が異なる箇所があるため、正確な値はGitHub Docsでご確認ください。

AI Creditsを消費する機能・消費しない機能

GitHub Copilot CLI の起動画面

出典: GitHub Copilot 公式サイト

コード補完は引き続き無制限・無課金です。クレジットを消費するのは主にチャットやエージェント機能です。

クレジットを消費しない機能(全有料プランで無制限)

  • コード補完(Code completions) — 引き続き完全無制限
  • Next Edit Suggestions — 引き続き完全無制限

クレジットを消費する機能(有料プランのクレジット対象)

  • 💳 Copilot Chat(IDE内チャット・Web/モバイルチャット)
  • 💳 Copilot CLI
  • 💳 Copilot クラウドエージェント(Coding agent)
  • 💳 Copilot Spaces
  • 💳 Spark
  • 💳 サードパーティコーディングエージェント(IDE経由)

コードレビューは別扱い(後述): プライベートリポジトリのコードレビューは、クレジットに加えてGitHub Actions minutesも消費します。

モデル別料金テーブル(2026年5月時点)

使用するモデルによってクレジット消費量が大きく異なります。公式ドキュメント(GitHub Docs: Models and pricing)に基づく全モデルの料金テーブルです(単位:$/100万トークン)。

OpenAI モデル

モデル

入力

キャッシュ入力

出力

GPT-5 mini

$0.25

$0.025

$2.00

GPT-5.4 nano

$0.20

$0.02

$1.25

xAI Grok Code Fast 1

$0.20

$0.02

$1.50

GitHub Fine-tuned Raptor mini

$0.25

$0.025

$2.00

GPT-4.1

$2.00

$0.50

$8.00

GPT-5.2 / GPT-5.2-Codex / GPT-5.3-Codex

$1.75

$0.175

$14.00

GPT-5.4 mini

$0.75

$0.075

$4.50

GPT-5.4

$2.50

$0.25

$15.00

GPT-5.5

$5.00

$0.50

$30.00

Anthropic Claudeモデル(キャッシュ書き込みコストあり)

モデル

入力

キャッシュ入力

キャッシュ書き込み

出力

Claude Haiku 4.5

$1.00

$0.10

$1.25

$5.00

Claude Sonnet 4 / 4.5 / 4.6

$3.00

$0.30

$3.75

$15.00

Claude Opus 4.5 / 4.6 / 4.7

$5.00

$0.50

$6.25

$25.00

Google Geminiモデル

モデル

入力

キャッシュ入力

出力

Gemini 3 Flash

$0.50

$0.05

$3.00

GitHub Fine-tuned Goldeneye

$1.25

$0.125

$10.00

Gemini 2.5 Pro

$1.25

$0.125

$10.00

Gemini 3.1 Pro

$2.00

$0.20

$12.00

コスト目安: GPT-5 mini・GPT-5.4 nano・Grok Code Fast 1などの軽量モデルは出力コストが$1.5〜$2.0/100万トークンと安価です。一方でGPT-5.5・Claude Opus系は出力コストが$25〜$30/100万トークンと高く、1,000クレジット(Pro)でも数十回のやり取りで消費が進みます。

料金は変動する可能性があります。最新情報はGitHub Docs公式ページでご確認ください。

年間プランへの影響 — 最重要の確認事項

使用量ベース課金への移行イメージ(カレンダー・クレジット・請求ダッシュボード)

年間プランに加入している方への影響が、今回の変更で最も対応が必要な領域です。競合記事の多くがこの点を詳しく扱っていないため、重点的に解説します。

年間プランの廃止方針

  • 2026年6月1日以降、新規購入不可
  • 既存の年間プランは契約満了まで現行料金で継続可能
  • 満了後はCopilot Freeに自動移行(有料継続には月額プランへの手動切り替えが必要)

年間プランのまま残った場合のモデル乗数変更

2026年6月1日以降も年間プランが残っている場合(満了前の方)、一部モデルの課金乗数(multiplier)が大幅に変更されます。

モデル

現在の乗数

6月1日以降(年間プラン継続者)

Claude Haiku 4.5

0.33x

0.33x(変更なし)

Claude Sonnet 4

1x

1x(変更なし)

Claude Sonnet 4.5

1x

6x(大幅増加)

Claude Opus 4.5

3x

15x(大幅増加)

