Claude Code特集2026年5月更新

ccusage 使い方|Claude Codeのトークン消費をCLIで可視化(★14,000超)完全ガイド

公開日: 2026/04/23
更新日: 2026/05/12
ccusage 使い方|Claude Codeのトークン消費をCLIで可視化(★14,000超)完全ガイド

この記事のポイント

ccusageはClaude Codeのローカルログを読み取り、日次・週次・月次・セッション・5時間ブロック単位でトークンとコストを可視化するOSS CLI。v18.0.11と2026-05-06のClaude Code 5時間上限倍増を踏まえた使い方を解説。

ccusage は、Claude Codeがローカルに残す会話ログ(JSONL)を解析して、日次・週次・月次・セッション・5時間ブロック単位でトークン消費量と推定コストを可視化するOSSのCLIツールです。 APIキーやログインは不要で、npx ccusage@latest を1行叩くだけで当日の使用量が表示されます。GitHubスターは14,100超(2026-05-12時点)まで伸び、Claude Codeユーザーの実質的な標準ツールとして定着しています。

さらに、2026-05-06にAnthropicがClaude Codeの5時間レート上限を倍増Pro/Maxのピーク時間帯削減を撤廃したため、ccusage blocks で見る5時間ブロックの読み方も「以前の倍を投げられる前提」に更新が必要です。本記事ではこの最新事情も含めて整理します。

ccusage 使い方|Claude Codeのトークン消費をCLIで可視化(★14,000超)完全ガイド

この記事でわかること

  • ccusageの概要・ライセンス・料金(無料)と、2026-05時点の最新情報
  • 最短1コマンドで使い始めるインストール手順
  • daily / weekly / monthly / session / blocks / statusline の使い方
  • 2026-05-06のClaude Code改定を踏まえた5時間ブロックの新しい読み方
  • Claude CodeのstatusLineへの常時表示組み込み手順
  • 複数アカウント/チームでの集計方法(CLAUDE_CONFIG_DIR
  • 設定ファイル(v18系で整備)の優先順位と書き方
  • MCPサーバ連携(@ccusage/mcp)とCodex CLIなど派生パッケージ
  • よくあるトラブルとFAQ

誰向けの記事か

  • Claude Code(Pro / Max / Team / Enterprise)を日常的に使い、5時間ブロックを枯らしてしまう方
  • Claude APIの従量課金額をざっくり把握したい方
  • チームでClaude Codeを運用していて使用量を集計・共有したい方
  • ccusageを「最初の1回」だけ叩いたが、blocksstatusline まで使い切れていない方

ccusageとは?★14,000超のローカル可視化CLI

ccusage(@ryoppippi)のGitHubリポジトリ。Claude Code/Codex CLIのJSONLログを解析するCLIツール

出典: GitHub - ryoppippi/ccusage

ccusageは、Claude CodeやCodex系CLIがローカルに残すJSONL形式のログを解析し、トークン使用量と推定コストをターミナルに表形式で出力するオープンソースのCLIです。 開発者は@ryoppippi氏(個人OSSメンテナ)、ライセンスはMIT、配布はnpm経由です。

項目

内容

名称

ccusage

開発者

@ryoppippi

ライセンス

MIT(OSS/個人開発者による第三者ツール)

公式サイト

https://ccusage.com/

GitHub

https://github.com/ryoppippi/ccusage

GitHubスター

14,100+(2026-05-12時点 / 約3週間で +0.8k)

最新バージョン

v18.0.11(2026-04-19リリース)

実装

TypeScript(Bun前提のモノレポ)

料金

無料

実行形態

ローカル解析/外部サーバへの使用データ送信なし

「Claude Codeの使用量を確認するツール」は複数ありますが、ccusageは「ログをそのまま読む追加の認証なしCLIで即出せる」の3点で軽量さが際立ち、Claude Code v1.0.30以降のデータディレクトリ変更にも自動追従します。

📌 注意: ccusageはAnthropic公式ツールではなく、個人開発者によるOSSです。本文中で「公式」「Anthropic製」と表現する競合記事を見かけますが正確ではありません。

