AIツール2026年6月更新

Runway Gen-4とは?プロ向けAI動画生成の機能・料金・活用法を徹底解説【2026年6月版】

公開日: 2026/04/17
更新日: 2026/06/17
Runway Gen-4とは?プロ向けAI動画生成の機能・料金・活用法を徹底解説【2026年6月版】

この記事のポイント

Runway Gen-4・Gen-4.5の機能・料金プラン(Maxプランに更新)・使い方・比較をプロ目線で整理。Runway Agent・Aleph 2.0・Runway MCPなど2026年5月以降の最新情報を反映した決定版。

Runway Gen-4は、Runway AI, Inc.が2025年3月末に公開した、キャラクター・オブジェクト・世界観の一貫性を保ったまま高品質な動画を生成できるプロ向けAI動画生成モデルです。 現行フラッグシップは2025年12月11日公開のGen-4.5で、Artificial Analysisのテキスト→動画ベンチマーク(2026年6月時点)でEloスコア1,247点の1位を維持しています。

この記事でわかること:

  • Runway Gen-4・Gen-4 Turbo・Gen-4.5の違いと使い分け
  • 2026年6月時点の料金プラン(Maxプランへの名称変更・クレジット増量を反映)
  • Runway Agent・Aleph 2.0・Runway MCPなど2026年春以降の最新機能
  • プロ向けエコシステム(Aleph/Act-Two/References/Workflows)の全体像
  • Google Veo 3.1・Klingとの比較、Sora終了後の市場ポジション
  • 広告・映像制作・プリビズ・SNS運用での実務活用ポイント

想定読者:映像制作会社・広告代理店・インハウスクリエイター・SNS動画担当者・AI開発者など、業務で動画生成AIを使いこなしたい実務層を想定しています。個人でも使えますが、比較軸はプロ現場の基準で整理しています。

Runway Gen-4とは?基本情報まとめ

Runway Gen-4は「参考画像+テキストプロンプトから、シーンをまたいでも崩れない映像を作れる」ことに特化したプロ向け動画生成AIです。

AI動画生成ツールによるクリエイティブ制作のイメージ

基本情報

項目

内容

正式名称

Runway Gen-4(現行フラッグシップはGen-4.5)

提供元

Runway AI, Inc.(米国ニューヨーク、2018年創業)

公開日

Gen-4:2025年3月末/Gen-4 Turbo:2025年4月7日/Gen-4.5:2025年12月11日

提供形態

Webブラウザ版(runwayml.com)+API(docs.dev.runwayml.com)+Runway MCP(2026年5月〜)

入力

テキスト・画像・動画(最大3枚の参考画像を併用可)

出力

最大10秒の動画クリップ(1回の生成)

商用利用

有料プランで可(ウォーターマークなし、著作権はユーザー帰属)

料金

Free / Standard($12〜)/ Pro($28〜)/ Max($76〜) / Enterprise

Gen-1(2023)→ Gen-2(2023)→ Gen-3 Alpha(2024年6月)→ Gen-4(2025年3月) → Gen-4 Turbo(2025年4月)→ Gen-4.5(2025年12月11日) → Gen-4.5 Image to Video(2026年1月21日) と段階的に進化しており、Gen-4系モデルはすべて共存する形で提供されています。

どんな問題を解決するモデルか

従来の動画生成AIでは、カットが変わると同じ人物やプロダクトの見た目がズレてしまい、実務で使えないケースが多くありました。Runway Gen-4は参考画像1枚から複数アングル・複数シーンにわたって同一キャラクター/同一オブジェクトを維持できるため、広告・ドラマ・プロダクトムービーなど「一貫性が前提となる映像制作」での実用に耐えるレベルに到達しています。

Gen-4 / Gen-4 Turbo / Gen-4.5の違いと使い分け

Gen-4系は複数モデルが併存しており、目的に応じて使い分けるのが実務上のコツです。

Runway Gen-4.5 公式モデルバッジ

出典: Runway 開発者ドキュメント 公式

モデル

公開時期

クレジット/秒

特徴

主な用途

Gen-4.5(現行フラッグシップ)

