Claude Code2026年4月更新

Claude Code Routines 使い方|スケジュール・API・GitHub Event 自動化完全ガイド

2026/04/22
Claude Code Routines 使い方|スケジュール・API・GitHub Event 自動化完全ガイド

この記事のポイント

Claude Code Routines の使い方を完全ガイド。Schedule・API・GitHub Event の3トリガーをcurlコマンド付きで解説し、料金・制約・Hooks や GitHub Actions との使い分けまで実務目線で整理します。

Claude Code Routines は、Claude Code を Anthropic 管理のクラウドで自律実行させる「保存済み構成」で、Schedule・API・GitHub Event の3種類のトリガーからラップトップを閉じたままでもタスクを走らせられる機能です。 2026年4月14日に Research Preview として公開され、Pro / Max / Team / Enterprise プランで利用できます。

本記事では、公式ドキュメントに沿って3トリガーそれぞれのセットアップ方法を curl コマンドや CLI コマンドレベルで示し、料金・制約・他の自動化手段(Hooks / GitHub Actions / /loop)との使い分けまで整理します。

この記事でわかること

  • Claude Code Routines の定義と、従来の Claude Code との違い
  • Schedule / API / GitHub Event 3種類のトリガーの具体的なセットアップ手順
  • Web UI・CLI・Desktop アプリでの作成・管理方法
  • Pro / Max / Team / Enterprise プランごとの日次実行数
  • Hooks・GitHub Actions・/loop・Desktop scheduled tasks との使い分け
  • セキュリティ運用で注意すべきポイント(ブランチ制約・トークン管理・個人アカウント名義)

誰向けの記事か

  • Claude Code を PC を閉じたままクラウドで自動実行させたいエンジニア
  • Sentry / Datadog のアラート連動や PR 自動レビューを Claude に任せたいチームリード
  • Hooks や GitHub Actions との役割分担を整理したい DevOps 担当者
  • Pro / Max プランで Routines を試す前に、日次上限やセキュリティ制約を確認したい方
Claude Code 公式ロゴ

出典: Anthropic Claude Code 公式

Claude Code Routines とは

Claude Code Routines は、プロンプト・リポジトリ・クラウド環境・コネクタ(MCP)・トリガーを一つにまとめて保存し、繰り返し自律実行できる仕組みです。一般的な Claude Code は開発者のローカル環境で動きますが、Routines は Anthropic 管理のクラウドインフラ上で動くため、cron ジョブを自前で用意したり MCP サーバーを常駐させたりする必要がありません。

現時点では Research Preview として提供されており、API の形状や日次上限などの仕様は今後変わる可能性があります。本番クリティカルな処理に組み込む際は、公式ドキュメントと管理画面で最新情報を確認したうえで採用してください。

従来の Claude Code との違い

観点

通常の Claude Code

Claude Code Routines

実行場所

開発者のローカルマシン

Anthropic 管理のクラウド

PC 依存

PC 起動・アプリ起動中のみ

PC 電源オフでも継続

起動方法

ターミナルで claude 実行

Schedule / API / GitHub Event

設定の保存

シェル履歴や手動メモ

1つの「ルーチン」として保存

セッション管理

都度新規

トリガー発火ごとに新規セッションを生成

承認プロンプト

ツール実行前に確認

承認プロンプトなし(完全自律)

「毎晩9時に Issue をトリアージ」「Sentry アラートが来たらスタックトレースを解析」「PR が開かれたらカスタムレビュー」といった、ローカルでは cron や Actions に逃がしていた処理をクラウドで完結させるための機能と考えるとイメージしやすいです。

3種類のトリガーの使い方

Claude Code Routines の3トリガーを表すスケジュール・自動化のイメージ

Routines は以下の3種類のトリガーを単独または組み合わせて設定できます。

トリガー

作成場所

主なユースケース

Schedule

Web / CLI / Desktop

定期バックログ整理、週次ドキュメント更新

API

Web UI のみ

アラート連動、CI / CD からのデプロイ検証

GitHub

Web UI のみ(GitHub App 必須)

