iOS 27 Apple Intelligenceとは?Siri AI・Extensions(Claude/Gemini/ChatGPT/Grok選択)完全ガイド【WWDC 2026正式発表】

この記事のポイント
iOS 27 Apple Intelligenceの新機能・Siri AI・Extensions対応モデル(Claude/Gemini/ChatGPT/Grok)を完全解説。WWDC 2026正式発表の内容をもとに、対応機種・料金・日本語対応状況まで網羅します。
iOS 27は2026年6月8日のWWDC 2026で正式発表された次世代iOSで、15年ぶりに全面刷新した「Siri AI」と、Claude・Gemini・ChatGPT・Grokを自由に選択できる「Apple Intelligence Extensions」が最大の目玉です。
Developer Beta 1はすでに2026年6月9日から配布開始。一般向けリリースは2026年秋(9月)を予定しています。これまでリーク・予測扱いだった情報のほとんどがWWDC 2026で確定しました。
この記事では以下をまとめています。
- iOS 27・Siri AIとは何か(WWDC 2026正式発表の全貌)
- Apple Intelligence Extensions の仕組みと設定手順(Claude/Gemini/ChatGPT/Grok確定)
- 重要な誤解の解消:Siri AIはGemini製ではなく、Apple独自のAFM(Apple Foundation Models)製
- 対応デバイス一覧(iPhone 11以降確定・史上初のモデル削除なし)
- 日本語対応スケジュールの現実的な見立て
- プライバシー設計(Extensions全プロバイダー確認済み)
- iCloud+と日次利用制限の関係(iOS 27新設)
iPhoneユーザーで「iOS 27でSiriがどう変わるのか」「ClaudeやGeminiをSiriで選択できるのか」「自分のiPhoneは対応しているか」を知りたい方に向けた内容です。

出典: Apple 公式サイト — Apple Intelligence
iOS 26が「現行」、iOS 27が「次期」— 命名規則を確認
まず基本を整理します。「iOS 27」という数字に違和感を覚える方は、2025年に変わった命名規則を確認してください。
Appleは2025年のWWDCから、OSのバージョン番号をシーケンシャル番号から年号ベースに変更しています。macOSとの統一が目的です。
旧命名規則 | 新命名規則 | リリース時期 | 備考 |
|---|---|---|---|
iOS 18 | iOS 18(最後の連番) | 2024年9月 | — |
— | iOS 26(現行・Liquid Glassデザイン) | 2025年9月 | 今あなたが使っているiOS |
— | iOS 27(次期) | 2026年秋(確定) | 本記事の対象 |
現行OSはiOS 26(2025年9月リリース済み)。この記事で解説するiOS 27は、WWDC 2026で正式発表され、2026年秋に無償アップデートとして提供予定です。
WWDC 2026正式発表の全貌(2026年6月8日)

WWDC 2026基調講演(2026年6月8日)で、Appleは以下を一気に発表しました。
発表内容 | 詳細 |
|---|---|
iOS 27正式発表 | 2026年秋(9月)に無償アップデートで提供 |
Siri AI | 15年ぶりの全面刷新。専用アプリ・チャットUI・高度な個人理解・クロスアプリ操作 |
Apple Intelligence Extensions | Claude・ChatGPT・Gemini・Grokを選択可能に(4社確定) |
Apple Foundation Models 第3世代 | AFM Core / AFM Core Advanced / AFM Cloud / AFM Cloud Pro 公開 |
Developer Beta 1 | 2026年6月9日から配布開始(ウェイトリスト制) |
Public Beta | 2026年7月予定 |
一般リリース | 2026年秋(iPhone 18シリーズと同時) |
macOS 27 Golden Gate | Intel Macのサポートを終了(Apple Silicon専用化) |
Xcode 27 | Anthropic・Google・OpenAIのモデル/エージェントをワークフローに直統合 |
Tim Cook CEO退任発表 | 2026年9月1日付でジョン・ターナス氏へ交代(WWDC最後の基調講演) |
参照: Apple Newsroom — Siri AI / Apple Intelligence発表
Siri AIとは? — 15年ぶりの全面刷新

出典: Apple 公式サイト — Apple Intelligence
Siri AIは、iOS 27で導入される次世代の音声AIアシスタントです。従来のSiriとは設計思想から根本的に異なります。Apple自身が「15年ぶりの全面刷新」と表現しており、今まで「使えない」と言われてきたSiriから脱却するのが目的です。
Siri AIの主要新機能(WWDC 2026確定)
機能 | 詳細 |