なぜ★14,000超の定番ツールになったのか

Claude Code定額プランの「5時間ブロック上限」と「いま何トークン使ったか」を、もっとも軽い手順で把握できるからです。主な評価ポイントは次の3つに集約されます。

  • 1コマンドで動く: npx ccusage@latest だけで日次集計が出る。事前設定がほぼ不要
  • ローカル解析: API呼び出しや外部サーバ送信がなく、会話本文はccusage側に出ない。価格データの取得通信も CCUSAGE_OFFLINE で遮断できる
  • Claude Codeの課金単位に合わせた集計: Claude Codeは「メッセージ単位」ではなく5時間ブロックで使用量を管理する仕様で、ccusageの blocks はその単位に揃えて表示する

加えて、v18系で weeklystatusline が追加され、ライブダッシュボード(旧 blocks --live)の代替としてClaude CodeのstatusLineに常時表示する運用が標準化されたことで、個人開発者だけでなくチーム運用での採用も加速しています。

2026-05-06アップデート後の前提(重要)

Anthropic公式のClaude Code紹介ページ。2026-05-06に5時間レート上限が倍増・ピーク時間帯削減が撤廃された

出典: Claude Code by Anthropic(公式)

2026-05-06、AnthropicはClaude Codeの5時間レート上限をPro / Max / Team / seat-based Enterpriseで倍増し、さらにPro/Maxのピーク時間帯削減を撤廃しました。 これに伴い、ccusageの blocks レポートを読むときの「いま投げてよい量」の感覚も更新が必要です。

変更点

改定前

改定後(2026-05-06〜)

5時間ブロックのレート上限

既存値

約2倍(Pro / Max / Team / seat-based Enterprise)

Pro / Maxのピーク時間帯削減

あり(混雑時に投げにくい時間帯があった)

撤廃(時間帯による削減なし)

API Opus系のレート

既存値

大幅引き上げ

この改定の背景には、AnthropicとSpaceXのコンピュート契約(Colossus 1 / 約300MW・約220,000 NVIDIA GPU)による計算資源増強があります。実務上は次の点が変わります。

  • 以前 --token-limit に設定していた数値は事実上の余裕が増えたため、max を指定し直して過去最高セッション基準に再キャリブレーションすると感覚が合います
  • 「ピーク時間にccusageが警告を出していた」場面は2026-05-06以降は基本的に発生しません
  • ただしccusageはプラン種別を判定しないため、上限値そのものはAnthropic公式の最新料金ページを参照してください

💡 関連: Claude Codeの料金プランや上限の最新値はClaude Code 料金、Maxプランの詳細はClaude Max プラン解説を参照してください。

ccusageの料金・ライセンス・安全性

ccusage本体は無料(MITライセンス)です。 APIキーの登録や会員登録は不要で、ローカルに保存されているClaude CodeのJSONLログを読み取るだけで動作します。

項目

内容

ツール本体

無料

ライセンス

MIT

認証情報

不要(APIキー・ログイン不要)

対象ログ

~/.config/claude/projects/ または ~/.claude/projects/ 配下のJSONL

外部通信

価格データ取得のため raw.githubusercontent.com へHTTPS接続する場合あり。CCUSAGE_OFFLINE または --offline で停止可能

対象プラン

Claude Code 定額プラン(Pro / Max / Team / Enterprise)/ Claude API 従量課金

金額は「ログに記録されたトークン数 × モデル単価」で推定される値です。Anthropicの請求額とは小数点レベルで差が出ることはありますが、実務ではほぼ一致します。請求額そのものはAnthropic管理画面で確認してください。

インストール方法

ターミナル画面のソースコードイメージ。npx ccusage@latestをCLIで実行する

推奨は都度実行の npx ccusage@latest です。 常駐しないCLIなので、グローバルインストールよりもバージョン固定リスクが少なく、価格データも最新が適用されます。公式READMEでも @latest 付与が強く推奨されています。

最速で試す(npx / bunx / pnpm dlx)

