AIツール2026年9月更新

Agent i(エージェントアイ)とは?LINEヤフーのAIの消し方・料金・安全性【2026年9月】

公開日: 2026/06/17
更新日: 2026/09/13
Agent i(エージェントアイ)とは?LINEヤフーのAIの消し方・料金・安全性【2026年9月】

この記事のポイント

Agent iはLINEヤフーがLINEとYahoo! JAPANに組み込んだ無料のAIエージェントです。トークに出る表示の消し方(30日非表示)、無料回数と月750円プラン、トーク履歴の扱い、9月11日開始のタスク機能まで、2026年9月時点の公式情報で解説します。

Agent i(エージェントアイ)は、LINEヤフーがLINEアプリとYahoo! JAPANに組み込んだ基本無料のAIエージェントです。LINEのトーク入力欄に出てくる「返信を提案」「ムードを分析」などもAgent iの機能で、表示を消したい場合は入力欄左の[+]から「トークルームのAgent iを表示」をオフにできます(ただし30日間の一時非表示)。

2026年9月14日時点で押さえておきたいポイントは次のとおりです。

  • 勝手に入ったアプリではない:専用アプリはなく、LINE・Yahoo! JAPANの機能として追加されたもの。単独アプリは2026年10月にリリース予定と公式発表あり
  • 料金:基本無料。「返信を提案」は無料だと1日3回までで、送信しなくても回数が減る。使い放題プランは月額750円(税込)
  • トークは学習に使われる?:LINEヤフーは「トーク履歴がAIの学習に利用されることはない」と説明。ただしトーク分析機能を使うには同意が必要
  • 完全に消せる?:恒久的にオフにする設定は現時点で確認できず。非表示は30日で自動的に戻る
  • 予約・購入の代行や法人向けAgent i Biz/LINE OA AIモード:9月時点でも一般提供・料金は未確認

この記事でわかること

  • Agent iの正体と、「トークルームのAgent i」「Agent i in chat」「Agent i Biz」など紛らわしい呼び名の違い
  • トークに出る表示を消す手順と、データ分析を止めたいときの設定
  • 無料・LYPプレミアム・使い放題プラン(月750円)の回数上限
  • プライバシー・データ保管・広告表示の現状
  • 7領域から累計27領域に増えた領域エージェントと、9月11日開始のタスク機能
  • 予約・購入代行や法人向けサービスが「どこまで使えるのか」
  • ChatGPT・Geminiとの使い分け

この記事の対象:LINEに急に出てきたAgent iが何なのか知りたい方、表示を消したい方、料金や安全性が気になる方、LINE公式アカウントを運用していて法人向け機能の状況を確認したい方。

LINEヤフー Agent i(エージェントアイ)公式ビジュアル

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

Agent iとは — LINEとYahoo!のAIをひとつにしたサービス

Agent iは、Yahoo! JAPANの「AIアシスタント」とLINEの「LINE AI」を統合し、2026年4月20日に始まったAIエージェントのブランドです。 新しいアプリを入れる必要はなく、いつものLINEやYahoo! JAPANの中から使えます。

Agent iの提供元であるLINEヤフー株式会社の公式ロゴ

出典: LINEヤフー株式会社 公式サイト

項目

内容(2026年9月14日時点)

サービス名

Agent i(エージェント アイ)

提供元

LINEヤフー株式会社(LY Corporation)

提供開始

2026年4月20日

使える場所

LINEアプリ(タブ内のアイコン・トーク一覧)/Yahoo! JAPANアプリ/ブラウザ(スマホ・タブレット・PC推奨ブラウザー)

専用アプリ

現時点ではなし。2026年10月に単独アプリをリリース予定(公式発表)

領域エージェント数

累計27領域(β版含む・2026年8月28日発表)。10月までに累計40へ拡大予定

利用規模

1日あたり延べ利用者数 約1,200万(複数サービスの合算値)

料金

基本無料(一部機能に回数制限あり)