|---|---|
専用Siriアプリ(史上初) | ホーム画面に独立したSiriアプリが追加。iMessage風チャットUI。過去の会話履歴をiCloudでデバイス間同期 |
個人コンテキスト理解 | メール・メッセージ・写真・スケジュールを読み取り、文脈に沿った回答を生成 |
画面認識(On-Screen Awareness) | 現在表示されているコンテンツへの質問に回答。アプリをまたいだ操作も可能 |
Web情報アクセス | 「今日のコンサートの開演時間は?」などリアルタイム情報をウェブから取得 |
クロスアプリ操作 | 「母から受け取った犬の写真を補正してメッセージで送って」などの複合指示を一声で実行 |
音声カスタマイズ | より表現豊かな音声。ペース・表現性のカスタマイズ対応 |
CarPlay / AirPods対応 | 車内・イヤホン使用時の機能強化 |
Visual Intelligence(カメラ連携) | カメラをかざした物体・食べ物・書類・場所についてリアルタイム情報取得 |
高精度ディクテーション | 自動大文字化・句読点挿入対応の高精度音声入力 |
文体学習(Writing Tools) | 特定の相手との文体・句読点の使い方を学習(上司へのメールは短め、友人へは砕けた表現など) |
「母から受け取った犬の写真を補正してメッセージで送って」という複合操作を一声で実行できるのが従来のSiriとの最大の違いです。現行SiriはStep1(写真を探す)しかできませんでしたが、Siri AIはStep2(補正)→Step3(送信)まで連続処理します。
重要な技術的事実:Siri AIはApple Foundation Models製 ―「Gemini製」という誤解を解消

Siri AIはGoogleのGeminiで動いていません。 これは多くの日本語メディアで広がっている誤解です。
WWDC 2026でApple SVP Craig Federighiが明確に説明しています:
"The amount of the Google Assistant we use is none."
(Googleのアシスタントを使っている量はゼロです)
AppleはGoogleとNVIDIAとの協力により、第3世代Apple Foundation Models(AFM) を独自開発しました。Siri AIはこのAFMで動作しています。
AFMの3層アーキテクチャ(WWDC 2026確定)
レイヤー | モデル名 | 処理場所 | 特徴 |
|---|---|---|---|
オンデバイス(基本) | AFM Core | デバイス上 | Neural Engineで完全オフライン処理。外部通信なし |
オンデバイス(高性能) | AFM Core Advanced | デバイス上 | スパースアーキテクチャ・マルチモーダル。12GB+ RAM必須 |
クラウド(中程度タスク) | AFM Cloud / AFM Cloud Image | Private Cloud Compute | 暗号化・処理後即削除。Apple自身もアクセス不可 |
クラウド(最重量タスク) | AFM Cloud Pro | Google Cloud + NVIDIA B200 GPU | NVIDIA機密コンピューティングで暗号化。PCC保護維持 |
GoogleとNVIDIAの実際の役割
- モデルのトレーニング・蒸留プロセスへの協力 — AFMの開発段階での技術支援
- クラウドインフラの提供 — AFM Cloud Pro向けのGoogle Cloud + NVIDIA Blackwell B200 GPUの提供
ユーザーのリクエストはGoogleのコード・Geminiエージェント・Google Searchには直接アクセスしません。 AFM Cloud ProはGoogle CloudのインフラをPCC(Private Cloud Compute)の保護下で利用しており、データはGoogleには渡りません。
GeminiはあくまでExtensionsの選択肢の一つ(ユーザーが手動で選ぶオプション)として提供されており、Siri AIの基盤モデルではありません。
Apple Intelligence Extensions ― Claude・Gemini・ChatGPT・Grokを選択(WWDC 2026正式確定)

出典: Apple Newsroom — 開発者向けフレームワーク
Extensions(エクステンションズ)は、WWDC 2026で正式発表された機能です。Apple Intelligence(Siri・Writing Tools・Image Playground)のAIエンジンをユーザーが自由に選べるプラグインの仕組みで、現行iOS 26のChatGPT独占状態を終わらせます。
AppleがWWDC 2026で公表した公式説明:
"Extensions allow you to access generative AI capabilities from installed apps on demand, through Apple Intelligence features such as Siri, Writing Tools, Image Playground and more."
