AIツール2026年5月更新

ElevenLabs Voice Design v3とは?BlackRock出資・Eleven v3モデル・料金・日本語対応を徹底解説【2026年最新】

公開日: 2026/05/19
ElevenLabs Voice Design v3とは?BlackRock出資・Eleven v3モデル・料金・日本語対応を徹底解説【2026年最新】

この記事のポイント

ElevenLabs Voice Design v3は、テキストプロンプトだけでオリジナルAI音声をゼロから設計できる機能です。BlackRock・NVIDIAが出資、ARR $500M超の急成長企業が提供する最新モデル・料金・日本語対応・セキュリティを、2026年5月時点の公式情報をもとに整理します。

ElevenLabs Voice Design v3は、テキストの説明を書くだけでオリジナルのAI音声を3候補まとめて生成できる機能です。2025年6月に最新TTSモデル「Eleven v3」と同時にリリースされ、2026年5月時点ではBlackRock・NVIDIA・Salesforceなど錚々たる投資家を迎え、ARR(年間経常収益)$500Mを超える音声AI企業が提供しています。

この記事では、Voice Design v3の仕組みとできること、最新モデル「Eleven v3」の特徴、全7プランの料金、日本語対応の現状と限界、企業導入時のセキュリティ確認事項まで、導入判断に必要な情報を一本にまとめます。「ElevenLabsを試したい個人」から「商用・企業導入を検討するチーム」まで役立つ内容です。

ElevenLabs公式ロゴ(白背景)

出典: ElevenLabs プレスキット


ElevenLabsとVoice Design v3の基本

ElevenLabsとは

ElevenLabsは2022年創業のAI音声合成・音声エージェントプラットフォームです。本社はポーランドで、現在530名以上が50カ国以上で働いています。Webアプリ(ダッシュボード)・REST API・モバイルアプリから利用でき、テキスト音声変換(TTS)・音声クローニング・音声認識(STT)・ボイスエージェント構築など、音声AI全般を一手に担うサービスを提供しています。

主な導入企業はDeutsche Telekom、Revolut、Duolingo、NVIDIA、Meta、Epic Games、Salesforce、ウクライナ政府など。2026年5月時点でARR $500Mを超え、累計調達額は$781Mに達しています。

Voice Design v3とは

Voice Design v3は、テキストのプロンプトを書くだけでオリジナルのAI音声を「ゼロから」設計・生成する機能です。

既存の音声ライブラリから選ぶのではなく、「40代男性、落ち着いた低音、関西なまり」「若い女性、興奮気味、英語ネイティブのアクセント」といった自然言語で声の特徴を指定し、その場で3つの候補音声を生成します。気に入った1つを選んで保存すれば、自分専用の音声としてTTSや音声クローニングと同じように使えます。

2025年6月25日に最新TTSモデル「Eleven v3」と同時にリリースされました。

Voice Design v3とEleven v3の違い(混同しやすい点):

項目

Voice Design v3

Eleven v3

正体

音声をゼロ設計する機能

TTSの推論モデル本体

役割

「どんな声か」を決める

「その声でテキストを読む」

リリース

2025年6月25日(同日)

2025年6月α版→2026年2月GA版


Voice Design v3でできること

2つのモードで用途に合わせた音声設計

Voice Design v3には用途別に2つのモードがあります。

Realistic Voice Design(リアリスティック)
実在する人間のような音声を生成するモードです。ナレーター・アナウンサー・キャスター・コールセンターオペレーター向けの自然な音声に向いています。年齢・性別・アクセント・話し方のテンポなど細かい指定が反映されやすく、商用コンテンツや企業のボイスプロフィール設計に使われています。

Character Voice Design(キャラクター)
ゲームのNPC・ファンタジーキャラクター・アニメ吹き替えなど、架空の存在の音声を生成するモードです。「ドラゴン風の低い唸り声」「小妖精のような甲高い声」など、現実には存在しないような声質も指定できます。エンターテインメント・ゲーム開発・ポッドキャストの演出に活用されています。

指定できる音声パラメータの例

Voice Design v3では20〜1,000文字のテキストプロンプトで以下のような特性を指定できます。

  • 年齢・性別: 「中年男性」「20代女性」
  • アクセント・方言: 「ニューヨーク出身」「関西弁」「英国英語」
  • トーン・感情: 「温かみのある」「クールでビジネス的」「活気ある」
  • 話し方のクセ: 「文末に少し上がるイントネーション」「半笑いを含む」
  • 用途: 「オーディオブックのナレーター」「ゲームの悪役」