2025年12月11日

12

Artificial Analysis 1,247 Eloで1位。物理・質感・表情の表現が最高水準

最終納品用、プロダクション品質、クライアントワーク

Gen-4.5 Image to Video

2026年1月21日

12

Gen-4.5にFirst Frameイメージ入力を追加。テキストと同時に最初の1フレームを指定可能

キャラ・シーン開始点を固定したい制作

Gen-4

2025年3月末

12

キャラ・オブジェクト一貫性、多角度カバレッジ、物理シミュレーション

本番用カット、長尺プロジェクト、一貫性重視シーン

Gen-4 Turbo

2025年4月7日

5

Gen-4比で約5倍高速。10秒クリップを約30秒で生成

下書き、社内レビュー、SNS大量生成、A/Bテスト

使い分けの実務ルール

  • 企画・プリビズ段階:Gen-4 Turboで低コスト・高速に多数のバリエーションを試す
  • 本番用カット:Gen-4またはGen-4.5で品質重視の生成
  • 最終仕上げ:Gen-4.5で質感・表情・物理表現を詰める
  • 最初のフレームを固定したい場面:Gen-4.5 Image to Videoで開始シーンを確定

Gen-4.5はGen-4と同じクレジット消費量(12クレジット/秒)で品質が明確に上がっているため、2026年時点の本番カットは原則Gen-4.5を第一選択肢にして問題ありません。

Runway Gen-4の主要機能

Gen-4/Gen-4.5の中核機能を整理します。

映像制作のカメラワークとフィルムプロダクションのイメージ

1. キャラクター一貫性(Consistent Characters)

1枚の参考画像から、異なる照明・ロケーション・スタイルにわたって同じ人物を維持します。ブランドアンバサダーや特定キャラクターを起点にしたシリーズ映像の制作に直結します。

2. オブジェクト・被写体一貫性(Consistent Objects)

商品やプロップを任意の環境に配置した映像を生成できます。EC・プロダクトムービーでは、同一商品を複数ロケーション・複数アングルで展開するニーズが高く、撮影コストを劇的に圧縮できます。

3. 多角度カバレッジ(Coverage)

参考画像+テキストから、複数のカメラアングルに対応した映像を生成できます。同じシーンを異なる画角で押さえる一連のカットを効率化できるため、ドラマ・映画のカバレッジ撮影に近い設計が可能です。

4. シネマティック品質とカメラモーション制御

スタイル・ムード・カメラワーク(ズーム・パン・トラッキング等)をプロンプトで指定でき、プロダクション品質の映像を出力します。公式は「Superior prompt adherence and best in class world understanding(プロンプト追従性と世界理解に優れる)」と表現しています。

5. 物理法則のシミュレーション

Gen-4から重量・運動量・重力の表現が強化され、Gen-4.5ではさらに髪・布地・液体・質感のフレーム間整合性が向上しています。実写に近いリアリティを求めるプロモーション映像やエフェクトカットで効果を発揮します。

6. リップシンク(Lip Sync)

生成動画に音声データを追加し、人物が話しているような映像を生成できます。カスタムボイスはProプラン以上で利用可能です。

7. ファインチューニング不要

追加学習は不要で、参考画像とプロンプトだけで運用できます。制作現場に導入する際の初期コストが低い点も実務での強みです。

Runwayのプロ向けエコシステム(2026年6月最新)

Runwayは単体モデルではなく、映像制作のパイプライン全体をカバーするプラットフォームです。Gen-4系と組み合わせる主要ツールを整理します。

映像編集ソフトウェアとツールエコシステムのイメージ

Gen-4 References

最大3枚の参考画像からスタイル・キャラクター・オブジェクトの特徴を引き継いで新しい映像を生成します。ブランドのトーン&マナーを揃えた量産に有効です。

Aleph 2.0(2026年5月21日公開・最新版)

既存映像のVFX編集・変換に特化したモデルです。3Dジオメトリの再構築により、撮影済み映像から新しいカメラアングルを生成したり、ライティング変更・オブジェクト追加削除をフレームをまたいで崩れず適用できます。2026年5月21日にAleph 2.0がリリースされ、フレームレベルの精細な編集が可能になりました。クレジット消費は15クレジット/秒。実写素材をベースにしたVFXワークで威力を発揮します。

Act-Two(2025年7月公開)

スマホで撮影した参考動画+キャラクター画像だけで、プロ品質のモーションキャプチャ映像を作れる機能です。5クレジット/秒と低コストで、キャラクターアニメーション制作のハードルを大幅に下げました。

Workflows(2025年10月公開)

ノードベースで複数モデル・編集処理を連結する自動化パイプラインです。「画像生成→動画生成→アップスケール→書き出し」のような繰り返し作業をテンプレート化でき、チーム運用時の品質安定と工数削減に直結します。