# npx(Node.js 20+)
npx ccusage@latest

# Bun
bunx ccusage

# pnpm
pnpm dlx ccusage

初回実行時にパッケージがキャッシュされ、2回目以降は高速に起動します。

Denoで実行する場合

deno run -E -R=$HOME/.claude/projects/ -S=homedir \
  -N='raw.githubusercontent.com:443' npm:ccusage@latest

Denoは明示的な権限指定が必要なため、環境変数・ファイル・ネットワーク権限を上のように限定して与えます。

グローバルインストール

頻繁に叩くなら次のいずれか。

npm i -g ccusage
bun i -g ccusage
pnpm add -g ccusage
yarn global add ccusage

ランタイム要件

  • Node.js 20以上
  • Bun 1.2以上
  • Deno 2.0以上

「Homebrew版は?」という質問が多いですが、公式ドキュメント上の配布経路はnpm / bun / pnpm / yarn / Denoのみです。非公式ラッパーは @latest 追従が遅れる可能性があるため、公式経路を推奨します。

最速で試す手順:npx ccusage@latest

まず下のコマンドを叩いてください。それだけで「今日までの日別トークン使用量と推定コスト」が表形式で表示されます。

npx ccusage@latest

ccusage は引数なしで呼ぶと daily サブコマンドと同じ動作をします。表示される主なカラムは以下です。

カラム

意味

Date

日付

Input / Output

モデルに投げた/モデルから返ってきたトークン数

Cache Create / Cache Read

プロンプトキャッシュの生成/読込トークン数

Total Tokens

その日の合計

Cost (USD)

推定コスト

表示されなかった場合は、Claude Codeを1回でも使ってJSONLログが生成されているかを確認してください(詳細はトラブルシューティング節)。

基本コマンド一覧(v18.0.11)

ccusageは集計粒度ごとにサブコマンドが分かれた設計です。v18系で weeklystatusline が追加され、blocks --live(ライブダッシュボード)は削除されました。

コマンド

用途

ccusage / ccusage daily

日次トークン量・推定コスト

ccusage weekly

週次レポート(v18で追加)--start-of-week で起点曜日指定可

ccusage monthly

月次集計

ccusage session

Claudeセッション(.jsonlファイル単位)の使用量

ccusage blocks

5時間課金ブロック単位の集計

ccusage statusline

statusLine用の1行要約(ベータ

以下、それぞれの代表的な使い方を示します。

daily:日次レポート

# 直近の日次集計(既定)
npx ccusage@latest daily

# 期間指定
npx ccusage@latest daily --since 20260501 --until 20260512

# モデル別内訳を表示
npx ccusage@latest daily --breakdown

# JSONで出力(自動集計に使いやすい)
npx ccusage@latest daily --json

主なオプション:

  • --since YYYYMMDD / --until YYYYMMDD : 期間フィルタ
  • --order asc | desc : 並び順
  • --mode auto | calculate | display : コスト算出方針
    • auto(既定)= 事前計算値を優先し、なければ都度算出
    • calculate = LiteLLM価格データから常に再計算
    • display = 事前計算値のみ表示
  • --breakdown : モデル別内訳
  • --compact : 表示を圧縮
  • --instances / -i : プロジェクト別グループ化
  • --project <name> / -p : 特定プロジェクトのみ
  • --timezone <TZ> / --locale <lang>
  • --json : JSON出力
  • --offline / -O : 価格データ取得通信を遮断

weekly:週次レポート(v18新規)