70以上の言語と数百のローカルアクセントに対応しており、英語以外の言語でも音声設計が可能です。

クレジット消費の仕組み

Voice Design v3での音声生成は、プレビューテキストの文字数分のクレジットのみ消費します。3つのサンプルを生成しても追加コストは発生しません。無料プランを含む全プランで利用できますが、無料プランでは生成した音声をAPIから利用するためにVoice Libraryへのアクセスが制限されます。

ElevenLabsのCreativeプラットフォーム画面

出典: ElevenLabs 公式サイト


Eleven v3モデルの特徴と全モデル比較

ElevenLabsの音声API・モデル概要イメージ

出典: ElevenLabs 公式サイト

Eleven v3(eleven_v3)とは

Eleven v3はElevenLabsのフラッグシップTTSモデルです。2025年6月にアルファ版が公開され、2026年2月に商用版(GA)としてリリースされました。

主な特徴:

  • 対応言語: 70以上(v2の33言語から大幅拡大)
  • オーディオタグ対応: [laughs][whispers][sighs][excited]などのタグをテキストに挿入するだけで感情表現を制御できる
  • Text to Dialogue: 複数話者が自然に会話する音声を生成できる(ポッドキャスト・対話コンテンツ向け)
  • 文字制限: 1リクエストあたり5,000文字(約5分相当)

全モデル比較表

ElevenLabsが提供する主要TTSモデルをまとめます。

モデル名

対応言語

遅延

文字制限

主な用途

日本語

Eleven v3

70以上

高品質優先

5,000文字

コンテンツ制作・感情表現

ビジネスレベル

Eleven Multilingual v2

29

標準

10,000文字

多言語汎用

対応

Eleven Flash v2.5

32

〜75ms超低遅延

40,000文字

リアルタイムエージェント

対応

Eleven Flash v2

英語のみ

超低遅延

30,000文字

英語リアルタイム

非対応

用途別の選び方:

  • 高品質な音声コンテンツを作りたい → Eleven v3
  • リアルタイムで音声エージェントを動かしたい → Eleven Flash v2.5
  • 大量のテキストを処理したい → Eleven Multilingual v2(文字制限が広い)

重要な注意点: Eleven v3は高品質を優先したモデルのため、Eleven Flash v2.5のような超低遅延(75ms以下)は実現していません。リアルタイム対話アプリやコールセンターAIにはFlash v2.5が推奨されています。


料金プラン詳細比較

※以下は2026年5月時点の公式料金ページ(https://elevenlabs.io/pricing)の情報です。料金は変動する場合があります。

全プラン比較表

プラン

月額(月払い)

クレジット/月

商用利用

主な特徴

Free

$0

10,000

不可

TTS・STT・Voice Design利用可。クレジット表記必須。3プロジェクトまで

Starter

$6

30,000

商用ライセンス付き、インスタント音声クローン、ダビングスタジオ、20プロジェクト

Creator

$22(初月$11)

121,000

プロフェッショナル音声クローン(PVC)、追加クレジット購入可

Pro

$99

600,000

44.1kHz PCM出力、192kbps高品質、API高品質出力

Scale

$299

1,800,000

3ワークスペースシート、チーム共同作業、専門音声クローン×3

Business

$990

6,000,000

低遅延TTS(5¢/分)、専門音声クローン×10、10シート

Enterprise

カスタム

カスタム

DPA/SLA、HIPAA対応、カスタムSSO、優先サポート、学習データ利用オフ

補足事項:

  • 年払いで約17%割引(2ヶ月分無料相当)
  • 未使用クレジットは2ヶ月間ロールオーバー可
  • 1文字 = 1クレジット(Multilingual v2の場合)。Flash v2.5は0.5〜1クレジット/文字
  • 2026年2月の価格改定で全体的に約50%の値下げが行われた(旧Starterは$5→現$6だが、クレジット量が大幅増)
  • Free プランは商用・収益化用途に使えない。ビジネス利用はStarter以上が必須

プラン選択のポイント

個人・試用目的: Freeプランから始めて動作を確認する。商用利用が必要になればStarterへ。

コンテンツクリエイター・YouTuber: Creatorプラン($22/月)がコスパ良好。プロ品質の音声クローンが使えるため、オリジナルキャラクターや自身の声のクローン制作にも対応できます。

