AIコーディング2026年6月更新

Windsurf 2.0 とは?Devin Desktop統合・Agent Command Center・料金・使い方を徹底解説【2026年6月最新】

公開日: 2026/04/20
更新日: 2026/06/12
Windsurf 2.0 とは?Devin Desktop統合・Agent Command Center・料金・使い方を徹底解説【2026年6月最新】

この記事のポイント

Windsurf 2.0(現・Devin Desktop)の全機能を解説。2026年6月のリブランド、Agent Command Center、Devin統合、SWE-1.6、Devin Local、料金プランからCursor/Claude Codeとの比較まで。

Windsurf 2.0 は、Cognition AI が 2026年4月15日にリリースしたAI統合開発環境(IDE)のメジャーアップデートで、ローカルエージェントとクラウドエージェント「Devin」を1つのIDEで統合管理できる初のバージョンです。 2026年6月2日には「Devin Desktop」へのリブランドが完了し、同時にSWE-1.6モデル・Devin Local(Cascade後継)・Agent Client Protocol(ACP)が追加されました。

この記事でわかること:

  • Windsurf 2.0 / Devin Desktop で何が新しくなったのか
  • Agent Command Center・Spaces・Devin Cloud統合の使い方
  • SWE-1.6・Devin Local・ACP・Codemapsの機能詳細
  • Cascade廃止予定(2026年7月1日)と Devin Local への移行方法
  • 2026年3月改定後の最新料金プランとTeams正確価格
  • Cursor 3 / Claude Code / GitHub Copilot との比較

想定読者は、既存のWindsurfユーザー、Cursor / Claude Code / Devin の比較検討中の開発者、そしてマルチエージェント開発ワークフローを本格導入したいエンジニアリングチームです。

Windsurf 2.0 とは(概要と最新状況)

Windsurf 2.0のAgent Command Center:Kanban形式でローカル/クラウドエージェントを統合管理するUI

出典: Devin 公式ブログ(旧 Windsurf 公式ブログ)

Windsurf 2.0 は、AI IDEを「1人の開発者が1つのエージェントを使う時代」から「1人の開発者が10以上のエージェントを同時に指揮する時代」へ進めるメジャーリリースです。

項目

内容

正式リリース日

2026年4月15日

バージョン番号

2.0.44

開発元

Cognition AI(2025年7月にWindsurf/Codeiumを買収)

現行ブランド名

Devin Desktop(2026年6月2日リブランド)

提供形態

デスクトップIDE(VS Codeフォーク)+クラウドエージェント

対応OS

Windows / macOS / Linux

コアコンセプトは「ローカルエージェントで考え、クラウドエージェント(Devin)で委譲する」という役割分担をIDE内で完結させること。Windsurf 2.0 はその設計思想を実現する3つの目玉機能(Agent Command Center・Spaces・Devin Cloud統合)を中心に構成されています。

"The future is managing 10x+ agents at once, remote and local."
— Jeff Wang, Windsurf Product Lead(2026年4月)

なお、Windsurfの前身であるCodeiumについてはWindsurfとは何か・Codeiumとの関係で詳しく解説しています。

2026年6月更新:Windsurf は「Devin Desktop」にリブランド

Devin Desktop:Windsurfのリブランド後の公式ビジュアル(Cognition AI)

出典: Cognition AI 公式ブログ(Introducing Devin Desktop)

2026年6月2日、Cognition AI は Windsurf を「Devin Desktop」に正式リブランドしました。windsurf.com は devin.ai に308リダイレクト済みで、製品ページ・ドキュメント・サポートチャンネルはすべて devin.ai に統一されています。

リブランドで変わったこと・変わらないこと

項目

変更前(Windsurf 2.0)

変更後(Devin Desktop)

ブランド名

Windsurf

Devin Desktop

ドメイン

windsurf.com

devin.ai(308リダイレクト)

デフォルト画面

エディタ(コード編集)

Agent Command Center(起動時に最初に表示)

ローカルエージェント

Cascade

Devin Local(Cascade後継)

独自モデル

SWE-1.5

SWE-1.6(2026年4月7日公開・6月2日統合)

エージェント間通信

独自プロトコル

ACP対応(オープン標準)

既存ユーザーへの影響

アプリ自動更新。ログイン・設定・プロジェクトは引き継ぎ

リブランドの背景: Cognition AI はDevinを中心とした「ソフトウェアエンジニアリングAI」ブランドへの統一を進めており、WindsurfもDevinのローカルIDEとして位置づけを明確化しました。既存のWindsurf機能はすべてDevin Desktopに引き継がれています。