# 起点を月曜にしてスプリント単位で振り返り
npx ccusage@latest weekly --start-of-week monday

--start-of-weeksunday(既定)〜 saturday まで指定可能です。週単位で使用トークンと推定コストを丸めて表示するので、Max5やMax20のプラン運用レビュー、チームのウィークリーレビューに便利です。

monthly:月次集計

npx ccusage@latest monthly --breakdown

月次+モデル別にすると、Opus系・Sonnet系のどちらが重い処理を担っていたかまで一望できます。

session:セッション単位

# 全セッション
npx ccusage@latest session

# 特定セッションだけ抽出
npx ccusage@latest session --id <session-id>

「1つの会話(セッション)」単位で使用量を積算します。長く引っ張った会話ほどキャッシュと合わせて伸びるので、どの会話がコストに効いているかを可視化できます。

blocks:5時間課金ブロック

# 直近のブロック
npx ccusage@latest blocks

# 進行中ブロックのみ(バーンレート・予測を表示)
npx ccusage@latest blocks --active

# 直近3日のブロック
npx ccusage@latest blocks --recent

# トークン上限を意識したい(数値 or "max")
npx ccusage@latest blocks --token-limit max

詳細は次節で扱います。

statusline:1行要約(ベータ)

npx ccusage@latest statusline

単体実行ではClaude Code側のstdinを模した入力が必要なため、基本はClaude Codeの設定から呼び出されるコマンドとして使います(後述)。

5時間ブロックの読み方:blocks --activeでバーンレート

Claude Code定額プランは「最初のメッセージから5時間」を1ブロックとして課金するローリングウィンドウ方式です。 ccusageの blocks はそのブロックに揃えて集計し、--active で進行中ブロックだけを取り出せます。

npx ccusage@latest blocks --active

--active では以下のような情報が出ます。

  • 現在ブロックの開始時刻と残り時間(UTC基準)
  • 現在ブロックの使用トークンと推定コスト
  • バーンレート(分あたりトークン/時間あたりコスト)
  • ブロック終了時の予測トークンとコスト
  • --token-limit を渡している場合は ⚠️ / 🚨 の閾値アラート

2026-05-06改定後の使い方Tips

2026-05-06の上限倍増以降、--token-limit の数値を再キャリブレーションすると感覚が合います。 旧上限値をそのまま使うと「実際は余裕があるのに警告が早く出る」状態になりがちです。

# 過去最高セッション基準で動的に上限化(一番ラク)
npx ccusage@latest blocks --active --token-limit max

# 具体数値で警告閾値を設定
npx ccusage@latest blocks --active --token-limit 500000

実務での読み方は次の通りです。

  • バーンレートが普段より高い → 大量のキャッシュ生成を伴うタスク(巨大コードベースの読み込みなど)が走っている可能性。一度コンテキストを整理する判断材料になる
  • ブロック予測が閾値を超えそう → ブロック終端まで待つか、タスクを分割するかの判断材料に
  • 残り時間が短い場面で重い処理を始めない → 次ブロックの最初に投げ直すほうが上限到達リスクを抑えられる
  • --activeUTC基準で一貫しているため、タイムゾーンをまたぐチームでも同じ枠で議論できる

💡 トークン消費の根本対策はClaude Code コスト最適化で詳しく解説しています。

statusLineに常時表示する:ccusage statusline

Claude CodeのstatusLine機能に ccusage statusline を接続すると、エディタ下部に「モデル/セッション/本日/ブロック/残り時間/バーンレート/コンテキスト使用率」が常時表示されます。 v18系では旧 blocks --live の代替として、こちらが推奨運用です。

表示例:

🤖 Opus | 💰 $0.23 session / $1.23 today / $0.45 block (2h 45m left) | 🔥 $0.12/hr | 🧠 25,000 (12%)

設定方法

~/.claude/settings.json または ~/.config/claude/settings.json に次のように追記します(Bunを使う例)。

{
  "statusLine": {
    "type": "command",
    "command": "bun x ccusage statusline",
    "padding": 0
  }
}

npxを使う場合は "command": "npx -y ccusage@latest statusline" です。既定でオフラインモードで動くため、即時表示が優先されます。

便利なオプション

  • --no-offline : 価格データを常に最新取得
  • --visual-burn-rate emoji : バーンレートを絵文字でビジュアライズ
  • --cost-source auto | ccusage | cc | both : コストソースを切替(Claude Code本体表示と並べて比較したいときに有効)
  • --context-low-threshold 60 / --context-medium-threshold 90 : コンテキスト使用率の色分け閾値