(Extensionsにより、SiriやWriting Tools、Image Playgroundなど、Apple Intelligenceの機能を通じて、インストール済みアプリの生成AI機能をオンデマンドで利用できます)
確定した対応AIプロバイダー(WWDC 2026発表)
AIプロバイダー | 開発元 | iOS 27での状況 |
|---|---|---|
Claude | Anthropic | ✅ Extensions正式確定(WWDC 2026パートナー) |
ChatGPT | OpenAI | ✅ Extensions正式確定(iOS 26から継続・位置づけ変更) |
Gemini | ✅ Extensions正式確定(WWDC 2026パートナー) | |
Grok | xAI | ✅ Extensions正式確定(WWDC 2026で追加確認) |
他社AIもApp Store経由で参入可能。Apple公式が「対応AIアプリをインストールして使う」オープンな仕組みとして設計しています。
ExtensionsでAIを切り替える方法(確定手順)
- App StoreからClaude・Gemini・ChatGPT・Grokアプリをインストール
- 設定 → 「Apple IntelligenceとSiri」→「Extensions」 を開く
- 使用したいAIプロバイダーを選択
- 以降、Siri・Writing Tools・Image Playgroundでそのプロバイダーが動作
音声識別機能: 異なるAIプロバイダーには異なる音声が割り当てられるため、どのAIが応答しているかを聴覚的に識別できます。
サードパーティAI利用時の注意: Appleは Extensions経由のサードパーティAIの応答について責任を負わない旨の警告表示が入ります。
Claude・Gemini・ChatGPT・GrokのiOS 27上での完全比較(確定版)

Extensionsの4択を選ぶ前に、各AIの特性とiOS 27上での位置づけを確認してください。どのExtensionを選んでもSiri AIの基本性能(AFM)は変わりません。Extensionsは「特定用途向けの補完オプション」という位置づけです。
各AIの位置づけ比較(確定版)
比較軸 | Claude(Anthropic) | Gemini(Google) | ChatGPT(OpenAI) | Grok(xAI) |
|---|---|---|---|---|
統合方式 | Extensions(ユーザー選択) | Extensions(ユーザー選択)+ AFMインフラ協力 | Extensions(ユーザー選択) | Extensions(ユーザー選択) |
Siri AIの基盤モデル | AFM(Apple独自)が担当 | ← 同左 | ← 同左 | ← 同左 |
PCC保護 | ✅ 確認済み | ✅ 確認済み | ✅ 確認済み | ✅ 確認済み |
無料プラン | あり(制限付) | あり(制限付) | あり(制限付) | あり(制限付) |
有料プラン | $20/月(Claude Pro) | ¥2,900/月(Google AI Pro) | $20/月(ChatGPT Plus) | 有料プランあり |
強み | 長文理解・高品質文章・コーディング | Googleサービス連携・最新情報 | 汎用性・創作・コーディング | X連携・ニュース・独自観点 |
用途別おすすめ(iOS 27 Extensions利用時)
用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
長文メール・文書作成 | Claude | 長文理解と自然な文章生成が強い |
幅広い情報収集・一般タスク | ChatGPT | 知識の幅と汎用タスクへの対応力 |
Google Calendar・Gmail連携 | Gemini | Googleエコシステムとの親和性 |
X(旧Twitter)関連・最新ニュース | Grok | Xのリアルタイムデータへのアクセス |
日常のSiri操作(天気・メモ等) | Siri AI(デフォルト) | AFMがiOS全体に最適化済みで安定 |
プライバシーを最優先にしたい | Siri AI(デフォルト) | オンデバイスAFMなら外部通信なし |
各AIの詳細については Claudeとは何かをまとめた記事、Geminiとは何かをまとめた記事、ChatGPTとは何かをまとめた記事 も参考にしてください。
iOS 27の新機能一覧(WWDC 2026確定版)

出典: Apple 公式サイト — Apple Intelligence
Apple Intelligence 強化機能(確定)