Runway Agent(2026年5月13日公開)

単一の会話インターフェース内で完成動画を生成できるAIクリエイティブパートナーです。プロンプト入力から動画の構成・生成・調整まで一貫してエージェントが処理するため、複雑な操作なしに映像制作を完結できます。2026年5月時点で最も注目されている新機能のひとつです。

Runway MCP(2026年5月公開)

ClaudeやChatGPTなどのAIエージェントから、Runwayの動画生成機能を直接呼び出せる仕組みです。MCP(Model Context Protocol)に対応しており、APIキーの別途設定は不要でURL登録のみで連携が完了します。AIエージェントワークフローに動画生成を組み込みたい開発者・制作者に有効です。

たとえばClaudeとRunwayを接続した場合、「この商品画像から15秒のプロモーション動画を5パターン生成して」という指示だけで、RunwayのGen-4.5が自動的に呼び出される形のワークフローが構築できます。

Seedance 2.0(2026年4月7日公開)

ByteDance系モデルをRunwayプラットフォーム上で提供する形で統合されたモデルです。テキスト・画像・動画・オーディオを組み合わせた動画生成・編集が可能で、Runway APIからも利用できます。Gen-4系と異なる生成傾向を持ち、特定シーンでの選択肢として活用できます。

API提供

Gen-4 Turbo、Gen-4 Images、Aleph、Seedance 2.0などがAPI経由で利用可能です。1クレジット=$0.01で購入でき、5秒のGen-4.5動画は60クレジット=$0.60(約90円)。API利用時は「Powered by Runway」表記と公式サイトへのリンクが義務づけられている点に注意が必要です。

料金プラン(2026年6月時点)

Runwayサブスクリプションプランの選択イメージ

公式料金ページ(runwayml.com/pricing)から、2026年6月時点の年払いプランを整理しました。⚠️ 旧「Unlimited」プランは「Max」に名称変更されており、クレジット数も大幅に増量されています。プラン名・価格は変更される可能性があるため、契約前に必ず公式で再確認してください。

プラン

月額(年払い)

月次クレジット

Gen-4系の利用範囲

ストレージ

Free

$0

125(初回のみ)

Gen-4 Turbo(Image-to-Video)のみ

5GB

Standard

$12/ユーザー/月

625

Gen-4.5 / Gen-4 / Gen-4 Turbo すべて

100GB

Pro

$28/ユーザー/月

2,250

すべて+カスタムボイス(Lip Sync)

500GB

Max

$76/ユーザー/月

9,500

すべて+早期アクセス+クレジット繰越(1か月)

—

Enterprise

要問い合わせ

カスタム

SSO・優先サポート・セキュリティ要件対応

カスタム

  • 年払いで約20%割引。月払いはStandard約$15 / Pro約$35 / Max約$95程度
  • 日本円換算(1USD=150円換算):Standard約1,800円/Pro約4,200円/Max約11,400円
  • Freeプランでは本体(Gen-4・Gen-4.5)が使えないため、本格導入にはStandard以上が必須
  • 最大チームメンバー数:Standard=5名、Pro/Max=10名、Enterprise=無制限

クレジット消費量(公式ドキュメント準拠)

モデル

消費量

Pro(2,250クレジット)での5秒クリップ生成可能本数

Gen-4.5

12クレジット/秒

約37本

Gen-4

12クレジット/秒

約37本

Gen-4 Turbo

5クレジット/秒

約90本

Aleph

15クレジット/秒

約30本

Act-Two

5クレジット/秒

約90本

⚠️ 注意:一部の日本語メディアでは「25クレジット/秒」と記載しているものがありますが、現行公式ページでは「Proプラン(2,250クレジット)でGen-4.5が187秒分」と明記されており、12クレジット/秒が公式ベースの正しい数値です。

コストシミュレーション:月に何本作れるか

Runwayのコスト感をつかむには、クレジット消費を「本数」に換算して考えるのが実務的です。5秒クリップ(=60クレジット)を基準に試算します。

プラン

月次クレジット

Gen-4.5(5秒=60クレジット)

Gen-4 Turbo(5秒=25クレジット)

1本あたり概算(Gen-4.5)

Standard($12/月)

625

約10本

約25本

約180円

Pro($28/月)

2,250

約37本

約90本

約115円

Max($76/月)

9,500

約158本

約380本

約72円

プラン選びの目安:

  • 試験導入・個人クリエイター:Standardから始め、必要に応じてクレジット追加購入
  • 映像制作会社・月30〜40本程度の案件:Proで十分
  • 広告代理店・SNS大量運用・月100本以上:Maxが最適(9,500クレジット+1か月繰越あり)
  • 大規模チーム・セキュリティ要件あり:Enterpriseで個別交渉

API経由では1クレジット=$0.01で追加購入できるため、スパイク的な大量生成にも対応可能です。

使い方の基本手順

Webブラウザ版の基本フローを整理します。

  1. runwayml.comにサインアップ — Googleアカウントまたはメールで登録
  2. プラン選択 — Free→Standard→Pro→Maxの順にアップグレード
  3. 新規プロジェクト作成 — 「Gen-4.5」「Gen-4」「Gen-4 Turbo」などモデルを選択
  4. 入力設定
    • Text-to-Video:テキストプロンプトのみ(Gen-4.5のみ対応)
    • Image-to-Video:参考画像+テキスト(Gen-4全モデル対応・推奨)
    • Gen-4 References:最大3枚の参考画像を指定
  5. 生成パラメータ調整 — 秒数(最大10秒)、アスペクト比(16:9/9:16/1:1等)、カメラ動作
  6. 生成実行 — Gen-4 Turboなら約30秒、Gen-4.5なら数分待機
  7. 書き出し/後処理 — そのままダウンロード、またはAlephやWorkflowsで後処理

プロンプトのコツ

  • 英語で書く方が精度が高い傾向(複数の日本語メディアが報告。公式の明言はなし)
  • 「被写体」「アクション」「カメラワーク」「ライティング」「ムード」の5要素を明示
  • 参考画像を併用すると構図とキャラクター一貫性が劇的に向上する

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

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他のAI動画生成ツールとの違い

Sora(OpenAI)が2026年3月25日にサービス終了したとされており、現在のプロ向け動画生成AI市場はRunway Gen-4.5 / Google Veo 3.1 / Klingの三強構造です。AI動画生成ツール全体の比較はAI動画生成ツール おすすめ比較で詳しく解説しています。

主要3モデルの比較(2026年6月時点)

項目

Runway Gen-4.5

Google Veo 3.1

Kling

ベンチマーク(Artificial Analysis Elo)

1,247(1位)

1,226(2位)

—

ネイティブ音声生成

なし

あり

なし

ネイティブ4K出力

未対応(アップスケールで対応可)

あり

未確認

最大動画長(1回生成)

約10秒

数秒〜十数秒

約10秒

キャラクター一貫性

非常に強い

強い

強い

編集コントロール(Aleph等)

豊富

限定的

限定的

AIエージェント統合(MCP等)

あり(Runway MCP)

限定的

なし

APIの成熟度

高い(プロダクション事例豊富)

中

中

料金の柔軟性

クレジット制・大容量Maxあり

従量中心

プラン制

どう選ぶか

  • 一貫性と編集コントロールを最優先(広告・ドラマ・プロダクトムービー)→ Runway Gen-4.5
  • 音声と4Kが必要(映画予告編、テレビCM、YouTube)→ Google Veo 3.1
  • コスト重視・アジア向けのスタイル(ショート動画、TikTok)→ Kling
  • AIエージェントとの統合ワークフロー→ Runway(MCP対応あり)

RunwayはAIエージェントとの統合という観点でも先行しており、ClaudeやChatGPTなどのLLMと組み合わせた自動化ワークフローを構築しやすい点は、他ツールとの明確な差別化要素です。

Sora終了後に代替を検討しているユーザー向けの詳細はSora代替ツール比較もご参照ください。

活用事例:プロ現場での使われ方

Runwayは既にハリウッド/広告/エンタープライズで広く採用されています。

Runway Aleph 2.0 公式モデルバッジ(映像制作エコシステムの一部)

出典: Runway 開発者ドキュメント 公式

映画・映像制作

Lionsgate(『ジョン・ウィック』『ハンガー・ゲーム』等の米国大手)とRunwayの提携が公表されており、脚本段階のプリビズ、VFX補助、カットバリエーションの検討にGen-4系が活用されています。Amazonオリジナル映画『House of David』でもRunway APIの活用が公表されています。

広告・ブランド制作

Media.Monks(グローバル広告代理店)がGen-4を早期導入し、Under ArmourのTVスポットやHistory Channelのコンテンツ制作で実運用。クライアント提案段階でバリエーションを高速に出し、提案採択率を上げる使い方が定番化しつつあります。