現時点でstatuslineはベータです。仕様追加・破壊的変更があり得るため、長期運用する際は @latest で呼び出すことを推奨します。

💡 statusLine自体はClaude Codeのhooks文化圏の機能です。詳細はClaude Code Hooks ガイドを参照してください。

複数アカウント/チーム集計:CLAUDE_CONFIG_DIR

複数アカウントを使い分けている、あるいはチーム全員のログをまとめたい場合は、環境変数 CLAUDE_CONFIG_DIR にディレクトリをカンマ区切りで列挙します。

# 個人とワーク用アカウントを合算
export CLAUDE_CONFIG_DIR="$HOME/.claude,$HOME/work/.claude"
npx ccusage@latest monthly --breakdown

設定の優先順位は次の通りです(公式 ccusage.com/guide/configuration より)。

  1. CLI引数
  2. --config で指定したカスタム設定ファイル
  3. 環境変数
  4. ローカルプロジェクト設定: .ccusage/ccusage.json
  5. ユーザー設定: ~/.config/claude/ccusage.json
  6. レガシー設定: ~/.claude/ccusage.json
  7. ビルトインデフォルト

CIなどでチーム集計ジョブを回す場合は、メンバー各自の ~/.claude/projects/ をまとめた場所をマウントし、CLAUDE_CONFIG_DIR で一括指定するのが定石です。集計結果は --json で吐かせて別の可視化基盤(BigQuery / Looker Studio など)に流すと扱いやすくなります。

プロジェクト別にグルーピング

# プロジェクトごとに行を分ける
npx ccusage@latest daily --instances

# 特定プロジェクトだけ
npx ccusage@latest daily --project my-product

--instances(エイリアス -i)と --project <name>-p)を組み合わせることで、プロジェクト横断の使用量内訳が出せます。

設定ファイル(v18系で整備)

v18系から .ccusage/ccusage.json 形式の設定ファイルが整備されました。CLI引数を毎回渡したくないときに有効です。スキーマ検証用の "$schema" 指定が推奨されます。

{
  "$schema": "https://ccusage.com/config-schema.json",
  "timezone": "Asia/Tokyo",
  "locale": "ja",
  "mode": "auto",
  "compact": true,
  "blocks": {
    "tokenLimit": "max"
  }
}

--config ./path/to/ccusage.json でカスタム位置のファイルを読み込めます。

データディレクトリの場所(v1.0.30以降の注意点)

Claude Code v1.0.30以降、データディレクトリが ~/.claude/projects/ から ~/.config/claude/projects/ に移動しました(XDG準拠)。 ccusageは両方を自動検出しますが、古い手順でバックアップを取っていると「昔のセッションは出るけど最新が出ない」といった挙動が起こり得ます。

バージョン

既定のデータディレクトリ

Claude Code v1.0.30 以降

~/.config/claude/projects/

Claude Code v1.0.29 以前

~/.claude/projects/

新旧どちらか片方にしかログが無い場合でも、ccusageは両方を見に行きます。明示指定したい場合は CLAUDE_CONFIG_DIR を使ってください。

📌 この移行はClaude Code公式ドキュメントで明示的にアナウンスされなかった経緯があり、ccusageが後方互換で吸収する形を取っています。

MCPサーバ連携:@ccusage/mcp

Model Context Protocol(MCP)の公式GitHubリポジトリ。@ccusage/mcpはこの仕様に準拠したMCPサーバとして提供される

出典: GitHub - modelcontextprotocol/modelcontextprotocol

ccusageはMCP(Model Context Protocol)サーバとしても提供されています。 v18系で本体をスリムに保つため、MCP機能は @ccusage/mcp という別パッケージに切り出されました。Claude Desktopなどから「ccusageに今月の使用量を聞く」といった使い方ができます。

起動

# stdio(Claude Desktopなどが直接spawn)
bunx @ccusage/mcp@latest

# HTTPストリーム(リモートサービス化)
bunx @ccusage/mcp@latest --type http --port 8080

提供される主なツール: daily / monthly / session / blocks(各 since / until / mode パラメータ対応)