機能カテゴリ | 具体的な機能 |
|---|---|
写真編集 | Spatial Reframing(撮影後の構図調整)・Clean Up強化・Extend(フレーム外をAIで補完)・Enhance(AI品質調整)。AI編集写真にはSynthIDウォーターマーク自動挿入 |
Image Playground | より写真的リアリティのある画像生成。ほぼすべてのサイズ・スタイルに対応 |
Safari | タブの自動トピック別整理・Notify Me機能(ページ変更通知 — 再入荷・価格変動など) |
Passwords | 脆弱・侵害パスワードを自動修正。対象サイトへ自動ログインして強いパスワードに変更 |
Messages・Mail | 文脈ベースのワンタップ返信候補 |
Health | AIによる健康データ統合・分析強化 |
Maps・HomeKit | 自然言語でのショートカット作成。HomeKit AIカメラ機能強化 |
パフォーマンス改善(確定値)
AI機能の追加だけでなく、全体的なパフォーマンスも大幅改善します。
項目 | 改善値 |
|---|---|
アプリ起動速度 | 最大 30%高速化 |
写真読み込み | 最大 70%高速化 |
AirDrop転送 | 最大 80%高速化 |
レガシーコードの削除とApple Siliconへの最適化によるもので、バッテリー持続時間も1〜2時間の改善が見込まれます。
iOS 26(現行)vs iOS 27(次期):機能差まとめ
「今すぐ使える機能」と「秋待ちの機能」をひとまとめにしました。
機能 | iOS 26(現行) | iOS 27(2026年秋) |
|---|---|---|
Writing Tools(文章支援) | ✅ 利用可(日本語対応済み) | ✅ 継続・強化 |
Siri × ChatGPT連携 | ✅ 利用可 | ✅ 継続(Extensionsの一択に移行) |
Siri × Claude | ❌ 非対応 | ✅ Extensions確定 |
Siri × Gemini(Extension) | ❌ 非対応 | ✅ Extensions確定 |
Siri × Grok | ❌ 非対応 | ✅ Extensions確定 |
AI選択機能(Extensions) | ❌ 非対応 | ✅ 正式実装 |
Siri専用アプリ | ❌ なし | ✅ 追加(史上初) |
個人コンテキスト理解 | 限定的 | ✅ 大幅強化 |
クロスアプリ複合操作 | 限定的 | ✅ 本格実装 |
写真「Extend」機能 | ❌ なし | ✅ 追加 |
Passwords自動修正 | ❌ なし | ✅ 追加 |
Safari Notify Me | ❌ なし | ✅ 追加 |
Apple Intelligence(日本語) | ✅ ほぼ全機能対応済み | 拡大予定 |
生成AIとは何かをまとめたハブページ では、Apple Intelligence以外の生成AI全体の概要も確認できます。
対応デバイス一覧(WWDC 2026確定版)

WWDC 2026確定の重要事実: iOS 27はiPhone 11以降が対象。史上初めて対応機種の削除なし(iOS 26と同一サポートライン維持)というAppleの発表です。以前のリーク(iPhone 12以降)は誤りでした。
iPhone 別 iOS 27・Apple Intelligence対応状況
iPhoneモデル | iOS 27対応 | Apple Intelligence(AI機能) | 高度機能(12GB+ RAM) |
|---|---|---|---|
iPhone 18シリーズ(2026年秋・未発売) | ✅ 対応予定 | ✅ フル対応予定 | 確認中 |
iPhone Air(2026) | ✅ 対応 | ✅ フル対応 | ✅ 対応 |
iPhone 17 Pro / Pro Max | ✅ 対応 | ✅ フル対応 | ✅ 対応 |
iPhone 17(Pro以外) | ✅ 対応 | ✅ 対応(一部高度機能除く) | ❌ |
iPhone 16シリーズ(16eを含む) | ✅ 対応 | ✅ 対応 | ❌ |
iPhone 15 Pro / Pro Max | ✅ 対応 | ✅ 対応(A17 Pro) | ❌ |
iPhone 15 / 15 Plus | ✅ 対応 | ⚠️ 限定対応(A16) | ❌ |
iPhone 12〜14シリーズ | ✅ 対応(iOS 27自体は動く) | ❌ Apple Intelligence非対応 | ❌ |
iPhone 11シリーズ | ✅ 対応(iOS 27自体は動く) | ❌ Apple Intelligence非対応 | ❌ |