SNS広告の量産

Gen-4 Turbo+Maxプランの組み合わせで、1か月に数十〜数百本のクリエイティブをA/Bテストする広告代理店が増えています。Maxプランの9,500クレジット(Gen-4 Turboで約380本の5秒クリップ)は、SNS広告の量産運用に十分な規模です。

プロダクトムービー・EC

同一商品を複数ロケーション・複数アングルで撮影する必要があるプロダクトムービー・EC素材制作で、撮影スタジオ・モデル・ロケ費の削減に直結しています。

AIエージェント連携(Runway MCP活用)

Runway MCPを活用すれば、ClaudeやChatGPTとRunwayを接続した完全自動の動画制作パイプラインが構築できます。「商品説明文を入力すると自動で複数パターンの動画が生成される」といった社内ツールへの組み込み事例が2026年春以降に増加しています。

API連携・ワークフロー自動化

社内ツールや既存の制作パイプラインにAPIを組み込み、素材生成→編集→書き出しまでを自動化する事例も増加中です。ただし「Powered by Runway」の表記義務があるため、自社プロダクトとして完全にホワイトラベル化することはできません。

Runway Gen-4のメリット・デメリット

メリット

  • キャラクター・オブジェクトの一貫性が業界トップクラス(Artificial Analysis 1位)
  • Aleph 2.0/Act-Two/References/Workflows/Runway Agent/MCP を含めた総合的なエコシステム
  • API料金が明瞭($0.01/クレジット)で、エンタープライズ導入事例が豊富
  • Gen-4 Turboで低コスト・高速な下書き生成が可能
  • Maxプランが9,500クレジットに増量され、大量生成ユーザーの費用対効果が向上
  • ClaudeやChatGPTとのMCP統合でAIエージェントワークフローに組み込みやすい

デメリット・注意点

  • ネイティブ音声生成は未搭載(Veo 3.1は対応済み)
  • 1クリップ最長10秒(長尺は分割生成+編集連結が必要)
  • Freeプランでは本体モデルが使えない(Gen-4 Turboのみ)
  • 日本語プロンプトの精度は英語ほどではないという現場報告が多い(公式の明言なし)
  • API利用時は「Powered by Runway」表記とリンクが義務
  • 公式リサーチでも「causal reasoning errors(因果関係エラー)」「object permanence issues(オブジェクト永続性の問題)」など論理・物体永続性の限界が認められている
  • 生成品質にばらつきがあり、同じプロンプトでも30〜40%程度は再生成が必要なケースがある

こんな方におすすめ/おすすめしない人

こんな方におすすめ

  • 映像制作会社・広告代理店のクリエイター/ディレクター
  • 一貫したキャラクター/商品でシリーズ映像を量産したいブランド
  • プリビズ・絵コンテ代替として短時間で検討用映像が欲しい映画・ドラマ制作者
  • SNS広告のA/Bテストで月数十〜数百本の動画を運用する広告運用者
  • 既存の制作パイプラインにAPIで組み込みたいプロダクトチーム/エンジニア
  • ClaudeやChatGPTと連携したAIエージェントワークフローを構築したい人

おすすめしない人

  • ネイティブ音声付きの動画が必要な人 → Google Veo 3.1の方が合います
  • 1クリップで1分以上の長尺を生成したい人(現状は10秒クリップの連結運用が前提)
  • 完全に日本語プロンプトだけで運用したい人(英語併用を推奨)
  • API利用でホワイトラベル化したい人(「Powered by Runway」表記が外せない)
  • 個人でウォーターマークなし不要、品質へのこだわりが低い → 廉価ツールも選択肢

用途別の推奨プラン

用途

推奨プラン

理由

お試し・学習

Free

Gen-4 Turboで操作感をつかむ(125クレジット限り)

個人クリエイター・SNS運用

Standard($12/月)

Gen-4.5含む全モデル利用可、月625クレジットで約10本

映像制作会社のプロジェクト単位利用

Pro($28/月)

月2,250クレジットで約37本、Lip Sync・500GBストレージ

広告代理店・大量運用(月100本以上)

Max($76/月)

月9,500クレジットで約158本+繰越、コスト最適

エンタープライズ・大規模導入

Enterprise

SSO・優先サポート・セキュリティ要件・無制限ユーザー

自社アプリへのAPI組み込み

API従量+有料プラン併用

$0.01/クレジットで柔軟に追加(「Powered by Runway」表記要)