Claude Opus 4.6

3x

27x(大幅増加)

GPT-4o / GPT-4o mini

0x(無料)

0.33x(課金開始)

Gemini 2.5 Pro

1x

1x(変更なし)

実務上の注意点: Claude Sonnet 4.5を日常的に使っている年間プランユーザーは、6月1日以降に同じ利用量で6倍のリクエスト消費が発生します。これまで「1x」の消費だったところが「6x」になるため、月のリクエスト制限に達するのが大幅に早くなります。

出典: GitHub Docs: Model multipliers for annual plans

年間プランユーザーが今すぐ確認すること

  1. 契約満了日を確認する — GitHubの請求設定(Settings > Billing and plans)で確認可能
  2. 月額プランへの移行を検討する — 満了前でも切り替えられる場合、移行後は新課金体系が適用される
  3. 返金ポリシーを確認する — 個人向けは2026年4月20日〜5月20日の間にサポートへ連絡で返金対応。5月20日以降はキャンセル可(4月分は請求なし)

コードレビューの追加変更 — GitHub Actions minutesも消費

2026年4月27日に別途発表された変更で、見落としているユーザーが多い項目です。

プライベートリポジトリのコードレビュー(6月1日以降)

  • AI Credits + GitHub Actions minutes両方を消費
  • Copilotのコードレビューはエージェント型アーキテクチャ(GitHub-hosted runner上で動作)に移行するため

パブリックリポジトリのコードレビュー

  • 変更なし — Actions minutesは消費しない(無料のまま)

Actions minutesの課金

ランナー

課金方式

GitHub-hosted runner

プラン付与minutesを超えた分が標準Actions料金で請求

セルフホステッドランナー

別料金体系

実務上の確認事項: 現在Copilotのコードレビューをプライベートリポジトリで使っている場合、6月1日以降はActions minutesも消費します。毎月のActions利用量がプラン上限に近いチームは、追加コストが発生する可能性があります。

出典: GitHub Changelog: 2026-04-27

プレビュー請求書の使い方 — 6月前にコストを試算する

GitHubは移行支援として、2026年5月上旬から「Preview my bill(プレビュー請求書)」機能を提供予定です(2026-05-04時点では近日公開予定)。

プレビュー請求書でできること

  • 4月の実際の使用データを元に、6月以降の月額コストをシミュレーション
  • 個人・組織単位でのクレジット消費量を確認
  • CSVでダウンロード可能(ブラウザ内処理)

アクセス方法(予定)

  1. GitHubにログイン
  2. Settings > Billing and plans を開く
  3. 「Preview my bill」ボタン(または類似の表示)をクリック
  4. 4月の使用データに基づいたコスト試算が表示される

公式の正確な手順はGitHub Docs: Prepare for your move to usage-based billingでご確認ください。

5月中に試算しておくことを強くすすめます。 「思っていたよりクレジットを消費していた」ケースでは、プラン変更(Pro→Pro+など)を検討する時間ができます。

予算制御と超過時の対応(法人向け)

法人プラン(Business・Enterprise)を利用している組織管理者向けの管理機能です。

4階層の予算制御(新設)

2026年6月1日以降、組織管理者は以下の4階層で予算上限を設定できます。

  1. エンタープライズレベル — 全組織の上位から予算制限
  2. 組織レベル — 組織単位での月次予算上限
  3. コストセンターレベル — プロジェクト・部門単位での管理
  4. ユーザーレベル — 個人単位での上限設定

$0設定で超過を完全ブロック: 予算を$0に設定することで、付与クレジット以上の利用を完全に遮断できます。機密プロジェクトや予算管理が厳しい環境での制御に有効です。

クレジットプールの活用(Business・Enterprise)

組織全体でクレジットをプール共有できます。ヘビーユーザーが多く消費しても、軽量ユーザーの余剰クレジットで補完される仕組みです。従来の「シートごと個別管理」から「組織全体で最適配分」へと変わります。

超過時の選択肢

選択肢

詳細

追加クレジット購入

$10の追加予算設定で1,000クレジット追加

翌月リセット待ち

毎月1日にクレジットが付与されるまで待機

予算上限を設定

超過利用を自動ブロック($0設定で完全遮断)