Claude Desktop側の設定例

{
  "mcpServers": {
    "ccusage": {
      "command": "bunx",
      "args": ["@ccusage/mcp@latest"],
      "env": {}
    }
  }
}

これで会話中に「今月のccusageの集計を見せて」と頼めば、エージェントが対応するMCPツールを呼び出して即時回答してくれます。

💡 MCPの基本はMCPとは(Model Context Protocol)、Claude Code側のMCP連携はClaude Code MCP連携ガイドを参照してください。

Codex / OpenCode用の派生パッケージ

Claude Code以外のCLIを使っている場合も、ccusageファミリーに対応パッケージがあります。

パッケージ

対象

ccusage(本体)

Claude Code

@ccusage/codex

OpenAI Codex CLI(GPT-5系含む)

@ccusage/opencode

OpenCode

@ccusage/pi

pi-agent

@ccusage/amp

Amp CLI

オフラインモードの価格データはClaudeモデルのみが対象のため、Codex等を可視化する場合は対応パッケージを使い、必要に応じてオンライン接続を許可してください。

環境変数まとめ

変数

用途

CLAUDE_CONFIG_DIR

Claude Codeのデータディレクトリを明示。カンマ区切りで複数指定可(複数アカウント、チーム集計、バックアップ比較)

CCUSAGE_TIMEZONE

タイムゾーン既定値(例: Asia/Tokyo)。--timezone より低優先

CCUSAGE_OFFLINE

値を設定するとオフラインモード強制。価格データ取得通信を止める

LOG_LEVEL

1(Warning)〜5(Trace)でログ詳細度を調整

NO_COLOR / FORCE_COLOR

カラー出力の制御

オフライン運用は、社内ネットワークが外向きHTTPSを絞っているケースや、監査上ccusageの通信を一切止めたいケースで重要です。

# 完全オフライン運用
export CCUSAGE_OFFLINE=1
npx ccusage@latest daily

セキュリティ観点での注意点

ccusageがネットに出す情報は「どのモデルの単価を参照したか」だけで、会話本文やAPIキーは送信されません。 それでも実務で導入する際は次の4点を押さえておくと安心です。

  • ローカルのみを解析する: ~/.config/claude/projects/ 配下のJSONLを読み取るだけ。ツールがAnthropicに問い合わせる経路は持たない
  • 価格データのみ外部取得: raw.githubusercontent.com へHTTPS接続する場合がある。CCUSAGE_OFFLINE=1 または --offline / -O で遮断可
  • チーム集計時のログ共有: ログにはプロジェクト名・メッセージ時刻・トークン数などが含まれる。プライバシー観点で共有範囲は事前合意すること
  • @latest で実行: 価格表の更新・バグ修正が取り込まれる。古いグローバル版を使い続けると推定コストが実際とずれる

💡 AIコーディングツール全般のセキュリティ観点はAIコーディングのセキュリティリスクで整理しています。

こんな方におすすめ

  • Claude Code定額プラン(Pro / Max / Team / Enterprise)を使っていて、5時間ブロックを頻繁に枯らす方
    • blocks --active でバーンレートを見ながらタスクを分割できる
  • Claude APIの従量課金を追加で使っていて、月額の目安を知りたい方
    • monthly --breakdown でモデル別内訳まで出せる
  • エディタ下部にコスト情報を常時表示したい方
    • statusline で「現ブロック残り時間+推定コスト+コンテキスト使用率」を見ながら作業できる
  • チーム全員のClaude Code使用量を集計したい方
    • CLAUDE_CONFIG_DIR で複数ディレクトリを合算
  • Claude Desktopから自然言語で使用量を聞きたい方
    • @ccusage/mcp で会話中に「今月の消費は?」と聞ける
  • 2026-05-06の上限倍増後、自分の体感が変わったか定量化したい方
    • weekly レポートを4週連続で比べると変化が見える