企業・チーム利用: Scaleプラン以上でワークスペース共有やチーム管理機能が使えます。DPA(データ処理契約)が必要な場合はEnterpriseが必須です。


日本語対応の現状と限界

Eleven v3で日本語は使えるか

結論として、Eleven v3の日本語対応はビジネス利用レベルに達していますが、いくつかの課題も残っています。

できること:

  • ナレーション・説明動画・教材音声など「正確に読み上げる」用途での高品質な日本語音声生成
  • 感情表現の制御(オーディオタグ[laughs]等が日本語テキストでも動作)
  • 関西弁など方言・アクセントの指定(Voice Design v3でプロンプト指定が可能)
  • Eleven v3アルファ版では日本語エラーが68%削減されたと報告されています(GIGAZINE等)

現状の制限:

  • 複雑なニュアンスや非標準的な発音は引き続き課題がある
  • Voice Design v3での日本語プロンプト精度は英語プロンプトとの差が未確認(英語で指定した方が精度が安定する場合がある)
  • オーディオタグの感情表現が日本語で常に安定して機能するわけではない(複数のユーザー報告あり)
  • 競合のGoogle Cloud TTS(Wavenet)は日本語品質が高く、大量処理では選択肢になる

日本語利用の実務的な判断:
日本語の「正確な読み上げ」が主目的なら現時点でも実用レベルです。ただし、感情豊かな演技や複雑なキャラクターボイスの日本語用途では、実際にFreeプランでテストして品質を確認してから有料プランへ進むことを推奨します。


Voice Design v3の使い方(手順)

基本的な操作はダッシュボードから行います。

Step 1: アカウント登録

ElevenLabs公式サイトからアカウントを作成します。Googleアカウントでのソーシャルログインも可能です。

Step 2: Voice Designへのアクセス

ダッシュボード左メニューの「Voices」→「My Voices」→「Add a new voice」→「Voice Design」を選択します。

Step 3: モードとプロンプトの設定

  • Realistic(リアルな人間声)またはCharacter(架空キャラクター)を選択
  • テキストボックスに音声の説明を20〜1,000文字で入力(日本語でも英語でも可)
  • プレビュー用サンプルテキストを入力

Step 4: 音声を生成・選択

「Generate」を押すと3つの候補音声が生成されます。それぞれを再生して確認し、気に入ったものを「Use Voice」で保存します。

Step 5: TTSで活用

保存した音声は「Text to Speech」メニューからすぐ使えます。API経由でも利用可能(Starterプラン以上推奨)。

プロンプト例(日本語):

30代の日本語女性ナレーター。落ち着いた声で、NHKアナウンサーのような
クリアな標準語。ゆっくりめのテンポで、聞き手を安心させるトーン。
教育コンテンツやオーディオブックに適した声。
架空のゲームキャラクター。年老いた魔法使いの男性。低く渋い声で、
時折笑みをこぼすような温かみがある。日本語、標準語。

競合ツールとの比較

主要AI音声ツール比較表

ツール

無料プラン

日本語品質

言語数

音声クローン

API

向いている用途

ElevenLabs

あり(商用不可)

高(v3)

70以上

あり

あり

コンテンツ制作・感情表現・多言語

Murf AI

あり(制限あり)

限定的

20以上

あり

あり

チームでのビデオ制作・テンプレ重視

PlayHT

あり

対応(品質差あり)

142以上

あり

あり

多言語幅広い・ポッドキャスト・WordPress統合

Descript

あり

非対応

英語中心

あり(Overdub)

限定

動画編集と音声の一体管理

Google Cloud TTS

有料(無料枠あり)

高品質

40以上

なし

あり

大量処理・低コスト・エンタープライズ

AI音声技術・各ツール比較イメージ

ElevenLabsを選ぶべきケース・避けるべきケース

ElevenLabsが強みを発揮する場面:

  • 感情豊かな音声(笑い・ため息・興奮など)をテキストで制御したい
  • オリジナルの音声をゼロから設計したい(Voice Design v3)
  • 既存の声をクローンして動画やポッドキャストに使いたい
  • 70言語以上に対応した多言語コンテンツを作りたい

競合を優先した方がよい場面:

  • 日本語の大量テキスト処理をコスト重視で行いたい → Google Cloud TTSの方がコスパが高い場合がある
  • 動画編集ツールと音声を一体管理したい → Descriptが作業フロー的に効率的
  • ヨーロッパ言語を中心に多言語展開したい → PlayHTの142言語対応が選択肢になる