PR レビュー、リリース後トリアージ

一つのルーチンに複数トリガーを紐付け可能で、たとえば「毎日9時」と「API 呼び出し時」の両方で同じプロンプトを実行することもできます。

1. Schedule(スケジュール)トリガー

プリセットで最も手軽に使えるトリガーです。hourly / daily / weekdays / weekly の4種類が用意されており、時刻はローカルタイムゾーンで入力すれば内部で UTC に変換されます。

Web UI での作成

  1. claude.ai/code/routines にアクセス
  2. 「New routine」をクリック
  3. プロンプト・リポジトリ・環境・コネクタを選択
  4. Triggers から「Schedule」を追加
  5. hourly / daily / weekdays / weekly から選択し、時刻を指定

CLI での作成

Claude Code の任意のセッション内で /schedule コマンドを実行します。自然言語で条件を書くと、そのままルーチンに変換されます。

# セッション内で実行
/schedule daily PR review at 9am

# 既存ルーチンの一覧
/schedule list

# cron 式の更新(カスタム頻度)
/schedule update <routine-id>

# 手動発火(テスト用)
/schedule run <routine-id>

CLI から作成できるのは Schedule トリガーのみです。API トリガー・GitHub トリガーは Web UI からのみ設定できるので注意してください。

カスタム cron

プリセットでカバーできない頻度は cron 式で指定します。Web フォームで最寄りのプリセットを選んだ後、CLI の /schedule update で cron 式に上書きします。

  • 最小間隔は1時間。それ未満の cron 式(例: */30 * * * *)は拒否されます。
  • 実行はスケジュール時刻から数分ずれる(stagger)ことがありますが、同じルーチンのオフセットは一貫しています。

2. API トリガー

外部システムからルーチンを発火させるための HTTP エンドポイントが、ルーチンごとに発行されます。Sentry・Datadog のアラート、CD パイプライン、社内ダッシュボードなどから POST するユースケースが想定されています。

セットアップ手順(Web UI 限定)

  1. ルーチン詳細画面 → 「Add trigger」→「API」を選択
  2. 生成された Bearer トークンが1回だけ表示されるので、安全なシークレットストアに保管
  3. 表示された POST 先 URL を呼び出し元に設定

トークンを紛失した場合は Web UI から Regenerate(再発行)または Revoke(無効化) できます。CLI からは API トリガーの追加・トークン管理はできません。

curl での発火例

curl -X POST https://api.anthropic.com/v1/claude_code/routines/{routine_id}/fire \
  -H "Authorization: Bearer sk-ant-oat01-..." \
  -H "anthropic-beta: experimental-cc-routine-2026-04-01" \
  -H "anthropic-version: 2023-06-01" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"text": "Sentry issue 12345: NullPointerException in checkout flow"}'

必須ヘッダーは以下4つで、どれか1つでも欠けるとリクエストは拒否されます。

ヘッダー

Authorization

Bearer sk-ant-oat01-...(ルーチン専用トークン)

anthropic-beta

experimental-cc-routine-2026-04-01

anthropic-version

2023-06-01

Content-Type

application/json

レスポンス形式

正常に受け付けられた場合、以下のような JSON が返ります。

{
  "type": "routine_fire",
  "claude_code_session_id": "session_...",
  "claude_code_session_url": "https://claude.ai/code/session_..."
}

claude_code_session_url にアクセスすると、クラウドで走っている Claude Code のセッションをリアルタイムで確認できます。

text フィールドの扱い

body の text フィールドは 自由記述の追加コンテキストとして扱われます。JSON オブジェクトを入れても単なる文字列としてプロンプトに渡されるため、構造化したい場合は「ラベル: 値」形式で書くのが実用的です。