iPhone SE(第2世代以降) | ✅ 対応(iOS 27自体は動く) | ❌〜⚠️ 機種による | ❌ |
iPhone X以前 | ❌ 非対応 | ❌ | ❌ |
高度機能(12GB+ RAM)が必要なiOS 27機能
以下の機能は特に高性能なデバイス(RAM 12GB以上)でのみ動作します:
- AFM Core Advanced(最高精度のオンデバイスAI処理)
- 表現豊かな音声カスタマイズ
- 一部の高精度マルチモーダル機能
対応確定デバイス: iPhone Air(2026)・iPhone 17 Pro / Pro Max・M4チップ以降でRAM 12GB以上のiPad・M3チップ以降でRAM 12GB以上のMac・M5 Vision Pro
iPad・Mac対応(参考)
iPad(Apple Intelligence対応): iPad mini(A17 Pro以降)、iPad Air(M1以降)、iPad Pro(M1以降)
Mac(Apple Intelligence対応): M1チップ以降すべて ※macOS 27 Golden GateはIntel Mac非対応(Apple Silicon専用化)
その他: Apple Watch Series 9以降(対応iPhoneとペアリング時)、Apple Vision Pro、CarPlay
最新の公式サポートリストは Apple Intelligence 対応デバイス(Apple公式) をご確認ください。
日本語対応はいつ?
日本のiPhoneユーザーにとって最も気になる点を整理します。
機能 | 日本語対応状況 |
|---|---|
Apple Intelligence(Writing Tools等) | ✅ iOS 18.4(2025年3月)から対応済み。現行iOS 26でほぼ全機能が日本語で利用可能 |
Siri AI | 🔴 初期は英語のみでベータ提供(2026年秋〜) |
Siri AI 日本語対応の公式表明 | Apple公式は「迅速に多言語拡大する」のみ。具体的な時期は未発表 |
Siri AI 日本語対応の推定時期 | 2027年春頃(iOS 27.4前後)という見方が有力(公式未確定) |
Apple Intelligenceが公式対応している言語(確認済み): 英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・ポルトガル語・日本語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語ほか
EU・中国での制限(確定):
- EU: DMA(デジタル市場法)への対応として、iOS・iPadOSではSiri AIを提供しない(macOSは提供予定)
- 中国: Apple Intelligence全般が利用不可
Siri AIの日本語対応を待つ間は、現行iOS 26のApple Intelligence機能(Writing Tools・通知整理・メール要約)を今すぐ利用できます。日本語対応は2025年3月から完了しており、追加費用なしで使い始められます。
料金 ― Apple IntelligenceとExtensionsはいくらかかるか

Apple Intelligence自体は完全無料
Apple IntelligenceはOSアップデートに含まれており完全無料です。iOS 27へのアップデートも無料。Extensionsの仕組み自体にAppleは追加料金を設けていません。
iCloud+と日次利用制限(iOS 27新設)
iOS 27から新たに追加されたルールがあります:
- 画像生成などサーバー処理が必要な機能には1日あたりの利用上限が設けられる
- iCloud+加入者は上限が引き上げられる(多くのプランで対象。最安の$0.99/月プランは除外の可能性あり)
- iCloud+の料金自体は変更なし
ExtensionsでサードパーティAIを使う際の料金
各AIサービスの既存のサブスクリプション料金が適用されます。Appleは追加課金しません。
サービス | 無料プラン | 有料プラン | iOS 27での対応 |
|---|---|---|---|
Siri AI(デフォルト) | ✅ 完全無料 | — | ✅ 確定 |
Claude(Anthropic) | あり(制限付) | $20/月(Claude Pro) | ✅ Extensions確定 |
ChatGPT(OpenAI) | あり(制限付) | $20/月(ChatGPT Plus) | ✅ Extensions確定 |
Gemini(Google) | あり(制限付) | ¥2,900/月(Google AI Pro) | ✅ Extensions確定 |
