AIツール2026年10月更新

Google Home スピーカーとは?Gemini対応機種・日本での使い方・16,800円・Google Assistantとの違い【2026年10月】

公開日: 2026/06/26
更新日: 2026/10/28
Google Home スピーカーとは?Gemini対応機種・日本での使い方・16,800円・Google Assistantとの違い【2026年10月】

この記事のポイント

Gemini for Home は新しいGoogle Home スピーカー(16,800円)のほか、Nest Audio・Nest Mini(第2世代)・Nest Hubなど手持ちの機種でも無料で使えます。日本は2026年10月時点で早期アクセス中です。対応機種の一覧、始め方、Premium(月1,000円〜)が必要な機能、Google Assistantとの違いを公式情報をもとにまとめました。

Google Home スピーカーは、Googleが2026年6月25日に16,800円(税込)で発売したスマートスピーカーです。AI音声アシスタント「Gemini for Home」で動く前提で作られました。Gemini for Home 自体は新スピーカー専用ではありません。Nest Audio や Nest Mini(第2世代)、Nest Hub などの手持ちの機種でも無料で使えます。ただし日本は2026年10月時点で、まだ「早期アクセス」の段階です。

この記事でわかることは次のとおりです。

  • Google Home スピーカーの価格・発売日・スペック
  • Gemini for Home に対応している機種(Gemini Live まで使える機種と、使えない機種)
  • 日本での提供状況と、使い始めるための条件
  • 無料で使える機能と、Google Home Premium(Standard/Advanced)が必要な機能
  • 従来の Google Assistant との違いと、2026年6〜10月のアップデート
  • 新スピーカーを買うか、手持ちの Nest で試すかの判断のしかた

「家にある Google Home で Gemini は使えるのか」「新スピーカーを買うべきか」「結局いくらかかるのか」を知りたい人に向けた記事です。

Google Home スピーカーとは|Geminiを家に常駐させるスマートスピーカー

棚に置かれたGoogle Home スピーカー本体の製品写真

出典: Google 公式ブログ

Google Home スピーカーは、Gemini for Home を中心に据えた Google 純正のスマートスピーカーです。決まった言い回しを覚えなくても、人に話すような言葉で家電を動かしたり、質問したりできます。

据え置き型の新モデルは、2020年10月の Nest Audio 以来、約6年ぶりです。2025年8月の Made by Google で予告され、2025年10月に詳細が発表されました。日本では2026年6月17日に予約が始まり、6月25日に発売されています(Impress Watch)。大きさは Nest Mini より大きく Nest Audio より小さい中間サイズで、机や棚に置きやすい形です。

基本情報まとめ

項目

内容

製品名

Google Home スピーカー(Google Home Speaker)

発売日

2026年6月25日(日本)

価格

16,800円(税込)/米国は $99

カラー

Porcelain(ポーセリン)/Hazel(ヘーゼル)の2色(日本)

アシスタント

Gemini for Home

必要なもの

Google Home アプリ(Android/iOS)、個人の Google アカウント、Wi-Fi

位置づけ

Nest Audio(2020年)以来の据え置き型の新モデル

価格は発売時のものです。2026年10月時点で値下げの発表は見つかっていませんが、買う前にGoogleストアの製品ページで今の価格を確認してください。なお、発売時に案内されていた「9月30日までの購入で Google Home Premium(Standard)が6か月無料」という特典は、すでに終わっています。

アシスタント側の仕組みや料金を詳しく知りたい場合は、Gemini for Homeとは?できること・料金・対応デバイスを解説にまとめています。もとになっている Gemini そのものについてはGeminiとは?機能・料金プラン・使い方をご覧ください。

Gemini for Home 対応機種|手持ちの Google Home・Nest でも使える

「Gemini is coming to Google Home」と書かれたGemini for Home発表時の公式ビジュアル

出典: Google 公式ブログ

Gemini for Home は、新スピーカーだけでなく、これまでの Google Home/Nest のスピーカーとディスプレイの多くで使えます。違いは「Gemini Live(自由な会話)まで使えるかどうか」です。公式ヘルプの対応表は次のとおりです(Google Home ヘルプ)。