利用条件

13歳未満は利用不可。ヤフーのサービス利用時はYahoo! JAPAN IDでのログインが必要

公式のコンセプトは「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」です。長いプロンプトを書かなくても、表示される選択肢をタップして進められる設計になっています。なお1,200万という数字は、複数サービスでの利用者を合算した延べ人数であり、「1,200万人が毎日使っている」という意味ではありません。

AIエージェントという言葉自体を整理したい方は、AIエージェントとは?仕組み・種類・活用事例・代表ツールもあわせてご覧ください。

紛らわしい5つの呼び名の違い

「Agent i」と名前の付く機能は複数あり、ニュースや解説記事で指しているものがバラバラです。次の表で整理しておくと混乱しません。

呼び名

何か

使える場所

提供状況(9月14日時点)

Agent i

質問・相談・買い物・おでかけなどに答えるAIエージェント本体

LINE/Yahoo! JAPAN/ブラウザ

提供中

トークルームのAgent i

友だちとのトーク入力欄に出る「返信を提案」「話題を提案」「ムードを分析」「口調を変換」「誤字を修正」

LINEのトークルーム

提供中

Agent i in chat

トーク内でAgent iを呼び出し、タスク整理・予定登録・要約・割り勘計算などをする機能

LINEの1対1・グループトーク

2026年内提供予定

LINE OA AIモード

企業・店舗のLINE公式アカウントでAI接客を構築する法人向け機能

LINE公式アカウント

正式提供の公式発表は未確認・料金未定

Agent i Biz

企業のマーケティング業務を支援する法人向けAIエージェント

WEBアプリ/LINE/MCPサーバー等(予定)

正式提供の公式発表は未確認・料金未定

LINEのトークで急に見かけるようになったのは、「トークルームのAgent i」です。

汎用AIとの違いは「日本の生活サービスとつながっていること」

Agent iの強みは、LINEヤフーの100以上の自社サービスのデータと、LINE公式アカウントを通じた企業・店舗とのつながりを使える点です。

  • ユーザー接点:すでに毎日開くLINEとYahoo! JAPANに入っているため、新規登録なしで使い始められる
  • 国内データ:Yahoo!ショッピング、Yahoo!天気、Yahoo!ファイナンス、carview!などのデータを直接参照して提案する
  • 店舗・企業との接続:LINE公式アカウントやミニアプリを通じて、将来的に予約・購入まで広げる構想がある

ChatGPTやGeminiが「汎用的な知識で答えるAI」だとすれば、Agent iは「日本の生活インフラに接続されたAI」を狙ったサービスです。

2026年9月時点で使える機能・まだ使えない機能

LINEのトークルームでAgent iを呼び出す新機能「Agent i in Chat」(2026年内提供予定)の公式イメージ

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

個人ユーザーが今使えるのは「領域エージェントでの相談・提案」「トークの返信支援」「画像生成」「写真から商品検索」「タスク機能(情報収集・通知)」までです。 AIが予約や決済まで代わりに実行する機能や、法人向けサービスは9月14日時点でも一般提供の公式発表が確認できていません。

機能

状況

補足

領域エージェント(お買い物・おでかけ・天気・レシピ・ファイナンス等)

提供中

累計27領域(β版含む)

トークルームのAgent i(返信を提案など5機能)

提供中

無料は回数制限あり

画像生成・トーン設定(10種)・メモリ機能

提供中

2026年6月追加。画像生成は1日の回数制限あり

ショッピングレンズ(写真から商品検索)

提供中(7月30日〜)

PCブラウザは順次対応

タスク機能(キーワード情報収集・値下がり通知・イベント通知)

提供中(9月11日〜)

通知型。予約や購入の実行はしない

エキスパートAI「ふらおレシピ」

期間限定で提供中

8月17日〜9月30日で終了予定

Agent i内の広告表示

拡大中

対話の文脈に応じた広告配信を9月1日に発表

単独アプリ

提供予定

2026年10月予定

Agent i in chat

未提供

2026年内提供予定

ミニアプリ連携(順番待ち・予約の一括)