Grok(xAI) | あり(制限付) | 有料プランあり | ✅ Extensions確定 |
各AIの無料プランでも Extensions連携は利用可能ですが、利用回数などに制限があります。生成AI各サービスの料金を詳しく比較したい方は 生成AI料金比較の記事 も参考にしてください。
プライバシーとセキュリティ設計(確定版)

出典: Apple 公式サイト — Apple Intelligence
Apple IntelligenceのPCC設計(公式確認済)
保護措置 | 内容 |
|---|---|
オンデバイス処理優先 | 単純タスクはNeural Engineがデバイス上で処理。外部通信なし |
AFM Cloud(PCC) | 中程度タスク。暗号化。処理後即削除。Apple自身もアクセス不可 |
AFM Cloud Pro(Google Cloud + NVIDIA) | 最重量タスク。NVIDIAのハードウェアベース機密コンピューティングで暗号化。PCC保証維持 |
データ保持 | 処理後即削除。永続保存なし |
透明性 | セキュリティ研究者による独立検証を公開招待 |
参照: Apple公式セキュリティブログ — Private Cloud Compute
Extensions利用時のプライバシー(全4プロバイダー確認済)
WWDC 2026での正式パートナー確認により、Claude・Gemini・ChatGPT・Grokすべてについて、Extensions利用時のAppleのプライバシー設計が確認されています。
共通のプライバシー設計(確認済み):
- 完全オプトイン制: ユーザーの明示的な許可なしに情報は送信されない
- 個人識別情報の自動除去: 名前・連絡先・位置情報を送信前にAppleが自動除去
- IPアドレス保護: サードパーティAIからは見えない設計
- 送信データの最小化: タイムゾーン・国・デバイスタイプ・言語のみ
詳細は Apple公式プライバシーページ(ChatGPT Extension) および Apple Intelligence プライバシー(Apple公式) を参照してください。
企業・法人利用での注意点
- MDM制御: MDM管理者はApple Intelligence ExtensionsのオンAオフ制御が可能(確認済み)
- 利用ログ: 社員がどのAIを選択し何を送信したか、管理者側からは把握できない(個人プライバシー優先設計)
- 機密情報の取り扱い: 機密情報を含む操作をする場合はIT部門への事前確認を推奨
生成AIのセキュリティ全般については 生成AIセキュリティの解説記事 も参考にしてください。
こんな人におすすめ / おすすめしない人
iOS 27・Siri AIが特に役立つ人
- iPhone 15 Pro以降(またはiPhone 16以降)のユーザー — 追加費用なしでSiriが根本から刷新される
- 複数のAppleデバイスを使っている人 — iPhone・iPad・Mac間でAI体験が統一される
- Claude・Gemini・ChatGPTをiPhone上で頻繁に使っている人 — Siri Extensionsで直接アクセスでき操作ステップが減る
- 「写真を編集して送って」のような複数ステップの操作が多い人 — クロスアプリ操作に対応
- プライバシーを重視しながらAIを使いたい人 — Apple IntelligenceのPCC・オンデバイス処理設計は同カテゴリで最高水準
- Siriの会話能力に限界を感じていた人 — Siri AIで会話能力と個人理解が飛躍的に向上
現時点では様子見でよい人・おすすめしない人
- iPhone 12〜14シリーズのユーザー — iOS 27自体は動くが、Apple Intelligence(AI機能)は非対応。iPhone 15 Pro以降への買い替えを検討する価値あり
- 日本語でSiri AIをフル活用したい人 — Siri AIの日本語対応は2027年春頃まで待つ可能性が高い。現状は英語ベータのみ
- 企業でMDM管理されたiPhoneを使っている人 — IT部門への確認を先に行うこと
- EU在住のiOS・iPadOSユーザー — DMAにより、EU圏ではiOS/iPadOSのSiri AIは提供されない(Macは提供予定)
- 中国在住のユーザー — Apple Intelligence全般が利用不可
よくある質問(FAQ)
Q1. iOS 27はいつリリースされますか?
2026年秋(9月)に無償アップデートとして一般提供されます。Developer Beta 1は2026年6月9日から配布開始済み。Public Betaは2026年7月を予定しています。
Q2. Siri AIはGeminiで動いているのですか?