区分

機種

すべての機能に対応

Google Home スピーカー(2026)、Nest Hub(第2世代)、Nest Audio、Nest Mini(第2世代)、Nest Hub Max

ほぼすべての機能に対応(Gemini Live は使えない)

Nest Wifi 拡張ポイント、Google Home Max、Google Home(初代)、他社製スピーカー

2026年7月23日の公式リリースノートでは、初代 Google Home Mini と初代 Nest Hub でも Gemini Live が使えるようになったと案内されています(Premium の契約が必要。Google Home リリースノート)。ただし、日本語ヘルプの対応表にこの2機種が載っているか、日本語で使えるかは確認できていません。お持ちの場合は Home アプリで実際に試してください。

Nest カメラとドアベルは、2015年以降のモデルが Gemini の対象です(Google 公式ブログ)。

日本で使える?Gemini for Home を使い始める条件

日本では使えますが、2026年10月28日時点では早期アクセスの扱いです。2026年4月に日本と日本語が早期アクセスの対象に加わり(ITmedia Mobile)、その後も一般提供の発表は出ていません。10月のリリースノートでも「early access」と書かれています。

公式ヘルプに書かれている使い始めの条件は次の5つです。

条件

内容

機器のソフトウェア

スピーカーは Cast 3.76 以降、ディスプレイは Fuchsia 28 以降

アプリ

Google Home アプリ 4.1 以降

アカウント

個人の Google アカウント(会社や学校の Workspace アカウントは使えない)

早期アクセス

Home アプリの[設定]→[早期アクセス]から登録する

言語

アシスタントの言語が日本語などの対応言語になっている

新しく Google Home スピーカーを買った場合、最初から Gemini for Home で動くというレビューがあります(HelenTech)。一方で、日本で買った人にも早期アクセスの登録が要るかどうかは公式には書かれていません。Gemini の機能が出てこないときは、特に「アプリのバージョン」「アカウントの種類」「早期アクセスの登録」の3つを確かめてください。

早期アクセスの段階なので、機能の追加や不具合の修正が今も2週間ほどの間隔で続いています。挙動が変わることがある点は知っておいたほうがよいでしょう。

Gemini for Home でできること|定型コマンドが不要になる

Gemini for Home との自然な会話のやり取りを示すイメージ

出典: Google 公式ブログ

いちばん大きな変化は、言い回しを気にせず話しかけられることです。以下は追加料金なし(無料)で使える主な機能です。

  • 決まった言い回しが要らない: 「枕元のランプ以外、全部消して」のような条件つきの指示も通ります。
  • 複数の指示をまとめて出せる: 「照明を暗くして、音楽をかけて、20分のタイマー」を1回で伝えられます。9月のアップデートで、照明とメディアの指示も1回で通りやすくなりました。
  • 言い直しを理解する: 途中で言い換えても、意図をくみ取ります。
  • 続けて会話: 返事のあとしばらくマイクが開いたままになり、毎回「OK Google」と言わなくて済みます。日本語でも使えます。
  • 会話の内容を15分覚えている: 7月のアップデートで延びました。少し前の話の続きを頼めます。
  • 色温度を声で指定: 「2700ケルビンにして」のように指示できます(対応する照明のみ)。
  • いつもの機能: スマートホームの操作、音楽や動画の検索と再生、アラーム・タイマー、カレンダー、メモ・リスト・リマインダー、一般的な質問。
  • Google TV Streamer との組み合わせ: 最大2台で、テレビの音をサラウンドにできます。

Gemini Live(「OK Google、話そう」で始める自由な会話)は Google Home Premium の Standard 以上が必要です。カメラ映像を声で探す機能と、一日の出来事の要約(Home Brief)は、さらに上の Advanced が必要です。