3. GitHub トリガー

Pull request や Release イベントに応じてルーチンを起動するトリガーです。PR レビューやリリース後のリグレッション確認など、推論を伴う自動化に向きます。

前提条件

  • Claude GitHub App のインストールが必須です。/web-setup ではインストールされないので、Claude GitHub App から別途導入してください。
  • 組織アカウントでは管理者権限が必要になる場合があります。

対応イベント

カテゴリ

イベント例

Pull request

opened / closed / assigned / labeled / synchronized など

Release

created / published / edited / deleted

フィルタ設定

PR 向けには以下のフィールドでフィルタが可能です。

  • Author / Title / Body / Base branch / Head branch / Labels / Is draft / Is merged

演算子は equals / contains / starts with / is one of / is not one of / matches regex の6種類。matches regexフィールド値の全体をマッチ対象にするため、部分一致させたいときは .*hotfix.* のように前後にワイルドカードを付ける必要があります。

挙動の注意点

  • マッチしたイベントごとに独立した新規セッションが起動します。PR が短時間に複数更新されれば、その回数だけセッションが立ち上がります。
  • Research Preview 中は webhook の時間当たり上限がルーチン単位・アカウント単位で設けられており、超過分はウィンドウリセットまでドロップされます。上限の数値は公式では公開されていないため、実運用時は管理画面で動作を確認してください。

作成・管理手段(Web UI・CLI・Desktop)

3つのサーフェスがあり、すべて同じクラウドアカウントに書き込むため設定は同期されます。

サーフェス

作成可能トリガー

向き

Web UI(claude.ai/code/routines

Schedule / API / GitHub すべて

初回セットアップ・API/GitHub 設定

CLI(/schedule

Schedule のみ

既存セッションから素早く定期実行を追加

Desktop アプリ(Schedule ページ → New task → New remote task)

Schedule / API / GitHub すべて

GUI で複数ルーチンを一覧管理

Desktop アプリで「New task」を選ぶ際、Local task を選ぶとローカル Desktop の scheduled task になり Routines とは別物になるため、クラウドで動かしたい場合は必ず New remote task を選んでください。

ルーチンの構成要素

ルーチン1つは、以下5要素をまとめたパッケージです。

  1. プロンプト + モデルセレクタ — 毎回指定したモデルで実行
  2. リポジトリ — 実行ごとに default branch から clone。書き込みは claude/ プレフィックスブランチのみ(後述)
  3. クラウド環境 — ネットワークアクセスレベル・環境変数・セットアップスクリプト。Default 環境が用意されており、独自環境は事前に作成
  4. コネクタ(MCP) — 接続済み MCP コネクタが既定ですべて含まれる
  5. スキル — リポジトリの skills/ にコミットされたスキルを呼び出し可能

MCP については「MCPとは(Model Context Protocol)」でコネクタの仕組みを整理しているので、あわせてご確認ください。

利用可能プランと日次実行数

Claude Code on the web が有効な claude.ai アカウントが必要です。Free プランでは利用できません。

プラン

Routines

日次実行数(2026年4月の発表時点の報道値)

Free

Pro

1日 5 ルーチン

Max

1日 15 ルーチン

Team

1日 25 ルーチン

Enterprise

1日 25 ルーチン

※ 日次上限の具体的数値は、2026年4月14日の発表時に 9to5Mac・VentureBeat 等で報じられた値です。公式ドキュメントでは「daily run allowance が存在する」とのみ記載されており、厳密な数値は claude.ai/code/routinesclaude.ai/settings/usage で都度確認する前提になっています。

課金の考え方

  • Routines の実行は、通常のサブスクリプション使用量に合算されます。別枠ではありません。
  • 対話型セッションと同様にトークンを消費するため、Routines を多用すると対話型の残量に影響します。
  • 日次上限やプラン使用量上限に達した場合、「Settings > Billing」で extra usage(メーター課金のオーバーエッジ) を有効にしていれば継続実行が可能です。無効のままだとウィンドウがリセットされるまで実行は拒否されます。