⚠️ Cascade廃止予定(2026年7月1日): リブランドと同時に、ローカルエージェントのCascadeが2026年7月1日廃止予定と発表されました。後継のDevin Localへの移行が推奨されています。

Windsurf 2.0 の目玉機能3つ

Windsurf 2.0とDevin統合:ローカルとクラウドエージェントを1つのIDEで管理するコンセプト

出典: Cognition AI 公式ブログ(Devin in Windsurf)

Windsurf 2.0 の骨格は以下の3機能です。いずれも「マルチエージェント開発で人間側のワーキングメモリが溢れる」問題を解決するために設計されています。

機能

位置づけ

解決する問題

Agent Command Center

全エージェントの統合ビュー

10以上のエージェントの状態を俯瞰したい

Spaces

タスク単位のコンテキスト集約

セッション切り替えのたびにコンテキストが失われる

Devin Cloud統合

ローカル→クラウド委譲

長時間タスクをラップトップを閉じても継続したい

Agent Command Center(Kanban形式のエージェント管理)

Agent Command Center(ACC)は、ローカルのDevin Localセッション(旧Cascade)とクラウドのDevin Cloudセッションを、Kanbanスタイルのボード上で一括管理できるUIです。

Devin Desktop(2026年6月以降)では、アプリ起動時のデフォルト画面として表示されます(旧Windsurf 2.0ではサイドパネルとして利用)。

表示するステータス列:

  • 進行中(Running) — エージェントが自律実行中
  • ブロック中(Blocked) — 人間の判断/入力待ち
  • レビュー待ち(Ready for Review) — PR作成完了・確認が必要
  • 完了(Done) — タスク終了

競合他社の「背景エージェント」機能がクラウド側のみを対象にしているのと異なり、ローカルで走らせている小さなタスクとクラウドに委譲した大きなタスクを同じ視野で扱える点が最大の差別化です。

Spaces(タスク単位のコンテキスト集約)

Spaces は、1つのタスクやプロジェクトに関連する「エージェントセッション・プルリクエスト・ファイル・共有コンテキスト」をまとめて束ねるコンテナ機能です。

Spacesに含められる要素:

  • 関連するエージェントセッション(Devin Local + Devin Cloud)
  • 関連するプルリクエスト
  • 関連ファイル
  • プロジェクトレベルの共有コンテキスト

主な利点は、Space内で新規セッションを起動すると、そのSpaceの既存コンテキストを自動継承することです。タスク切り替えのたびに「このプロジェクトはこういう設計で…」と再説明する手間がなくなります。

Spaceの作り方(3通り):

  1. サイドバーで1つのセッションを別のセッションにドラッグしてグループ化
  2. Cmd/Ctrl + \ でペイン分割→新規セッションを作成
  3. Cmd/Ctrl + T で現在のSpace内に新規セッションを追加

実務上は「1 Space = 1 feature branch」で管理するとPRとのひも付きが直感的になります。

Devin Cloud統合(ワンクリックで委譲)

Windsurf 2.0 から、ローカルで練ったプランをワンクリックでDevinへ委譲できるようになりました。Devinは独自のVM・デスクトップ環境・ブラウザを備えたクラウドエージェントで、ラップトップを閉じても実行が継続します。

基本ワークフロー:

  1. ローカルのDevin Localで要件を整理し、プランを作る
  2. 「Devinに委譲」ボタンでクラウドに投げる
  3. Devinが独自VM環境で実装・テスト・PR作成を行う
  4. Devin Desktop内でPR diffを確認し、必要ならDevin Localで仕上げる

「朝に投げて夕方にPRを見る」という非同期開発が可能で、公式は「人間が3時間以内で終えられるタスク単位での委譲」を推奨しています。

Devin Desktop統合で追加:SWE-1.6・Devin Local・ACP

Devin Desktop(2026年6月2日)移行に合わせて、3つの重要機能が追加されました。

Cognition独自モデルSWE-1系:最大950トークン/秒の高速エンジニアリング特化モデル

出典: Cognition 公式ブログ(SWE-1.6)

SWE-1.6(ソフトウェアエンジニアリング特化モデル)

SWE-1.6 は Cognition 独自のソフトウェアエンジニアリング特化モデルで、2026年4月7日に公開されたSWE-1.5の後継モデルです。Devin Desktop(2026年6月2日)でIDE標準モデルとして統合されました。