無料でどこまで使える?Google Home Premium(有料)の早見表

家電の操作と、ふだんの会話・質問は本体だけで(無料で)使えます。Gemini Live を使うなら Standard(月1,000円)、カメラ映像の検索や一日の要約まで使うなら Advanced(月2,000円)が必要です。公式ヘルプでの区分を、機能ごとに並べました。

無料/有料 機能早見表

機能

無料(本体のみ)

Premium Standard

Premium Advanced

スマートホーム操作・タイマー・音楽再生

⭕

⭕

⭕

言い回しを気にしない指示・複数の指示

⭕

⭕

⭕

続けて会話・15分の会話の記憶

⭕

⭕

⭕

Gemini Live(自由な会話)

✕

⭕

⭕

自動化ルールづくりの手伝い

✕

⭕

⭕

カメラの動画履歴(イベント)

✕

30日

60日

連続録画(電源直結型の Nest カメラ/Doorbell)

✕

✕

最長10日

カメラ映像を声で探す

✕

✕

⭕

一日の要約(Home Brief)

✕

✕

⭕

※カメラ映像を声で探す機能は、「アクティビティの説明」をオンにした Nest カメラが必要です。

Google Home Premium の料金プラン

Google Home Premium は、2025年10月に旧「Nest Aware」を置き換えた有料プランです(Googleストア)。

プラン

月額

年額

主な内容

Standard

1,000円

10,000円

Gemini Live、動画履歴30日、人物を見分けた通知、自動化ルールづくりの手伝い

Advanced

2,000円

20,000円

Standard の全部+動画履歴60日、連続録画最長10日、詳しいイベント説明、カメラ映像の声での検索、一日の要約

契約する前に、ほかの Google のプランとの関係も確かめておきましょう。

  • Google AI Pro(月額2,900円)には Premium Standard が、Google AI Ultra には Premium Advanced が追加料金なしで付きます。すでに AI Pro を契約していれば、Gemini Live は追加の支払いなしで使えます。
  • Google AI Plus(月額725円)に Home Premium が付くかは、公式の案内を確認できていません。プランの中身はGoogle AI Plusとはを参照してください。
  • 無料トライアルの有無や期間は時期によって変わります。契約画面の表示で確認してください。

カメラを持っていない家庭なら、選ぶのは「無料のまま」か「Standard(または AI Pro に付いてくる分)」のどちらかです。Advanced はおもに Nest カメラを使う人向けのプランです。

Google Assistant との違い|従来アシスタントから何が変わったのか

Google Home スピーカーのカラーバリエーション(米国で展開する4色)

出典: Google 公式ブログ

Google Assistant は決まった命令に反応する仕組みでした。一方、Gemini for Home は話の流れをくんで答えます。家電操作の頼み方が楽になったのが、いちばん実感しやすい違いです。

比較ポイント

Google Assistant(従来)

Gemini for Home(新)

指示の出し方

決まった言い回しが必要

ふだんの言葉でよい

複数の指示

基本は1回に1つ

まとめて1回で出せる

言い直し

苦手

意図をくんで理解する

少し複雑な質問

短い答えが中心

順を追って考えて答える

続けての会話

毎回「OK Google」が必要

続けて会話で不要。15分前の話も覚えている

自由な会話

なし

Gemini Live(Premium)

使える機種

ほぼすべての Google Home/Nest

対応機種のみ(多くは対応)

注意:Gemini for Home への切り替えは元に戻せない

家全体を Gemini for Home に切り替えると、Google Assistant には戻せません。あとから追加する機器も Gemini for Home になります(公式ヘルプ)。ルーティンや家族のアカウントの使い方が変わることもあるので、切り替える前に、よく使う操作をメモしておくと安心です。

また、Gemini Live の会話中は家電の操作や Google のサービスとの連携ができず、会話の記録も残りません(Impress Watch レビュー)。家電を動かしたいときは、Live を終えてからふつうに話しかける形になります。

2026年6〜10月の主なアップデート

発売後も機能は追加され続けています。Google Home の公式リリースノート(英語版)から、Google Home スピーカーの利用者に関係が深いものを抜き出しました。日本語でどこまで使えるかは、機能ごとに差がある可能性があります。