料金設計の全体像は「Claude Code 料金プラン」で詳しく整理しています。

代表的なユースケース

Routinesで自動化する開発ワークフローのイメージ

公式ドキュメントとメディア報道で紹介されている活用例を、トリガー別に整理します。

用途

トリガー

概要

バックログメンテナンス

Schedule

毎晩 Issue のラベル付け・アサイン・Slack サマリ送信

ドキュメントドリフト検出

Schedule

週次で API 変更を検知し docs 更新 PR を自動作成

アラートトリアージ

API

Sentry / Datadog の閾値超過 → スタックトレース解析 → 修正 PR ドラフト

デプロイ検証

API

CD パイプラインから POST → スモークテスト・ログ回帰チェック → Slack へ go/no-go

カスタム PR レビュー

GitHub

pull_request.opened でチーム独自チェックリストを適用

ライブラリポート

GitHub

1 SDK の pull_request.closed(merged) → 他言語 SDK へ変更ポート

実務では「API で任意の瞬間に発火」+「Schedule で定期監視」を1ルーチンに組み合わせると、手動実行と自動監視の両方をカバーできます。Claude Code 全体の活用パターンは「Claude Code 活用事例」にまとめています。

他の自動化手段との違い

Routines が出た後も、Hooks・GitHub Actions・/loop・Desktop scheduled tasks はそれぞれ別の役割を持っています。目的に合わせて組み合わせて使うのが実務的です。

Claude Code Hooks との違い

観点

Claude Code Hooks

Claude Code Routines

実行場所

ローカルマシン

Anthropic 管理クラウド

起動タイミング

Claude Code ライフサイクルイベント(PreToolUse / PostToolUse / SessionStart / Stop など)

Schedule / API / GitHub webhook

目的

決定論的なガードレール・フォーマット強制・監査ログ

自律的な繰り返し自動化

定義場所

~/.claude/settings.json などの JSON

Web UI / CLI の /schedule

セッション依存

アクティブセッション必須

セッション不要(クラウドで自走)

Hooks は「Claude Code セッション内のイベントに反応するローカルフック」なのに対し、Routines は「Claude Code セッション自体を外部トリガーから起動する仕組み」です。詳しくは「Claude Code Hooks 使い方」で解説しています。

GitHub Actions 連携との違い

観点

GitHub Actions 上の Claude Code

Claude Code Routines

実行インフラ

GitHub runner

Anthropic 管理クラウド

トリガー

GitHub Actions の全ワークフロートリガー

Schedule / API / GitHub event のみ

設定ファイル

.github/workflows/*.yml(Git 管理対象)

Web UI / CLI(Git 管理外)

向き

テスト・ビルド・デプロイなど決定論的 CI 処理

レビュー・要約・トリアージなど推論タスク

コスト

GitHub Actions 分 + Anthropic API 分

Claude サブスクリプション使用量のみ

両者は 相補関係で、Actions でテストや Lint を回し、Routines で PR のリスク分析やサマリ生成を行うのが典型的な併用パターンです。GitHub Actions 上での Claude Code の使い方は「Claude Code GitHub Actions 使い方」で詳しく扱っています。

/loop・Desktop scheduled tasks との違い

機能

実行場所

持続性

主な用途

/loop(in-session)

ローカル CLI セッション内

セッション終了で停止、タスクは自動7日失効

「このデプロイを1時間監視」など一時的ウォッチ

Desktop scheduled tasks

ローカルマシン

PC 起動・アプリ起動中のみ

ローカルファイル操作を伴う定期タスク

Claude Code Routines

Anthropic クラウド

PC 電源オフでも継続

本番的な無人自動化

「数時間だけ走らせたい」なら /loop、「ローカルの特定ディレクトリを触るタスク」なら Desktop scheduled tasks、「PC を閉じても止まらない本番自動化」なら Routines という住み分けになります。