指標

SWE-1.5

SWE-1.6

Free版速度

200トークン/秒(Fireworks社提供・3ヶ月無料)

Fast版速度

最大950トークン/秒

最大950トークン/秒(Cerebras社提供)

Sonnet比較

Sonnet 4.5の約13倍高速

同等(速度維持)

SWE-Bench性能

プレビュー版と同等(UX・並列処理を大幅改善)

並列ツール実行

逐次

並列化対応

ループ動作

あり

解消

不要なシェルコマンド

多い

削減

注意点: SWE-1.6は速度に特化した設計のため、複雑な推論が必要な場面では Claude Sonnet 4.6 や GPT-5.4 を選ぶのが一般的には適切です。モデルピッカーから用途に応じて使い分けられます。

Devin Local(Cascade後継エージェント)

Devin Local は、CascadeをRustで完全書き直しした後継ローカルエージェントです。Devin Desktop(2026年6月以降)ではデフォルトエージェントとして動作します。

比較項目

Cascade(旧)

Devin Local(新)

実装言語

Rust(パフォーマンス改善)

トークン効率

基準

約30%改善

サブエージェント

非対応(1タスク同時)

対応(複数タスク並列処理)

起動時間

標準

改善

メモリ使用量

標準

削減

廃止スケジュール

2026年7月1日廃止予定

現行デフォルト

⚠️ CascadeからDevin Localへの移行: 2026年7月1日にCascadeは廃止予定です。現在Cascadeを利用中のユーザーは、Devin Desktop更新後にモデル設定からDevin Localへ切り替えることを推奨します。既存のプロジェクト設定やコンテキストは引き継ぎ対応しています。

ACP(Agent Client Protocol)対応

ACP(Agent Client Protocol)は、エディタとエージェント間通信のオープン標準プロトコルで、LSP(Language Server Protocol)のエージェント版に相当します。

仕様項目

内容

ライセンス

Apache 2.0

通信方式

JSON-RPC 2.0(stdin/stdout)

策定

Zed Industries(2025年8月)

採用組織

JetBrains / Google / GitHub 等

対応エージェント数

25以上

ACP対応により、Devin Desktop上で OpenAI Codex・Anthropic Claude Agent・OpenCode などの外部エージェントを標準プロトコルで接続できるようになりました。独自IDEへのロックインを避けつつ、マルチエージェントワークフローを構築できる点が開発者コミュニティから評価されています。

Codemaps(コードベース可視化)

Windsurf Codemaps:AIが注釈したコードベース可視化ツールの動作画面

出典: Cognition AI 公式ブログ(Windsurf Codemaps)

Codemaps は、AIが注釈したコードベース可視化ツールで、競合のCursorやClaude Codeにはない独自機能です。

使い方:

  1. タスクプロンプトを入力
  2. Fast(SWE-1.6)またはSmart(Claude Sonnet 4.6等)モードを選択
  3. Codemapが生成され、関連モジュール・依存関係・データフローをビジュアル表示

主な用途:

  • 大規模コードベースへのオンボーディング — 数十万行のコードを俯瞰把握
  • 変更前の影響範囲把握 — 「この関数を変えるとどこに影響するか」を即座に確認
  • 新しいエージェントへのコンテキスト伝達 — Codemapを添付してエージェントの理解精度を向上

Devin Local vs Cascade:使い分けと移行方針

Cascadeとその後継のDevin Localの性質の違いをまとめます。

項目

Cascade

Devin Local

ステータス

2026年7月1日廃止予定

現行デフォルト

並列処理

単一コンテキスト(同時1タスク)

サブエージェント対応(並列実行可)

トークン効率

基準

約30%改善

既存セッション継続

廃止まで利用可

廃止後も引き続き使用可能

Devin LocalはCascadeと同じローカル実行エージェントですが、サブエージェント機能により1つのセッション内で複数タスクを並列処理できます。これにより、大きなタスクを分割して同時進行するワークフローが可能になります。

Devin LocalとDevin Cloud(クラウドエージェント)の使い分けについては以下が目安です:

シナリオ

推奨エージェント

コードを読んで設計を議論したい

Devin Local

チケットのPRを自動作成してほしい

Devin Cloud

ラップトップを閉じたまま実行継続したい

Devin Cloud

複数ブランチで並行実装を試したい

一方をDevin Local、他をDevin Cloud

セキュリティ審査でクラウド外部送信不可

Devin Local

2026年最新料金プラン

Windsurf 2.0 / Devin Desktopの料金プラン:Free/Pro/Max/Teams/Enterpriseの体系

出典: Devin 公式料金ページ

2026年3月19日に料金体系が刷新され、クレジット制から日次/週次クォータ制へ移行しました。現行の料金体系は以下の通りです。

⚠️ 旧情報に注意: 一部の記事でPro=$15/月・Teams=$40/ユーザー(基本料なし)と記載されているものがありますが、どちらも現在は誤りです。

プラン比較表(2026年6月時点)

プラン

月額(税別)

主な機能

Devin Cloud

同時セッション

Free

$0

基本エージェント・限定クォータ

最大10

Pro

$20/月

プレミアムモデル全て・SWE-1.6・Devin Cloud

最大10

Max

$200/月

大幅に高いクォータ・無制限セッション

無制限

Teams

$80/月(基本)+ $40/月/ユーザー

管理ダッシュボード・優先サポート・共有機能

無制限

Enterprise

カスタム

SAML SSO・SCIM・RBAC・VPC専用デプロイ

✅(管理者設定)

無制限

モデル別クォータ詳細(参考値)

モデル区分

代表モデル

Pro/Teams(1日あたり)

Max(1日あたり)

Premium Plus

Claude Opus 4、GPT-5.3等

7〜27メッセージ

42〜170メッセージ

Premium

Claude Sonnet 4.6、GPT-5.2等

8〜101メッセージ

47〜631メッセージ

Lightweight

Claude Haiku、Gemini Flash等

47〜190メッセージ

291〜1,190メッセージ

料金に関する重要ポイント

  • クォータ超過分はAPI価格で追加購入可能
  • Pro/Teams既存ユーザーは現行価格で無期限ロック(グランドファザー条項)
  • 新規GitHubアカウント接続で最大$50分の追加クレジット付与
  • Devin Cloud利用分はWindsurf/Devin Desktopの共有クォータを消費(専用クォータではない)
  • Freeプランの Devin Cloud は非対応(現時点の公式比較表より)

Devin Desktop の使い方(基本ワークフロー)

以下は Devin Desktop(旧Windsurf 2.0)の特徴を最も体感できる基本ワークフローです。

Step 1. Agent Command Center で状況を把握する

Devin Desktop を起動すると、Agent Command Center がデフォルト画面として表示されます(旧Windsurf 2.0ではサイドパネル)。各エージェントのステータス(進行中・ブロック中・レビュー待ち)を確認し、人間のレビューが必要なものから対応します。

Step 2. Space を作ってコンテキストを集約する

1つのタスクに対して複数セッションを使う場合はSpaceにまとめます。Cmd/Ctrl + \ でペイン分割、または Cmd/Ctrl + T で現在のSpace内に新規セッションを追加。

推奨は「1 Space = 1 feature branch」。GitHubブランチと1対1で対応させると、PRとのひも付きが直感的です。

Step 3. Codemapsで影響範囲を確認する

新規タスクに着手する前に、Codemapを生成して変更対象の依存関係を確認します。大規模コードベースでは特に有効で、Devin Localへの指示精度も向上します。

Step 4. ローカルプランを Devin Cloud に委譲する

Devin Local で設計や要件を練ったあと、「Devinに委譲」アクションでクラウドに送信します。Devin Cloudは独自VM環境でビルド・テスト・コミットを進め、完了時にPRを作成します。ラップトップを閉じてもタスクは継続します。

Step 5. Devin の PR を Devin Desktop でレビューする

Devin CloudがPRを作成したら、Devin Desktop内でdiffを確認。必要ならDevin Localに差し戻して仕上げます。最終レビューは必ず人間が行うのが品質担保のポイントです。

他のAI IDEとの比較(Cursor 3 / Claude Code / GitHub Copilot)

主要なAIコーディング環境と並べて、Windsurf 2.0 / Devin Desktop のポジションを確認します。Cursor vs Windsurf の詳細比較はWindsurf vs Cursor 比較記事、3ツール比較はCursor vs Windsurf vs Claude Code 三つ巴比較も参照してください。

項目

Windsurf 2.0 / Devin Desktop

Cursor 3

Claude Code

GitHub Copilot

形態

VS Codeフォーク+クラウドエージェント

VS Codeフォーク

CLIエージェント

IDE拡張

クラウドエージェント

✅(Devin Cloud)