おすすめしないケース

  • セッション閉鎖やプロジェクト削除などの管理操作をしたい方
    • ccusageは可視化専用。管理機能は持たない
  • Claude Codeのログを残さない設定で運用している方
    • JSONLが無いと解析できない
  • APIキー認証でAnthropicダッシュボードと完全一致する請求額を求める方
    • ccusageはトークン×単価の推定値。公式請求額とは小数点レベルの差が出ることがある
  • Claude Code以外のみ(例:Cursor中心)で運用している方
    • 本体が対象にしているのはClaude Code。他CLIは @ccusage/codex 等で対応

トラブルシューティング

「叩いたけどデータが何も出ない」系の問題はほぼ4パターンに集約されます。

1. データディレクトリが見つからない(v1.0.30問題)

Claude Code v1.0.30以降は ~/.config/claude/projects/ がデフォルトです。古い場所しか使っていない場合は明示指定してください。

CLAUDE_CONFIG_DIR="$HOME/.claude" npx ccusage@latest daily

両方に履歴があるのにどちらかしか出ない場合は、カンマ区切りで両方渡します。

CLAUDE_CONFIG_DIR="$HOME/.claude,$HOME/.config/claude" npx ccusage@latest daily

2. blocks --live が動かない

v18.0.0で --live(ライブダッシュボード)は削除されました。 後継は statusline コマンドで、Claude CodeのstatusLineに組み込むのが標準です。古い記事に従って --live を探している場合は、statusline 側を確認してください。一時的にライブ監視したい場合は watch -n 30 'npx ccusage@latest blocks --active' のように外側で watch を回すのが代替案です。

3. 価格が出ない/ずれる

  • --offline / CCUSAGE_OFFLINE=1 を意図せず付けていないか確認
  • 古いグローバルインストール版を使っていないか確認(npm ls -g ccusage
  • 解消しなければ npx ccusage@latest で都度最新を叩く
  • それでも Claude Code 本体表示とずれる場合は --cost-source both で両方並べると差分の原因(キャッシュ計上タイミングなど)が見えます

4. Node.jsのバージョンエラー

Node.js 20以上が必要です。古い環境では n / nvm / volta などでアップデートするか、Bun経由(bunx ccusage)で迂回してください。

5. ピーク時間帯で警告が頻発していた

2026-05-06以降、Pro / Maxのピーク時間帯削減は撤廃されました。 古い感覚で --token-limit を低めに設定していると過剰に警告が出るので、--token-limit max で再キャリブレーションするか、明示的な数値を引き上げてください。

関連記事

FAQ

Q1. ccusageにAPIキーの登録は必要ですか?

不要です。 ローカルに保存されたClaude CodeのJSONLログを読むだけで動作します。Anthropic APIへのアクセス権限もccusage側では要求されません。

Q2. 会話の内容はどこかに送信されますか?

ccusageから外部に送信されるのは、参照したモデルの単価情報のリクエストのみです。 会話本文・APIキー・トークン内訳などが外部に出る設計ではありません。外向き通信を止めたい場合は CCUSAGE_OFFLINE=1 または --offline を使ってください。

Q3. 金額はAnthropicの請求額と一致しますか?

ccusageは「ログに記録されたトークン数 × モデル単価」で推定しているため、実務ではほぼ一致しますが、小数点レベルの差や、Anthropic側の割引・無料枠の計上タイミングで差が出ることがあります。請求額そのものを確定するにはAnthropic管理画面を参照してください。

Q4. statusLineはClaude Code Max20でも使えますか?

使えます。 statusLineはプランとは独立したClaude Codeの機能で、ccusageの statusline はログから推定コストを出すだけなので、どのプランでも動作します。ただしベータ機能のため仕様変更は起こり得ます。

Q5. --live が動かないのですが?

v18.0.0以降で削除されました。 後継は statusline コマンドです。古いドキュメントや記事に沿って --live を使おうとしている場合は、Claude Code設定の statusLineccusage statusline を組み込む運用に切り替えてください。一時的なライブ監視は watch -n 30 'npx ccusage@latest blocks --active' で代替できます。

Q6. 2026-05-06のClaude Code改定で何が変わりましたか?