違います。Siri AIはAppleが独自開発したAFM(Apple Foundation Models)第3世代で動作しています。GeminiはExtensionsの選択肢の一つであり、Siri AIの基盤モデルではありません。Craig FederighiがWWDC 2026で「Googleのアシスタントを使っている量はゼロ」と明言しています。GeminiはAFM Cloud ProのインフラにGoogleが協力しているという関係です。
Q3. iPhone 13を使っています。iOS 27は使えますか?
iOS 27自体はiPhone 11以降が対象のため、iPhone 13でも利用できます。ただしApple Intelligence(AI機能)はiPhone 15 Pro以降(A17 Proチップ)が主な対象です。iPhone 13ではiOS 27のUI改善・パフォーマンス向上といった基本機能のみが使える形になります。
Q4. ClaudeをSiriで使えるようになるのはいつですか?
iOS 27の一般リリース(2026年秋・9月予定)から利用可能になる見通しです。WWDC 2026でExtensionsの正式パートナーとして確認されています。Claudeアプリをインストールし、設定からExtensionsを選択するだけで使えます。
Q5. Apple Intelligenceを使うのに追加料金はかかりますか?
Apple Intelligence自体は完全無料です。ただしiOS 27から、画像生成などサーバー処理が必要な機能に1日あたりの利用制限が新設されました。iCloud+加入者は制限が緩和されます。ExtensionsでClaude Pro・ChatGPT Plus・Google AI Pro(Gemini有料プラン)の有料機能を使う場合は各サービスのサブスクリプション費用が別途かかります。
Q6. GeminiとClaudeはiOS 27で共存できますか?
システム上は共存する構造ですが、現状の設定ではシステム全体に一つのExtensionを選択する方式と報告されています。機能ごとに別々のAIを設定できるかについては、iOS 27の正式リリース後に詳細が明らかになる見通しです。
Q7. 会社のiPhoneでExtensionsを使っていいですか?
MDM管理者がExtensionsのオン/オフを制御できることが確認されています。機密情報を扱う業務では、会社のIT部門へ事前確認することを推奨します。社員のExtensions利用状況(どのAIに何を送信したか)を管理者が把握する手段はなく、個人プライバシー優先の設計が維持されます。
Q8. iOS 26(現行)でもClaudeをSiriで使えますか?
現行iOS 26では ChatGPTとの連携(iOS 18.2以降)のみが正式実装されています。ClaudeとGemini・GrokのExtensions対応はiOS 27(2026年秋)からです。現在はClaudeアプリを別途起動して使う形になります。
Q9. Tim Cook退任後もAppleのAI戦略は続きますか?
2026年9月1日付でジョン・ターナス氏がApple CEOに就任することが、WWDC 2026(Tim Cookの最後の基調講演)で発表されました。ターナス氏はAppleのハードウェアエンジニアリング担当SVPとして、iPhone・Apple Siliconの開発を主導してきた人物です。プライバシー重視・オンデバイス処理優先という基本方針は継続される見通しです。
まとめ
WWDC 2026(2026年6月8日)で確定したiOS 27・Apple Intelligence・Siri AIの要点を整理します。
✅ 確定情報(WWDC 2026正式発表):
- iOS 27は2026年秋に一般リリース(Developer Beta 1は6月9日配布開始済み)
- Siri AI導入 — 15年ぶりの全面刷新。専用アプリ・個人コンテキスト理解・クロスアプリ操作
- Siri AIはApple独自のAFM製。Geminiはあくまでの選択可能なExtensionの一つ
- Extensions確定: Claude・ChatGPT・Gemini・Grokの4択
- iOS 27対応: iPhone 11以降(史上初のモデル削除なし)
- Apple Intelligence(AI機能): iPhone 15 Pro以降が主な対象
- 高度機能(AFM Core Advanced等): RAM 12GB以上(iPhone Air・iPhone 17 Pro等)限定
⚠️ まだ未確定の事項:
- Siri AI日本語対応の具体的な時期(公式は「迅速に拡大」のみ)
- 機能ごとに別々のAIを設定できるか
- 一般リリースの正確な日付(「秋2026年」のみ。例年通りなら9月第3週前後)
現行iOS 26のApple Intelligence機能(Writing Tools・通知整理・メール要約)は今すぐ追加費用なしで日本語対応済みです。Siri AIの日本語対応を待つ間は、これらを先に活用することをおすすめします。
生成AIについてより広く知りたい方は 生成AIとは何かをまとめたハブページ、iPhoneで使えるAIツールを比較したい方は 生成AIツールおすすめまとめ も参考にしてください。
この記事の著者

AI革命
編集部
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