セキュリティと運用上の注意点

APIトークンとブランチ保護を中心としたRoutinesのセキュリティ運用イメージ

Routines は承認プロンプトなしの完全自律実行なので、設計を誤ると想定外の操作が走る可能性があります。以下を最低限チェックしてください。

ブランチ保護の扱い

  • リポジトリへの書き込みは claude/ プレフィックスのブランチのみに制限されるのが既定です。
  • Allow unrestricted branch pushes を明示的に有効化すると任意ブランチへ push 可能になりますが、本番ブランチや main への直 push を許可することになるため、有効化は慎重に。

API トークンの管理

  • API トリガーのトークンは 生成時に1回だけ表示されます。画面を閉じると再表示不可なので、シークレットマネージャに即座に保存してください。
  • 漏洩時は Web UI から Regenerate または Revoke で即時無効化します。
  • CLI からはトークン発行・再発行ができないため、トークン管理は Web UI に一本化する運用ルールにするのが安全です。

連携アカウント名義での動作

  • Routines 実行中の GitHub コミット・PR・Slack メッセージ・Linear Issue 操作は、接続した個人アカウント名義で発生します。
  • チームで共有する場合、「誰のアカウントから動いたコミットか」が本人と一致しない点を事前に合意しておく必要があります。
  • ルーチン自体も個人 claude.ai アカウントに紐づき、日次枠も個人アカウントの枠を消費します。チームメイトとの直接共有はできません。

コネクタ・環境の最小権限

  • 既定では接続済みコネクタ(MCP)がすべて含まれます。不要なコネクタは削除して権限範囲を絞り込みましょう。
  • クラウド環境のネットワークアクセスレベルは必要最小限に設定し、社内エンドポイントへの接続が必要な場合のみ許可します。

Research Preview としての注意

  • API の形状(リクエスト・レスポンス・トークンセマンティクス)は変更される可能性があります。後方互換は直近2バージョンまで保証される方針です。
  • 日次キャップの具体値は公式非公開なので、管理画面で必ず確認してください。
  • 実行時間の正式な上限・webhook の時間当たり上限の具体的数値は、執筆時点で公式に明記されていません。本番クリティカルな処理に組み込む前に、管理画面とセッションログでの挙動確認を推奨します。

Claude Code 全体のセキュリティ運用は「Claude Code セキュリティ 安全な使い方」で整理しています。

こんな方におすすめ

  • PC を閉じた状態でも Claude Code にタスクを走らせたい人
  • Sentry・Datadog のアラート → Claude による初動解析を自動化したいチーム
  • PR レビューで推論を伴うチェック(ロジック穴探し、仕様との整合性)を Claude に任せたいチームリード
  • cron ジョブや MCP サーバーの運用を減らしたい DevOps 担当者
  • 既に Pro / Max / Team / Enterprise プランを契約済みで、追加課金を避けつつ自動化を拡張したい人

おすすめしない方

  • Free プランを利用中の方(Routines は利用不可)
  • PC 常時起動環境で、ローカルのファイル操作を自動化したい方 — Desktop scheduled tasks の方が適しています
  • 決定論的な CI / CD 処理(テスト・ビルド・デプロイ)を自動化したい方 — GitHub Actions や既存 CI の方が信頼性・再現性で有利
  • 数秒〜数十分間隔での高頻度監視が必要な方 — Routines は最小間隔が1時間なので、短い間隔のウォッチには /loop や専用の監視ツールを使うべき
  • 本番で完全に止められない自動化を組みたい方 — Research Preview 中のため、仕様変更や一時的な制限の影響を受ける可能性があります

よくある質問(FAQ)

Q1. Pro プランでも API トリガー・GitHub トリガーは使えますか?

現時点では Pro / Max / Team / Enterprise すべてで3トリガーが利用可能と公式ドキュメントから読み取れます。ただし日次実行数はプランごとに異なる(Pro は1日5ルーチン、Max は15、Team・Enterprise は25)ため、トリガー数よりも実行回数の上限で Pro の利用可能範囲が決まる形です。最新値は管理画面で確認してください。

Q2. 1時間より短い間隔で走らせる方法はありますか?