日付

内容

2026年6月23日

間違って反応することを減らした。子どもを含む家族全員が使えるように

2026年7月23日

初代 Home Mini・初代 Nest Hub で Gemini Live(Premium)。会話の記憶が15分に

2026年8月5日

一緒にお話を作る Storytime。Google Home スピーカーのライトリングが点いたままになる不具合を修正

2026年8月20日

照明の色温度を声で指定。Spotify の曲の聞き取りを改善

2026年9月2日

照明とメディアの指示を1回で出せるように

2026年9月16日

Gemini Live が勝手に話し始める問題を減らした。Google Home MCP の早期アクセス開始

2026年9月30日

周りの会話を拾いにくく、よく使う指示の待ち時間を短縮

2026年10月14日

「止めて」で止まりやすく。Philips Hue ブリッジを Google Home ハブ経由のローカル Matter 操作に対応

ハードウェア・スペック|マイク3基と物理ミュートスイッチ搭載

スマートスピーカー内部のプロセッサや基板をイメージした回路基板の写真

Google Home スピーカーは、声を聞き取るマイクとスマートホームのハブ機能に力を入れた作りです。公式スペック(Googleストア スペックページ・スペックシートPDF)は次のとおりです。

項目

スペック

プロセッサ

NPU 搭載クアッドコア A55 2.0GHz(雑音の抑制やエコーキャンセルを本体内で処理)

マイク

高感度マイク×3、2段階の物理ミュートスイッチ(ミュート中はリングライトがオレンジ)

スピーカー

360度サウンド(58mmフルレンジドライバーとレビューで紹介)

通信

Wi-Fi 6(802.11ax、2.4/5GHz)/Bluetooth 5.4/Thread 1.3 ボーダールーター

サイズ

直径107mm × 高さ86.6mm

重さ

396g(直出しケーブル込み。電源アダプタ65gは別)

電源

直出しケーブル1.5m、30W USB-C アダプタ

素材

製品の重さの37%以上がリサイクル素材

バッテリー

なし(据え置き型)

RAM 1GB/ストレージ 4GB、58mm ドライバーという数値は、報道やレビューで紹介されているものの、公式ページの文面では確認できていません。

目を引くのは Thread ボーダールーターを内蔵している点です。Matter 対応の機器を本機につないで、家のスマートホームのハブとして使えます。10月のアップデートでは、Google Home ハブを通してネットを介さず家の中だけで Matter 機器を動かせることが案内され、Philips Hue ブリッジもこれに対応しました。

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音質の評価|「AIは優秀だが音質は価格相応」

音は日常使いには十分で、Nest Mini よりはっきり良くなっています。ただし Nest Audio ほどの迫力はありません。国内外のレビューは、おおむね次のような評価です。

  • Impress Watch(2026年7月): 「買い。ただし発展途上」。あいまいな指示でもやり取りを重ねて対応し、音質も上がった。2台のステレオペアで広がりが出る(記事)
  • HelenTech(2026年7月): Nest Mini より低音と広がりが良いが、Nest Audio には劣る。Gemini の返事が長く遅いことがある(記事)
  • 海外レビュー: Digital Trends は「賢く迫力も増したが、サブスクが痛い」、Gizmodo は AI の反応が安定しない点を指摘(Digital Trends、Gizmodo)

2台のステレオペアは Bluetooth スピーカーとして扱われるため音の遅れが大きく、動画やゲームには向きません(Impress Watch)。音楽をじっくり聴くための機械というより、AIアシスタントとスマートホームのハブを兼ねた、音もそこそこ鳴る端末と考えると買ったあとの不満が少ないはずです。

新スピーカーを買う?手持ちの Nest で試す?判断のしかた

本の上に置かれたGoogle Home スピーカー(Google ストアの製品画像)

出典: Google ストア

Nest Audio や Nest Mini(第2世代)を持っているなら、まずは今の機器で Gemini for Home を無料で試すのが損のない順番です。アシスタントの機能は新スピーカーとほぼ同じで、Gemini Live まで使えます。