Pro / Max / Team / seat-based Enterpriseの5時間レート上限が倍増し、Pro/Maxのピーク時間帯削減が撤廃されました。 ccusage側の挙動は変わりませんが、--token-limit の数値を再キャリブレーション(max 指定など)すると体感に合います。

Q7. Codex CLIの使用量も見られますか?

はい、その場合は @ccusage/codex を使います。 ccusage本体は主にClaude Code向けで、Codex CLI(GPT-5系含む)やOpenCodeには派生パッケージが用意されています。

Q8. MCPから使うと何が便利ですか?

Claude Desktop等の会話中に「今月の使用量は?」と聞くだけでccusageがツール呼び出しで答えてくれるため、いちいちターミナルに戻らなくて済みます。 個別のサブコマンド(daily / monthly / session / blocks)がMCPツールとして提供されます。

Q9. チーム全員の使用量をまとめるには?

各メンバーの ~/.claude(または ~/.config/claude)配下をマウント・集約し、CLAUDE_CONFIG_DIR にカンマ区切りで列挙します。 CIでの定期集計に使うなら、集計結果を --json で吐かせて別の可視化基盤に流すのが実務では扱いやすいです。

Q10. Homebrewで入りますか?

公式のインストール経路はnpm / bun / pnpm / yarn / Denoです。 非公式ラッパーに頼るとバージョン追従が遅れる可能性があるため、npx ccusage@latest か公式パッケージマネージャを使うことを推奨します。

Q11. セッションを削除したり制限をかけたりできますか?

ccusageは可視化専用で、管理・削除・制限機能は持ちません。 セッションのクローズやログ削除はClaude Code側の操作で行ってください。

Q12. 設定ファイルはどこに置けばいいですか?

プロジェクト単位なら .ccusage/ccusage.json、ユーザー単位なら ~/.config/claude/ccusage.json が推奨です。CLI引数 > --config > 環境変数 > プロジェクト設定 > ユーザー設定 > レガシー設定 > ビルトイン既定値の順で読み込まれます。

まとめ

ccusageは、Claude Codeの「いま何トークン使ったか/あと何トークン投げられそうか」を、インストール数秒・コマンド1行で可視化できるOSSのCLIです。 2026-05-12時点でv18.0.11、GitHubスターは14,100超まで伸び、Claude Codeユーザーの実質的な標準ツールとして定着しています。

本記事のポイントをまとめると次の通りです。

  • まずは npx ccusage@latest を叩く。引数なしで日次集計が出る
  • v18で追加された weekly でスプリント単位の振り返り、statusline で常時表示
  • 5時間ブロックは blocks --active でバーンレートと終了予測を見る。2026-05-06の上限倍増後は --token-limit max で再キャリブレーション
  • 常時監視したいなら statusline をClaude Codeの settings.json に組み込む(旧 --live の後継)
  • 複数アカウント/チームは CLAUDE_CONFIG_DIR をカンマ区切りで
  • 会話中にコスト質問をしたいなら @ccusage/mcp を入れる
  • セキュリティが厳しい環境では CCUSAGE_OFFLINE=1 でオフライン運用
  • Claude Code v1.0.30以降は ~/.config/claude/projects/ を見るので、古いパスしか持っていない場合は CLAUDE_CONFIG_DIR で明示指定

Claude Codeの料金とレート上限を意識しながら開発するなら、ccusageは「まず最初に入れるコスト可視化ツール」として十分な選択肢です。本文の手順に沿って、今日の使用量から試してみてください。

この記事の著者

AI革命

AI革命

編集部

AI革命株式会社の編集部です。最新のAI技術動向から実践的な導入事例まで、企業のデジタル変革に役立つ情報をお届けしています。豊富な経験と専門知識を活かし、読者の皆様にとって価値のあるコンテンツを制作しています。

AI活用ならAI革命にお任せ。サービスを見てみる
AI Revolution Growth Arrow

AIでビジネスを革新しませんか?

あなたのビジネスにAIがどのような価値をもたらすかをご提案いたします。