ローカル+クラウド統合管理UI

✅(Kanban型ACC)

△(Agents Window)

△(CLI)

独自モデル

✅(SWE-1.6・速度特化)

✗(frontier models)

✅(Opus 4.7・精度特化)

最大同時エージェント数

10+(設計上)

8程度

複数可

不明

Pro料金

$20/月

$20/月

$20/月〜(API別途)

$10/月

コードベース可視化

✅(Codemaps)

SWE-bench性能

~40%(速度優先)

~50%(推定)

87.6%(Opus 4.7)

強み

マルチエージェント統合・Devin組み込み

軽快・UI完成度・補完品質

高精度推論・長文脈

導入の手軽さ・コスト

選び分けの目安:

  • マルチエージェントを本格運用したい / Devinをすでに使っているチーム → Windsurf 2.0 / Devin Desktop
  • 1人開発で軽快に使いたい / オートコンプリート品質を優先 → Cursor 3
  • 複雑な大規模コードベース(20+ファイル)への高精度推論が主用途 → Claude Code
  • 最小コスト・社内標準として配りたい → GitHub Copilot

CursorとClaude Codeの詳細比較はCursor vs Claude Code 比較記事を参照してください。

こんな人におすすめ・おすすめしない人

こんな方におすすめ

  • 10個以上のエージェントを同時に走らせ、Kanbanで俯瞰管理したい開発者
  • 長時間タスクをクラウドに任せて、ラップトップを閉じたまま進めたいエンジニア
  • Devin(クラウドエージェント)をIDE内でシームレスに使いたいチーム
  • コードベース可視化(Codemaps)で大規模コードへのオンボーディングを効率化したい
  • SWE-1.6の高速モデルでコスト意識を持ちながらコーディングしたいProユーザー
  • 既存のWindsurfユーザーで、Devin Desktopへの移行でさらなる機能を使いたいチーム

おすすめしない人

  • Cursor / Claude Code の単独運用で十分な、個人または小規模チーム
  • オートコンプリートの品質と補完スピードを最優先する開発者(Cursorが優位)
  • 複雑な大規模コードベースへの高精度推論が主用途の開発者(Claude Codeが優位)
  • Devin Cloudのクォータ消費・従量課金リスクを避けたい予算制約の強いチーム
  • VS Code拡張エコシステムへの依存度が高く、VS Code本体を使い続けたい開発者
  • 短い対話型補完だけが必要で、エージェント管理UIが不要なライトユーザー

セキュリティ・コンプライアンス

Devin Desktop / Windsurf 2.0 を組織で導入する前に押さえておきたいセキュリティ情報です。

インフラ・暗号化

  • 全通信: TLS暗号化(クライアント→Devin/Windsurfサーバー)
  • バックエンド: GCP(Google Cloud Platform)上で処理
  • Enterprise Self-hosted: AWS/GCP/Azure/オンプレミスへのVPC専用デプロイ対応

Devin Cloudセッションのセキュリティ

  • 各セッションはエフェメラル・完全隔離サンドボックスで実行(終了後に破棄)
  • ネットワーク出力: ドメイン許可リスト(デフォルト拒否)
  • ブランチ保護・必須レビュー設定は引き続き適用される
  • 全セッションはSIEMにエクスポート可能なトランスクリプトを生成

認証・権限管理(Enterprise)

  • SAML SSOと既存IDプロバイダー統合
  • RBAC(ロールベースアクセス制御)カスタマイズ
  • SCIM対応(自動プロビジョニング)
  • リポジトリ/ツール単位のアクセススコープ制限

コンプライアンス認定

  • SOC 2 Type II 認定取得済み
  • FedRAMP High 認定取得済み
  • 有料プランはゼロデータ保持ポリシー(AI推論後にコードデータを保持しない)

運用上の注意点

  • .codeiumignore ファイルで送信対象外のファイルを制御できる(機密ファイルの管理に必須)
  • Enterprise では Devin Cloud がデフォルト無効。管理者がCognition Platformを購入し、明示的に有効化する必要がある
  • Devin Cloud利用分はWindsurf/Devin Desktopの共有クォータを消費するため、コスト監視ダッシュボードの定期確認を推奨
  • Cognitionによる買収後のデータポリシー継続性は公式に確認済み

よくある質問

Q1. Windsurf は Devin Desktop になったのですか?今後も「Windsurf」は使えますか?