こんな人におすすめ / おすすめしない人

ElevenLabs(Voice Design v3含む)がおすすめな人

  • コンテンツクリエイター: YouTubeナレーション・Podcast・オーディオブックに自分だけのオリジナル音声を使いたい
  • ゲーム・アニメ開発者: NPCやキャラクターの音声を低コストで大量生成したい
  • マーケター・広告担当者: 多言語の動画広告や音声広告を素早く制作したい
  • 教育コンテンツ制作者: 自然な日本語音声で教材・eラーニングコンテンツを作りたい
  • エンタープライズのカスタマーサポート: ボイスエージェント(ElevenAgents)で音声対話システムを構築したい

おすすめしない人

  • 無料で商用利用したい人: Freeプランは商用・収益化用途に使えません。Starterプラン($6/月)が最低ラインです
  • 日本語のリアルタイム対話を求める人: Eleven v3はリアルタイム用途には向きません。Flash v2.5で対応できますが、日本語での性能は実際の検証が必要です
  • シンプルな読み上げ機能だけでよい人: Google Cloud TTSやAmazon Pollyの方が低コストで実装できます
  • PVC(プロフェッショナル音声クローン)をEleven v3で使いたい人: 現時点でPVCのEleven v3最適化は未完了のため、クローン精度が下がる場合があります(Creatorプラン以上の機能ですが注意が必要)
  • SSMLのbreakタグを多用している人: Eleven v3はSSML breakタグに非対応です

企業導入・セキュリティ確認事項

企業でElevenLabsを導入する際に確認すべきポイントを整理します。

データ保持ポリシー

  • 音声データは最終利用から最大3年間保持される(法的義務がある場合を除く)
  • Enterprise契約の解除後:30日以内に顧客コンテンツを削除
  • 学習データへの利用: デフォルト設定は有効。Enterpriseプランのみデフォルトでオフ(それ以外は利用規約で許可している)。下位プランで学習利用を止めたい場合はEnterprise契約が必要

国際認証・コンプライアンス

  • EU-US Data Privacy Framework(DPF)認証済み
  • UK Extension、Swiss-U.S. DPFにも対応
  • コンプライアンス詳細:https://compliance.elevenlabs.io/
  • HIPAA対応: Enterpriseプランのみ(BAA締結が必要)
  • GDPR: DPA(Data Processing Addendum)取得はEnterprise契約で可能

禁止使用ポリシー(重要)

ElevenLabsの禁止使用ポリシーにより、以下の用途は明確に禁止されています:

  • 本人の同意なく他人の声をクローニングすること
  • フィッシング・詐欺・選挙干渉への利用
  • 性的・暴力的なコンテンツの制作

特に注意が必要なのは音声クローニングの権利問題です。企業で著名人・タレントの声を使う場合、本人の書面による同意が必須です。

ElevenLabsのボイスエージェントプラットフォーム画面

出典: ElevenLabs 公式サイト

Default音声の廃止(2026年12月31日)

公式発表によると、既存のDefault音声は2026年12月31日をもって利用終了となります。現在Default音声を使っているワークフローがある場合、Voice Design v3で代替音声を今から設計・保存しておくことを推奨します。


ElevenLabsの最新動向(2026年最新)

BlackRock・NVIDIA・Salesforceが出資(2026年5月)

2026年5月5日、ElevenLabsはSeries Dの第3クローズを発表しました。新たな投資家として以下が加わっています:

機関投資家: BlackRock、Wellington Management、D.E. Shaw、Schroders

企業投資家: NVIDIA(NVentures経由)、Salesforce、Santander、Deutsche Telekom(T.Capital経由)、KPN

著名人: Jamie Foxx(俳優)、Eva Longoria(俳優)、Hwang Dong-hyuk(『イカゲーム』制作者)

これによりSeries Dの累計調達額は$550M超に増加。創業からの累計調達額は$781Mに達しています。

ARR $500M超を達成(2026年4月時点)

2026年4月時点でARR(年間経常収益)が$500Mを超えたと発表されています。2025年末のARRは$330〜350Mだったため、2026年1〜4月だけで約$150Mの純増という急成長ペースです。

主要顧客: Deutsche Telekom、Revolut、Duolingo、NVIDIA、Meta、Epic Games、Salesforce、ウクライナ政府など。

IPO計画:2〜3年以内に準備へ

2026年3月のBloomberg取材にて、CEOのMati Staniszewski氏が「2〜3年以内にIPO準備を整える」と表明しています。ワルシャワ証券取引所でのデュアルリスティングも検討中とのことです。