提供開始の公式発表は未確認

当初「8月頃」と発表

AIによる予約・購入の代行

一般提供は未確認

公式は「提供予定」の表現

LINE OA AIモード/Agent i Biz(法人向け)

正式提供の公式発表は未確認

料金も未定

「AIが予約まで全部やってくれる」という紹介を見かけても、9月時点で確実にできるのは探す・比べる・提案してもらう・通知してもらうまでと考えておくのが安全です。

Agent iを消す・非表示にする方法

LINEのトーク入力欄に出るAgent iは、[+]メニューから30日間だけ非表示にできます。完全に削除・恒久的にオフにする設定は、現時点で公式ヘルプに見当たりません。

トークルームのAgent iを非表示にする手順

LINEヘルプで案内されている手順は次のとおりです。

  1. LINEで任意のトークルームを開く
  2. メッセージ入力欄の左にある [+] をタップ
  3. 「トークルームのAgent iを表示」をオフ にする
  4. 「30日間非表示設定にしました」と表示されれば完了

非表示にするときの注意点は3つあります。

  • 30日経つと自動的に再表示される(再度同じ手順でオフにすることは可能)
  • オフにしている間は、すべてのトークルームでAgent iの機能が使えなくなる(特定のトークだけ消す設定ではない)
  • LINEアプリのメニュー表記はバージョンにより変わることがあるため、見当たらない場合はアプリを最新版にアップデートして確認する

「見た目を消したい」と「データ分析を止めたい」は操作が別

非表示設定は、あくまでボタンの表示を消すためのものです。トーク内容をAIに分析させたくない場合は、プライバシー設定側で確認します。

やりたいこと

操作する場所

入力欄のAgent iボタンを消したい

トークの[+]→「トークルームのAgent iを表示」をオフ(30日間)

トーク内容の分析をやめたい

LINEの「設定」→「プライバシー管理」→「AI関連機能」(アプリのバージョンによって表記が異なる場合があるため、実際の画面で確認)

Agent iのホームやアイコン自体を消したい

現時点で非表示にする公式の設定は確認できず

トークルームのAgent iは、トーク履歴の分析に同意した人だけが使える仕組みです。同意しなければ、トーク内容を使った返信提案などは動作しません。

Agent iの料金 — 基本無料、ただし回数制限あり

LYPプレミアムの公式ビジュアル(Agent iの特典ページ)

出典: LYPプレミアム 公式サイト

Agent iは無料で使えますが、トークルームの「返信を提案」などには回数上限があります。 回数を増やす方法は「LYPプレミアムの特典」か「LINE AIサービス使い放題プラン(月額750円・税込)」の2つです。

機能

未登録(無料)

LYPプレミアム

使い放題プラン(月750円)

返信を提案

3回/日

10回/日

無制限

口調を変換

10回/月

20回/月

無制限

AI編集

10回/月

20回/月

無制限

出典:LYPプレミアム公式 LINE AIサービス特典ページ(2026年9月時点)

料金面で見落としやすいポイントは次の3つです。

  • 送信しなくても1回とカウントされる:公式に「メッセージを送信しなくても、カウントされます」と明記されています。返信案を出して使わなかった場合も消費します
  • LYPプレミアムはプランによって特典の対象外:AI特典の対象はスタンダードプランとwith Netflixです。ライトプラン(月額290円)とエンジョイパックは対象外なので、AI目的でライトプランを契約しても回数は増えません
  • 画像生成やタスク機能の上限回数:画像生成に1日の上限があることは公式発表されていますが、具体的な回数やタスク機能の上限は公表されていません

どのプランを選ぶべきか

  • 無料のまま:天気・おでかけ・買い物の相談が週に数回程度の人。まずは無料で十分です
  • LYPプレミアム(スタンダード)特典:すでにYahoo!ショッピングなどの特典目的で加入している人。Agent iのためだけに加入するより「ついでに枠が広がる」位置づけです
  • 使い放題プラン(月750円):「返信を提案」を毎日何度も使う人。回数を気にせず使えます