比較項目

Google Home スピーカー

Nest Audio

Nest Mini(第2世代)

Gemini for Home

全機能

全機能

全機能

Gemini Live(Premium)

⭕

⭕

⭕

Thread ボーダールーター

⭕

✕

✕

Wi-Fi

Wi-Fi 6

Wi-Fi 5

Wi-Fi 5

音(レビューの評価)

Nest Mini より上、Nest Audio より下

3機種で最も迫力がある

3機種で最も軽い

追加の費用

本体16,800円

0円(手持ちなら)

0円(手持ちなら)

Nest Audio・Nest Mini の日本での販売状況は確認できていません。新しく買う前提なら、Googleストアの取り扱いを確かめてください。

状況ごとのおすすめは次のとおりです。

状況

おすすめ

Nest Audio/Nest Mini(第2世代)を持っている

今の機器で試す。困らなければ買い替えは不要

初代 Google Home/Google Home Max を使っていて Gemini Live を使いたい

新スピーカーか対応機種への買い替えを検討

Matter/Thread 機器を増やしていてハブが欲しい

新スピーカーが有力

Nest Mini の音に不満がある

新スピーカーで改善する。音重視なら Nest Audio のほうが上

初めてスマートスピーカーを買う

新スピーカーが標準的な選択肢

他社製品との立ち位置|Amazon Echo / Apple HomePod との違い

スマートスピーカーの主な競合は Amazon Echo と Apple HomePod です。どれを選ぶかは、ふだん使っているサービスでほぼ決まります。価格はモデルや時期で変わるため、ここでは特徴だけを比べます。

製品

アシスタント

強み

合う人

Google Home スピーカー

Gemini for Home

生成AIでの自然な会話、Googleサービスとの連携、Thread/Matter のハブ

Android や Gmail・カレンダー・YouTube を使う人

Amazon Echo

Alexa

対応するスマート家電の多さ、Amazon での買い物

Amazon のサービスをよく使う人

Apple HomePod

Siri

音の良さ、iPhone などとの連携

iPhone 中心の人、音にこだわる人

Alexa 側の新しい動きはAmazon Alexa for Shoppingとは、Siri と Gemini の関係はSiri Gemini搭載とはで紹介しています。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

おすすめする人

  • スマートホーム機器を、決まった言い回しを覚えずにまとめて動かしたい人
  • Gmail・カレンダー・YouTube など Google のサービスを毎日使っている人
  • すでに Google AI Pro/Ultra を契約していて、Gemini Live を追加料金なしで使いたい人
  • Matter/Thread 対応機器が増えてきて、ハブを1台にまとめたい人
  • 初代 Google Home など、Gemini Live が使えない古い機種から乗り換えたい人

おすすめしない人

  • 音楽を高音質で聴きたい人(音は価格なり)
  • Google Assistant を使い続けたい人(切り替えると戻せない)
  • 会社や学校の Workspace アカウントで使いたい人(個人アカウントのみ対応)
  • 早期アクセスの段階で挙動が変わるのを避けたい人
  • Nest Audio/Nest Mini(第2世代)を持っていて、ハブ機能も要らない人(今の機器で十分)
  • 持ち運んで使いたい人(バッテリーなし)

プライバシー・セキュリティの注意点

Googleのセーフティセンターで使われている盾形のGoogleロゴ

出典: Google セーフティセンター(Google Nest)

家の中に常にマイクを置くことになるので、止め方と記録の消し方を最初に確認しておくと安心です。公式ヘルプで案内されている仕組みは次のとおりです。

  • 2段階の物理ミュートスイッチで、マイクを機械的に切れます。ミュート中はリングライトがオレンジに光ります。
  • 話した内容はマイアクティビティの Home の履歴で確認・削除できます。
  • ゲストへの返事は初期設定で絞り込まれます。Voice Match を設定した子どもには常に絞り込みがかかり、保護者による制限もあります。
  • カメラ映像を声で探せる人を、管理者が Voice Match 登録済みの人だけに絞れます。
  • 声の処理はクラウドで行われ、Google のプライバシーポリシーに沿って扱われます。