Routines の最小間隔は1時間で、それ未満の cron 式は拒否されます。15分おきに走らせたいような場合は以下を検討してください。

  • /loop(アクティブセッション内で短いウォッチをかける)
  • 外部 cron / CI から API トリガーを高頻度で叩く(ただし webhook 時間当たり上限の影響を受ける可能性あり)
  • GitHub Actions の schedule イベント(5分間隔〜)で走らせたうえで、推論部分のみ API トリガー経由で Claude に渡す

Q3. ルーチンをチームで共有できますか?

Research Preview 時点では個人 claude.ai アカウントに紐づく仕様で、チームメイトへの直接共有はできません。チームで同じ処理を走らせたい場合、同じプロンプト・リポジトリ設定を各自が作る運用になります。将来的な共有機能については公式の続報を待つ必要があります。

Q4. Claude Code Managed Agents や Cowork とはどう違いますか?

同じ「Claude Code をクラウドで動かす」カテゴリでも、役割が異なります。

  • Routines: トリガーベースの自動化(Schedule / API / GitHub)
  • Claude Managed Agents: 長時間の複雑タスクを自律実行する管理型エージェント
  • Claude Cowork: 複数人でのコラボレーション型 Claude Code

Routines は繰り返し発火する短〜中尺のタスクに、Managed Agents は一度きりの長尺タスクに、Cowork はチームでの共同開発に向く、と覚えると整理しやすいです。

Q5. 実行ログはどこで確認できますか?

各ルーチンの実行履歴は Web UI のルーチン詳細画面、および個別セッション URL(https://claude.ai/code/session_...)から確認できます。API トリガーのレスポンスに含まれる claude_code_session_url をログ出力しておくと、発火元システムから実行詳細へ直接ジャンプできて便利です。

Q6. トークンをうっかり GitHub にコミットしてしまった場合は?

即座に Web UI から Revoke(無効化) してください。その後 Regenerate(再発行) し、新しいトークンをシークレットマネージャに登録し直します。既に外部に漏れたトークンは Revoke しない限り有効なので、対応スピードが重要です。

Q7. 日次上限に達したらどうなりますか?

「Settings > Billing」の extra usage(メーター課金のオーバーエッジ) が有効なら、上限超過後も実行が続きます。無効のままだと、日次ウィンドウがリセットされるまで実行は拒否されます。本番用途で使う場合は、意図せず止まらないように extra usage の設定を事前に確認しておくと安心です。

まとめ

Claude Code Routines は、Claude Code を Anthropic 管理クラウドで自律実行させ、Schedule・API・GitHub Event の3トリガーからタスクを走らせる Research Preview 機能です。

  • 従来の Claude Code との違いは「PC を閉じても動く」「承認プロンプトなしで自律実行」「1つのルーチンとして保存・再利用できる」の3点
  • 3トリガーのうち API と GitHub は Web UI 限定、Schedule は CLI でも作成可能
  • Pro / Max / Team / Enterprise で利用可能、日次実行数は報道値で Pro 5 / Max 15 / Team・Enterprise 25(最新は管理画面で要確認)
  • Hooks は決定論的ガードレール、GitHub Actions は CI、/loop は短期監視、Routines は無人自動化という棲み分けで組み合わせるのが実務的
  • セキュリティ面では claude/ プレフィックスブランチ制約・トークン1回表示・個人アカウント名義実行に注意

Research Preview 中は仕様変更の可能性があるため、本番クリティカルな依存は段階的に組み込み、管理画面と公式ドキュメントで最新情報を継続的に確認することを推奨します。

Claude Code の全体像からセキュリティ・料金まで、関連トピックは以下の記事でさらに深掘りできます。

この記事の著者

AI革命

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編集部

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