汎用AIの有料プランとの価格差を知りたい場合は、ChatGPTの料金プラン比較が参考になります。

Agent iは安全?プライバシー・データの扱い

Agent iでAIとの対話の文脈に応じた広告配信を拡大することを示す公式イメージ

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

LINEヤフーは「トーク履歴がAIの学習に利用されることはない」と説明しており、トーク分析を使う機能には明示的な同意が必要です。 一方で、データの一部は海外サーバーで保管されること、AIの回答が正確とは限らないこと、Agent i内に広告が表示されることは知っておきましょう。

公式発表・取材回答で確認できる内容

  • 学習利用:Agent i in chatの発表で「トーク履歴がAIの学習に利用されることはない」と公式に明記。取材(ITmedia Mobile、2026年5月)でも、ユーザーが提供した画像やチャット内容をLLMベンダーの学習に使わないと回答
  • データ保管場所:基本は日本国内のサーバー。一部はプライバシーポリシーに基づき、暗号化と厳格な管理のもとで米国など第三国のサーバーを利用
  • 利用しているAI技術:OpenAIやGoogleなどのLLM技術を利用(具体的なモデル名は非公表)
  • 同意:トークルームのAgent iは、利用規約と情報利用ポリシーへの同意が前提

なお、初回の同意画面で参照されるメッセージ件数について具体的な数字を挙げる情報もありますが、公式の一次情報では確認できませんでした。実際の同意内容は、アプリの同意画面とプライバシーポリシーで確認してください。

知っておきたい注意点

注意点

内容

回答の正確性

公式に「AIの回答は不正確な可能性があります」と明記。投資・健康・法律など判断ミスのコストが大きい話題は一次情報で確認する

広告

2026年9月1日、Agent i内で対話の文脈に応じた広告配信を拡大すると発表。AIの提案と並んで広告が表示される場合がある。ユーザー側で広告をオフにできるかは公式に記載なし

年齢

13歳未満は利用不可

PC版LINE

トークルームのAgent iはPC版LINE(サブ端末)に非対応

β版領域

27領域にはβ版が含まれ、領域によって回答の精度や情報量に差がある

生成AI全般の情報漏洩リスクや対策は、生成AIのセキュリティリスクと対策で整理しています。

領域エージェントは7領域から累計27領域へ

「領域エージェント」は、分野ごとに専門化したAIが、その分野のデータを使って提案する仕組みです。 2026年4月の開始時は7領域でしたが、8月28日の発表で累計27領域に増え、10月までに累計40へ広げる予定と公表されています。

Agent iの領域エージェント一覧イメージ

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

領域数の推移

時点

領域数

主な内容

2026年4月20日

7領域

正式版:お買い物・おでかけ・天気/β版:クルマ選び・人間関係・仕事関係・レシピ

2026年6月5日

15領域(β含む)

「学び」「くらし」「エンタメ」など追加。画像生成・トーン設定・メモリ機能も追加

2026年6月30日

累計22領域(β含む)

ファイナンスを新設。お買い物・おでかけ・レシピ・クルマ選びを強化

2026年8月28日

累計27領域(β含む)

約4カ月で約4倍に。新機能のプロトタイプ8種も公開

2026年10月まで(予定)

累計40

単独アプリのリリースも予定

開始当初の解説記事に多い「7つの領域エージェント」は4月時点の数字です。現在はそこから大きく増えている点に注意してください。また、27領域すべての正式名称は公式に一覧化されていません

名称が確認できる主な領域エージェント

領域

できること

お買い物

Yahoo!ショッピングのデータから条件に合う商品を提案。商品セット提案、写真から探すショッピングレンズにも対応

おでかけ

観光スポット・飲食店・モデルコースの提案。現在地周辺のイベントも探せる

天気

Yahoo!天気と連動し、外出や洗濯の判断をサポート

レシピ

冷蔵庫の写真やレシート画像から食材を認識して献立を提案。料理写真からの再現にも対応

ファイナンス

日経平均や保有ポートフォリオの値動きの理由を可視化し、シナリオ別のシミュレーションを支援

クルマ選び

carview!のカタログデータや360°画像を使って車種を提案

AIお買い物メモ/ヤフコメまとめ/日程調整

メモから商品候補を提示、ニュースコメントを論点別に整理、候補日の提案

人間関係/仕事関係/学び/くらし/エンタメ

悩み相談、メール文面づくり、学習サポートなど(β版中心)