重要: 旧体系にあった「クレジット超過時に低コストモデルへ自動フォールバック」は6月1日以降廃止されます。超過後はモデル切り替えなしで利用停止になるため、予算管理が以前より重要になります。

移行準備チェックリスト

個人ユーザー向け

  • プランを確認する(Pro / Pro+ / 年間プランどれか)
  • 年間プランの場合は契約満了日を確認
  • 5月上旬にプレビュー請求書機能が公開されたら試算する
  • 現在使っているモデルを確認し、6月以降のクレジット消費を試算する
  • Pro+への変更が必要かを検討する(Opus系モデルを多用している場合)
  • 返金・キャンセルが必要な場合は5月20日までにサポートへ連絡

法人(管理者)向け

  • 現在の組織内Copilot利用者数とプランを確認する
  • Billing Overviewで直近のクレジット消費傾向を確認する
  • プレビュー請求書で6月以降のコスト試算を行う
  • 予算上限(Budget control)の設定を検討する
  • コストセンター・ユーザー別の予算設定ポリシーを策定する
  • プライベートリポジトリでコードレビューを使っているチームにActions minutes消費の追加を告知する
  • Actions minutesの月次利用量がプラン上限に近いか確認する
  • Business→Enterpriseへの変更が必要かを検討する

プラン変更の判断軸 — Pro・Pro+・Businessどれを選ぶか

個人ユーザーの選び方

Copilot Pro($10/月・1,000クレジット)で十分なケース:

  • コード補完が主な用途(クレジット消費なし)
  • チャットは週数回程度・軽量モデルを主に使う
  • Claude Opusは不要・GPT-4.1やGemini 2.5 Pro程度で十分

Copilot Pro+($39/月・3,900クレジット)を検討すべきケース:

  • Claude Opus 4.7(中思考モード)を使いたい
  • Copilotエージェント・Spacesなどを日常的に使う
  • プロジェクト規模が大きく、長いコンテキストで頻繁にチャットする
  • 月の後半にProのクレジットが枯渇していた

法人向けの選び方

Copilot Business($19/ユーザー/月):

  • 組織全体での管理が必要だが、エンタープライズ規模ではない
  • クレジットプールで効率的にリソースを配分したい

Copilot Enterprise($39/ユーザー/月):

  • 4階層の予算制御が必要
  • 詳細なコスト配分・ポリシー管理が求められる
  • セキュリティ・コンプライアンス要件が厳しい環境
  • エージェント型機能を組織全体で積極活用する

こんな人への影響度まとめ

影響が大きい(要確認)

年間プランに加入している方
6月1日以降、モデル乗数が大幅変更。特にClaude Sonnet 4.5(6x)・Opus系(最大27x)を使っている場合、同じ利用量で消費が急増します。プレビュー請求書で早めに試算してください。

プライベートリポジトリでコードレビューを使っている法人
6月1日以降、AI Credits + GitHub Actions minutesの二重課金が始まります。Actions minutesの残量確認が必要です。

Copilot Proで頻繁にチャット・エージェントを使っている方
月1,000クレジット($10相当)は、高性能モデルを多用すると数十〜百数十回のやり取りで枯渇します。Pro+(3,900クレジット)への変更を検討するか、軽量モデルを活用する工夫が必要です。

新規サインアップを予定している方
2026年4月20日〜現在、個人向けPro / Pro+ / StudentおよびBusinessプランの新規サインアップが一時停止中です(2026-05-04時点)。再開時期は未発表のため、公式サイトでご確認ください。

影響が少ない(変更は小さい)

コード補完のみ使っている方
コード補完とNext Edit Suggestionsは引き続き無制限・無課金です。月次の使い方が変わりません。

月額プランでチャットを軽度に使っている方
軽量モデル(GPT-5 mini・Gemini 3 Flashなど)を数十回/月程度使う程度であれば、Proの1,000クレジットで十分収まります。

開発者コミュニティの反応

今回の変更に対して、開発者コミュニティからは批判的な声も上がっています(Visual Studio Magazine、GitHub Community Discussionsより)。

主な批判点:

  • Claude Opusがproプランから突然削除された("bait-and-switch"との声)
  • 年間プランが自動更新されずFreeに落とされる仕様への不満
  • Claude Sonnet 4.5の乗数が1xから6xへの急激な引き上げ
  • 同じ月額を払いながら使える機能が実質的に減った感覚("You Will Get Less, but Pay the Same Price")