Series D($500M)の詳細(2026年2月)

2026年2月4日には、Sequoia Capital主導でSeries Dとして$500Mを調達。評価額は$110億(前年$66億から約3倍増)になりました。また、この際に全モデルの料金が約50%値下げされ、特にFlash v2.5は大幅なコスト削減が実現されています。

IBM watsonx Orchestrateとの統合(2026年3月)

2026年3月25日にIBM watsonx OrchestrateとのElevenAgents統合が発表されました。エンタープライズ向けのAI音声エージェント構築が、IBMのAIオーケストレーション基盤上で可能になっています。

ElevenLabs BlackRock出資・急成長イメージ

Voice Libraryで音声を収益化する方法

ElevenLabsにはVoice Libraryという音声のマーケットプレイス機能があります。自分が作ったオリジナル音声(Voice Design v3で生成したものを含む)をライブラリに公開すると、他のユーザーが使用するたびに現金報酬が発生します。

  • 累計支払い実績:$14M以上
  • Creator以上のプランで公開・収益化が可能

音声クリエイターやVoice Actorにとって、新しい収益源になっています。


よくある質問(FAQ)

Q: 無料プランでVoice Design v3は使えますか?
A: はい、使えます。ただし商用利用は不可で、生成した音声をAPIから使う際にVoice Libraryへのアクセスが制限されます。試用目的ならFreeプランで十分確認できます。

Q: 日本語のプロンプトでVoice Design v3を使えますか?
A: 技術的には可能です。ただし、英語プロンプトの方が精度が安定する傾向があるとの報告があります。特に詳細なアクセント指定(例: 「ニューヨーク出身」)は英語で指定した方が意図が反映されやすいケースがあります。

Q: Voice Design v3で作った音声は著作権上どうなりますか?
A: 公式の利用規約上、ユーザーが生成した音声の利用権はユーザー側に帰属します(商用利用はStarter以上が必要)。ただし、他人の声に似せる意図でプロンプトを作ることは禁止されています。

Q: Eleven v3とFlash v2.5の使い分けは?
A: コンテンツ制作(ナレーション・オーディオブック・動画音声)にはEleven v3、リアルタイムの音声エージェント・コールセンターAIにはFlash v2.5が適しています。v3はリアルタイム向けではなく、遅延が大きい点に注意が必要です。

Q: 音声クローニングとVoice Design v3の違いは?
A: 音声クローニングは「実在する特定の声」をサンプルから複製する機能。Voice Design v3は「プロンプトで指定した特性の声を新規に生成する」機能です。既存の声を再現したい場合はクローニング、オリジナルの音声を作りたい場合はVoice Designを使います。

Q: PVC(プロフェッショナル音声クローン)をEleven v3で使えますか?
A: 技術的には使えますが、現時点でPVCはEleven v3への最適化が完了しておらず、クローンの忠実度が下がる場合があります。PVCを使う場合は、Multilingual v2との比較テストを行うことを推奨します。

Q: Enterprise導入でデータ学習をオフにできますか?
A: はい。Enterpriseプランではデフォルトで学習データ利用がオフに設定されており、明示的なオプトインなしにトレーニングデータとして使用されません。下位プランではオフにできないため、データ取り扱いに厳しい業種(医療・金融等)はEnterprise一択です。


まとめ

ElevenLabs Voice Design v3は、テキストプロンプトだけでオリジナルAI音声を設計できる機能で、2025年6月の登場以降、音声コンテンツ制作のハードルを大幅に下げています。最新モデルEleven v3は70言語以上・感情タグ対応・高品質な日本語読み上げを実現しており、特にコンテンツクリエイター・ゲーム開発・多言語マーケティングの現場で活用が広がっています。

2026年5月時点では、BlackRock・NVIDIA・Salesforceなどの大型投資家を迎え、ARR $500M超という急成長を続けており、企業信頼性の観点でも安心して長期利用できる基盤が整ってきています。

一方で、Freeプランの商用利用不可・PVCのv3最適化未完了・Eleven v3のリアルタイム非推奨など、具体的な用途によっては注意すべき点もあります。まずは無料プランで動作を確認し、商用利用が必要になったタイミングでStarterプランへの移行を検討するのが実践的なアプローチです。

生成AIツール全般の比較・選び方については、生成AIツールおすすめ比較もあわせてご確認ください。


参考・出典:

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この記事の著者

AI革命

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編集部

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