報道では「ファッション」領域への言及もありますが、公式リリースでの追加時期は確認できていません。

2026年7〜9月に追加された新機能と今後の予定

直近で最も実用的なのは、9月11日に始まった「タスク機能」です。 気になるキーワードや商品を登録しておくと、Agent iが情報をチェックして通知してくれます。

Agent iのアップデートで追加された機能のイメージ

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

タスク機能(2026年9月11日提供開始)

種類

できること

キーワード情報収集

登録したキーワードの最新情報を継続的にチェックし、指定した時刻に通知

商品の値下がり通知

複数のECサイトをまたいで価格を追跡し、条件を満たしたら通知(1回通知すると追跡は終了)

イベント情報通知

都道府県別のイベント情報を週単位で通知

  • 結果はAgent iのホームに表示され、Yahoo! JAPANアプリ・LINEアプリのプッシュ通知でも受け取れる
  • 対象はYahoo! JAPANアプリ、LINEアプリ、スマホブラウザ版Yahoo! JAPAN、PC推奨ブラウザー
  • 公式は「秋以降にタスク機能を本格拡充する」としている

「タスク」という名前ですが、予約や購入を代わりに実行する機能ではなく、情報収集と通知が中心です。

ショッピングレンズ(2026年7月30日提供開始)

撮影した写真やスマホ内の画像から、同じ商品や似た商品を探して、取扱店舗と価格をまとめて表示する機能です。家電・家具・ファッション・雑貨などが対象で、PCブラウザは順次対応とされています。Agent iの「お買い物」から画像を送るだけで使えます。

エキスパートAI「ふらおレシピ」(9月30日で終了予定)

「Yahoo!ニュース エキスパート」の専門家の知見を、対話を通じて引き出せる機能です。第一弾は料理研究家・ふらおさんのレシピ提案で、提供期間は2026年8月17日〜9月30日の期間限定です。

Agent i in chat(2026年内提供予定)

LINEのトーク内でAgent iを呼び出し、会話の内容をもとに作業を手伝う機能です。1対1・グループの両方に対応予定です。

  • メンバーごとのタスク整理
  • 会話から予定を抽出してカレンダーに登録
  • 共有された写真をアルバムに分類
  • メッセージの要約
  • レシートからの割り勘計算

トーク履歴の分析には明示的な同意が必要とされています。

8月28日に公開されたプロトタイプと10月の単独アプリ

8月28日には、2026年度中に順次提供予定の新機能プロトタイプ8種が公開されました。

  • カレンダー/トーク・アルバムからの動画作成/WEB操作ガイド/スクリーンショット管理/目覚まし/ショート動画作成/情報の自動追跡/ペットライフ

このうち「WEB操作ガイド」は、AIが代わりに操作するのではなく次にタップすべき場所を案内する方式です。あわせて、Agent iの単独アプリを2026年10月にリリースする予定も発表されています。対応OSや名称、料金はまだ公表されていません。社内では9月1日から全社横断のタスクフォースが稼働し、エージェント開発を加速させる体制が取られています。

Agent iの使い方 — LINE・Yahoo! JAPAN・ブラウザ

すでにLINEかYahoo! JAPANを使っていれば、アプリを最新版にするだけで始められます。 新規登録は不要ですが、ヤフーのサービスと連携する機能はYahoo! JAPAN IDでのログインが必要です。