2026年9月には Google Home MCP の早期アクセスが始まり、個人で使うAIエージェントから家の機器やイベント履歴にアクセスできるようになりました(日本で使えるかは未確認)。便利な一方で、外部のエージェントに家の操作権限を渡すことになります。使う場合は、どの機器とどの履歴まで許可するかを確かめてください。AIエージェントの仕組みはAIエージェントとはで解説しています。

会社や店舗で使うときの注意

会議室や店舗に置いて使う場合、Gemini for Home は Workspace アカウントに対応していない点に注意が必要です。設定は個人の Google アカウントで行うことになり、社内のアカウント管理とは切り離されます。業務の記録や社内データを扱う用途には向きません。家庭用のスピーカーではなく、Gemini などのモデルを自社の業務システムに組み込みたい場合は、API連携や個別開発で作ることになり、方法によって費用の目安も変わります。費用の内訳はAI開発の費用相場【2026年10月】AI受託開発の改修・PoC・本開発の価格と見積の内訳にまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q. 古い Google Home でも Gemini は使えますか?

A. 多くの機種で使えます。Nest Audio、Nest Mini(第2世代)、Nest Hub(第2世代)、Nest Hub Max は Gemini Live まで対応しています。初代 Google Home や Google Home Max は Gemini Live 以外の機能に対応しています。

Q. 日本でもう使えますか?

A. 使えます。ただし2026年10月時点では早期アクセスの扱いで、正式提供の発表はまだです。Home アプリの[設定]→[早期アクセス]から登録できます。

Q. Gemini の機能が表示されません。

A. Home アプリが 4.1 以降か、個人の Google アカウントでログインしているか、アシスタントの言語が日本語になっているかを確認してください。Workspace アカウントでは使えません。

Q. 本体のほかに月額料金はかかりますか?

A. 家電の操作や質問、続けて会話は無料です。Gemini Live を使うなら Premium Standard(月1,000円)、カメラ映像の検索や一日の要約を使うなら Advanced(月2,000円)が必要です。Google AI Pro の契約者には Standard が付いています。

Q. 今から買っても Premium の無料特典は付きますか?

A. 発売時の「Premium Standard 6か月無料」は2026年9月30日で終わっています。新しい特典があるかは Googleストアの表示で確認してください。

Q. 2台でステレオにできますか?

A. できますが、Bluetooth スピーカーとして扱われるため音が遅れやすく、動画やゲームには向きません。テレビの音をよくしたいなら、Google TV Streamer と組み合わせる方法が公式に用意されています。

まとめ

Google Home スピーカーは、Gemini for Home で動く前提で作られた、Nest Audio 以来約6年ぶりの据え置き型スマートスピーカーです。2026年6月25日に16,800円(税込)で発売されました。

  • Gemini for Home は Nest Audio・Nest Mini(第2世代)・Nest Hub などの手持ちの機種でも無料で使える。初代 Google Home などは Gemini Live 以外に対応
  • 日本は2026年10月時点で早期アクセス。個人の Google アカウントと Home アプリ 4.1 以降が必要
  • Gemini Live は Premium Standard(月1,000円)、カメラ映像の検索と一日の要約は Advanced(月2,000円)。Google AI Pro には Standard が付く
  • 新スピーカーならではの点は Thread/Matter のハブ機能と Wi-Fi 6。音は価格なり
  • Google Assistant には戻せないので、切り替えは使い方を確かめてから

手持ちの Nest で Gemini を試してから、ハブ機能や音に物足りなさを感じたら新スピーカーを検討する、という順番がいちばん無駄がありません。アシスタント側の詳しい機能はGemini for Homeとは?、Gemini と ChatGPT の違いはChatGPT vs Gemini 比較もあわせてご覧ください。

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この記事の著者

AI革命

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編集部

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