GitHub側の説明では「エージェント型Copilotなど高計算量機能の急増により、従来の定額モデルでは持続的なサービス提供が困難になった」としています。機能の高度化に伴うコスト増を反映した移行であることは事実ですが、既存ユーザーへの影響が大きいため、移行内容を正確に把握した上で利用継続・プラン変更を判断することが重要です。

よくある質問(FAQ)

Q. 年間プランは今すぐ解約した方がいいですか?

A. 公式では「既存の年間プランは契約満了まで現行料金で継続可能」としています。ただし6月1日以降に一部モデルの乗数が大幅に上がるため、Claude Sonnet 4.5やOpus系を多用している場合は、満了を待たずに月額プランへの切り替えを検討する価値があります。返金については2026年5月20日までにサポートへ連絡することで対応可能とされています。

Q. コード補完は6月1日以降も無制限ですか?

A. はい、公式情報によりコード補完(Code completions)とNext Edit Suggestionsは「AI Creditsを消費しない」と明記されており、全有料プランで引き続き無制限です。

Q. クレジットが月の途中でなくなったらどうなりますか?

A. 旧体系にあった「低コストモデルへの自動フォールバック」は6月1日以降廃止されます。枯渇後は(1)追加クレジット購入($10=1,000クレジット)か、(2)翌月のクレジット付与まで待機、のいずれかです。法人の場合は管理者が予算上限設定($0ブロック含む)で制御できます。

Q. Copilot Freeへの影響はありますか?

A. Copilot Freeは月額課金がなくクレジット付与もないため、使用量ベース課金の直接的な影響はありません。ただしFreeプラン自体の機能制限(コード補完2,000回/月・チャット制限)は変わらず残ります。

Q. 日本円での価格は?

A. 公式価格はUSD表記のみです(2026年5月時点)。為替レートにより変動しますが、参考として1ドル=150円で換算すると、Pro約1,500円/月、Pro+約5,850円/月、Business約2,850円/ユーザー/月、Enterprise約5,850円/ユーザー/月です(あくまで参考値。公式の円建て価格ではありません)。

Q. VSCodeで使用量の警告は出ますか?

A. はい、公式によると使用量が75%を超えると警告が表示されます(2026年4月20日の制限変更以降より対応済み)。Copilot CLIでも同様の警告表示があります。

Q. 新規サインアップはいつ再開しますか?

A. 2026年4月20日以降、個人向けPro / Pro+ / StudentおよびBusinessプランの新規サインアップが一時停止中です。再開時期は2026年5月4日時点で未発表です。最新状況はGitHub公式サイトでご確認ください。

まとめ — 移行対応の優先順位

2026年6月1日のGitHub Copilot使用量ベース課金移行を要点で整理します。

必ず確認すること(緊急度高):

  1. 年間プランかどうかを確認 — 満了日と6月1日以降のモデル乗数変更を把握する
  2. コードレビューの使い方を確認 — プライベートリポジトリでの使用有無と、Actions minutesの残量
  3. プレビュー請求書で試算する — 5月上旬に公開予定のツールを活用し、コスト変化を事前確認

6月1日以降に変わること:

  • PRU(プレミアムリクエスト数)廃止 → GitHub AI Credits(1クレジット=$0.01)に統一
  • コード補完・Next Edit Suggestionsは引き続き無制限
  • 年間プランの新規購入不可(既存は満了まで継続可能)
  • クレジット枯渇時の自動フォールバック廃止

コスト最適化のポイント:

  • 軽量モデル(GPT-5 mini・Gemini 3 Flashなど)を活用して消費を抑える
  • 法人は予算制御(Budget control)を設定し、超過利用を可視化・制限する
  • Pro+が必要かどうかはOpus系モデルの利用頻度と目的で判断する

関連記事

GitHub Copilotの基本機能・できること・他ツールとの違いについては、以下の記事もあわせてご参照ください。

情報の確実性について: 本記事の情報はGitHub公式ブログ・GitHub Docs・GitHub Changelogに基づいています(2026年5月4日時点)。料金テーブル・モデル名・クレジット付与数は変更される可能性があります。最新情報は各公式ページでご確認ください。

主な参照元:

この記事の著者

AI革命

AI革命

編集部

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