Agent iが利用できるYahoo! JAPANの公式ロゴ

出典: Yahoo! JAPAN 公式サイト

LINEアプリから使う

  1. LINEアプリを最新版にアップデートする(トーク一覧からのアクセスは公式発表でバージョン26.9.0以上)
  2. タブ内のAgent iアイコン、またはトーク一覧の「Agent i」をタップ
  3. 「お買い物」「おでかけ」「天気」などの領域を選ぶか、相談内容をそのまま入力する

Yahoo! JAPANアプリ・ブラウザから使う

  1. Yahoo! JAPANアプリ(iOS 4.132.0以上/Android 3.187.0以上)またはブラウザでYahoo! JAPANを開く
  2. 検索窓の近くにあるAgent iの入口をタップ
  3. 相談内容を入力する(必要に応じてYahoo! JAPAN IDでログイン)

質問のコツ

条件を具体的に書くほど、提案の精度が上がります。

  • ❌「おすすめの店を教えて」
  • ⭕「今週土曜、横浜駅から電車20分以内、3歳の子ども連れで入れるランチの店を3つ」

提案が出たあとに「もっと安く」「和食で」と条件を足していくと、候補を絞り込みやすくなります。買い物なら予算・用途・贈る相手、おでかけなら日時・人数・移動手段を最初に伝えるのがおすすめです。

トークルームのAgent iでできる5つのこと

機能

内容

返信を提案

直近のやり取りを分析し、流れに合った返信文を提案

話題を提案

会話が途切れたときに次の話題を提案

ムードを分析

トークルーム全体の雰囲気を分析

口調を変換

書いた文章の口調を変える

誤字を修正

入力した文章の誤字を直す

回数制限があるのは主に「返信を提案」「口調を変換」などです。回数の数え方が機能ごとか合算かは公式で明確に示されていないため、残り回数はアプリ上の表示で確認してください。

予約・購入代行は、どこまで実現しているのか

Agent iのお買い物エージェントに追加されたショッピングレンズ機能の公式画像

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

2026年9月14日時点で、「AIが予約や決済まで自動で代行する」機能が全ユーザーに一般提供されたという公式発表は確認できていません。 9月11日に始まったタスク機能も、情報収集と通知が中心です。

公式が4月の開始時に示したのは、「LINE公式アカウントとの連携により、予約や購入にとどまらず、アフターフォローまでを含めたタスク実行を、安全性に配慮しながら一貫して支援する機能を提供予定」という方針です。7月のLINE 15周年の発表では、ミニアプリ連携による「近くですぐ入れる店の検索・順番待ち・予約の一括実行」が8月頃の予定として示されましたが、提供開始の公式リリースは確認できていません。

報道でも、8月末時点の新機能は「実際の操作はユーザー自身が行う設計が多い」と伝えられています。現時点での使い方は次のように考えるのが現実的です。

  • Agent iに任せる:候補探し、比較、条件整理、値下がりやイベントの通知
  • 自分で行う:最終的な予約・注文・決済
  • 実行系の機能が提供されたら:確認画面の有無、取り消し方法、決済手段の扱いを先に確かめてから使う

一部のサイトでは「ミニアプリ連携で予約・決済まで完結」「商用展開開始」と書かれていますが、公式の裏付けは確認できませんでした。AIエージェントに操作権限を渡すときの考え方は、AIエージェントのセキュリティ対策とチェックリストで詳しく解説しています。

法人向け — LINE OA AIモードとAgent i Biz

法人向けの「LINE OA AIモード」「Agent i Biz」は、2026年9月14日時点でも正式提供開始の公式リリースが確認できず、料金も「未定」です。 今は導入を決める段階ではなく、情報収集と準備の段階と考えるのが妥当です。

Agent i for Business(LINE OA AIモードとAgent i Biz)の概要イメージ

出典: LINEヤフー株式会社 公式プレスリリース

項目

LINE OA AIモード

Agent i Biz

概要

LINE公式アカウント上でAIエージェントを構築し、24時間接客

企業のマーケティング業務を分析から実行まで支援

主な機能

顧客の状況に応じた対応、音声・カメラ対応、予約・購買・サポートの一元対応

データ分析、戦略提案、需要発掘、クリエイティブ作成、広告運用設定、レポート

提供形式

LINE公式アカウント

WEBアプリ/LINE/MCPサーバー/各種管理画面(予定)