2026年6月2日に「Devin Desktop」へのリブランドが完了し、windsurf.com は devin.ai にリダイレクトされています。ただし、既存ユーザーのアカウント・設定・プロジェクトはすべて引き継ぎ対応しています。製品の機能・料金体系は変わらず、アプリ自動更新でDevin Desktopに移行します。

Q2. Cascadeはいつまで使えますか?

2026年7月1日廃止予定です。廃止後はDevin Localが唯一のローカルエージェントになります。Devin Desktop更新後にモデル設定からDevin Localへ切り替えることを推奨します。移行はアプリ設定から数ステップで完了します。

Q3. Windsurf 2.0 / Devin Desktop は無料で使えますか?

Freeプランは存在しますが、Devin Cloud利用にはPro($20/月)以上が必要です。Freeプランでも Agent Command Center / Spaces / Devin Local は利用できます(日次クォータ制限あり)。SWE-1.6のFree版(200トークン/秒)はFireworks社提供の3ヶ月間無料キャンペーン期間中です。

Q4. SWE-1.6 と Claude Sonnet 4.6 はどう使い分けますか?

SWE-1.6は速度特化設計で、シンプルなコーディングタスク・反復作業・高速レスポンスが必要な場面に適しています。複雑な推論・大規模コードベースへの深い理解が必要な場面では、Claude Sonnet 4.6 や GPT-5.4 を選ぶのが一般的には適切です。モデルピッカーから状況に応じて使い分けられます。

Q5. Teams と Pro の料金はいくらですか?

Pro: $20/月(個人向け)。Teams: $80/月(基本料)+ $40/月/ユーザー(組織向け)。一部の記事でTeamsを「$40/ユーザーのみ」と記載しているものがありますが、2026年3月改定後は基本料$80が別途必要です。

Q6. Devinとは別物ですか?

Devin(クラウドエージェント)とDevin Desktop(IDE)は別製品ですが、同じCognition AIが提供しています。Devinは単体でも利用できます(Web版・Slack連携・API)。Devin Desktopは「IDEからDevin Cloudをワンクリックで呼び出せる」統合環境です。詳しくはDevinとは何かの解説記事を参照してください。

Q7. Enterprise で Devin Cloud を使うには何が必要ですか?

管理者がCognition Platformを購入し、Devin Cloudを明示的に有効化する必要があります。デフォルトでは無効で、RBAC・SSOと組み合わせて利用範囲を統制できる設計です。FedRAMP High認定・VPC専用デプロイにも対応しています。

まとめ

Windsurf 2.0 / Devin Desktop は、AI IDEを「1エージェント時代」から「マルチエージェント時代」へ引き上げるメジャーリリースです。2026年6月の最新状況を含めて要点を整理します。

Windsurf 2.0 の基本情報:

  • リリース日:2026年4月15日、バージョン:2.0.44
  • 開発元:Cognition AI(2025年7月にWindsurf/Codeiumを買収)
  • 2026年6月2日に「Devin Desktop」へリブランド完了

主要機能3つ:

  • Agent Command Center(Kanban管理UI) — ローカル+クラウドエージェントを一元管理(Devin Desktopではデフォルト画面)
  • Spaces(コンテキスト集約) — タスク単位でエージェント・PR・ファイルを束ねる
  • Devin Cloud統合(クラウド委譲) — ワンクリックで非同期実行・PR自動作成

Devin Desktop統合で追加された機能:

  • SWE-1.6 — 最大950トークン/秒の速度特化モデル(2026年4月7日公開・6月2日Devin Desktop統合)
  • Devin Local — CascadeのRust完全書き直し版、サブエージェント対応(Cascade: 2026年7月1日廃止予定
  • ACP対応 — エージェント間通信のオープン標準(25以上のエージェントが対応)

最新料金:

プラン

月額

Devin Cloud

Free

$0

Pro

$20

Max

$200

Teams

$80(基本)+ $40/ユーザー

Enterprise

カスタム

✅(管理者設定)

マルチエージェント開発を本格化したいチームは、まずはProプランでAgent Command CenterとDevin Cloudを試す、という導入パスが現実的です。Cursor/Claude Codeと比べても、ローカルとクラウドを同一IDEで束ねながらDevinを活用できる設計はDevin Desktop独自の強みです。

より広い文脈で比較したい方は、Windsurf vs Cursor 比較記事Cursor vs Windsurf vs Claude Code 三つ巴比較もあわせて参照してください。

この記事の著者

AI革命

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編集部

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