生成AIツール全体の比較・選び方は生成AIツールおすすめ比較もあわせてご参照ください。

FAQ

Q. Runway Gen-4とGen-4.5はどちらを使うべきですか?

現時点ではGen-4.5が原則推奨です。クレジット消費量はGen-4と同じ12クレジット/秒ながら、品質は明確に上がっています。下書き・大量生成ではGen-4 Turbo、本番納品はGen-4.5という使い分けが実務的です。

Q. 2026年4月以降にプラン名が変わりましたか?

はい。旧「Unlimited」プランは「Max」に名称変更されました。また、Maxプランのクレジット数が2,250クレジット+Exploreモードから9,500クレジット/月に大幅増量されています。旧プランを把握していた方はご注意ください。

Q. 日本語プロンプトで使えますか?

入力自体は日本語でも受け付けますが、英語で書いた方が精度が高い傾向があると複数の日本語メディアが報告しています。公式での言語サポートの明言はないため、精度を重視する場合は英語プロンプトを試すことを推奨します。

Q. 無料プランでも商用利用できますか?

Freeプランでは商用利用できません。また、Freeで生成した動画にはウォーターマークが入ります。商用利用するにはStandard以上の有料プランが必要です。

Q. 生成できる動画の最大の長さは?

1回の生成で最長10秒です。長尺を作る場合は、複数クリップを生成して編集ソフトで連結します。Gen-4.5 Image to Videoでは開始フレームを固定することで連続した複数カットの一貫性を高めることができますが、1クリップ単位の上限は変わりません。

Q. Runway MCPとは何ですか?

2026年5月に公開された仕組みで、ClaudeやChatGPTなどのAIエージェントからRunwayの動画生成機能を直接呼び出せるようになります。APIキーの別途設定は不要で、MCPのURL登録だけで連携できます。AIエージェントワークフローに動画生成を組み込みたい場合に有効です。

Q. APIで自社アプリに組み込めますか?

はい。Runway Developer PortalでAPIキーを発行し、1クレジット=$0.01で従量利用できます。ただし「Powered by Runway」表記と公式サイトへのリンクが義務づけられているため、完全なホワイトラベル化はできません。

Q. Runwayで生成した動画の著作権は誰に帰属しますか?

有料プランで生成した動画の著作権はユーザーに帰属します(公式記載)。なお、全生成コンテンツにはC2PAの不可視透かしが自動埋め込みされており、AI由来コンテンツであることを第三者が検証できるようになっています。実務での商用利用時は、入力素材の著作権確認も合わせて行うことを推奨します。

Q. Sora(OpenAI)終了後、Runwayへ移行すべきですか?

Soraは2026年3月25日にサービス終了したと複数業界メディアが報じており、プロ用途で代替を探す場合の第一候補はRunway Gen-4.5かGoogle Veo 3.1です。一貫性と編集コントロールを重視するならRunway、音声と4Kを重視するならVeo 3.1が現実的な選択です。

まとめ:プロ向け動画生成AIならRunway Gen-4系が第一選択肢

Runway Gen-4系は、キャラクター・オブジェクト・世界観の一貫性を必要とするプロフェッショナル映像制作において、2026年6月時点で最も実績と機能を揃えた選択肢です。

  • 現行フラッグシップはGen-4.5(Artificial Analysis 1,247 Eloで1位)
  • Gen-4 / Gen-4 Turbo / Gen-4.5を使い分けるのが実務の基本
  • Aleph 2.0・Act-Two・Runway Agent・Runway MCPまで含めた総合エコシステムが強み
  • Maxプランは9,500クレジット/月に増量(旧Unlimitedから名称変更)
  • Freeプランでは本体が使えないため、本格導入はStandard($12/月)以上
  • 音声と4KならVeo 3.1、一貫性と編集ならRunwayというのが2026年時点の選び分け
  • AIエージェント統合(MCP)に最も積極的なのが2026年春以降の大きな差別化点

生成AIツールをより広い視点で比較したい場合は生成AIツールおすすめ比較、AI動画生成ツール専門の比較はAI動画生成ツール おすすめ 比較をご参照ください。

料金・モデル構成は公式側で頻繁にアップデートされるため、契約前には必ずRunway公式料金ページで最新情報を確認してください。

このツールを自社のシステムや業務にどう組み込むか、ご提案します

この記事の著者

AI革命

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編集部

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