当初の提供予定

2026年夏頃から順次

2026年8月より

9月14日時点

公式サイトは「夏頃から順次リリース予定」表記のまま

正式提供のリリースは未確認

料金

未定

未定

LINE OA AIモードは20社以上が導入を検討していると報じられています。Agent i BizがMCPサーバーでの提供を予定している点は、自社のAIツールから機能を呼び出す連携の余地があるという意味で、開発体制のある企業には注目ポイントです。最新の提供状況はAgent i for Business公式ページで確認できます。

今すぐ法人ができること

やること

内容

問い合わせの棚卸し

LINE公式アカウントに多い質問、予約・在庫確認など自動化しやすい対応を洗い出す

既存のAI機能を試す

LINE公式アカウントの「チャットProオプション」にある「AIチャットボット(β)」は、PDFや画像からQ&Aを自動生成でき、提供中のサービスとして検証に使える

Agent i面への広告出稿

Agent i内の広告は、既存の「検索連動型ショッピング広告」「ディスプレイ広告(運用型)」経由で配信される。Agent iだけを指定して出稿することはできない

情報収集

公式のAgent i for Businessページで提供開始・料金の発表を確認する

顧客対応にAIを使う場合は、入力データの扱いや誤回答時の責任範囲を事前に決めておく必要があります。

ChatGPT・Geminiとの違いと使い分け

Agent iは「日本の生活まわり」、ChatGPTやGeminiは「文章作成・調べもの・仕事全般」が得意です。 乗り換えではなく、用途で使い分けるのが現実的です。

比較ポイント

Agent i

ChatGPT

Gemini

使い始めやすさ

LINE・Yahoo! JAPAN内から追加登録なしで利用

専用アプリ/Web(アカウント作成)

専用アプリ/Googleサービス内

得意なこと

買い物・天気・おでかけ・献立・クルマ・金融など国内の生活情報

長文作成・分析・コード・リサーチ

Gmail・ドキュメントなどGoogle連携

国内サービスのデータ

◎ LINEヤフーの100以上のサービス

△ Web検索経由

△ Web検索経由

長文作成・コーディング

△ 想定用途は限定的

通知・追跡

○ タスク機能(値下がり・キーワード・イベント)

○ 機能はプランにより異なる

○ 機能はプランにより異なる

予約・購入の実行

一般提供は未確認(提供予定)

外部連携やエージェント機能が必要

外部連携が必要

料金

基本無料/使い放題月750円

無料プラン+有料プラン

無料プラン+有料プラン

API

個人向け公開APIは確認できず

あり

あり

汎用AI同士の違いを比べたい方はClaude vs ChatGPT 徹底比較、ツール全体から選びたい方は生成AIツールおすすめ比較も参考にしてください。

Agent iはこんな人におすすめ / おすすめしない人

おすすめな人

  • LINEやYahoo! JAPANを毎日使っていて、生成AIをまだ試していない人:追加アプリや新規登録なしで始められる
  • Yahoo!ショッピング・Yahoo!ファイナンス・carview!をよく使う人:国内サービスのデータに基づく提案を受けられる
  • 買い物や献立、外出先を決めるのが面倒な人:写真を送るだけのショッピングレンズやレシピ提案が使える
  • 欲しい商品の値下がりを待っている人:9月開始のタスク機能で複数ECサイトの価格を追跡できる
  • AIにできるだけお金をかけたくない人:無料で始められ、使い放題でも月750円

おすすめしない人

  • 長文の資料作成・翻訳・プログラミングが主な目的の人:ChatGPTなど汎用AIのほうが向いている
  • APIで自社システムに組み込みたい人:個人向けの公開APIは確認できていない
  • 無料のまま「返信を提案」を何度も使いたい人:無料は1日3回で、送信しなくても回数が減る
  • 今すぐAIに予約や決済まで任せたい人:一般提供はまだ確認できていない
  • トーク内容をAIに一切触れさせたくない人:トーク分析系の機能は同意なしでは使えず、使う意味が薄い
  • 今期中に法人向けAIの導入を確定させたい担当者:Agent i Biz・LINE OA AIモードは提供日も料金も未確定

よくある質問(FAQ)

Q. Agent iは勝手にインストールされたアプリですか?

A. いいえ。Agent iは独立したアプリではなく、LINEアプリとYahoo! JAPANのアップデートで追加された機能です。ウイルスや不審なアプリではありません。なお、Agent iの単独アプリは2026年10月にリリース予定と発表されています。

Q. 「返信を提案」を使うと、相手に送信されてしまいますか?

A. 提案された文章は、自分で選んで送信するまで相手には届きません。ただし、返信案を表示しただけでも利用回数は1回分カウントされます。

Q. 30日たって再表示されたら、また非表示にできますか?

A. できます。同じくトークの[+]から「トークルームのAgent iを表示」をオフにすれば、再び30日間非表示になります。

Q. Agent iが見当たりません。

A. LINEアプリ・Yahoo! JAPANアプリを最新版にアップデートしてください。PC版LINE(サブ端末)ではトークルームのAgent iが使えません。13歳未満は利用対象外です。

Q. 無料の回数はいつリセットされますか?

A. 具体的なリセット時刻は公式に明示されていません。「返信を提案」は1日単位、「口調を変換」「AI編集」は1カ月単位で上限が決まっています。

Q. LYPプレミアムのライトプランに入れば回数は増えますか?

A. 増えません。AI特典の対象はスタンダードプランとwith Netflixで、ライトプランとエンジョイパックは対象外です。

Q. Agent iの広告は非表示にできますか?

A. 9月1日の広告配信拡大の発表では、ユーザー側で広告をオフにする方法は示されていません。AIの提案と広告が並ぶ場合があるため、商品の比較は複数の情報源で確認するのが安心です。

Q. 値下がり通知はずっと続きますか?

A. 続きません。条件を満たしたときに1回通知すると追跡が終了します。引き続き追いたい場合は、再度登録が必要です。

Q. Agent iに投資の相談をしても大丈夫ですか?

A. ファイナンス領域では値動きの理由整理やシミュレーションができますが、公式は回答の正確性を保証していません。売買判断は証券会社や公式の開示情報で確認したうえで、自分で行ってください。

まとめ

Agent iは、LINEとYahoo! JAPANの中に組み込まれた基本無料のAIエージェントです。2026年9月14日時点の要点は次のとおりです。

  • 正体:LINE AIとYahoo!のAIアシスタントを統合したサービス。トーク入力欄の「返信を提案」なども一部。10月に単独アプリを予定
  • 消し方:トークの[+]→「トークルームのAgent iを表示」をオフ。30日で自動的に戻り、完全削除の設定は確認できない
  • 料金:基本無料。「返信を提案」は無料で1日3回、送信しなくてもカウント。使い放題は月750円。LYPプレミアムのライトプランは特典対象外
  • 安全性:トーク履歴はAIの学習に使わないと公式が説明。データの一部は海外サーバーで保管。Agent i内では広告も表示される
  • できること:累計27領域の領域エージェント、ショッピングレンズ、9月11日開始のタスク機能(情報収集・値下がり通知)
  • まだできないこと:Agent i in chat(年内予定)、予約・決済の代行、法人向けLINE OA AIモード/Agent i Biz(料金未定)

まずは無料のまま、天気・おでかけ・買い物の相談や値下がり通知を試してみて、生活の中で使う場面があるかを確かめるのがおすすめです。文章作成や仕事の用途には、ChatGPTなどの汎用AIと使い分けると効率よく活用できます。生成AIの全体像を知りたい方は、生成AIとは?仕組み・できること・リスクもあわせてご覧ください。

このツールを自社の毎月の業務に組み込むと何が変わるか、ご提案します

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